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錦鯉飼育日記 日々の記録 2008年10月1日-最新版 (since 2003.1.31)



 
2008.12.30


ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。先週末から年賀状を書いたり、家の掃除をしたりと、バタバタしていたらあっというまに今年も終わりというところまで来てしまいました。ほんと一年って早いものです。子どもの頃は授業時間の50分とかぜんぜん時間が進まなかった記憶があるのに、今なんて50分ぐらい分けなく過ぎていってしまいます。

さて、今年を振り返ると私自身は落ち着いて物事に取り組む時間をとれなかったのが印象的です。当サイトも開設以来もっともメンテが出来なかったように思います。遊びに来てもらっている方には申訳ありませんでした。ここは優しい方が多いので甘えさせていただいている状態です。ほんといつもありがとうございます。

鯉関係で振り返ると、(自分にとって)あまり良い年とはいかなかったように思います。鯉友達であるKa1さんが亡くなったのはほんとうに寂しい出来事だったし、夏には池の調子を崩して大切にしていたKa1さんからの鯉も含めて数多く死なしてしまったりと、なにかすっきりしないことの方が多かったです。

世の中のニュース自体も暗い話題が多かったように思います。

でも、(自分にとって)こんな年もあるさってことでサッパリして来年はきっとよい年にしたいと考えています。そして来年も新しい愛好家の方が増えてくれるように努力したいと考えています。世の中も明るい話題が増えるとよいな〜って思います。こんな時代だからこそ、鯉に癒しを求めるのでなく、鯉から活力をもらって日々元気よく何事も行きたいもんです。

では、新年に期待を込めて今年のコイパークを終えたいと思います。
みなさま良いお年をお迎えください。今年一年もありがとうございました。

2008.12.22


昨日、テレビを見ていたら多くの生物にサーチュインという老化を防止する働きする長寿遺伝子が存在しているらしいです。鯉にサーチュイン遺伝子がかるのかどうかは分かりませんが、酵母、線虫にはじまり哺乳類にもあるようなので、魚類にも存在してもおかしくないかな〜と思います。

サーチュイン遺伝子が活性化するためには、体が飢餓(空腹)状態のストレスを感じることが必要だそうです。空腹が個体の寿命を延ばそうとする(老化を遅らせる)サーチュイン遺伝子のスイッチを入れるみたいなんですね。

もし、鯉にもサーチュイン遺伝子があるのであれば、粗食の方が長寿で若々しい鯉であり続けることにつながります。とはいっても観賞用でもあるため適度なボリュームも必要ですから、一日の間にお腹がぐ〜とへる時間を設けることでサーチュイン遺伝子が活性化すれば最高です。1日1回腹八分目ぐらいに餌を食べさせている方が、長く綺麗さを保たせる可能性がありそうです。

一番いけないのは、空腹を感じさせない状態、数時間ごとに餌を食べている状態かな!?、確かに短期間で大きく太らせた鯉は早く死んだり、崩れたりしやすいと聞くし(自分もそう思うし)、これらはサーチュイン遺伝子がまったく働かないために加齢が早いということで起きている可能性もありそうです。

昔から言われていることは感覚から伝えられているのも多いのだろうな〜というわけで(科学での解明は後追い)、やっぱり健康の秘訣は「腹八分目」みたいです。


2008.12.20


こりゃ最高すぎる〜
太陽紅白 4才



フィッシュランド
新春売り出しチラシ1



フィッシュランド
新春売り出しチラシ2


昨日は、フィッシュランドへ新年売り出し用チラシの作成を手伝いに行ってきました〜。去年、初めて手伝いにいったのですけど、これからは一年の終わりの恒例行事になるかもしれませんね。フィッシュランドとは日頃から仲良くしているので、お互い得意なところは手伝いあうという感じです。

チラシは左写真下です。イベントもあるので楽しめると思います。1日10匹限定(トータル20匹)の紅白抽選会は1匹1,000円均一でかなり衝撃的。1万円の誤字と勘違いされるといけないので、そうではないよということをチラシでもアピール。

そんなことで事務作業していたら、机の上に正月に展示予定の紅白4才メスの写真がおいてあって、それを見てマジにぶったまげました!(左写真上)。

写真でチラ見しただけでもスゴイと思わせる鯉だったんでですけど、写真を手にとって見ても見れば見るほど美しい。素晴らしすぎなので早く生で見てみたいよ〜って感じです。

さらに、この鯉が、2年前、当時ブログ錦鯉の穴(現在、蘭鋳堂)のけんさんといっしょに大山養魚場へ遊びに行ったときに見せてもらった野池上がりの2才たちだと知ってもっと感動〜かつ納得!!。

大山養魚場で2才当時に見た紅白たちの紅は光輝いていました。当時の鯉たちの写真は2006.12.6++の日記にのっています。紅が良すぎて(ほとんどの鯉が一本緋模様かかんばって2段という感じで)上から見て白地の切れ込みがないような鯉でしたが、4才にまで成長すると幅が出て側面の白地の切れ込みが上からでも分かり流れ模様に変身しています。当時、大山氏は将来ビックリするような鯉になると言っていましたが、ほんとにそうなっちゃいましたね。

この写真では紅色の赤みが強いですが実際にはもっと柔らかい感じだそうです。この紅質の次元では、体後半の長さはこれが限界値だとのことでした(紅質を落とせば後半が伸ばせます)。

自分が短い鯉人生のなかでもっとも好きだった紅質は、フィッシュが所有していた紅花の子にあたる鯉なのですが、この鯉はその紅質をずっと越えているとのことです。正月、この鯉を生でみたときに短い鯉人生での一番好きな紅質の紅白が入れ替わりそうです。しかもフィッシュ・大山の共同作出鯉なので、お付き合いのある鯉やさんの自家産がここまできたかと思うと喜びもひとしおです。

この鯉の系統をあらためて紹介しておくと、フィッシュランドが出来たときに親鯉を作るためのペアとして大日オスと阪井ローズの子メスをかけた中から出来たフィッシュ自家産オスと、大山氏が所有していた阪井カトウ紅白メスを掛け合わせています。ちなみに大日オスと阪井ローズの子をかけているのは単なるミーハーでなくてちゃんと意味があります。

フィッシュ・大山氏ともに阪井フジコを大変評価していますので、この鯉の場合はフジコの魅力が出ている阪井カトウ紅白から、フジコの魅力を引き出した新しい紅白を狙っています。まだまだこの先があるとは思うんですが、とりあえず基礎は出来ちゃいましたっていう感じですね。

カトウ紅白を元に紅白を作っているとこはまずないはずなのと、カトウ紅白では名前が分かりにくいので、これからは太陽紅白と呼ぶことにしようということでした。というわけでここでも太陽紅白と呼ぶことにします。

お正月1月2日に展示予定なので、紅白に興味のある人は一見の価値ありだと思います。現在、大きさは70cm弱ぐらいかな〜とのことなので成長のサイズもちょうどいいですね(質がのらない鯉はどんどん伸びるので)。


これまで、太陽紅白にはフィッシュが作った上記のオスとフィッシュが所有していたカトウ紅白メスから生まれているものと(もう6〜7才)と、大山氏が作った今回の太陽紅白(4才)がいます。カトウ紅白はフィッシュの鯉と大山氏の鯉は同腹姉妹です。これは偶然ではなくて、お互いにそのときのカトウ紅白が好きなんですって(カトウ紅白を利用してフジコのよさを引き継ぐのが目的ですし)。

面白いことに、メスが同腹姉妹、オスは同じ鯉でありながらフィシュの太陽紅白と大山氏の太陽紅白では雰囲気が違います。これらの太陽紅白が今後どのように融合していくのか楽しみでなりません。

2008.12.17


毎年、恒例となりました白山(はくさん)養鯉場の野池揚がり鯉をオークションに出品しました。全部で10匹です(現時点ではこれ以上の予定はありません)。興味のある方、よろしくお願いします。

ちなみに、いまどき珍しく生まれてから完全無整形ですので顔などの二番緋等もそのままです。なので汚く感じてしまう人もいるかもしれませんが鯉ってこんな感じです。模様は変えないまでも普通はキワをそろえて、飛び緋をとって、二番緋をとるだけでも別鯉に大変身なのですが、そういうことはしていません。自然のまんまです。


グッド バランス


さて、我家にいる当才紅白の中で、とてもバランスのよい形をした鯉が写っている写真を見つけました(左です)。

真ん中の鯉がそうなんですが、絶妙なバランスです。体全体に占める頭の割合、後半の伸び、目から口元までの距離、こりゃいいな〜って感じです。大きくなったときに小顔で三角形の頭から無理なく体の幅にラインがつながって伸び伸びと後半へつながっていくタイプになりやすいです。

理想の形に近いわけですが、こういう形の鯉は写真でも分かるとおり、細切れた模様がのりません。側面の白地はともかく一本緋の模様に近い鯉ばかりです。頑張って2段模様というところでしょうか。右の鯉とは同腹兄弟ですけど、形も模様の出方も違います。

体形と模様は相反する要素ですのでどちらを優先するかは好みですが、こういうバランスのとれた形の鯉を元親に、体形を落として模様のある鯉を作ることは出来ますが、細切れた模様の元親から、こういうバランスのとれた体形の鯉を作ることは不可能です(模様としての一本緋は出ますけど)。

バランスという面を重視すれば、真ん中の鯉はとても価値があり貴重です。模様が悪い=ダメな鯉と決め付けるのは将来のお宝を棄てることにもなりかねないので危険です。ただ実際、模様が悪くダメな鯉というのもいっぱいいますので、一本緋だからいいと決めるけるのも危険です。

自分は鯉は2通りに分かれると考えていて、元親となる鯉と、商品となる鯉です。 上の写真でいうと一本緋が元親タイプで、右が商品タイプです。一般の愛好家的には商品となる鯉を買えばそれでいい訳ですけど、ただ自家産なり生産者なり鯉を作ろうとすると元親がすべてなので、元親を作る作業をするか、元親となる鯉を買ってくる必要がでてきます。

鯉は親を越えうることは稀で子は親より落ちることがほどんどですから、商品となる鯉を親鯉にして鯉を作っても、それより落ちる鯉か、頑張ってコピークラスが出来るだけになってしまいます。品評会で目立った鯉というのは、ほとんどが商品となる鯉ですので(商品ですので優秀な成績が納められるともいえます)、品評会で有名になった鯉を元親にする話はよく聞いても、その子どもが出世したという話を聞くことはまずありません。

実際、自家産をする場合に品評会で目立つ鯉を親にするのは一番お金を無駄に使うような気がしています。それはそれとして、自分も元親になれそうな鯉を探しているんですが、我家のメイン池に泳いでいるメス紅白にでさえ、我家にはそれに見合うオス親がいません(欲しい鯉を見つけられません)。いったい元親になれそうな鯉はどこにいるのだろうという感じです。

常識的に考えて、作り手は元親を作る作業と、商品を作る作業を並行して行っていかないと、そのうち手詰まり(よい鯉ができない)になってしまうはずなんですけど、近頃はこの辺をないがしろにしている(気がつかない!?、する気がない!?)のかな〜と思うようになってきています。ほんと錦鯉の今後は大丈夫なのかいなと。

あ、当才紅白からずいぶん話がそれちゃいました。まっいいか(笑)。

2008.12.14


今日はさんさん倶楽部の忘年会でした〜。さんさん倶楽部はこれといった会則がないままこれまで来ていたので、来年度からはきちんとするためにこれまでの問題点も含めて約2時間半ほど真剣に白熱した話合いを行いました。ということで話の内容はしっかり覚えていますが、何を食べてきたのかをいまいち覚えていません(苦笑)。しかしながら、大変有意義な時間でした。

鯉の愛好会を長く存続させるのはひじょうに難しいと言われているので、そうならないようにするためのにどうしたらよいかを各自のこれまでの人生経験(鯉での経験)を参考に、困ったことにならないように今日はみんなで知恵を絞りました。

さんさん倶楽部も8年目ぐらいになるので、気がついたら自分も含めてずいぶん歳をとったし、次の世代に残せるように土台作りをそろそろ行う必要が出てきているかな〜と思っています。とにかく、愛好会は楽しくないと意味がないし、日本一楽しい愛好会にできれば最高ですよね。

さんさん倶楽部は稚魚の飼育が基本にあるので、買ってきた鯉で優位なポジションを確保できるようなことは一切ありません。少しの運と飼育技術の実力がある者だけが、一年に一度行ったいる飼育コンテストで優秀な成績を納めるチャンスを手に入れることが出来ます。恥ずかしながら、私は稚魚飼育が下手なので、まだチャンスに到達できていません。この会は、お金で買えない楽しみがあるのが一番の特徴ではないかな〜と思っています。

さんさん倶楽部は、これまでの錦鯉愛好会とは一線を引く、(史上初めてに近い!?)画期的な会だと個人的に思っているので、じっくり大きく育てて行きたいと考えています。庶民の庶民による庶民のための錦鯉愛好会みたいなかんじでしょか。セレブのセレブによるセレブのための錦鯉愛好会に庶民もおこぼれで参加OKみたいなのは、自分はノーサンキューですからね。

2008.12.13


白山2才軍団


3才!?白山昭和


2才 白山大正三色 前方より


2才 白山大正三色 後方より


昨日、金曜日は白山(はくさん)養鯉場へ野池上がり鯉の撮影に行ってきました〜。毎年、恒例となっているオークション出品用の野池上がり鯉たちです。

今回はオール3才オールメス(10匹ぐらい)です。さすがに3才ともなるとしっかりしているので見ていて安定感がありますね。来週中にはお披露目できると思うので、興味のある方はよろしくお願いします。

このところ、各知り合いの鯉やさんにお邪魔する機会がなかなか取れなくて、白山養鯉場も例外ではなく、11月3日の池揚げの日以来の訪問でした。

そんなわけで、野池揚がり2才を見るのも昨日が初めてだったのですが(左写真です、全部水面の波の関係で歪みがでています)、多くの養魚場もそうですが白山も大型化が進んでいて、(シーズンの天候にもよりますが)2才60cm越えが別段珍しくなくなって来ています。今年は一番大きく育った2才が69cm!?って言っていたと思うので、そのうち複数匹が2才70cmに到達するようなシーズンが出てきそうです。

今年は野池に入れるまでの明け2才時にべらぼうに大きくしていたわけではなかった気がするので、やっぱりよく野池で伸びたんだと思います。野池の餌も予定より余ったとのことだったので、結局、伸びる鯉はたくさん食べなくても自然に伸びるということなんでしょう(持って生まれた力)。

2才の大正三色に特に自分の好きなタイプがけっこういました。好きなタイプは大きさが平均65cmぐらいで、体の形、墨の出方、紅の雰囲気がみんなにているので、オス親メス親とも同一の姉妹たちなんだと思います。松を主体としていますけど、目幅とてもあって体も綺麗なアーチを描いているので他の血がどこかの世代で入っているのかもしれません。

何か一皮向けた可能性を見せてくれる形をした大正三色だったので、来年も同じペアで産卵させて欲しいと(個人的な希望として)頼んでおきました。

どこ産でもですが、大正三色は目幅が出にくいのと、体のアーチがでにくいところが改善されると、とてもカッコよくなるはずなので、墨質を落とさず紅白のような形になることを個人的に望んでいます。そうは言っても紅白をかけると墨質が落ちるので大正三色の魅力が落ちますからそういう訳にも行きませんしね。

昭和はどこ産もですがメタボになりやすいので(体の長さも他の品種より短いことが多いし)、この辺が改善されるとよいな〜と思っているのですが、これも難しいのだと思います。太りにくい体質の昭和が出来ればとは思うんですが(メタボの自分がいうのもなんですが・・・)、、。

 


2008.12.10


フィッシュ九紋竜


無印 無地鯉


久しぶりにストックしている鯉の写真を撮ってみました〜。

上がフィッシュランドの九紋竜当才で、下がノンブランド無地鯉です。九紋竜は肌がよいのでも少し墨模様が出てきたらブチ柄のホルスタインみたいになってかわいくなってきます。

ノンブランド無地鯉は個体ことに色合いが少しずつ違うので、水槽で見ていると紅葉(もみじ)を見ているような感じでとても綺麗です。この水槽を見た知人も池で見るより、こうやって水槽で見たほうが綺麗なんじゃない!?って言っていたぐらいなのでやっぱり綺麗なんだと思います。

さて、今月はクリスマス、私にはサンタさんはきませんが、うちの子どもたちはサンタさんがくるのをもう楽しみにしています。娘はただいま、Yes!プリキュア5GoGoにはまっているので(映画まで見に行っていたし)、プリキュアアイテムを届けてもらうつもりのようです。下の子はまだクリスマスはよく分からない年齢ですけどトーマスと車が好きなので、きっとトーマスか車がやってくる予定です。

私もいろいろ欲しいものがありますけど、なかなか自分では買えないのでサンタに来てもらいたいものですね(笑)。

株も大手一部上場で売られまくっている銘柄の打診買いを終えました。しばらく大きく上がることはなさそうですけど下値も限られているのでこのまましばらく忘れようと思います(赤字に転落しなければ配当もでますし)。先日、9月末の中間配当がきていましたがうれしいもんです。来年、日経が6千円台に落ちることがあったらさらに追加する予定です〜。

 


2008.12.7


室生紅白 2才


薪ボイラー


室生紅白 2才


自分の中ではもう年末気分になってきました〜。しなきゃいけないことも何かとあるんですが、もう年明けからでいいや〜みたいな怠け者モードです。今年はもう頑張りません(笑)。

金曜日は室生養鯉場さんへ遊びに出かけてきました〜。今年の自家産紅白と野池揚がり2才以上の紅白を見て楽しんできました。年々、鯉の作りがよくなって来ているので嬉しいかぎりです。当才もかなりの薄飼いなのでずいぶんと大きくなっていました。ツヤものっています。

野池あがり2才ももう大きいのですが(60cmはこえているので)、なにより体後半の伸びしろにまだまだ余裕があるので見ていて気持ちがよいです。お腹もしまっているので(後半に余裕があるからなんですけれどね)、ボテボテ感がなく今後の成長も無理なく大きくなりそうだな〜という感じです。

デカクてもお腹がボテボテだと背の高いメタボの親父と同じで美しくないので、錦鯉の品というものがありません。大きい鯉にはそういうタイプがけっこういる訳ですけど、だいたいそういう鯉は2才のときにはすでにそんなバランスというか雰囲気です。不思議なもので、人間、大きさにこだわりすぎるとバランスを忘れてしまいがちです。1mを越えてくるとそういうタイプでも(大きさ的に珍しいという意味では)すごいかもしれないけれど、美しく感じないわけで錦鯉としてはイマイチだな〜というのが私の考えです。

室生さんのところは、大きい鯉を目指していますが(単に大きさを目指しているだけでなく美しさを目指していますし)、意識して上記のようにならないよう気をつけているので(4年目にしてそこまで気がついていることがスゴイというのが実感ですけど)、その辺りの取り組みはちゃんと鯉に出ていて、まじめに年々よくなってきています。模様オンリーの人にはこの辺の話は意味のないことかも知れませんけどね。

たまたま、遠方よりお客さんがみえて2才をタライにあげたので、パチリと写真をとってきました(左写真)。大きさは62cmぐらいだったかな!?。模様もひねりのある流れ2段となっており、メス親に雰囲気が似ていたし、将来が楽しみです。自分もお金を貯め始めて2才購入に向けて準備を始めたいですね。

薪ボイラーも見てきました。間伐材が手に入って木材を置くスペースがあるなら、灯油ボイラーよりよさげな感じです。灯油ボイラーと違って音も静かですしね。ただ微調整は難しいと思うので水量がある程度ある人用向けだと思います。

鯉をみていろんな話をして楽しい1日でした〜また遊びにいこうっと。


ぜんぜん話が変わりますが、ホンダがF1から撤退になってしまいました。来年は鈴鹿にF1が戻ってくるので、新しいサーキットってどんか感じか観戦にいってみたいと思っていただけに残念です。といっても、ホンダはスポーツカーをほとんど作っていないのでF1に参戦する意味があるのかどうかも微妙なとことだったし、成績もダメダメだったので金融危機によってよい節目となったのかもしれません。トヨタは来シーズンは残るみたいですけど、そのうちルマンへ戻るようなうわさもあるし、近く撤退するかもしれませんね。

2008.12.3


ヒゲが6本


先日、外のFRP窓付き水槽を眺めていたら、ヒゲが6本ある鯉を発見。松系統の大正三色にはヒゲが4本以上ある鯉がいるという話は聞いていましたが、自分宅で見つけたのは初めてです(この鯉も松系統です)。

4つ葉のクローバーと違ってめでたくもなんともないわけですけど、とりあえず記念にパチリと写真をとっておきました。松って不思議な鯉で、私自身は紅色に特徴があって好きなんですが、体形は鯉の形をしていないような気がして仕方がありません。鯉以外の血が入っているんじゃないの〜?って(私自身は)すごく疑っているんですが真相は不明です。

メイン池は鯉は元気にしていますが、水の透明度が硬いというか、少し違和感があるかな〜という状態にあります。自宅付近で下水道工事が行われているので井戸水の状態に波があるのかもしれません。我家の井戸水は2.5m下からですし、下水道工事は2mぐらい掘ってマンホールを埋めては土を戻すので土の成分が水に混じっているのかもしれませんね。

ちなみに下水道工事で2m掘った部分はというと地下水が出まくりです。排水ポンプで常時水を抜かないと工事が出来ないという感じですね。しかも、透明度のいい綺麗な水が出続けるのですが、どこから流れてきているのかは不明です。

工事の人たちとも出会えば話をするぐらいの仲になってきているのですが、近所で3.5m掘った工事の時は、工事用エンジン排水ポンプを同時に3台使ってなんとか工事ができたとのことでしたので、家の下に川が流れれているようなものですね。鯉を飼うには好条件でありがたいことです。

そうそう、外の鯉たちにも暖かい日にはまだパラパラと餌をあげています。たぶん、こんな感じで続けていく予定です。去年も当才自然越冬は餌をあげていましたけど体力は落ちにくいですね。ちなみに餌はオールシーズン咲きひかりレギュラータイプです。低水温だからといって低水温用をわざわざ用意するようなことはしません。餌の量と間隔をあければ済むことですし。反対に夏だからといって増体用を使うようなこともしません。レギュラーというのは、レギュラーというだけのことはあって使いやすいです。

鯉もいっしょで、スタンダードレベルの鯉というのは、飼いやすさと長持ちという点でバランスがいいです。カローラみたいなものですね。

 


2008.12.2



紅九紋竜


もう12月、一年の終わりも見えてきました。

故Ka1さんの入賞した紅九紋竜(左写真)が無事に帰ってきました。まだまだ小さいので水槽部屋の水槽にいるんですが、元気に育って欲しいと思っています。

大きくなるタイプの鯉ではないので何年もそだてて30cm半ば止まりだと思います。ですので故Ka1さん宅のメイン池に戻すことが可能かどうかは微妙なところなので(小さい鯉がいないので、正直難しいと思います)、残念なところです。

この地方も寒くなってきて、鯉の飼育シーズンは、ハウス池、保温水槽や水槽にヒーターをいれているところ以外には、完全に終了でしょう。

我家も野外は来年の春がくるまではお休みです。水槽部屋は16℃程度の加温にするので、ほとんど成長しませんが、餌は少ないですけどあげることができるし、餌やりの楽しみ程度はあるかな〜という状態です。

春には野外に移して大きく成長させていこうという鯉も含めて水槽にいるので(密飼いだし)、たしかに20℃ぐらいに水温をあげると鯉は成長するんですが、こんどは水槽のサイズで成長が阻害されてしまうので、野外に移すまでは成長してもらわない方が(鯉にストレスを与えなくてすむので)私には好都合となっています。

 


2008.11.30


こんにゃくやさんの試食販売


こんにゃくいろいろ
これがウマイ!


審査風景丸プール


袋審査会場
ふくろがいっぱ〜い


フィッシュランドの
自家産浅黄と九紋竜


一品家さんの友達Hさんの
自家産昭和 3才80cm


昨日と今日は東海地区総合錦鯉品評会でした。昨日は審査日、今日が表彰式と展示日です。

私は昨日、故Ka1さんが今年作った自家産紅九紋竜を出品するのに会場へ出かけたため、(2日間は時間が取れなかったので)今日は残念ながら行けませんでした。

昨日は審査日だったのですが、審査が発表がされている訳ではないので、私は今年の大会の入賞結果とかはほとんど知りません〜。

故Ka1さんの出品鯉は変りの部(15部)で、いろんなタイプの鯉が出品されることになるため審査員の好みもあるだろうし、どうなることやらとドキドキしましたが入賞を果たしました。

我家で1ヵ月半ほど出品予定鯉を預かっていたので、(鯉が小さいので)とにかく死なさないようにするのと、故Ka1さんの自家産はこれが最後だし、なんとか入賞して欲しかったので、今回の結果にはほんとよかった〜ってめっちゃ嬉しかったです。

品評会会場には、いろんな鯉用品メーカーさんのブースに混じって、近所のこんにゃくやさんの試食販売ブースがありました。ここの親父さんが試食こんにゃくを大盤振る舞い、どんどん食べてくれ〜っていう気前のよさで、お言葉に甘えて私もご馳走になってきました。

食べてみたら、このこんにゃくが美味しい美味しい〜、遠慮するなと言われてこちらも遠慮なくバクバク食べてきて家族へのお土産にも買ってきました。このこんにゃくが最高なので、この場所で品評会が開かれる間はずーと出展しててくださいねって感じです。(品評会だと自分が好きなタイプの鯉が少ないから)鯉でなくてこんにゃく目当てで出かけたいと思います。

この親父さんが、こんにゃくの食べ方に決まりはないから好きに食べてもらったらいいんだ〜!って言っていたのが、なんか印象的でした。

今回、白山養鯉場は出品鯉が全部自家産当才のため全部袋審査で写真が撮れませんでした〜好みの鯉がいたんだけれど残念でした。

フィッシュランドは、自家産2才浅黄と自家産3才九紋竜で丸プールで泳いでいたので写真を撮ってきました。いつ見ても綺麗な浅黄なので今後の成長が楽しみです。

会場で出合った一品家さんに、一品家さんの友達Hさんの自家産昭和がいるということで鯉を紹介してもらいました。左写真の鯉ですが3才で80cmだそうです。今後どのように成長するかが楽しみです。自分なんかだとこの後、7歳ぐらいの姿が見てみたいですね。

故Ka1さんの出品鯉が袋審査だったということもあって、袋審査風景は少し見ていたのですが、予想通り明らかに紅色が赤い鯉が優先という感じでした。赤ければいいのか?ハイその通り!って感じでしたね。自然色の鯉はほとんどスルーです(笑)。

現状の品評会から、自分の鯉ライフに対してフィードバックさせるようなことは何一つないわけですけど、それでも毎年出かけてしまうところが自分でもよく分かりません〜単なるイベント好きなのかな〜?とも思うのですが・・・。

今年は会場近くのこんにゃくやさんのこんにゃくがウマイ!ってことが分かって大きな収穫でした。もっといろんな飲食店が出店してくれると嬉しいな〜。

以下は、丸プールを見ながら撮影してきた大きいサイズの鯉たちの一部です。もっとたくさん撮影したような気がしていたのですが、あまり撮影していませんでした。



2008.11.28


チャレンジ稚魚飼育2008
大正当才


明日から東海地区総合錦鯉品評会が始まります。私自身の鯉は出さないのですが、出品を頼まれている鯉がいるので明日(審査日)に出かけてきます。普段は日曜日の展示日に出かけるんですが、今年は2日間連続で時間が取れないので日曜日は見送りです〜残念。

さて、左写真はチャレンジ錦鯉飼育2008の大正三色当才となります。育てたのは錦鯉チームさんで、私は譲り受けた側です(私、稚魚飼育下手なもので・・・)。しっかりしている鯉でどんな風に育つか楽しみにしています。

鯉もやっぱり親に似るもので、この鯉なんかは親の顔にそっくりです。三毛貧乏というけれど、今回は私の(大正三色の初セットの)ビニナーズラックと錦鯉チームさんの飼育力で三毛がいっぱ〜いとなったのでほんとよかったです。

メス親は今年池の調子を崩させたときに死なしているので、後を継いでくれる2世鯉たちが出てくれるとなお嬉しいですね。オス親は(私の手持ちとしては)自身の1匹なのでまたいずれ新たなメス親とセットしてみたいと思っています。

すでに来年には何を生ませようかな〜と思っているんですが、念願の紅白はオス親不在なため難しいだろうし、昭和、大正とすでにしているので、落ち葉でもしてみようかと考えています(予定は未定なのでわかりませんけど)。

故Ka1さんより昔頂いた銀鱗落ち葉オスがかなりしっかり育ってきて親の素質の雰囲気がよいのと、鯉を預かってもらっている知人宅に小ぶりですが肌のいいメス鯉がいるので、貸してもらえたらセットしてみたいな〜って思っています。

メス親が畑でオス親が種モミの例えを手に入れてから、自分なりに親ってなんだろうという部分がずいぶんと消化できたので、上手く実践できればよいな〜って思います。実際問題として品評会でよい成績を納める鯉のほとんどが、よい子に恵まれないのが、うまく言葉では表現できないんですが、なるほど〜って思えてきます。狭い範囲での競争だから肥沃な畑にはなれないですよね。

 



2008.11.26


ハイブリット


ハイブリット側面


ハイブリット 落ち葉風味


ハイブリット 落ち葉風味
手ヒレ


今日はよい天気になりました。が、明日からは天気が崩れるとの予報みたいです。

築40年の我家はただいま一ヶ所雨漏り発生中で、雨が降ると天井と壁に水が染み出してきます。そのため雨が降るとひじょうにピンチなのです。

この雨漏り箇所はこれまでも幾度と雨漏りをしており我家の弱点の1つとなっています。これまで応急処置でしのいできましたが、今回はきちんと瓦屋さんに来てもらっているのです。残念ながら、これだ!っていう雨漏り原因箇所の特定が出来ていません。ほんと早く見つかりますように。

雨漏り箇所付近の荷物をどけたりしたので、家の中もぐしゃぐしゃで片付けもしないといけないし、面倒なことがいっぱいです。

しかしながらすごいな〜って思うのは、我家の瓦は40年ほど屋根の上にのっているわけですが、(少々端に欠けがあったりしますが)見たところほとんど劣化していません。太陽光にあたっていながらこれだけ劣化しないのはすごい耐久性だと思います。

さて、左の鯉は11月のはじめに知人の錦鯉チームさんからもらってきたハイブリット鯉です。自分が真鯉が欲しくて探していたところで、ちょうどこの鯉たちを放出するとのことだったので(真鯉ではないですが真鯉に似ているので)遠慮なく頂いてきた次第です。

メス親が80cmの愛称が花子という真鯉で、オス親は錦鯉です。やたらで出来た子たちなのでオス親は特定できません。錦鯉の血の入った真鯉風味の鯉たちです。

ハイブリット側面という写真を見てもらえれば分かりますが、背ビレの終わりから尾ひれまでの尾筒が長いです。本来、鯉はこういうものだと思うんですが、残念ながら錦鯉はこの辺りが短くなってしまっているので伸びやかさがずいぶんと減ってしまっています。ずん胴な状態な訳ですね。

 

私自身の鯉のイメージの基本は小学校時代に釣りに釣りまくった真鯉が元になっているので、メタボな錦鯉は(今ではずいぶんなれましたけど)少し好みとずれます。私の理想はボリュームはやっぱりあって欲しいのですがボリュームがありすぎても困るというわがまま路線です。たぶん尾筒の長さが見たときに与える印象に影響を及ぼしていると思っていますけど、私自身は鯉を作ることはできませんから頭の中にある似たイメージの鯉を探すことになります。ただ、ずん胴な鯉からスラーとした鯉は生まれませんので、スラーとした錦鯉が少ない以上、探すといってもなかなか困難なんですけれどね(親を見た時点でこりゃダメだってことがあるわけですし)。

さて、2匹目の鯉は面白くて落ち葉風味になっています。模様もそうなんですが、手ひれの元に茶色(元茶!?)がくっきりと出ています。オス親に落ち葉はいなかったと思うんですけど・・・。なかなか面白い鯉ですね。

この子たちは35cm〜38cmぐらいなんですが、今年が3才のシーズンだと思ったので自然水温暮らしですし、大きさ的にはこんなものかな〜と思います。来年の成長が楽しみです。

いつも書いていますけど、錦鯉から先祖がえり(真鯉タイプ)を出して、それを元親に錦鯉を作るのが理想的だと思うのですけど、出ないんですよね〜。真鯉と錦鯉をかけて、真鯉の形を受け継いでいる真鯉風味タイプを残して、また錦鯉とかけて錦鯉の血を高めつつ真鯉体形が崩れないことだけは確認して、いつの日か上手く馴染んでくれるまで続けるか、これも考えただけでも気が遠くなりそうです。


2008.11.25
南禅寺三門 南禅寺境内 南禅寺境内
南禅寺境内 南禅寺境内 京都タワー


今週日曜日は京都へ紅葉見物に出かけてきました。5シーズンぶりの京都になるのかな!?。子どもが生まれる前までは毎年出かけていましたが、子どもが小さいうちには(人込みもすごいし)無理だろうということでひかえていました。今年は下の子も(よちよちですが)歩けるようになったのでそろそろいけるかな〜と思って思い切って出かけてきました。

初めて新名神高速道路にものったんですが京都まで早い!、1時間半あれば自宅から京都市内に入れる感じです。これまでより1時間は短縮できている感じです。より京都がより身近になりましたね。

今回は南禅寺でのんびりする予定でしたが、到着してしばらくもしないうちに子どもたちのお腹すいた〜攻撃、え〜って感じですが仕方ありません。お昼は京都四条辺りで食べようと思っていたのですけど、自分たちが待っていたバス停からは京都駅行きバスしか出ていない感じだったのでそのまま京都駅まで行きました。

京都駅ビルで時間をつぶした後、京都駅から16時過ぎに清水寺(五条坂)行きの臨時バスに乗ったら、大渋滞で五条坂に着いたのが17時20分でした(苦笑)。すでに日も落ちて真っ暗状態。そもそも清水参道のお土産やさんだけ寄って帰ろうと思っただけだったんですけど・・・。そろそろお土産やさんのいっぱいある通りだ〜ってことろで今度は清水寺の夜間拝観待ちの観光客で参道が完全に埋まっていてそれ以上は進めません。しょうがないので入れそうなお土産やさんに入って参道をUターンしてきました。

今回の反省点、もっと食べ物を持参していくべきでした。天気もよく紅葉は綺麗でしたよ。

 

2008.11.19


昨日、インフルエンザの予防注射を打ってきたら今日は体がだるい・・・。単に自分がお疲れモードなだけか、今年のワクチンの型は少々体に負担が大きいのか、よく分からないのですけど、小さい子どもがいるのでインフルエンザの予防接種は欠かせません〜。

今日から天気予報では寒くなるとのことでしたが、まともに予報があたって本当に寒くなってきました。メイン池の水温も15℃を切ってきました。ほんとにそろそろ餌きりが見えてきました。とりあえず1日1回日頃の半分だけ餌をあげています。


水槽鯉


側面


こちらの鯉は、先日の一品家さんところのお宝探しイベントで持ち帰ってきた白っぽい鯉です。私には品種が分からないので白っぽい鯉と認識するようにしているのですが、厳密には何かの品種に入るのかもしれません。

水槽部屋の90cm水槽で元気に泳いでいるんですが、肌が綺麗なので良く目立ちます。水槽にヒーターは入れないのでこのサイズで春を迎えることになると思いますが、我家の場合は早く大きくしても仕方がないので、それで十分かな〜という感じです。

とにかく綺麗でお気に入りとなっています。自分の予想では黄色い部分が徐々に増える傾向になるんじゃないかな〜とおもっているんですが、実際には分かりません。どうなるか分からない部分がまた魅力的であったりします。このままならこのままでも地肌が目立つのでいい雰囲気になりそうです。

 

さて、話は変わってずーと様子だけを見てきた株なんですが、少し買いを(打診的に)入れてみました。でも基本は買わないようにガマンです。ただ、日経はまだ下がると思うんですが、だんだんと大手で下げしろが少ないところが増えてきているのでチェック中です。どうなることやら。ところでアメリカビッグ3が破綻となれば、(今はだぶついている車ですが)次の買い替え時にはどこの車を買うのでしょう。ヨーロッパ車、日本車、韓国車、中国車、インド車、とても興味をもって見ています。


2008.11.18


こちらの地方は明日から気温がグ〜と下がるようです。2日前までまだしばらく餌をあげられるかな〜と思っていたのですが、、夕方からずいぶん冷えてきているのでそろそろ餌さ止めを考えなくちゃ〜と思っています。

餌やりを終了したら、しばらくは鯉の鑑賞タイム、寒くなって池をじっくり眺めていられなくなるまでのひとときですね。

2008.11.16


りんごの木々


りんごがたわわ


昨日はリンゴの収穫に行ってきました〜。りんごの木のオーナー権利販売を利用して頼んであったリンゴです。たくさんの家族がリンゴの収穫にきていました。

私は木にリンゴがなっている状態を初めて見たのですが、一本の木にこんなにリンゴってなるの!?ってぐらい実っていました。リンゴを見慣れた地域の人にとっては大したことはない話なのですが、私の地方にはリンゴの木がないのでとても新鮮に映りました。こちらでいうと柿の木に柿がなっているぐらいの密度でしょうか(柿よりリンゴの方がずっと大きいサイズなわけですけど)。

さらにリンゴが手で簡単にもげるのにもビックリ、我家の4才の娘でも手で収穫できます。台風で収穫前のリンゴが落下して大きな被害となった等のニュースがありますが、なるほどって分かる気がしました。

そんなこんなでリンゴの木を一本分を丸ごと収穫してきました。収穫作業というのは楽しいですね。でもここまでくる日頃の管理は大変だと思うので大切に育ててくれた農家のおじさんに感謝です。

今日は、あいにくの天気の中、稚児行列に参加してきました。これで上の子は3回目を達成、下の子は2回目をクリアです。天気が悪くて大変だったのですけど、190人ぐらいのお稚児さんがいたようです。次は4月に行われる稚児行列にすでに申し込みずみなので、そこで下の子も3回目を達成予定です。

鯉たちは元気にしているようで、水温が15℃を切ったら餌を止めに入ろうかな〜と思っているのですけど、まだ踏みとどまっています。咲きひかりレギュラー15kg入りが3分の1程度残っているので餌がなくなるのが早いか、水温の低下が早いかの競争となりそうです。当才の自然越冬組みだけは水温の低下とともにどんどん餌さの量を減らしますが完全に餌をきることはないです〜。

室内大型水槽の水替えに、(水がもったいないので)メイン池の水を使ったら少々眠りっぽくなりました。予定ではもっとぐっすり眠るかな〜と思ったんですけど鯉が強いみたいでそうはなりませんでした。前は塩を入れた後、鯉が元気になるまて餌を切っていたんですが、今は餌もあげていくスタイルにしていています。治りも早い気がするし鯉も痩せないのでいい感じです。


2008.11.11


白鯉



大正三色



昭和三色

 


今日は用事でジャンボ好きKさん宅へおじゃましたら、池の鯉たちの検寸もするとのことだったので、これはいい機会だと思って写真を撮ってきました。

池で泳いでいる姿をみても鯉がでかいんですが、近づいてみるとよりでかく感じます。ジャンボ好きKさんは基本的に2,3才魚を購入してその後は自宅池で育てていきます。

池は濾過槽あわせた水量が10tしかないし、餌も咲きひかりレギュラーだけだし(1日1回ね)、ハウス池でもないので野外水温です。それでもこつこつ伸びるし身もしっかり入るわで素晴らしいかぎりです。

鯉の素質が高いというのもありますけど、飼育の上手さとの相乗効果がとてもよく発揮されています。池のある一般愛好家として水量10tは平均サイズだとおもうので誰でも真似できるはずなんですが、なかなかこのようには育ちません。

元々白鯉は大きくなってからやってきているんですが、それでも今年も伸びて84cmとなっていました。この白鯉は体がてとてもいいんですが、もう1つの特徴として尾ひれが小ぶりです。

大きいサイズの鯉になると尾ひれが大きく伸びているものが多くなってくるので、尾ひれで全長をずいぶんと稼いでいる鯉もたくさんいるわけですが、この白鯉は体で全長を稼いでいるので価値が高いです。90cmには到達すると思うので1年1cmとしたらあと6年ですね。

大正三色も私自身がずいぶんと見ていて親しみのある鯉なんですが、今年で77cmになっていました。もともと小ぶりの鯉だったので77cmまで成長するとはおもいませんでしたが、ここまできちゃいましたって感じです。紅色や墨色もますます綺麗になってきているし楽しみです。頭の緋が剥げている部分も毎年埋まってきているような感じです。

大正三色だと墨質がよくないとかっこよさがでませんので、このように豪快に出るタイプでも、壺墨タイプでも、墨質がよいかどうかが重要です。私個人は墨の多い大正三色が好きです。

昭和三色は寸法を忘れちゃったんですけど、たぶん来年70cmを越えるかどうかというところまで育ってきているはずです。この鯉も今年身がよく入りました。メタボなんじゃないかと思っちゃうぐらいなんですが、腹ボテ等もぜんぜんなくしっかりしています。

私も頑張って見習わないといけません。それには鯉の数を減らす必要がありますね。ジャンボ好きKさんところはただいま全9匹です。

2008.11.9


チャレンジ稚魚飼育
2008


チャレンジ稚魚飼育
2008


チャレンジ稚魚飼育
2007


チャレンジ稚魚飼育
2006


先日、知人の錦鯉チームさんが育ててくれた、チャレンジ錦鯉2006〜2008の鯉たちの写真を送ってくれました。

上の2枚が今年のチャレンジ錦鯉2008大正三色の当才の一部です。私も実物を見ているんですが、実物は写真より紅色がもっとおとなしく熟した柿の色のような感じです。

どれも大正三色になっているので、当才としては十分で来年のシーズンがどのように成長するか楽しみにしています。

今年のチャレンジ錦鯉2008は、メス親は畑、オスは種もみの言葉通りにセットできているような気がしていたので、大正三色の当才というところまでこれたことがとても嬉しいです。錦鯉チームさんには感謝です。もともとメス鯉は親にしようと思って買っていた鯉だったのと、今年9月の我家の池の調子を崩したときに死なしてしまったので、この子たちには元気に育ってもらいたいですね。

チャレンジ錦鯉2007の鯉たちも何匹か残してくれてあって、その中の一匹が左の写真です。この年は錦鯉チームさんの飼育池のトラブルで毛子がほとんど流れてしまい、ほとんど稚魚がいない状態からの飼育でしたが昭和といえるところまで育ててもらいました。

チャレンジ錦鯉2006の九紋竜はまだ何匹も残してくれてあって、その中での期待の星が左写真の子です。夏には墨がなくなってほとんど真っ白になったらしいのですが、また墨が戻ってきています。墨キワもとてもよいです。

このときは私でなく故Ka1さんが産卵させた卵(紅九紋竜×九紋竜)を配布しているので、鯉としての完成度が高いです。この辺りが実力の差と手持ち鯉の差ですから、実力と手持ち鯉含めて追いつき追い越して行きたいと思っています。

いろんなことに興味を持っては止めたものも多いんですが、鯉だけはいまだに始めたころと同様に楽しいし(それ以上かも)、鯉が生まれてくる筋を知るほどに、決して運だけに終わらない奥深さを感じられるというか、いつでも新鮮です。

錦鯉に出会えたことに感謝しなければなりません。死ぬまで楽しい人生が送れそうです。


2008.11.8


池揚げを待つ


田んぼから当才を池揚げ中


揚がった当才たち


当才選びに集中


じゃんけん中


よっしゃ〜
勝者のガッツポーズ


揚がった当才の丸プール


選んだ鯉たち


将来超お宝になるかも?



珍しい銀鱗鹿の子
(ぎんりんかのこ)
3才(2006年生まれ)


今日は一品家さんのところのお宝探しイベントに参加してきました〜。

いつもは高速を使うのですが、下道で行ったらどのぐらいかな〜とふと思いオール下道にしたらちょうど我家から片道80km、2時間45分でした。往復5時間半ほど車に乗っていたことになりますね。高速だと1時間半ぐらいなのでETCで高速を使った方が賢い気がします(笑)。

心配していた天気も少し傘が要るかな〜っていう感じの時もありましたけど、午後は天気も回復傾向でほとんど問題なくて助かりました。

朝は現地に9時40分に到着したのですが、自分の想像よりたくさんの人が来ていて、田んぼから当才たちが揚がるのをいまかいまかと待っている状態でした。今年で3回目のイベントとなるので年々盛り上がりをみせているのだと思います。

田んぼから揚がった鯉たちは、小分けで(マルチネットで掬える分かな)お披露目されます。一巡目は参加者さんが受け取った番号順でおこなったのですけど、みんなでワイワイの方が楽しいということで全員参加型に変更、みんなで鯉選びに集中です。

欲しい鯉がかさなったら、じゃんけんで勝負!、じゃんけんで勝った者が手に入れることが出来ます。これがなかなか面白くて、最初はまばらなじゃんけんでしたが、だんだんと盛り上がってきて、じゃんけんに参加することに意義があるみたいなじょうたいまで行き着き、みんなでじゃんけんしまくっていました。

周囲は田んぼばっかりの中で大人たちがじゃんけんしまくっているので、遠くからみたらきっと不思議な集団に見えたと思います、怪しい軍団です(笑)。

当然、私もじゃんけんには参加しましたが勝てません〜(一回目か二回目に負けちゃう〜)。じゃんけんになる鯉は、目につきやすい一部の鯉なので(黄色く模様がよいようなタイプ)、じゃんけんに勝てなくてもいい鯉はたくさん選べるし鯉選びには問題ありませんけど、じゃんけんに勝って勝者の雄叫びをあげたいですね。じゃんけんの練習をせねば!

一度お披露目された鯉たちは隣においてある丸プールに一堂に集められ、一旦、ここに入れば自由に鯉を選べます。のんびりと鯉を選びたい人にとっては丸プールが最適です。私も丸プールから全部選んできましたよ。

綺麗な鯉がいっぱいいるので目移りするし、いい鯉がたくさんいるのでまさしくお宝さがしの名に恥じない愛好家にとっては夢のようなイベントです。

すでに知っている人の方が多いと思いますが、一品家さんのところ鯉の素晴らしいところは地肌の綺麗さ(明るさ)にあります。一品家さん自身が地肌にこだわっているだけあってほんとに綺麗ですね。持って生まれた地肌であるとかそれに関係したツヤとかは成長途中に良くなることはなく生まれ持ったものが全てですから、地肌は超重要な要素です。

私の選んできた鯉は白鯉(模様なし)、オレンジ鯉(模様あり)、一般的な落ち葉、黒っぽい落ち葉!?、黄色が出てきそうな白地の多い鯉の5匹です。前日にジャンボ好きKさんのところで白鯉を見てきていて白無地もいいな〜っと思っていた矢先に白鯉が手に入るとは思いませんでした。これはラッキーでした。

妙に白鯉だけが大きいですが、みんな当才(2008年うまれ)です。

私の選んだ中にもう1匹、他のオレンジとは少し色がちがうオレンジっぽい鯉がいたのですけど(色が違うから選んだんですけどね)、これはもしかすると将来親として超お宝鯉になるかもしれないと判明したため、一品家さん宅にいる方が鯉にとって幸せですからおいてきました。

鯉にはそれぞれ居場所があるというのが私の考え方ですので、もし、この鯉から一品家さんの新たな系統ができるようなことがあったら、それこそ私の一生の宝物です。そうなってほしいな〜と思います。

あと珍しい銀鱗浅黄の鹿の子(かのこ)を見ることができました。黄色の鹿の子がとても綺麗です。一品家さんによると鹿の子として模様がのこるタイプか、鹿の子の模様がなくなってしまうタイプかは当才の時から分かるそうです。

昼食もご馳走になって(串かつ美味しかったです)、おやつに金魚最中も食べましたよ。とっても美味しかったです。

イベントことは裏方さんも大変なので、お手伝いに来ていたボランティアさんや、ミセスかわりものさん、ミス変わりものさん、みなんさんお疲れ様でした。

1日ぞんぶんに楽しんで帰ってきました〜。あ〜楽しかった!。すでに次が待ち遠しいって感じです。


2008.11.7


故Ka1さん宅の池


故Ka1さん宅の池



故Ka1さん宅の鯉



ジャンボ好きKさん宅の鯉

 


今日は頼まれていた殺菌灯を届けに故Ka1さん宅とジャンボ好きKさん宅におじゃましてきました。

故Ka1さん宅の池は10月25日(日)に水を全部抜いて掃除をしているんですが、すでになかなかよい感じの水になっていました。そのため鯉たちも元気いっぱい!。すごくリラックスして泳いでいます〜。

ただいま30t強ぐらいの池に23匹の薄飼いとなっているので来年はずいぶんとよい成長を見せてくれるのではないかな〜と思っています。楽しみですね。

故Ka1さん宅の池の濾過槽は小さな沈殿槽と長い濾過槽の2層だけの構造となっていて、濾過槽には暴風ネットがアップダウンになるように吊り下げてあります。濾材容量としてはスカスカなのですが水の状態をみるとしっかり濾過されています。

ちなみにフィッシュランドも同じ方式で濾過槽には仕切りがありません。仕切りのない濾過槽にこちらもネットがぶら下げてあるだけなんですがきっちり濾過できています。相談等をしたわけでないのに双方がたまたま同じ方式になっていたのも興味深いところです。

ジャンボ好きKさん宅に久しぶりにおじゃましたら、今年も鯉がジャンボ街道まっしくらでした。今年は小さい育成中の鯉が多いんですがどれも伸びて幅がついていました。

ジャンボ好きKさんの池に入るとどんな鯉もふっくらするので(鯉の持ってうまれた力のMAXを発揮する感じ)、なにかミソがあると思うんですけどつかみきれていません。池も10tで、餌も年中我家と同じ咲きひかりレギュラーだけだし、餌の量も多くないし、水は水道水だけだし、特別なことが何もないので不思議です。

ただ、もしかするとと思われるのは、鯉たちがとても落ち着いていて池に近づいてもこちらに餌をもとめて寄ってくるようなことがありません。鯉たちのペースでゆっくり泳いでいます。いつでもこうなので鯉にストレス等が少ない状態なのかな〜。餌の量で太らせているのではないことだけは確かです。

今回は特に今年3才になる紅白が春に比べてめちゃでっかくなっていたのには驚きました。野池にいれるより成長しているんではないかな〜と思います。写真に写っている白無地が85cmに近いのではないかな?。今年もまた幅がつきました。しっかりしています(写真だと水面が揺れているので歪んでみえる鯉がいますが、実際はみんなピシットしています)。

私の鯉も野池に預けるのもいいですが、ジャンボ好きKさん宅に春に預けて秋に回収したいくらいです(笑)。

 


2008.11.5


今日もいい天気でした。ここのところずーとよい天気が続いています。私は晴れ男の部類なんですが、11月の週末はほとんど用事(家庭糸と鯉系)が入っているので、さすがに4週末全てを晴れにすることは厳しいんじゃないかとひそかに思っています。

さて、先日、チャレンジ稚魚飼育2008の鯉(大正三色の方)を育ててくれていた錦鯉チームの池揚げに顔を出してきました。毛子のときから薄飼いで育てているし、夏の選別も厳しく数を減らした効果がでて、とてもいい感じの当才たちができていました。自分の親の組み合わせから生まれてきている子たちなので嬉しかったですね。

池揚げ後、厳選した当才だけを来年の飼育用に残すだけなので、残りの中から私自身のお気に入りを頂いてきました。そのうち写真を撮ってみる予定にしています〜。三毛貧乏っていうのに、しっかりと三毛ができていたのにはビックリでした。

錦鯉チームではチャレンジ稚魚飼育2006(Ka1さん産卵の紅九紋竜)、2007(私産卵の昭和)のときの子たちも今もちゃんと残っていて、2006年に出来た九紋竜はかなりものだと思います。

錦鯉を泳がしているイケスには、誰かが昔釣ってきて入れたらしい真鯉(愛称 花子)がいて、2006年にいっしょに泳いでいる錦鯉と産卵状態となってしまった経緯があります。そのときの毛子が成長して今も真鯉っぽい鯉が何匹か泳いでいました。ちなみに花子はただいま80cmで体高のしっかりしたメス鯉です。

今回、池整理のため真鯉風味を放出するとのことだったので三毛とともに頂いてきました。これまでも真鯉がほしかったのですが、さすがに病気が怖いので釣ってくるわけにも行かないし、よいチャンスに恵まれました。ありがたく頂いてきて眺めています。真鯉タイプとはいえほとんど真鯉なので体のラインがとても素直なところが見所でしょうか。

いずれこの真鯉タイプ同士を掛け合わせて、どんな子がうまれてくるのか見てみたい気がしています。


2008.11.4


池揚げ鯉のごく一部



白山紅白さん3才
無事に揚がりました。


白山紅白さん3才
左側からパチリ


昨日、11月3日は白山(はくさん)養鯉場恒例の池揚げでした〜。息子さんにあたるジャンボ獅子頭トップブリーダー錦坂本さんも手伝いにみえていました。

今年は手伝いをたのまれていたので私も胴長(胴付き長靴)をはいて池に入りました。が、どういったわけかお腹付近まで水につかると浮力がすごい!、中途半端な浮き輪をつけている感じでどうもしっくりきません。いろいろ思うにこれって私がメタボだからか!?、自分なりにはそういう風に結論つけました。

池底は段差が多いタイプで、私は足を踏み外して水にずぶずぶずぶ〜ってはまりこみいきなり浸水、胴長意味ないじゃ〜んっていう状態でした。私は身動きがとれない感じでしたけど、ベテランさんたちは動きがスムーズ、今年は寄せ網をつかいませんでしたが鯉たちもどんどん捕まっていきます。

私自身はほとんど何の役にも立ちませんでしたが、鯉たちは予定数通りにきっちり揚がってめでたしめでたし。池揚げも無事に終了になりました。

私自身が預けていた鯉も無事に揚がり一安心(左写真)。今年の野池預け鯉は、去年、オークションに出品した白山養鯉場野の池揚がり鯉2才(2006年うまれ)たちの売れ残りから購入した白山自家産紅白です。2才に続き3才のシーズンも野池暮らしとなりました。

久しぶりの対面でしたが、よい感じで身もついて(検寸してないので大きさが分からないですけど)ちゃんと伸びている感じです。あんまり大きくなって自分の池で窮屈になっても困るので今年は自宅へ連れ帰ってきました。今日自宅池で状態を確認しましたけど元気におよいでいます。


2008.11.2


展示鯉

 


昨日今日と地域の文化祭で錦鯉展示と錦鯉配布を行ってきました。

錦鯉展示と錦鯉配布は今年で2年目になるのですが、大手企業さんのCSRの一環として地域文化祭に参加し交流を図る趣旨から始まっています。地域の皆さんも同じようにおっしゃってみえましたが、企業と地域の交流が地域イベント(文化祭)への参加という形で行われるのはとても素適だな〜という印象です。

展示している錦鯉は会社の空きスペースを利用して飼育されている鯉たちです。

イベント会場では、去年に配布した鯉をちゃんと元気に育ててくれている方もたくさんいて、そういう話を聞くと配布のやりがいがあるというかとても嬉しいことですね。水槽以外にも風呂釜とかジャンボタライとかいろいろ工夫して育てくれていたのにはビックリでした。今年もずいぶんと配布できたので、またいろいろ工夫して育ててくれるんじゃないかな〜って思っています。

鯉ってどうしても大きくなるイメージがあるし(池がないと飼えなさそう〜)、公園などにもいっぱいいる割には綺麗な鯉を見る機会がないので、世の中には実際のところが上手く伝わってない感じです。

地域イベントですので基本的に錦鯉愛好家さんはいませんし、なおかつ、ショッピングスーパー等でのイベントでありませんから、配布だけの接点でなくて一日に何度も同じ人と話をする機会があります。そういった環境で強く感じるのは、やっぱり鯉には多くの人の心をつかむ力が備わっていそうだというところです。年齢は関係ありません。正確な情報とか魅力が伝えきれていないだけだな〜って状態をひしひし実感できます。

錦鯉の配布を通じて、自分が応援をもらっているような感覚というか、元気をもらえるイベントでした。今年もたくさん配布できたし、とても楽しかったです。ありがとうございました。


2008.10.30


もうすぐ10月も終わりです。餌やりのシーズンもそろそろ終盤を迎えてきました。11月半ばまではこれまで通りに与えて、その後は少なくして、11月いっぱいで終了って感じな気がします。咲きひかりもあと一袋あるだけなのでピッタリで終わるんではないかな〜と思っています。

今年は咲きひかりオンリーで約5袋で終了って状態そうです。1回あたりの量も去年の半分ぐらいしかあげていないとおもうんですがいまのところ太り方も成長のしかたもこれまでと変化なしです。なんだ〜去年まで無駄にたくさんあげていただけか〜ってことが分かって実にもったいないことをしたと今頃気がついています。

体の作りがしっかりした鯉はバクバク食べている感じでなくても良く伸びていきます。反対に伸びない鯉はどんだけ食べても伸びません。鯉は素質と飼育側の愛情があれば自然と育つということのようです。現状、咲きひかりが一番よい餌のような気がしているので年間5袋ならこれからも咲きひかりオンリーで行きたいと思います。なにより鯉たちが美味しそうに食べるところがよいですね。ちなみにカメたちもとても美味しそうに食べますよ。

さて、昨日は水槽部屋の一番大きい水槽の水中ポンプから濾過槽へつながる配管が外れて噴出した水が延長タップへ直撃したために漏電ブレーカーが働いて停電となるアクシデントが起こりました。ちょうど家に誰もいない時間帯だったのでヤバかったです。幸い、停電後短い時間内で用事からもどった妻が気がついて事なきを得たんですがほんと何が起こるかわかりません。

今回、漏電ブレーカーが配電盤についていたおかげで電気が止まり水中ポンプからの水も止まっていたわけですが、停電が長ければブロワーも止まっているので下手すれば酸欠です。仮に漏電ブレーカーがなければ水中ポンプからの水が止まらず水槽が空になっていた可能性もあります。しかもこの場合は異変に気づかない可能性が大です。今回は発見も早かったので漏電ブレーカーのおかげで助かった感じです。火事にもならなかったし。ほんと気をつけないといけません。

話は変わって、故Ka1さんの池に我家のちょうど使っていなかった循環ポンプを設置しに行ってきました。これまでは複数のポンプで循環量を稼いでいましたが一台で事足りるようになったので見た目にはずいぶんとシンプルになりました。故Ka1さんには私自身ずいぶんと勉強させてもらったので(自分で丸プールをつかった子取りまで出来るようになったし)、残った鯉たちが元気に暮らせるようにするのが一番の供養になるのかな〜と思っています。今後はご家族が飼育してくれますけど、それでも手間隙をかけずに楽してぐんぐん元気に育つ環境でないと大変ですのでそうなるようなセッティングとしています。

ポンプからの循環水量もいい感じにみえるので水の出来の戻りも早そうですし、これで鯉たちも安心して暮らせそうなので私も一安心です。ただ水が安定するまでは青子が出ると思うので透明度を保つためにしばらく殺菌灯をつけて対応する予定です。ちょうど家に殺菌灯の管の予備もあるのですぐ対応できますしね。


2008.10.26


上野天神祭 鬼行列


だんじり前方のしるし
琴高仙人(きんこうせんにん)が鯉の上に乗っています。


たいやき


たこ焼き


昨日、25日は家族サービスの一環もかねて上野天神祭見物に出かけてきました〜。年内はあと2度ほど家族サービスを予定中です。それ以外の週末はほとんど鯉関係で埋まりそうです。

上野天神祭は鬼行列をはじめ、だんじりの巡行もありとお祭りらしいを楽しむことが出来ます。屋台もたくさん出ていますしね。

子どもたちは鬼行列やだんじりの巡行よりも屋台に興味津々って感じでした。左写真にもありますけど、たいやきを食べてたこ焼きも買って帰ってきました。

このたこ焼き、去年食べておいしかったので今年も同じ屋台で買いました。去年もずいぶんと並んで手に入れましたけど、今年も30分ぐらい並んだかな!?。ちょうど私の前の人で焼き上がりの在庫がきれたので、焼き始めから焼き終わりまでずーと眺めていることになっちゃいました。

でも、たこ焼きの焼き方がよく分かったので、次に自宅でたこ焼きをするときには参考にしたいと思っています。私は堅目よりはふっくらしたたこ焼きが好きですね。ただ、猫舌なので焼きたてが食べられないのが残念です。

だんじりの前を先導する小型の屋台で”しるし”と呼ばれるものの中に、鯉の上にのる琴高仙人の像を乗せているものがありました。HP的に鯉つながりということで写真に収めてきました。

鯉というのは生命強さから縁起のよい生き物という感じで古来から捉えられていたのだと思うのと、最後は龍に変化するという言伝えも豪快で、鯉好きの私としては嬉しいことです。縁起優先で鯉を飼っている人はいないと思いますが、ただ好きで飼っている鯉がたまたま縁起物であることには悪い気持ちはしません。ありがたいことです。

なぜか、私の地域は家に池を作ると縁起が悪いといういわれがあるので、そんなことはないよといいたいんですけどね。なんでそんないわれになっちゃったのかは知らないんですけど。まったくもって迷惑です。


さて、今日はさんさん倶楽部のメンバーさんたちの中で都合がつく人があつまって故Ka1さん宅の池と池周りの片づけを手伝ってきました。私自身もそうですし経験がある方もみえるかもしれませんが、愛好家を続けていると何かとこまごましたものが増えてきます。そういったものを徐々に片付けるといってもご家族だけでは大変ですのでさんさんの方で手伝わせていただきました。やっぱり人手があるというのはすごいもので半日でほぼ綺麗に片付きました。

愛好会というとどうしても会が行う行事に感心が行きがちですけど、こういうときに都合がつく人が快く集まってくれるということろに、さんさん倶楽部のすばらしさがあるのではないかな〜と感じています。会というは鯉を通じて成り立ってはいますが、鯉はきっかけであるだけですので最終的には思いやりや優しさがどれだけあるかで会の寿命が決まってくるのだと思います。事務局が私だけに運営・進行が心もとない面が多々あるんですが、他のメンバーさんに助けてもらっています(甘えさせてもらっています)。

故Ka1さん宅の鯉たちですが、今後も息子さんご家族と奥さんが飼いつづけてくれることになっていますので安泰です。故Ka1さんにとっても鯉たちにとっても一番よい結果に落ちついたと思いますので、私も嬉しかったです。

よくあるのが飼育者さんがなくなると鯉を引きついてくれる人がいないことで、その家庭から(池もつぶしちゃって)鯉の痕跡自体がなくなってしまうことです。これは寂しいことで鯉は寿命も長い生き物ですし、(数さえすくなければ)だれでも楽に飼育できるので、庭の風景としてで十分ですから何代かに渡って世代交代していけるのが理想的です。庭の風景から愛好家領域まで興味が増してもらえると最高ですけれどね。

鯉がいるかぎり故Ka1さん宅ご家族と私も縁が続くと思うので、歳は違えど鯉友達であった故Ka1さんをしのぶことができます。

2008.10.22


修理中水槽です。

 


ここ2週ほど時間がとれなくて修理が中断していたアクリル水槽の修理を再開しました。なるべく早く完了させちょうと1日中 FRP貼り付け作業をしていたら、血中まで溶剤がしみこんできた気分。道行く小学生には何かガソリンの匂いがするといわれる始末だし。

素人修理なので綺麗には直せませんが、FRPって便利です。だいたい丸1日で硬化しますし、大抵のものには貼れるし(塩ビや木やコンクリートにはそれぞれにプライマーを使用します)、修理は早く済みます。

あ、ちなみにFRPではないですがアクリルにシリコンボンドを塗るときには、あらかじめアクリル用のプライマーを塗って乾かした上にシリコンボンドを塗った方が密着度がよくなるのでオススメです。アクリル用のシリコンボンドを買うより、アクリル用のプライマーと普通のシリコンボンドを購入した方が値段も安いはずです。

ガラス水槽だとそのままで問題ないんですが、アクリルだとシリコンが剥離しやすいイメージがあるんですよね。プライマーがあるということは、実際にそのままでは剥離しやすいんだとは思いますけど。


さて、たまに書いている株の件ですが、とうとう含み損含めて10%の損を超えたので、自己ルールに則って処分して10%の損失を確定させました。半年以上かけて、上昇気流の株を買って持ち越していくことで利益を出すのがどうにか慣れてきて結果もともなってきていた自分のスタイルだったのですけど、ここのところの金融情勢で自分のスタイルがまったく合わなくなってしまいました(上昇気流の株がほとんどない!)。

さらに日々寄り付きの平均株価スタートラインがいきなり前日比+200円だの-200円だの前日とのつながりが全然なく、自分の能力では予想も全然つかめない状態なので、しばらくは売買よりも株価が落ち着いて流れが見えるようになるまでは損失分を穴埋め貯金していくつもりです。このままm下げトレンドが続いたら日経平均が7600円台に落ちる頃には安定してくるのかな〜!?、上値の抵抗線は8000円後半〜9000円ぐらいで固まりつつある感じですしね。

株を始めたころ、日経平均+200円とか-200円とか聞くとすげー高騰だ〜暴落だ〜って思ったものですが、ここのところは+500円、-500円ぐらい動かないと高騰・暴落に感じなくなってきているので感覚が麻痺しつつありますね。ギャンブル性が高くなってきているし、株価下落で新規口座開設者(申し込み者)が増えているらしいし(安く買ってここで儲けてやろうという気持ちの人たちかな)、自分といっしょでお財布にされちゃう人が増えちゃいそうです。株って誰にも予想が出来ないので今が安い高いっていう見方はないと思うんですよね。


2008.10.19


今回参加された
東海の元気な業者さん
一同


会場の様子


お楽しみ抽選会
大型テレビの行方は〜


大学生さんは
新米をゲット


オークション出品待ちの
鯉たち。


オークション(競売)風景


一品家さんの販売プール。


フィッシュランドの販売プール


今日は東海地区合同 錦鯉フェスタ2008・秋に出かけてきました〜。

朝9時からの錦鯉人気投票に参加すると、午後のお楽しみ抽選会に参加できるとのことでイベントや売出しにはにはのんびり出かける私も早起きして9時前には到着しました。

なんと言ってもお楽しみ抽選会の目玉は大型液晶テレビで、私もテレビ狙いで念力を送ったのですが欲が出すぎて何もあたりませんでした。残念〜。ちなみにテレビをゲットしたのは私がよく知っている方でした。おめでとうございます〜。

朝から大学生さんも見えていて、今日は1日いっしょでしたのでいろんな話をすることが出来てとても楽しかったです。イベントというのは人が集まる機会を作ってくれているわけですし、日頃はなかなか会うことができませんから話が出来るほんとよいチャンスです。

ちなみに大学生さんはお楽しみ抽選会で新米をゲットされていました。おめでとうございます〜。

今回のイベントは第1回目ということで、運営サイドも手探り状態だったと思うんですが、私的にはいろんな生産者さん・小売店さんの鯉を見ることが出来て楽しかったです。なかなか一度に見るチャンスってないですからね。

このイベントで購入した鯉は全て一ヵ月後の東海地区錦鯉総合品評会への出品料が無料となる得点があるので、みなさん品評会対応の鯉を多くもって来ていた印象でした。そのため、(質どうこうでなくて)自分の好きなタイプの模様がいなったのは少々残念でした。上記のこともあって仕方がない部分でもあるんですけど、自分の好きな模様は顔にしっかりと緋が入ったタイプなのでそういう鯉を見てみたかったです。

まあ、わが道を行くというか、いつもながらというか、一品家(いっぴんや)さんとフィッシュランドはそれぞれ品種はちがいますけど個性的な鯉を持ってきていました(笑)。まじめに楽しい鯉やさんです。

来場者数は想定より多いのか少ないのか分からないのですが、イベントの広告が錦鯉雑誌鱗光とこれまで東海地区錦鯉総合品評会へ出品したことのある人へのダイレクト案内と各店での案内ポスターだけですので、イベントがあることを知っている人はある種いつものメンバー的な要素が強かったのではないかな〜と想像しています。新聞の折込チラシでも入れられるといいんでしょうけど、予算もかかるので難しいのかもしれません。

第2回目があるのかどうか分かりませんが、こういうイベントは続けて得るものが出てくると思うので、各業者さんは準備等大変でしょうけどぜひ来年もお願いしたいな〜と思っています。私的には東海地区錦鯉総合品評会よりはずっと楽しかったですよ。鯉も買えるし。ただ、私には手が出にくい価格帯の鯉が多かったですけど・・・。

オークション(競売)もあったので、私自身はオークション(競売)なんて日頃参加したこともないのでルールもよく分からない状態だったのですが、どんなタイプの鯉がどんな価格で落札されていくのか興味があったので眺めていました。朝会場へ到着前にガソリンを入れたら一気にお財布が寂しくなってしまって競り勝てる気もしなかったので横のほうから見ていました。

てっきりオークション(競売)って出品鯉は全部落札されていくのかと思ったら、全然そんなこともなくて落札される鯉と落札されない鯉の差が激しすぎる状態でした。

値があっていくのは御三家+ブランド鯉+模様もしっかりの三点奥義の鯉たちで、こんなちっこいのが数十万っていうのも出るのに対し、ブランドでない鯉の値段のつかないこと(興味を示してもらえなさすぎ)にはビックリ状態。

さらにプラス御三家以外ときたときにはまったく興味なしの無視されているような感じで、(自分の感覚では)鯉の良し悪しの差ではないように感じるので鯉がかわいそうでした。自分が鯉に感じている価値観と世間との価値観の差を見せ付けられた感じでしたね。

参加者さんはいい歳のおじさんばっかりなんだけどほんとブランド好きなので、ブランド好きOLと気が合いそうな気がするようなしないような・・・。自分よりずっと人生の先輩でいろんな経験もされているだろうに、立ち位置はそこですか!?みたいな。上手く表現できませんが価値観が違うといえばそれまでですけど、歳のとり方としてはあやかりたくはないですね。

オークション(競売)に感じたことはこれぐらいにして、自分も1匹落札してきて(競合相手もいず)格安だったので作り手に申訳ないぐらいだったのですが超自己満足しています。ポイントは鱗の縁の綺麗さなんですが、とりあえずメイン池にぽちゃんと入れておいたので今後の成長が楽しみですね。もう何匹か欲しいのがいたのですが、持ち合わせがなかったので鯉さんたちゴメンネって感じです。鯉貯金はしておかないといけないものだとつくづく思います。出会いを不意にしてしまいました。

まあ鯉は十人十色というけど、やっぱり現実は十人三色ぐらいのようです。

あと全然話は変わりますけど、今回いろんな生産者さんの鯉をまとめて見ることが出来たわけですが、東海地区は(私が紅白が好きなので)紅白に限ると、使っている親はしりませんが子を見るにセンスケ系統の鯉を作っているところがないな〜っていう印象でした。東海地区は新潟と広島の中間ぐらいなので、てっきりセンスケ系の生産者さんがもっといるとばかり思っていたのでこれは新たな発見でした。

 


2008.10.17



らんちゅう品評会会場


当才魚コーナー


当才 東大関


当才 西大関


10月12日にショッピングセンターで行われた鈴鹿愛錦会のらんちゅう品評会のようです。

買い物に来ていたお客さんたちも含めて多くのギャラリーが金魚を見に来ていました〜。想像以上に規模の大きな品評会でビックリでした。

私自身は、らんちゅうの良し悪しのポイントをほとんど知らないので評価等はできないのですが、見るからにりっぱならんちゅうが泳いでいました。

出品らんちゅうのほとんど全部が会員の自家産だと思われるので、つまりは出品されている会員さんはらんちゅうを卵から育てられる実力がある人たちばかりなんだと思います。生き物を飼う上での基本から応用までをマスターしているわけですから素晴らしいことだな〜と感じました。

鯉品評会の場合は、販売している鯉で入賞が出来るので(どちらかといえば買った鯉の方が入賞しやすいですよね)、鯉を育てられなくても受賞はできますから、鯉が生き物であるのでやっぱりそういう面での違和感を私自身は感じてしまいます。らんちゅうは上手くこのあたりがクリアーできているので素晴らしく感じますね。

私の所属している錦鯉愛好会さんさん倶楽部でも”自分で育てる”というところを大切にしているので、そこはクリアーできていますけどまだまだ洗練されていない部分も多いです。今回は今後に向けてのよい勉強にもなりました。

左のらんちゅうの写真をみると、紅色が鯉とずいぶん違って明るいな〜という印象をうけます。系統等での違いもあると思うんですが、今回出ていたらんちゅうを見るかぎりみんな明るい紅色をしていました。

らんちゅうの色合いの話についてはほとんど聞いたことがないですが(形の話はよく聞きますけど)、暗さがなく綺麗な色合いだと思います。2才の部、親鯉の部も見ましたけど、色の赤さは濃くなっていきますけど暗さが勝つようなことはありません。金魚の改良の歴史の深さを感じる一面でした。

金魚と鯉では品種が違うし一概には言えないんですが、残念ながら鯉にはここまでの明るさは出ていません。錦鯉が150年ぐらい!?の歴史として、金魚は2000年!?の歴史があると聞きますから観賞魚としては大先輩です。錦鯉は1800年後にはどうなっているんでしょう。絶滅していたりして。


2008.10.13


バルーンフェスタ

 


昨日は鈴鹿バルーンフェスタで、たくさんの気球が家の上空を飛んでいました。その中の1つが自分のハンドルネームと同じだと気づき、記念に一枚パチリと写真に収めておきました。朝の陽射しを浴びてどの気球も綺麗でした。

自宅から気球を眺めたのち後、雨で昨日に順延となった娘の運動会(保育園)に出かけてきました。親子競技の大玉転がしに参加しましたら体がぜんぜん動かな〜い、運動不足過ぎました。

運動会がお昼過ぎに終わって、その後は鈴鹿ハンター(ショッピングセンター)で行われていた鈴鹿愛錦会のらんちゅう品評会を見てきました。(午前中が運動会でしたので)あまり見ている時間がなかったのですが、たくさんのらんちゅうが集結していました。この様子はまた後日に写真をアップします。


先週末は、とても悲しい出来事があり、自家産鯉の先輩でもあり鯉友達でもあったKa1さんが亡くなられました。少し前から病気療養中ではあったのですが、それでもまさかの突然の訃報でビックリというか力が抜けてしまいました。今日は告別式でした。

Ka1さんから丸プールとホテイ草を使った産卵方法を教えてもらって、私もやっと今年で2年目の自家産卵成功というところまできて、まだまだ学びたいことがたくさんあったのですがそれも不可能となってしまいました。ほんとうに残念でなりません。田んぼを持たない自家生産でも親の組み合わせがしっかりしていれば模様だけでない体のしっかりした鯉がちゃんと作れることを実践して見せてくれたのもKa1さんでした。Ka1さんの作った鯉を始めて見たときはびっくりしました。そしてあらためて当時の鯉の写真を今みると、そのすごさの深みが分かるようになりました。

つい先日、自分の中ではそれまで上手く言葉に表せなくて、もやもやしていた親鯉のオスメスの役割をしっくり言葉で理解できるチャンスに恵まれて、これで産卵セットに対して何かつかむことができるかも!?状態だったので、それゆえに、Ka1さんのセットがもう見れないというのは寂しすぎです。

オスメスの役割を畑にたとえるととても分かりやすくなります。メス親は畑の土、オス親は種もみです。メスの土壌が豊かであれば種もみはよく育ちます。しかし、土壌が豊かでも種もみが普通であれば普通にしか実りません。反対に土壌が痩せていれば種もみがよくても実りません。相性もあるので双方がそれぞれに最高の素材でも反発するようでなものでは実りません。オスメス共によい鯉でないといい子は生まれませんが、それを説明する(自分にとって)とてもしっくりする例えが上記の土壌と種もみの関係でした。

振り返れば、Ka1さんはそれらを実践してきていたように思います。メスは個体として素晴らしい鯉である以上に、系統の流れを大切にして(たぶんこれがよい土壌になっていたのだと思います)、オスは大きさ等にはこだわらずオスらしさにこだわっていたように感じます。

Ka1さんはたくさんのよい鯉を世に出しました。Ka1さんは亡くなりましたが産卵させた鯉ははまだ世の中のどこかで生きているはず、Ka1さんの分まで長生きして欲しいと願っています。とにかく鯉が好きで鯉に優しく接する方でした。私はこれまでに多くのことを学ばしてもらいました。愛情をもって接すれば鯉はそれに応えてくれるということです。Ka1さんほんとうにありがとうございました。


2008.10.8


今日はよい秋晴れでした〜。

大きなニュースが続いています。ノーベル賞で日本人3人が受賞とは素晴らしいの一言、たぶん研究内容を聞いても私では理解できないと思いますが、ノーベル賞なので革新的な内容なのだと思います。

もう1つは株価が暴落中です〜。私も株所有者なので打撃を食らっています〜。9月末の中間配当権利落ち後、含み損を塩漬けしようかどうしようか迷ったけれど、含み損がこれ以上増えるのがイヤだったので業績好調の一部銘柄を除いて全部損切りしたんですけど、それでも残した銘柄がここのところの暴落の影響を食らって損失(含み損)が膨らんでいます。というわけで元本から損失が8%まで広がっています。

日経平均1万円ラインが下支えとしてもっと頑張るかとおもったら、一日であっさり下抜けて下がりも下がってビックリの9千円台前半、こんどは1万円ラインが上値の抵抗線になってしまいました。次の下支え線は8千円台なので(私的には)日経がまだ下落しそうな気持ちでいっぱいです。また含み損が増えそうな状態ですね(トホホ・・)。上手くリバウンドしたら最小限の損失で売り抜けられそうなら売っちゃうし、そうでなければ買ったこと事体を忘れようと思います。

日経平均が1万4千円台半ばの頃に株を始めて、今日で日経平均が9千円前半ですから35%ほど下落していて、しかも記録的な下げ幅を記録しているので、こういう歴史的な出来事を目のあたりに出来てその渦の中にいるのもなかなか経験出来ないことのような気がします。日経の下落率よりも自分の損失率が低いのがせめてものなぐさめです。

さて、話は鯉にもどして、アメリカ・ヨーロッパあたりの景気の減速に円高も加わって輸出産業は大変だとおもうんですが、鯉も(産地ほど)輸出に頼っている現状をみると輸出産業ですから大丈夫なのかな〜と心配になってきます。特に鯉のシーズンインしたこの時点でのタイミングですからより影響が出るんじゃないかな〜と思っています。ただ、鯉に関しては輸出に頼る危険性は以前から指摘されていたわけで、もし今回、本当に影響を受けるとすれば、これまでの内需拡大をおろそかにしてきたツケがまわった形ともいえます。

鯉は生活必需品ではありませんので、給料が減れば買ってもらえなくなる商品ですけど、まず最初に切られるのではなくて、タバコ代とか旅行代とか飲み代・外食代とかを削ったのちに、それでもどうしようもなくて泣く泣く鯉を買うのをやめるような立ち位置にしていきたいものです。その日のご飯より鯉となったらさすがに行きすぎですしね。


アクリル水槽修理中〜。

 


ただいま大きくヒビ割れたアクリル水槽を修理中です。最初はアクリル板を張ろうかと思ったのですが、割れが半端でなく大きいので見栄えが悪くなるのは承知でFRPで修理しています。

ガラス繊維と樹脂は必要量分を買ったつもりだったのですが、ガラス繊維に樹脂を塗っていくと樹脂の量が足りません。素人修理ですから多目に樹脂を塗ってしまっているようです。FRPって修理には何かと便利で重宝です(素人なので綺麗には直せませんけど)。

私はノンパラ樹脂を使ってコツコツ修理しながら最後にインパラ樹脂を塗って終了としています。来週中には修理を完了して水を張ってみたいな〜。

 

 

2008.10.5


フィッシュランド九紋龍


フィッシュランド紅白




今日はフィッシュランドの当才売り出し(当才以外も少しいましたけど)に出かけてきました〜。

去年は自家産紅白はお休みでしたが、今年は紅白を生産したので紅白好きの私としては大変嬉しかったです。

今年の紅白は大山養魚場の大山氏がオスメスセットしたものを、フィッシュランドと分け合っています。メス親は大山氏所有の紅花の子(紅花初期の子どもらしく、もういい年齢の鯉らしいです。)+オス親はフィッシュランド所有の森田センスケ系の鯉となっています。

というわけで今年の当才紅白は紅花の雰囲気をもった子やフジコの雰囲気を感じるものオス親の血から出ているだろう雰囲気の子など、いろんなタイプがいて良い勉強になりました。ツヤもよく模様もよく出ていたので紅白としてもバランスもよかったです。

今年は多くの人が満足できたと思います。私自身は一本緋の鯉がいっぱい出来たほうが好きですけれどね(理由は一本柄が好きというのもですが、体形も体が長くなるからなんですよね)。

 

私は野池上がりの3才からの紅花の子(紅花初期の子)しか実物を見たことがなくその時期にはすでにすばらしく艶やかで厚みのある紅を持っていたので、てっきり当才のときからムラのない鱗目が見えないほどの艶やかな紅が乗っかっているものだとばかり思っていました。

実はそうではなくて、当才の時には鱗一枚一枚に乗っている紅が鱗の根元は濃く鱗の端に行くほど薄くグラデーションがでているので、鱗目が分かるしどちらかというと紅にバラつきがある感じを受ける状態になっているとのことでした。その状態から綺麗に変身するようです。そのため、一見、とっても綺麗な当才には見えないのが特徴のようです。

この当才時の鱗目の雰囲気はセンスケの特徴でもあるんだと思うんですが、いずれ自分も紅白を産卵させてみたいと思っていますし、私の飼っている紅白は阪井センスケの流れですので、それを親にしたとき、上記の点を考慮して子どもをみてみたいと思います。 ちなみに今日売り出されていたフィッシュランド紅白はきちんと鱗がグラデーションになっていました。

紅白以外の当才は九紋竜なんですが、まいどながら、フィッシュランド九紋竜はほんとによく出来ているので、購入後死なさなければ誰でもいい九紋竜を手にすることが出来そうです。2年ぶりに生産した今回もやっぱりよい出来でした。九紋竜は模様がたえず変化するので、ある程度数を飼っていてたまたま品評会模様の鯉を出品したら楽々入賞できそうです。さんさん倶楽部仲間のKa1さんが九紋竜を産ませた後、フィッシュランドも九紋竜を作り始めたし、ここ何年か質のいい九紋竜には困らない状況が続いています。


変わり浅黄
(愛称 オベニザクラ)
紅白さん1

あと、たまたま、去年作ったフィッシュランドの浅黄の中から、私が愛称オベニザクラと呼んでいる浅黄の変わりが1匹展示されていてでっかく育っていました。2才ですね。

頭の紅色(紅白とは違う紅色タイプ)と体の白色がとても綺麗です。ボリュームもあってとても綺麗でした。両手が元赤なのもより美しさを感じさせるアクセントになっています。

我家のオベニザクラはまだまだ小さいので、いづれこんな風に育ってくれれば嬉しいな〜って思います。

本命の浅黄の立て鯉の方は、これも全体がすごいことになっていて特に3匹ほどが抜けてよい浅黄になっているようです。親越えしているのは間違いないので、死ななければ末恐ろしいですね。メス親は親の素質を持っていながら第34回全日本の種別日本一になっていますので、その親を超えたとなるとどうなるんだ!?って感じです。

 

2008.10.1


紅白さん1


紅白さん2


紅白さん3


今日から10月です〜。これから1ヶ月は鯉へ餌を食べさせる月間ですね。9月は天候に恵まれなったので10月は秋空になって欲しいと思います。

左写真 紅白さん1は先月の白山(はくさん)の売り出しで購入してきた鯉です。こちらは紅が赤くなるタイプの系統ですが、それでも当才の紅色はオレンジ色です。自然色ってやつですね。

写真なので少し鮮やかに写っていますが、実際にはもう少し色が薄く落ち着いたい色合いに感じます。

紅白さん2は画像処理した写真なのですが、紅白さん1を育てていくといずれこんな風に紅色が赤くなっていくだろうという予想です。色合いは変化していきますが、あくまで自然の変化なので、明度、彩度はほとんど変化していきません。つまり、赤は赤なのですが明るさが残っている赤色を保ちます。

紅白さん3も画像処理した写真なのですが、色揚げ飼料を与えていくとこうなるだろうという予想です。色揚げはどうしても自然の変化以上に紅色が濃くなってしまうため、明度、彩度が下がってきます。人間の目には白と赤のコントラストの方が印象深くて赤色の雰囲気がつかみにくくなりますが、暗い赤色になってきてしまいます。当才でもこんな紅色の鯉がいますが、多くが色揚げでの人工色となっています。

このあたりは好みですが、私は自然色が好きですね。

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