対処法 |
1 |
現在、イスラエルではウイルスを弱体化させたワクチンを使用しているが、扱いが難しく、−70℃に冷却した状態で保存し、使用の際に常温に戻す。 |
2 |
治療薬は存在しない。 |
3 |
イスラエルからの詳細の指示
治療方法としては、感染した池は水温を最低20日間30℃以上に上げる。この処置により、死亡率は30〜40%に引き下げられる。そうるすことにより、生き残った鯉は抗体を作ることができ、二度と感染することはない。 |
4 |
発病後、生き残った鯉は抗体を持っており、他の鯉には感染しないので、キャリアではない。尚、それらの鯉のRCR反応はイスラエルでは、すべて陰性だったが、ドイツでは陽性だった報告もある。 |
5 |
RCP試験はウイルスのDNAの一部を検出するため、ウイルス自体がなくなっていても陽性反応が出ることがある。その為ウイルスの存在の確認には実際に鯉をウイルスが活動しやすい水温22℃前後の水温で一週間ほど確認することをイスラエルでは勧めている。 |
6 |
ウイルスの拡散防止策は完全な隔離、すなわち鳥、道具、人間及び水の往来を完全に防ぐこと。道具などの消毒は塩素で出来る |
7 |
水温が下がってきている為、ウイルスの活動が鈍くなり、感染が分からない可能性がある。その為、水温が上がる春先はまた注意が必要です。 |