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錦鯉飼育日記 日々の記録 2008年7月1日-9月30日(since 2003.1.31)



 
2008.9.29


東海地区合同 錦鯉フェスタ2008・秋 10月19日(日)開催の出品業者さんが分かりました〜。

【静岡県】
長島養魚場、松尾養魚場、並木養魚場、二橋養魚場
【三重県】
(有)カネヒコ伊藤養魚場、フィッシュランド
【岐阜県】
丸山養鯉場、恋にしき、(株)錦鯉すぎもと、(株)鯉道楽
【愛知県】
東鏡観賞魚、(有)宮本養魚場
(有)丸敏養魚場、鯉の洋平
川合観賞魚、(株)FGC
成田養魚園(株)、(有)クラウンフィッシュ
一品家、大日養魚場(株)トヨタ店
近藤養魚場、昇錦
の22業者さんのようです。楽しみですね。


さて、昨日はさんさん倶楽部の秋の親睦会(食事会)でした。さんさん倶楽部は会員同士同じ毛子から育てた鯉を年に1回持ち寄っては比べて楽しむというシンプルな会なので、日頃のイベントは滅多にないんですが、たまに集まると楽しいものです。

次は忘年会を同じ場所で行おうという話が出ていたので準備していこうと思っています。さんさん倶楽部も今年6年目に突入しているので(さんさん倶楽部の前身を入れると7年目)、新しいステップに進んでいく段階に来ているのかな〜と個人的には感じています。

さんさん倶楽部として新しく出来ることは何だろう〜って所なんですけど、すでに東海地区錦鯉品評会各部総合優勝までは成し得ているので一般の品評会は十分クリアって感じだし、次は何か名物でも作れるようになると良いかな〜と思いますね。さんさん饅頭とか。

2008.9.27



イベントポスターの一部分
錦鯉フェスタ2008


イベントポスターの一部分
東海地区総合錦鯉品評会


我家に東海地区総合錦鯉品評会と錦鯉フェスタ2008・秋のポスターが送られてきました。大きなポスター1枚に各イベント日程と内容が書かれています。

一度でも東海地区総合錦鯉品評会に出品した人には送られてくるようです。私も一昨年出しましたね。

ポスターの案内を見るに前回書いた10月19日(日)に行われる東海地区合同即売会(東海の20業者)の正式名称が錦鯉フェスタ2008・秋のことのようです。

ぜひ左の画像をクリックして内容を見てください。イベント内容盛りだくさんです。当日のイベントで購入した鯉は11月29日〜30日に行われる東海地区総合錦鯉品評会への出品が無料となるサービス付です。52インチの液晶ハイビジョンテレビがあたるお楽しみ抽選会もすごいです。

ここ7年ぐらい!?東海地区総合錦鯉品評会には出かけている気がするのですが、今年の案内ポスターが一番気合が入っているような印象を受けました。

これまでの案内ポスターは開催日時と場所にあとでっかい鯉の写真がどーんと載っているシンプルなもので、鯉の写真は目立つけれどそれ以上情報量のないものでした。

今年のポスターは各イベントの内容まで書き込まれているので、当日どのようなことが行われるかもきちんとわかります。シンプルではないけれど内容のあるポスターに変身したかな〜って感じました。好みの差はあるかも知れませんが私は今回のポスターの方が好きですね。

さらに案内ポスターに各業者さんのイベント・売り出し日程が載っているので、秋の鯉やさんめぐりもバッチリという感じでしょか。このポスターはたぶん各鯉やさんに貼られるのだと思うんですが、これって鯉やさんが他の鯉やさんの宣伝をするような感じともなるわけですから、それを可能できた東海地区の鯉やさんの器量が計れるというものです。

昔はお客さんをとったのとられたの男が大部分を占めた世界とは思えないような女々しいことでもめたのが鯉やさんだと聞きますしね(ほんと器量が小さい〜)。

後、ポスターを見て気づいたことは、イベント・品評会内容が鱗光に載るという点です。振興会というと月刊錦鯉のイメージが強かったですので意外な感じですけど、オフィシャル掲載が鱗光となっています。

東海地区はこれまでとは何か変わろうとしているのは確かなようで、今回の合同販売イベント、ポスターのデザイン、オフィシャル掲載雑誌が鱗光の件など、変化が形となって現れてきています。私的にはこれってすごいことだと思うんですよね。

錦鯉といえば新潟、広島な訳ですけど、東海地区の立地のよさ+生産者数の多さ+気候のよさを武器に錦鯉ニューリーダー地域となって新潟や広島に鯉を買いに行くのではなくて買いに来てもらえる地域になって欲しいと思います。これからも新しい試みを行うことで新しい風が吹いて新しい愛好家が増えて業者も愛好家もみんが潤えば素晴らしいと思います。東海地区にはその先陣を切ってもらいたいですね。期待しています。

次は東海地区総合錦鯉品評会の肩書きにある農林水産祭参加を無くすことかな!、後援の農林水産省はちょっと世間の感覚とずれている気がするので(大臣も失言が多い人が多いし)、後援に入っているのは恥ずかしいというか、これでは入賞鯉(入賞者さん)がかわいそうだしね。これまで農林水産省が錦鯉のためになることを何かしてくれたことがあるのか知りたいもんです(たぶんない気がします)。


2008.9.24


この時期となると毎年のことですが週末が何かしらのイベントでずーと埋まってきています。

9月28日(日)は鯉関係の寄り合い
10月5日 (日)はフィッシュランドの売り出し

10月12日 (日)はらんちゅう品評会(鈴鹿愛錦会(すずかあいきんかい)の第8回秋季品評大会)
会場はうちの近くの 鈴鹿ハンターの屋外弁天広場で一般公開が10-14時です。
私自身、このらんちゅう 品評会はいまから大変楽しみにしています(これまでも数度見ていますし)。楽しみ度合いでいうと東海地区錦鯉品評会より上って感じですね。時間のある人はぜひ見に行きましょう〜。

10月19日(日)は東海地区合同即売会(東海の20業者) 会場は三重県の多度町ユーストア駐車場です。毎年東海地区錦鯉品評会が行われる会場です。
鯉雑誌の鱗光には広告が載っていたらしいのですが、(私は雑誌は取っていないので)フィッシュランドの売り出し案内に同上のことが記載されていて初めて知りました。

詳しい内容はまだ分からないのですが、とにかく東海地区として画期的なイベントが立ち上がったのではないかな〜と感じています。1つの場所でいろんな業者さん(生産者さん)の鯉が見れて買えるというのは楽しいですよね、夏に爬虫類イベントを見てきたときにも同じことを感じました。

会場で気に入った鯉と出会えたら次はその業者さん(生産者さん)のところへ直接鯉を買いに行けばよいですし、鯉との出会いが広がります。東海地区は生産者さんも多いのでこのイベントを続けていけば、そのうち東海地区外からもイベントにやってくるお客さんが出てくるのではないかな〜と感じています。よいイベントだと思うのでぜひ根付いて欲しいですね。

名古屋だと地理的にも日本の真ん中ぐらいで高速道路だと東名、名神、中央、名阪、東海北陸、などが集まってきていて交通の要所って感じですし、新幹線や少し小ぶりですが国際空港もあるのでイベントをするには良い地域だと思います。大きなイベント(例えば全国クラスの品評会とか)ほど利便性を考えて東京、名古屋、大阪ぐらいで開催して欲しいですね。

11月2日(日)はフィッシュランドの売り出し、大山産大正三色2才(野池揚がり)の展示販売みたいです。去年の当才出来から想像するとこの2才はすごいことになっているんじゃないかな〜と思いますね。この日は私は別のイベントに参加していて大山三色を見ることはできませんので、そのうち広島大山養魚場まで見に行きたいな〜って感じです。

11月3日(日)は白山養鯉場の池揚げです。今年は池揚げの手伝いに参加する予定です。鯉を踏まないようにしないといけませんね。

これらは鯉行事なんですが(他の鯉行事もまだあるんです)、そのほか家族の行事(例 運動会など)がいろいろあるので週末はもういっぱいいっぱいという感じです。家族の行事も鯉同様に大切ですからね。風邪を引かないように気をつけないといけません。

2008.9.21


白山三色


白山紅白


白山昭和


今日は白山(はくさん)養鯉場の当才売り出しでした〜。カメラを持っていったのですが、外部フラッシュの電池がほとんどなくなっていて写真がほとんど取れませんでした。うーん残念。

今年は(自分が忙しくて)田んぼから揚がった当才は今日始めて見たのですけど、模様と質のバランスが上手く取れているな〜というのが感想です。

センスケ親を使った紅白は、ツヤもよくのっていたし鼻先が切れている鯉が多かったのには少々ビックリしました。白山の鯉は整形無しの無修正模様ですから今年は本当によく模様が出たのだと思います。

今年の当才たちは、選別時点でなるべく数を減らす方向にもっていった効果が出ていて、去年の当才よりも大きさも大きくバランス的にもよかったので、早い段階から選別をきつめにするということは(早めに密度を減らす)、良い鯉が残る結果につながるのだと改めて感じました。

これは私の入っているさんさん倶楽部の仲間やアドバイザーさんなどでも同様の意見だし、結果的にも同傾向にあります。たくさん毛子がいるほうが良い子が出る可能性が高くなる気がするので感覚的には不思議なのですけどね。

近所で(一時間ほどかかるのですが)、一度でこれだけの御三家を購入するチャンスがあるということはありがたいことです。

白山は生産鯉を流通へ流す(海外も含めて)ことも基本的にないので、上物だけを残す少数精鋭の生産方式が似合う気がしています。


少し話はそれちゃうんですが、最近はどんなものでも安売り安売りがトレンドになっちゃっているわけですけど、鯉は安売りするために生産効率を追求するものではないというのが私の考えです。効率を追求したら品は落ちてしまいます。鯉は日用品でもないし、生活費需品でもまったくないわけですから貯金して買えばよいだけのことです。

クワガタもそうでしたし、爬虫類も(私の好きなカメで)その傾向があるんですが、値下げ合戦が起こった後というのは業者も愛好家も去って不毛の大地みたいになっちゃうイメージです。鯉はそうなってほしくないな〜って思っています。悪徳業者は要らんですけれどね。

安く売るのが庶民・正義の味方ではないわけですから(そういううたい文句はおおいですけど、、、)。安さが善なら毒米も庶民・正義の味方になってしまいます。

2008.9.20


明日は白山養鯉場の売出しです〜。出会いを大切によい子がいればつれて帰ってこようと思っています。基本的に(どこでもそうですが)売出し用の展示鯉は総合力勝負的な面があるので、正直、私みたいに一本緋や面かぶりタイプの売れ筋でない鯉模様が好きな場合は、そうそう簡単に出会いはありません。それでも、売り出しはなんかワクワクしてしまいますね。年に数度のお祭りを楽しんでいるのだとと思います。



カラムナリスで
エラがやられました。

メイン池は、調子を落としていた最後の一匹がダウンして、現時点では元気な子たちばかりになりました。もう大丈夫って感じです。

過マンガンを1回しただけで後は自然にまかせたのもあってか、ずいぶん死んじゃいましたが、今泳いでいる子たちはさすがにエネルギーが溢れている感じの子が多いです。安心して餌をあげることができますね。

左写真はエラをカラムナリスにやられた状態ですが、このぐらいでも鯉によっては致命傷です。たまたま自分が眺めている前で息を引き取った鯉なので、参考資料用に写真をとっておきました。ほんとはもっとエラが赤かったのですが、カメラを用意している間に血の気が引いて少し白みがかってしまいました。死後一日も経つとエラから血が引いてしまってエラ全体が真っ白状態でこんな感じとはぜんぜん違ってしまいます。

 

鯉の強さには当然個体差があるわけですが、今回見ていると生まれ年や、我家にくるまでの飼育環境なども影響しているかな〜と感じます。我家に来るまでに当才として田んぼから揚がってから野外で暮らしたことの無い鯉も何匹もいるわけで、質云々での選別は潜り抜けてきていても、潜在的な力強さという面では野外では生き残れない子もいるような印象です。

今回、野池を複数年経験してきた子たちはダウンしませんでしたので、やっぱり自然に揉まれてきているだけのことはあるかな〜と感じました(自己回復能力がしっかりしている感じ)。飼育環境がベストなときには、何にも起こらないわけですが飼育環境が崩れた(崩してしまったとき)ときにこれらの面が見えてきます。

観察していてすごいな〜と感じたのは、体表をカラムナリスに点々とやられているのが肉眼ではっきりわかる状態で、回復していく鯉は病巣の広がりが遅いしそれを体から取り除こうとする力が強い感じで最後は患部がかさぶたのように脱落していくのに対し、回復しないタイプは病巣の広がりを押えきれないという点です。

どちらも初期状態はほとんと差がないので、どこかに分かれ道があるのだろと思うわけですが、個人的には日頃からのヌメリの厚みが違うのだろうと考えています。

体表に痛みが見受けられる鯉はまだ頑張っているほうだと思っていて、体表はとても綺麗でエラだけやられて今にも生き返りそうな感じで死んでしまうタイプが私的には最弱クラスの鯉だと感じています。

特に今回はまだまだ小さい浅黄(2才)が同じサイズの鯉たちと比べて強い耐性を発揮していたので、大きさだけの問題でもなさそうです。浅黄はカラムナリスによって傷つけられている体表の修復過程が力強いし、ヤバそうかな〜ってところから回復した子もいましたしね。浅黄に関しては、今にも生き返りそうな綺麗さで死んだ子はほとんどいなくて、死んだ子達は体表もやられて死んでいましたから頑張りながらも最後は力尽きてしまったという感じでした。

錦鯉も鯉ですので美しさと強靭さが両輪であってほしいと思いますね。綺麗過ぎてひ弱いのもダメだし、強すぎて汚いのもダメで、このバランスが取れているのが素晴らしい錦鯉なんだろうと思います。そういう鯉たちと出会って行きたいと思っています。

2008.9.17


昨日から私以外の家族全員が風邪を引いてしまいました〜。私もなんか肩がこるし目もしょぼしょぼするので風邪がうつってくるかもです(いやだな〜)。朝晩の気温差が大きいのでどうしても体調を崩しやすい時期ですよね。

さて、話は変わってふとしたことで自分の心にヒットしたおもちゃを見つけてしまいました。
タカラトミーが出しているトミカびゅんびゅんサーキットという商品です。
トミカHP
びゅんびゅんサーキット紹介ページ
http://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/tettei/world/08_06/index.htm
HPの様子を見るとトミカ(ミニカー)が高速でオーバルコースを駆け抜けます。こんな疾走感溢れるトミカは始めてみました。

自分も小さい頃ミニカーで遊んだ記憶があるので、ミニカーに親しみはあるんですが、この歳でミニカーを買うのもどうかと思っていましたが、今、びゅんびゅんサーキットの存在を知ってからトミカとセットでとっても欲しいです。うちの子へのクリスマスプレゼントにしようかな〜とか思っています(自分がほしんですけど)。

ミニカーが高速で走るおもちゃなんか、これまでなかったと思うし、トミカは種類が豊富なので実在する好みの車が走らせられるのもいいですよね〜。

2008.9.16


フィッシュランドの今年初めての売出し日程がきまりました。10月5日(日)朝9時からが売出しです。
売り出し内容は、
・自家産紅白当才←これがメインの売り出しかな!?
・自家産九紋流当才が少々
・自家産浅黄2才が少々←メイン池飼育
・自家産五色2才が少々
・自家産九紋流3才が少々←メイン池飼育
となっています。紅白はツヤもいいし模様も出たそうなので(去年は紅白を作ってなかったので)2年ぶりにフィッシュの紅白を楽しめそうです。(今週売り出しですが)白山も紅白の出来がすこぶる良いといっていたので、今年は三重の気候は紅白向きだったのかもしれません。紅白好きの私としては嬉しいですね。

フィッシュでは自家産2才のトップ周りの浅黄を30tの室内池で飼育しているのですが(いずれは売り物になるのかな!?)、この子達がでかくなっていました。デブデブしていないし、シューと芯のしっかりした体で惚れ惚れしてしまいます。これだけ育つなら野池は要らないなって感じです。水量が少ない分、飼育匹数は少ないですけれどね。この浅黄たちは親越えは間違いなくしていると思うので将来が楽しみです。

あと、自家産当才九紋竜ですが、この出来がヤバイぐらいに良い。2年ぶりの九紋流の生産でしたが(前回と親鯉同セットの産卵)、この親たちから出来てくる子は今回もよかったです。素晴らしい親セットで拍手って感じですね。去年の浅黄も素晴らしかったので(私は)全力買いしましたが、この九紋竜も(特に当たり腹っぽいので)全力買いする予定です。フィッシュも毎年九紋竜を作ることはありませんが、この親セットがいるかぎりいつでもいい子が作れそうなので九紋竜に関しては安泰ですね。

さて、我家のメイン池ですがすでに調子事態は収まっているんですけど、これまでにエラにダメージを受けていた子たちが徐々に体力を無くしてポツリポツリと死んでいます。すでに餌もあげているんですが元気のある子たちは餌にバクバクって寄ってくるし、元気の出ない子は餌さへの寄りがすごく悪いです。状態が2極化しているので今すでに泳ぎのいい子たちはもう問題はないでしょう。今、泳ぎが悪い子たちはたぶんダメだろうと覚悟を決めています。それなりの数がダウンしたんですが、それでも十分すぎる数の鯉が池で泳いでいるのでやっぱり飼い過ぎだったと思います。

ほんとは大きくしたい一部の鯉だけをメイン池にいれて、あとは大きくしなくてもいいのでFRP窓付き水槽や普通の水槽で群泳させて楽しむのがいいんでしょうけど、自分の中での2番手クラスまでメイン池に入れちゃうからどんどん池の密度が増えちゃうんですよね(入っている鯉はみんな成長していきますし・・・)。

今回は元気のある鯉たちを優先で乗り切ったので、大きい子もあわせて、お気に入りの鯉も何匹も死なしてしまったんですが、その乗り切り方がよいのかわるいのかは何とも難しいところで、自分はこれで良いと思っているのですが他の方には(自分からは)オススメできません。小さ目のサイズの鯉でいうと浅黄の打たれ強さが目立っていたので(当然死んだ子もいます)、何年かしたら我家の池は浅黄(と愛称オベニザクラ)で占有されてそうです。

それはそれで、渋く綺麗な池になると思うんですけど、池を見た人には変な人だと思われてしまうかもですね(笑)。とりあえず池が落ち着いてきたのでよかったよかったです。

 

2008.9.12


またまた暑い日が続いています〜。

昨日、白山養鯉場から売り出しの案内が届きました。今年は9月21日(日)午前8:00〜スタートだそうです。8月終わりの長雨の中、頑張って当才を田んぼから池揚げしたそうで大変だったらしいですが、今年は出来が良いので(特に紅白!)、それもなんのそので頑張りきったそうです。とにかく鯉の出来がいいというのは力が沸いてくる源ですね。私の当才シーズンは毎年白山の売り出しから始まるので、とっても楽しみにしています。私も出かけますので時間のある方はぜひ現地でお会いいたしましょう。広告もゼロ、直販以外の流通もほぼゼロ、そのためブランド化はまずしないでしょうけど、地酒、地ビール、ならぬ、地鯉のような感じで意地と底力を見せ付けて欲しいと思っています。

さて、我家のメイン池は残念ながらそれ相応にカラムナリスにやれていました。過マンガン酸カリウムのおかげで進行は止まったのですが、手遅れの子が何匹も出てしまいました。じーとして動かなくなった子やボヤ〜と泳ぐような感じの子は時すでに遅しという感じです。今回は一匹目が死んじゃうまで全然気がつかなかったので、自分の実力不足というかどうにもしょうがないですね。それでも、大きい子たちがダウンしたのにショック倍増です。特にほんとうに大切にしていたKa1さんの黄金をダウンさせたのには力が抜けました。本当に綺麗な黄金で死んだ姿まで輝いていました(涙)。

間違いなく、8月終わりごろの長雨の時から雨が開けた頃までに問題があったはずなので、もしかすると控えているつもりでしたが餌が多すぎたのかな〜かなり控えたつもりだったのですが・・・。それに、メイン池は今年は春からほとんど同じ鯉の顔ぶれで育てていたのに〜、もしかすると、春の時点で密飼いだったから、それからだんだん鯉が大きくなっきて飽和状態の一線を過ぎたのかもしれません。本当はエアレーションがなくても鯉が死なない程度の飼育密度が理想のような気がします。

うちは、以前が何時だったか忘れてしまったぐらい穴あき病とは無縁なんですが(寄生虫もでないんですけどね)、カラムナリスはうまく避けきれません。程度はそれぞれですが、2年前も秋にエラ病を出した気がするし、去年も出した気がするし、今年は絵に描いたようになっちゃったし、恥ずかしいかぎりです。死んだ子たちのエラを確認すると大体3分の1強ぐらいが白くなっている感じでしょうか。

今回、過マンガン酸カリウムを入れたことで、元気を取り戻した鯉と死期が早まった子とがはっきり分かれたので、かわいそうだけど元気になった子が優先となるような飼育をしていきます(餌をあげるという事です)。塩と過マンガン酸カリウムで復活させられない子は鯉としてはやっぱり虚弱体質の部類かな〜とも思いますし、今回はそんなに大きなミスはなかったと思うし、今も元気にグイグイ泳いでいる子たちもいるわけで、こういう子たちが本来の鯉の強さを持った子かな〜と感じています。

鯉たちの調子がもどったら、自分の本当に好きな鯉だけ(目をつぶってすぐに頭に浮んでくる鯉たちですね)を残してあとは放流してこようと思います。考えないと頭に浮ばないような鯉は自分が心底好きではないんだと思います。まあまあ好きな鯉が多くなってそれが密飼いの原因となって本当にすきな鯉まで影響を及ぼすようでは意味なさ過ぎです。小さいうちは横一線みたいなものですが、育てていくうちに心から好きになる鯉って僅かなもんです。本当に好きだったKa1さん黄金をダウンさせてそう感じました。

2008.9.9


ここ3日ほど晴れが続いています。秋の雰囲気はあるのですが日差しも強いし、UV50の日焼け止めを塗っていないと余裕で日焼けしてしまいます。

メイン池でさらに1匹自分のお気に入りだった鯉が1匹死んでしまいました(じっくり育てていたのに〜)。これ以上他の鯉が死んだらヤバイということで過マンガンで消毒に入りました。これが吉とでるか凶と出るかは分かりませんけれど。

自然にしておいても治りそうかな〜とも思ったのですが、弱った鯉にカラムナリスがでると元気な鯉までカラムナリスの影響力を受けることが多いし、すでに感染していそうな雰囲気もあって、(死なない程度に)エラを傷めている鯉がそれなりにいる状態だとおもわれたので、(今回は)何もしないよりは何かしようと思いました。

暑い時期は池に塩を入れると、塩の影響で魚のヌメリが出て(取れて)、それが水を一気に傷めるので塩が使えません。それで過マンガンにしたのですが、しかし、メイン池に薬をいれたのは約2年ぶりぐらいではないかな〜って感じで超久しぶりです。

なんか今年はカラムナリスと縁があるな〜って感じで、特にメイン池は新規で鯉を入れてなかったので自分に安心があったのもマイナスに働いたかな〜って思います。野外でも他の水槽はこれまた元気いっぱいなんですよね〜、違いは2週間近い長雨のころの餌の量だっただけなんですが、メイン池も餌の量を控えているつもりでしたがボディーブローのようにジワジワ効いちゃいましたね。もっと餌を減らさないといけなかったようです。鯉は過食にめっぽう弱い。

いまも普通にメイン池で元気にしている鯉もたくさんいるんですが、鯉の個体間強弱があるので、強いのにあわせればそうでない子がダウンするし、弱いのにあわせたら強い鯉の成長妨げるし、このあたりのバランスが難しいです。そういう面があるので、最近はメイン池は打たれ強い子を中心に残していって、打たれ弱い子は大型FRP水槽に移して(日頃から餌も少なめに)のんびり育てた方かよいかな〜ってより思うようになりました。我家のメイン池は華麗さより力強さ・躍動感によりシフトさせて行く予定です。数年後は浅黄+愛称オベニザクラばっかり泳いでいたりして(笑)。

2008.9.7


昨日と今日は久しぶりに1日中晴れが続きました〜。とにかく丸1日晴れたのは何日ぶりぐらいだろうという感じです。しかも暑かったのでバテました。ここ2週間ぐらいは梅雨もビックリの雨ばかりの天気で気温も低かったし、どうなることやらと思っていたけれど天気が戻ってきました。ただ、これから残暑になったら体にこたえるな〜って感じなので天気にはほどほどにお願いしたいです。

メイン池をのぞいたら、30cmちょっとの鯉が一匹死んで浮んでいました。他にも観察すると何匹か調子を崩しているのかいたので隔離して塩分浴に入りました。しばらくの長雨による水温や水の変化に耐えられなったのだと思います。よくよく見たら春頃にも調子を崩した子だったので弱い子はやっぱり弱いというのが(経験上)感じるところです。

こんなときでも、メイン池に長く暮らしている子はビクともしていないので、我家の環境で体力的に問題ない子たちなんだとおもいます。我家のメイン池は野外そのままですから、猛暑もあれば、寒波もあるし、長雨もあるし、それでもダウンしない子が我家にとってのいい鯉になります。ですから、いつも元気いっぱいな子はほんといい鯉です〜。


昭和稚魚
まだミニミニ


チャレンジ稚魚飼育2008の昭和たちです。今飼育しているメダカと同じメダカの餌をパラパラあげている程度だったので大きさはメダカなみです。

これからは鯉の餌(咲きひかりLMサイズ)もあげなから、もうちょっと大きくなたら冬に水槽で飼う鯉を選り分けようと思っています。

私のお世話になっている主治医の先生は、ゴルフ場の池で掬ってきた鯉を(たぶん掬ったときはこれぐらいのサイズ)を金魚鉢でずーと5年半育てているので、この子達もそういう育て方をすれば色とりどりで楽しいかもしれませんね。

金魚鉢でも5年半は大丈夫なのが実証済みです(まだ元気にしています)。鯉のサイズも金魚鉢にあわせて成長が止まったままだというし、ずーと金魚鉢でも問題なしです。5年以上いっしょに暮らしていると、金魚鉢の中から鯉がこちらを眺めてくるそうで、近づくとちゃんと寄ってくし、とにかくかわいらしいと話されています。

究極の鯉を目指すもよし、こういった感じで素朴な飼い方もよし、鯉の持つ幅広さには感心するばかりです。

さて株の話、ここのところの株価低下で情けない話ですけど元本割れ(含み損)を起こしてしまいました。ただ唯一の救いは、右肩上がりの銘柄に入れ替えたことで先週は(日経が下げたのに)含み損が減ったことでしょうか。前も書いたのですが、右肩上がりの銘柄に(コバンザメのように)乗るのがいい気がしているので、そういった銘柄をさがしているのですが今はそういうのがほんとになくて苦労しています。

今、自分の資産の元本割れ(含み損)を増やしてくれている銘柄は、業績も悪くなく、配当もいいし、良いニュースもあったりと、いいかな〜と思ったのですが上昇トレンドか下降トレンドか微妙なところから下降トレンドにはいってからは下げまくって上昇に転じません。購入株価も安いし業績が悪いわけではないので何年か配当金銘柄として残すしかないかな〜って状態です。ここを下降トレンドに入ったすぐに損切りすれば、いまごろ少し利益(含み益)が出ている状態だったのにな〜って思うと自分の実力不足が情けないです。とはいえ、9月は中間配当月なので嬉しいです〜。

株の面白いところは個人が有利な面は何にもないというところです。個人はよいカモです。私も(含み損があるということは)カモの一群に入っています(苦笑)。個人はカモねぎ状態だろうとなんだろうと株を買う以上は利益を上げていかないといけませんから、自分なりの勝ちパターンの構築を作らないとな〜と思っています。

その1つが上昇トレンドに乗ることなんじゃないかな〜と思っているわけですが、値上がり中の銘柄を買おうとすると、今が天井ですぐに値下がりするんじゃないかと心が強く不安をあおってくるので、ぽんと飛び乗るのにはめっちゃ勇気がいります。(前も書きましたが)、値下がっている銘柄は、そろそろ底を打って値上がりに転じるんじゃないかな〜今こそお買い得だよ〜って心が強く安心感を与えてくれるので飛び乗るのがとても楽です。でもそんなの実際は誰にもわかりません。

個人が株で儲ける側の方法はまずないように思います。個人が出来ることは損を最小限に抑えることだけなような気がします。結果として得した銘柄と損を最小限に抑えた銘柄の差し引きでプラスにもっていける人がたぶん個人で儲けている人なんだろうと考えるようになってきました。個人はカモねぎ、これが今の株に対しての感想ですね。

 

2008.9.3


今日は朝から大雨が降ったり止んだりと訳の分からない天気でした〜。そんな天気でしたがメイン池の鯉たちはなぜか食欲が通常通りに戻っていたので普通どおりに餌をあげておきました。

毎日天気の予想が立たないので外で何かしようと思ってもなかなかタイミングが合いません。FRP水槽のセッティングとかもしたいのですがほったらかし状態です。

(前も書きましたけど)今年は我家で絶滅しかけたメダカを再度増やそうとしています。卵を別水槽(ただの発泡スチロールの箱ですが・・)に移したりしていたので、ちょっと前まで上手くいっており、稚魚の数も増えてきて、これはいいな〜って感じだったのですが、ふと少し稚魚が減ってきていることに気がつきました。

原因が分からなかったので、なぜ??って感じだったのですが、水槽ごと水替えしようと思ってタモでメダカを全部すくったら、そのなかに、なんとでっかいヤゴがいました。えーって感じだったのですけど、減ったメダカはヤゴに食べられていたようです。

ちょっと前に、しおからトンボが飛んでいたのは知っていたのですが、まさかヤゴか育っているとは思いもよりませんでした。これはいかんということで、親メダカの水槽(ただの衣装ケースなのですが・・)もチェックしてみたらミニヤゴさんが10匹ぐらい暮らしていました。こちらはまだミニだったので事なきを得ましたが、ヤゴの注意が必要とは、、、良い勉強になりました。来年からは気をつけたいと思います。

 

2008.9.2


朝は土砂降りでしたが、お昼ごろから晴れ間が出てきました。池に雨水が相当入っているのでメイン池の鯉たちは食がすすまないようです。なので餌はあんまりあげていません。

ちょっと前までいい雰囲気の水だったのに、今は池の水を3分の1ほど残して水道水を足した直後のような水になっています。いかに雨の量が多いかということですよね。

そのうちに今まで通りクレクレしてきたら餌の量を元に戻して、9月にも入ってきましたから越冬に向けて徐々に量を増やしていきます。自分の感覚だと秋にかけての餌の量はMAX時は夏の倍ぐらいかな〜と感じています。量は必要ですけど水温は徐々に下がっていくので、脂っこくない(増体とかでない)餌がよいですね。 秋はスタミナ焼肉を食べるより、普通に3食たべて夜食にうどんを食べる感じでしょうか。

今年は餌をあんまりあげていないので、咲きひかり15kgを合計3袋ぐらいしか買っていません。しかもまだ半袋ぐらい残っているし。予定では(今残っている分があるので)9月に1袋、10月に2袋、11月に1袋ぐらいいるかな〜って思っています。これだと合計7袋で約100kgです。これで例年以上に太ればエコ飼育なのですが、今年は例年以上の密飼いなのでどうなることでしょう!?。

昨日は帰りが遅かったので気がつかなかったのですけど、朝ニュースをみたら福田総理が辞職していました。なんてお気楽なんだって感じで感心しました!。

 

2008.8.31


今日は久しぶりに晴れました〜。このところずーと雨ばかりで(ゲリラ豪雨はまぬがれましたけど)、いきなり夏がどこかに行っちゃった感じでした。少し晴れ間が続いたらまた天気が崩れる予報もあるので秋の長雨に近いものがあります。

雨ばかりで池の水がずいぶん水変わりしてしまったので、しばらくは餌を控えめにして体に負担がかからないようにするつもりです。なんと言っても鯉は健康が一番ですからね!。鯉が調子を崩すと(大丈夫かな〜って)それが気になって精神的にもよくありません。元気であることがまずあって、色がきれいになったな〜とか、おおきくなったな〜とか、手でなぜなぜ出来るようになったとか、楽しい要素がどんどん広がってきます。

そういえば、先週、室内の1tぐらいのアクリル水槽で飼育中だった浅黄たちをメイン池に移しました。その後、ずーと雨なのでじっくり見ることが出来ずどうなっているのか詳しくは分からないのですが元気にはしているようです。

白い浅黄はいまだに真っ白でした。初めにほんの少し浅黄色があった子たちは浅黄色が出てきていたので、変化のない白い浅黄はどちらかというと変わり系に入っちゃうのかもしれません。自分のお気に入りは愛称オベニザクラたちで、もしオベニでなくて浅黄だったら楽勝で立て鯉級に入る子たちまで当才で全て放出となったものを全力で持って帰っていているため体つきが素晴らしい子が何匹もいます。

我家は単年度でどんどん大きくすることは出来ませんし、それは自分の好みでもありませんから、オベニたちをこのまま死なさずじっくり飼い続けれることさえできれば、時間はかかるかもしれませんがかなり立派になるんではないかな〜と思っています。先のことは分かりませんけど、そうやって夢を見れるというか、ワクワク出来るのは楽しいことです。

あと、期待は赤松葉です。完全自然越冬なので今の時点でもぜんぜん大きくはないですが、(今シーズンは雪も多かったのですけど)冬の寒さにもビクともせず、夏のぬるま湯にもビクともせず、おそろしいほどの生命力を見せています。これぞまさに鯉って感じです。我家は設備がありませんから無地物は90cm〜1mを目指してなんぼとかそういう気持ちがあったとしても出来ません。それより躍動感とか、体の張りとか、実寸以上に大きく見える、この生命力を見せつけるような赤松葉軍団を育てあげることができたらな〜って思っています。

自分が言うのもなんですけど、鯉ってほんとに楽しいですよ。

 

2008.8.27


少し涼しい日がずーと続いています〜。

昨日は久しぶりに白山養鯉場へ用事も兼ねて出かけてきました〜。4月以来ですからこんなにご無沙汰したのはここ8年で初めてはないかな〜と思います。

隣町とはいえ、白山まで車で片道1時間ちょとかかるので、子どもが2人になってからは家族を放置して(用事もないのに)フラ〜と出かけるのがなかなか難しい状況におかれています。

白山も今週から当才の田揚げが始まります。私なんはついこの間が産卵時期だったような気がしているので、もう当才の時期なのか〜って感じが強いです。1日単位というか、月単位で時間が過ぎていく感じですね。そのうち、それが年単位になっていくのでしょうね。


白山紅白
74cm(2007年11月時点)
2003年生まれ


今年は紅白の出来がとても良いとのことで、紅白好きの私としては期待しています。奥さんも今年の紅白はいい雰囲気がするといわれていたので、よっぽど良いのではないかな〜って感じています。ちなみに初腹のはずなので余計に実物が気になりますよね〜。

大正三色も模様がいい鯉が多いとのことで、模様に重点をおく人にも楽しんでもらえるのではなかとのことでした。

さて、左写真は白山の自家産紅白で私が2才で手に入れて去年まで野池に預かってもらっていた鯉です。2003年生まれなので今年で6才のシーズンを迎えています。今シーズンは自宅池で飼育していますが元気いっぱいです〜。

この子のメス親はローズ系統の鯉で、その初腹にあたります。このときも好きな紅白がたくさんいたので、今年もその再現にならないかな〜って思っています。9月になったら売り出しもあるしほんと楽しみです。

 


毎年、この時期になると書いているんですが、自然色の当才の緋色って真っ赤ではありません。鯉の緋色は初めから真っ赤だと勘違いしている人がいるようなのですが、秋の当才であれば自然色は朱色程度です。私が好きなカトウ紅白系紅白だと当才のときは朱色にもほど遠かった程です。普通はそういう緋色から年数をかけて成長していくうちに緋の色素の厚みが増してどんどん赤色が濃くなってきます。系統によって赤の色合いは異なります。

当才で真っ赤かなのは色揚げ飼料(緋色を赤くする餌)を与えることで赤みをぐーと強めただけですから人工的なものです。自然色の鯉の方が世の中で少数派というのもどういったものかな〜って感じですね。鯉好きの私としてはそれが悪いわけではないですが多数派という点でなんか悲しい感じはします。

食品も丁寧に着色料で色がつけてある現代ですから、鯉にもちゃんと色がつけてくれてあります。自分なんかだと真っ赤かなウインナーはかえって毒々しく見えるんですが、赤いウインナーの方が食欲をそそるという人もいると思うので、鯉もそんなものかな〜と思います。

2008.8.24


少し涼しい日が続いているので助かっています〜。


紅茶色水槽


さて、左写真は2週間ほど水を替えていなかった水槽です。他の水槽は定期的に水を替えていたのですが、この水槽は行けるところまで行ってしまえということで、そのままにしていました。

鯉たちも元気にしていてまだ大丈夫そうだったのですが、さすがに紅茶色になっては見栄えも悪いので水替えをしておきました。こんなことで無理させてもしかたがないですしね。

この100L水槽(60×45×45)は外部フィルターとのバランスが良いようで水の状態が良く保てます。そのため水の透明度はいつも高いのですが、さすがに餌をやり続けていると透明度はあってもだんだん水が紅茶色になってきてしまいます。

濾過のバランスがもう一歩というと、色だけでなくどうしても濁りもでてきてしまいます。このバランスをとるのが難しいです。


我家では、他の100L水槽の2つで、それぞれ同じ上部濾過槽(レイシーRF-60)がつけてあるのですが、濾材だけが一方はドライボールのみ、もう片方はビニロックフィルターのみで循環させています。結果としてはドライボールを使用している方が透明度が高い状態が長く続きます。暮らしている鯉の数がそれぞれ少々変わっても(数が逆転しても)、年中同じ結果なのでドライボールの方が水がよく出来ています。

新たに水槽を設置した場合の最初の濾過の立ち上がりの早さではビニロックフィルターだと思うんですが、一旦立ち上がるとドライボールの方が水質を安定して保ってくれます(透明度が長く続く)。経験則からいうとドライボールと鯉はとても相性が良いですね。しかもドライボールは一度購入すれば半永久的に使用できるところもメリット大です。

池の濾過槽の濾材としてはドライボールは小さすぎて流れ出てしまうし、ネットにいれて一まとめにしておくとゴミがついてきたときに引き上げられないぐらいに重くなるので、水の出来に関わらずメンテナンス性が悪いです。つらい作業が増えるほど楽しさ半減ですのでいまいちかな〜と思います。池であればハニカム濾材か、ロール濾材が個人的には好きです。

上部濾過槽を使用する水槽の場合(1tぐらいのFRP水槽なども)はドライボールの相性がよいので、濾材に悩んだらオススメしておきます。ちなみにメンテナンスは濾材を取り出す必要はなくて上から水をかけて適当に洗い流すだけで十分です。

我家の場合ですと上部濾過槽のドライボールに水をかけて適当に汚れを洗い流すと、魚の暮らしている水槽部分に汚れが流れ込むので、水がずいぶん汚れてしまいますから水槽の水も3分の2ほど水替えしておきます。水替え後、しばらくは残った汚れで濁りが出たままになりますが、翌日には透明度の高い状態に戻っています。バクテリアのもつ凝集効果ってすごいなとビックリしますね。ウールマット程度の物理濾過では出せない透明感です。

2008.8.23


急に気温が下がって涼しい日が続いています〜。きっと、また厳しい残暑が戻ってくると思うので夏の疲れをこのチャンスでリフレッシュさせたいです。

オリンピックの野球はちょっとだけ期待していたんですが、ほとんどいいとこなしで終わってしまいました。オールプロっていうのはこんな感じなのかな〜見ていてすっきりしない試合でした。プロ野球選手の日頃の目標はオリンピックで勝つことではないですから無理があったのかな〜って思います。

やっぱり、オリンピックはオリンピックを目標に日頃から取り組んでいる人たちの競技の方が勝っても負けても見ていて気持ちが引き込まれるような気がしました。陸上400mリレーなんかは、何回リプレーを見ても感動をありがとう〜っていう気持ちが湧いてきますもんね。オリンピックで素晴らしい記録を残した選手たちには税金から何かでっかくプレゼントしてあげて欲しいものです。


サバ鯉


九紋竜


大正三色


落ち葉風味


写真は90cm水槽で育てている稚魚たちです〜。

上から、サバ鯉、九紋竜、大正三色、落ち葉風味鯉です。

サバ鯉は私の所属する自家産愛好会のさんさん倶楽部で九紋竜を作ったときにたくさんできたのですが、その時は興味がわきませんでした。

どういうわけが最近はこのサバ鯉に引かれるものがあって、でっかく育ててみたいと思っています。淡水魚なのにこの海水魚チックなところが魅力です。ドイツ鯉で鱗がないところが、より海水魚チックに見せているんだと思っています。

サバ鯉とかってにいっていますけど、大きく育てたらブリみたいになるかもしれません。そのときにはブリ鯉って呼ぶようにします。水族館に行くと近海ものの海水魚が泳いでいる大型水槽なんかでは、こんな感じの魚がいっぱい泳いでいますよ。

鯉なんかは、魅力を感じる人にとっては大切なタイプでも、興味のない人にはあげるといってもいらないっていうようなものなので、幅広くて面白いですよね。

自分がメイン池に残している鯉なんかは、自分が好きなタイプばっかりなので、眺めていて楽しくてしかたがありません。他の人にとってはつまらない鯉ばかりかもしれませんけど(笑)。

九紋竜はすでに綺麗な九紋竜になっているので、このまま普通に育てば綺麗な九紋竜になるはずです。お腹に紅があるのも良いですよね。九紋竜はお腹に紅がある方がしっかりした鯉になるような気がします。この九紋竜のオス親は良い鯉なので、このオスがいるかぎりよい九紋竜が出来続ける気がします。

大正三色は、今年のチャレンジ稚魚飼育2008の子になります。知人の錦鯉育成チームからのいただきものなのですが自分としては気にいっている子です。

最後の落ち葉風味の鯉も今年のチャレンジ稚魚飼育2008の子になります。これが真鯉タイプの一匹になる鯉でどんな風に成長するか楽しみにしています。形をみても大正三色っぽい感じもしませんしね。面白いのでこの子も期待の子です。

数年後、メイン池で泳がせるぐらいまでに成長してくれると楽しいでしょうね〜。ここでまた紹介できるほどに育てば最高です。

 


2008.8.21


今日は風がさわやかで秋の雰囲気が出ていました〜。だんだん季節の変り目になってきたみたいなので、メイン池の餌の量も徐々に増やしていこうかな〜と思っています。

去年適当に飼っていたら全然増えなかったメダカを(我家から絶滅しそうだったので)、今年は増やそうと卵を見つけては別容器に移していたらずいぶんと増えてきました。まだまだ小さい子が多いですけど、別段稚魚用の餌をあげなくても水面に浮くフレークタイプのメダカの餌を少し水面に浮かしておけばよく成長していきます。この子たちが無事成魚になったら我家のメダカ絶滅の危機はなんとか脱出しそうです。

夜は車中のラジオで女子サッカーとソフトボールを聞いていました。サッカーは残念でしたがソフトボールはとうとうやってくれました。シドニーのときはさよなら負けで悔しい〜って感じだったので、今回、金までたどり着いてほんとに良かったです。どちらも直向さがより感動を与えてくれたような気がしています。上野選手の三連投はすごすぎです。野球も最後のオリンピックなので金まで頑張れ〜。

2008.8.19


毎日暑い日が続いています〜。

暑すぎて昼間に鯉を見ていることが難しくて残念ですが、夕方の餌やり時はとても楽しいです。子どもたちも餌やりがしたくて仕方がないみたいで餌やりをするときは大喜び〜。

鯉は生き物ですから日課として餌やりが存在するわけですけれど、この日課がとにかく楽しい訳で、鯉を飼いはじめるとやめられなくなってしまいます。我家の場合、メイン池に関しては濾過槽の掃除もありませんので(ポン抜きだけ)、これはほんとたすかっています。

ただ、今年残念なことは自宅前の道路工事の関係で移動させた野外FRP水槽のセッティングがまだ行えていないのと、移動させていないFRP窓付き水槽は水漏れのため冬には修理予定で、メイン池以外には鯉をずーと入れておくことが困難なため、メイン池がずいぶんと過密状態となっている点です。

今年はメイン池は鯉の数を減らして飼うつもりだったのが、結局、(減らした鯉を入れておくFRP水槽もなくなったため)減らせなかったので、冬前にはふっくらした鯉にしようと思っていた計画は難しそうです。しかたがないので、これはまた来年の楽しみですね。

そういえば、大切にしていた愛称 雪女(昭和三色)の緋が飛んできました。今年5才のシーズンですから早咲き終わっちゃいましたけど、こればかりはしかたがありません。ある程度の年数飼育した鯉で緋が飛んだのは久しぶり(2匹目だったかな?)でした。

雪女の場合は、去年の餌やりシーズンの後半にかけて、先を争ってたくさん餌を食べていた割にいまいち調子が出ず(食べすぎ?)、体にも歪みが出ていたので内臓でも傷めたのかもしれません。鯉って体調を崩すと体にゆがみがでることが多いので、栄養摂取がうまくいなくなると骨が骨粗鬆症みたいになって体重が支えられないのかな〜と思ったりしています。


2008.8.17


飼育稚魚


毎日暑い日が続いています〜。オリンピックも始まっているのでテレビを見ては楽しんでいます〜。時差が少ないのでテレビで観戦しやすいですね。生中継で見た中では女子サッカー(なでしこジャパン)が熱が入りました。日頃サッカーって(男子も)代表試合ぐらいしか見ないにわかファンなんので難しいことは分からないですが、見ていて元気がもらえる試合でした。

左写真は、室内の90cm水槽で育てている稚魚たちです。九紋竜、ドイツ落ち葉風味、落ち葉風味、大正三色です。

ドイツ落ち葉風味はたくさんいるので選別してもよいかな〜とはおもうんですが、その中にいるサバ鯉タイプもよくよく考えると観賞魚としてあんまり見かけないタイプなので、でっかく育ててみても面白い気がします。鯉やさんより熱帯魚やさんで人気の出るタイプだと思います。ドイツ落ち葉風味は血筋もよいので大きく育つと思うんですよね。


さて、話はまったく変わって株に投資し始めて約半年になるのですが、先日、それまでコツコツ積み上げてきた(小額ですが)利益を一気に失いました。よく分からないままやり続けていた時期よりも、株に関する知識が増えてきて将来性や決算内容とか一株利益とかあれこれ考えるようになってきてからどうもパッとしなくなってしまいました。日経平均が落ちていることもありますが、それだけでは無いように思っています。

株は個人の投資家のほとんどは損するらしく利益が出せる人は少数派みたいなのです。損するのが普通で得するのが稀。で、ふと思ったことは株に関する知識はどこでもほとんど同じことが書いてあることが多く、これが一般論(普通)だとすると、これらを実践することは損への一直線ではないかということです。

そう考えると、一般論に照らしあわせて銘柄の良し悪しも考慮するようになったことがパッとしなくなった原因ではないかな〜と思い始めました(つじつまが合う状態)。決算結果が良いのに値下がりする株もあるし、赤字でも値上がっていく株もあります。長年ずーと黒字経営でも株価がほとんど変わらない銘柄もあります。業績を見ているだけでは儲からないことが現実として存在します。

株を見ていて気づいたことは、株はみんなが欲しいと思う力が働いた銘柄(人気が出た株)しかどうも値上がりしない感じだという点です。ですから、業績を見るのは確認程度で、株をみる視点では人気度合いに重点を置いた銘柄選びをしないとまずいんじゃないかな〜って思い始めました。

これまでを振り返ると、自分がほとんど何も分からない時期は、自分の好きな銘柄と(進行形で)値上がりしていっている銘柄を中心に選んでいた気がします。知識がいろいろ入ってきてからは過去の値動きなどから現在底値になっていると考えた株を選ぶようになっていた気がします。これがどういうことかというと、始めたころは右肩上がりの株を選んでいることが多く(人気が出ている株)、近頃は右肩下がりの株(人気が落ちてきている株)を選んでいたことになると思います。

結局、底値を探しすぎて右肩下がりの株を選びすぎて、なおかつ、勝手に自分が底だと思っているだけなので、それ以上に値段が下がることも普通にあって、損が積み重なりやすい傾向となり利益が出しづらいスパイラルに入っていたよな〜って感じます。理想でいえば底値で買って高値で売るのが最高ですけど、何時が底値なんかは誰にも分かりません。

株って不思議なもので、株価が去年の5分の1ぐらいまで下がっていて徐々に下がり具合が落ち着いているように見えると、なんとなく心理として底値のような気がしています。人間って(自分だけかもしれませんが・・)自分の都合のよいように考えるな〜って思うのは、右肩下がりになっている株は人気がないから右肩下がりになっているわけなのに、値下が落ち着いているように見えると、次は上がるんではないかと勝手に株に思いをはせてしまいます。だから買いたくて仕方がなくなってきます。

これって、人気度合いを尺度にいれると、実は人気がない商品を欲しくて欲しくてたまらない〜っていっているようなことですから、とっても変なんですが心理はそのように迫ってきます。しかも、買値より下がっても、そのうち上がるだろうという自分に都合のよい心が働くので、手放しづらくなったり、より買い増ししたくなって損益が膨らんできます。これで判断に迷いが出て、この前は利益分をうしなってしまいました。

昔、人気絶頂だったたまごっちが、今、5分の1の価格で売っていれば割安だけど、いずれ昔の価格で売れるかといえば??ってなると思います。でも株だと、そのたまごっち状態を何個も何個も買いたくなっちゃうんですよね〜。

つくづく思うのは知識って必ずしもプラスには働かないということです。実はこれは鯉でも同じで、鯉への知識が増えてくるとだんだん鯉が選べなくなってくるし、そこから抜け出せなくなってきます。鯉を選ぶ基本は何かといえば、(生き物を購入するときに全部に言えることですが)まずは元気がいいこと、元気であることがとても大切なんですが、だんだんその他の要素で選びがちになってきます。

鯉を知らない子どもたちに、大きくなりそうな鯉を選んでみて〜って言ったら、他より大きめで元気のありそうな鯉を自然と選んでくるように思います。口の大きさとか目幅とかそういう細かい部分だけでなく、元気=大きくなりそうって単純ですが当たり前のことを選ぶことで、難しいことを考えなくても骨格がいい鯉を選ぶ確立が高まり、それが大きくなる確立を高める結果へつながる気がします。すくなくても薬を飲ませて大きくしようと考える子はいないでしょう。

きっとよい血筋と思えばデブデブ鯉でもいい鯉だと思うようになってしまうこともあるし、この生産者はある品種で有名となれば、その他の品種でレベルが高い鯉が出来ているときでもそれが目に入らなくなりがちです。普通であれば、ある品種で良い鯉が作れる力があれば、他の品種でも良い鯉が出来ているのではないかとおもいますから、全部チェックして見たくなると思うのです(私なんかはそうです)。

知識は当たり前のことを当たり前でないことに感じさせる力ともなるし、当たり前でないことを当たり前であるかのように感じさせる力ともなります。知識は大切ですが有効に活用するのはとても難しいものです。

自分も過去、鯉でも知識に邪魔をされたことがあるのですが、株でも同じようにおぼれかけています。株も初心に戻って、人気のある(右上がりの傾向にある)銘柄を買うことに修正していこうと思っています。ただ、右肩上がりに上がり続けることはありませんから下がったら即売ることを忘れないようにしないといけません〜。

株のHPも山のようにあるんですが、値下がり時は買い増しのチャンス!って書いてあるところはあてにしないようにして(株は儲からないのが普通ですから、一般論が書いてあるサイトではためになる確率が少ないと判断)、いずれよいサイトと出会えればな〜って思っています。


2008.8.14


伊吹山(イブキヤマ)


山頂へのハイキングコース


志摩スペイン村


志摩スペイン村


暑い日が続いています〜。今年は雨もほとんど降らないし、近所の人もみんな例年以上に暑いといっているので、そうなんだろうと思います。

親戚が遊びにきてくれていたので、家族サービスもかねて伊吹山(イブキヤマ)と志摩スペイン村に遊びに行ってきました(別々の日にですよ)。

伊吹山は標高1300mぐらいなのですが、1200m地点まで車でのぼれるので手軽に登山風味が味わえます。この日も下界は暑かったはずですが、駐車場地点の気温は27℃しかありませんでしたので風が吹くと冷や〜と気持ちよかったです。

すごく込んでいるのかな〜と思ったのですが(例年、駐車場につくまでにけっこう渋滞すると聞いていたので・・)、そういうこともなく、ラッキーといえばラッキーでした。たぶんですけど、ガソリン高の影響もあるのかな〜って思っています。

私は下の子(1歳4ヶ月)と駐車上で留守番していたのですけど、その他家族と上の子(もうすぐ4歳)はハイキングコースを元気に登って頂上にある休憩所でカキ氷を食べてきたようです。高山植物も綺麗に咲いていた見たいですね。ハイキングコースの山道は写真にも写っているように人が数珠繋ぎになっている状態です。

志摩スペイン村の方は夕方4時から入場すると割引価格なのと、暑い昼間では自分たちもですが、子どもたちが耐えられないので、昼間は近くの水族館志摩マリンランドで涼んつつマンボウなどを見て楽しんで、夕方から入園して楽しんできました〜。

新しくピエロ・ザ・サーカスという屋内型のプレイゾーンが出来ていて、大人からみるとそんなに大したもののような感じはしないのですが、子どもたちには大うけで長い間遊んでいました。

そうこうしている内に、パレードが始まって、下の子などはイルミネーションなど見たことなかったので釘付けになっていたのが印象的でした。スペインをモチーフにしているので情熱的な!?パレードだったしなかなか楽しかったです。

その後、花火が夜空に上がってフィナーレを迎えました。花火の構成がなかなか良くて印象に残る花火でした。これはちょっと嬉しい予想外でした。

せっかくスペイン村まで来たのでパエリアを食べてから帰路についたのですけど、県内といっても距離があるので自宅についたら夜12時前ぐらいでした。家族サービスを楽しんで来ました。


チャレンジ2008大正稚魚の
落ち葉風味の鯉

さて、話は鯉なんですが、先週末チャレンジ稚魚飼育2008の稚魚を育ててくれている錦鯉チームにお邪魔した件はここにも書きましたが、そこで面白い鯉を発見しました。

オスメス親ともに松直系の鯉なのですが、なぜが生まれてきた鯉の中に落ち葉風味の鯉がいました。全体数から見れば数は少ないわけですが、チラホラ目につく程度にいました。

雰囲気的には真鯉に薄く模様!?が入っているような感じで、地肌が空鯉でもなくフナっぽいです。面白いので選り分けて自宅へ持って帰ってきました。育ててみてどんな風になるか見てみようと思っています。

黒っぽい地肌と薄い緋色(黄色っぽい)が混ざったジャンル分けできない黒っぽい鯉もいたのですけど、それとこの落ち葉風味の鯉は全然違います。お腹に一部緋を持った落ち葉風味の鯉もいたので錦鯉の血が流れていることは間違いありません。

私は錦鯉同士を掛け合わせて昔は極稀に生まれたという真鯉(先祖がえり!?、今となっては幻の鯉ですね)を手に入れたいとおもっているので、今回のこの子たちは違うとおもいますが、それでもなんとなく嬉しいです〜。錦鯉同士からうまれた真鯉なら、どんなタイプともペアリングが出来るとおもうので手詰まり状態を防ぐには最高の素材だと思うんですよね。


2008.8.9


チャレンジ2008大正稚魚


模様もなかなかよい


残した子の一部

なんだかんだと忙しく、このコーナーも間が空いてしまいました。無理をしても仕方がないのでのんびりコツコツと行きます〜。

さて、今日はチャレンジ稚魚飼育2008で産卵させた大正三色を育ててくれている知人の錦鯉チームへ選別をかねて遊びに行ってきました。

我家のチャレンジ稚魚飼育2008の大正三色は毛子の段階で全滅させてしまったので、その後の傾向がまったく分からず、大丈夫だったのかな〜と不安な感じでしたが、今日の兄弟稚魚たちを見るにちゃんと大正三色になっていたのでほっとしました。

親鯉のセットからみても、模様がそんなに出るタイプではないので、全部鼻付き一本緋かな〜と思っていましたが、なかなかよい模様の鯉も発見、秋までにどのように育つか楽しみですね。

この錦鯉チームは知人以外は錦鯉を知らない方ばかりなので、今日の選別も(一応、基本だけは伝えた後に)それぞれの好みの鯉を残す方式です。ですから、将来性の順位づけで残しているわけはないですが、楽しいのが一番ですからこれでよいのだと思います〜。

今日、選別をされていた方の声として多かったのは、鯉ってほんとにのこらないね〜ってことで、そう、鯉ってほんとうに残りませんよ〜とこちらも返事していました。毛子から育てればどんな人でも鯉ってなかなか出来ないものだと実感できると思います。

鯉は親次第ですから、卵の提供者である私も少しずつよい親が使えるようステップアップしていきたいですね。大きい鯉がいい親でもないし、模様がよい鯉がいい親でもないし、ビビッとくるような親鯉と出会うことができるかどうか分かりませんが、願ってればきっといずれ鯉のほうからいろんなめぐり合せを経て私の方へやってきてくれるでしょう。

広いスペースで育てているので、すでにずいぶん大きい鯉たちでした。自宅の水槽で毛子から育てている場合にはこうは行きません。ただ、早かれ遅かれの違いですから、まだまだ小さい稚魚のお宅でもきちんと成長していきますから大丈夫です。


2008.8.5


今日も暑い1日でした〜。私の肌は毎日日焼け止め(UV50)で守られていますので、これだけの陽射しでもシミができません。日焼け止めを塗っていなった去年とくらべると雲泥の差です。

毎日暑すぎて気がつかなかったのですが、近頃は午後7時を過ぎると薄暗くなってきます。ちょっと前までは7時半近くまで明るかったような気がするので、だんだんと日が短くなってきています。

メイン池の鯉たちが少々スリムになってきた感じです。それでも元気はいっぱいです〜。今年は、去年より鯉の数が多くて去年より餌が少ないので、餌の量から考えるとスリムになるのが当たり前といえば当たり前なのですが、ただ、ふと考えてみると私も(この暑さで)少し痩せましたので、この暑い時期に鯉がスリムになっても別に普通のことなのではないかな〜と思っています。今年はこれまでに咲きひかり15kg入りを2袋買いましたがまだ残っています。ここ数年では一番餌の消費スピードが遅いですね。

私自身、夏痩せしてそのまま秋も痩せていたことは一度もないし、毎年、鯉も秋には太ってくるのでこの時期は元気が一番だと思っています。なんといっても鯉は(秋以外は)過食にめっぽう弱いですからね。その代わり、粗食にはめっぽう強いですけど。

過食で思い出しましたが、昭和の稚魚たちに1日中餌を食べられるようにと常時浮き餌を浮かべていたのですが、どうも稚魚がポツポツ死んでいく割合が高くなってしまったので、朝晩の2回だけ餌をあげるように切り替えました。よく食べてまるまるしている子が死んでいるので食べ過ぎてエラにきちゃったかな〜って感じです。

以前から稚魚も腹八分目ぐらいのほうが元気に育つとは聞いていたのですが、私の場合、ここ数年まともに稚魚飼育が成功していなかったのでそんなことはすっかり忘れていました。メリハリは大切みたいです。

7月31日に稚魚の大小を分けていますが、小さいグループも予想していた以上に成長してきました。大きさをそろえると餌の食べ方にムラが出来にくいのか成長の雰囲気がよくなります。8月終わりまで今のペースで育てて、その後は残す固体だけに絞って飼育していこうと考えています。


スイカ


さて、左の写真はうちの親父が作ったスイカと、先日のJapan Reptiles Showで子どものお土産用に買ってきた木製のおもちゃのヘビです。このヘビがよく出来ていて、体のしなり具合とかがけっこうリアルです。

子どもも1〜2日間は遊んでいたので、価格を考えると十分元がとれたというかな〜っていう状態、子どもが飽きたら私のものにしてしまおうと思っています。


2008.8.2+


今日はJapan Reptiles Show 2008に行ってきました〜。去年のJapan Reptiles Show 2007には錦鯉も参加したので本当だと去年に行けるとよかったのですが残念ながら無理でした。今年はうまく都合がついたので生き物のイベントってどんなものかを目の当たりにするための視察と自分の楽しみをかねて出かけてきました〜。

いっしょに出かけた知人の話によると去年よりは人手は少な目かな〜(ガソリン高の影響!?)ということらしかったのですが、初めての私にするとカメラを構えてのんびり写真をとっていられないほどでしたので、たくさん来場者さんが来ているいるように見えました。

話に聞いていましたが来場者さんの年齢層がとても幅広いです。家族づれさんもたくさんみえるので小さいお子さんから50歳ぐらいまでの人がバランスよくいて、なおかつ女性もずいぶん多いです。ちなみに販売している側(ショップ側ね)も女性が多かったのは意外でした(スタッフさんか、奥さんかな〜)。来場者のお客さん側も(それぞれの年代での)今風のファッションだし、販売側の人たちも(それぞれの年代での)今風のファッションで、妙な違和感がなくいい雰囲気だな〜って感じました。店員さんとお客さんの会話なんかも、好きなもの同士が話している感じで楽しそうです。

きちんと来場者のお客さん用に飲食スペースをかなりの広さ設けてあって、そこには椅子や机もあって疲れたら自由に休憩ができるようになっているし、弁当とか軽食とか、たこ焼き、お好み焼き、飲み物類もきちんと販売していてお腹も満足って感じです。しかも。ボッタクリ料金でなかったところが嬉しいですね〜(高感度アップ!)。

生き物を飼う上では、たとえ自分だけが好きだとしても、家族の協力も必要になるわけですから、単一のショップに遊びに行っているのではなくて、イベントである以上は同伴者(例えば、家族とか)のことを考えた会場づくりは必須だと思います。我家もいま小さい子どもがいるので、休憩スペースがないところに長時間いるのは大変厳しいものがあるので、こういう気配りはさすがだと思いました。正直、こういうスペースがないと家族ではこれません。

イベントとは何か?、イベントは誰に向かってするものかをきちんと分かった上で運営が行われているので、随所にお客さんに楽しんでもらうという雰囲気や体験型企画や展示があります。爬虫類のファンではないけど(例えば、彼氏、彼女、友人等に)誘われてついてきた人(あるいは、お父さんに連れられてきてしまった家族とか)でも、すぐに飽きてしまって帰りたくならないようにする努力がイベンター側に感じられました。

一番人気は、巨大アルビノニシキヘビを体に乗せてもらっての記念撮影で、撮影待ちの長い列が出来ていましたが、並んでいる多くががお母さんとお子さんだったので正直ビックリしました。ヘビなのに怖いとかは思わないみたいです。とにかく大きなヘビで撮影スタッフが2人かがりで持ち上げたり下ろしたりしていましたが、ヘビが重いみたいでヘビよりも担当スタッフが疲れていました。

私もいろんなブースを見て回っていて、カメを中心にみてたのですけど、会場の雰囲気とトカゲ、イグアナ類は元々そこそこ好きなので今回トカゲ、イグアナが欲しい〜飼いたい〜うずうず病が発症してきたのですが、何とかガマンして買いませんでした。ほんとにもうちょっとで買ってしまうところでした(あぶないあぶない)。自宅のテレビの横にゲージでも置いて木などで足場をつくってトカゲを飼ったらた楽しいだろうな〜ってとことまでイメージが出来ていたんですけどね。

家に帰ってきてから妻に確認したところ、妻はあえて選べといわれればヤモリがいちばん可愛く感じるそうですが、トカゲ、イグアナ類は飼育許可がおりそうです。ヘビはダメだそうですけど、私もヘビは手足がないからか苦手なので99.99%飼うことはないでしょう。ちなみにヤモリは女性にとても人気があるはずで、うちの妻もヤモリがいいと言っていたことからも、ヤモリの目がとってもくりんくりんとしているところが母性をくすぐるのかもしれません。いずれ草食性のイグアナが飼いたいな〜と思います。

都合もあって4時間ほど楽しんだだけで帰路についたのですが、1つのブースをもっとじっくり見ていったら終了時間まで楽しめただろうな〜って思います。入場料が1,000円なのですが、これなら1,000円払っても出向いちゃいますね。久しぶりに遊んだ〜って気分でした。

爬虫類系はこういったイベントが1つの基準で各地で行われていると思われるので、(鯉サイトだけに)一応、鯉の品評会と比べると、今日のレプタイズルショーをイベントというならば、鯉の品評会は地域の寄り合いの飲み会レベルだな〜ってところです。愛好家として(品評会なんかはどうでもいいという私でさえ)寂しいというかあまりの違いにガックリきます。

私の地方だと、東海地区品評会がいちばん大きい大会ですが、大会関係者用の椅子はそれなりに置いてあっても来場者用の椅子なんておいてもないし、鯉が入った丸プールが四方に並んでいるだけです。誰に方向性を向けて行っているのだろうと疑問が湧いてきます。結局のところ、知り合い同士がわいわいやってワイワイ終わる程度のものなのですが、いかんせん会場にいる人が少ないので雰囲気がワイワイに達していないところが寂しさを誘いますね。

見た目にも関係業者さんのほとんどが長靴をはいて、なんともいえないダサい格好にダサいジャンパーで、審査員は背広だし、見に来ている側もおっさんスタイルで(+妙な服装とか)、とにかく会場全体がおっさん臭で満ち溢れています。分煙も出来てないしね。

品評会はおっさんによるおっさんのための寄り合いだからそれでいいんだといわれればそれまでですが、あるとき、おッさんがおっさんばっかりで華がないな〜と感じたとき、(若い人に来てもらえるようにしようではなくて)それならコンパニオンでも呼ぼう〜とかになりそうで怖いです(苦笑い)。それこそ、おっさんの王道といえば王道ですが・・・。鯉がなんとなくおっさん臭いのは、こういう部分からも臭ってきているんではないかな〜って感じます。

私の愛すべき錦鯉が、今、いかにダサい世界でしか扱われていないのかが今回骨身にしみたというか、ほんと鯉たちがかわいそうでかわいそうでなりません。私が大切にしている鯉を品評会でお披露目するか、レプタイズルショーでお披露目するか、どちらかを選べといわれたらレプタイズルショーを選びます。だって、自分の鯉がかわいそうですもん。

ファッション面では、自分も反省するべき点がたくさんあって、とりあえず出来るところからということで、もっとカッコいいTシャツを買おうと思いました。今回、爬虫類をみて、派手な部分からシックな部分、その種類の広さなどいろいろ考慮しても、錦鯉はけっして劣っているとはなく、堂々と渡り合っていけるだけの美しさ、力強さ、鮮やかさから渋さまで持ち合わせています。爬虫類と錦鯉では、生き物の魅力が高い低いでなくて、取り巻く環境の差が多くの違いを生んでいるように思います。

ずーと昔の競馬場がおっさんの溜まり場みたいな雰囲気(私だとカップ酒のイメージ)で、今の競馬場がそのイメージから脱却して馬好きがきている雰囲気みたいな、馬の種類が変わったのでなくて、取り巻く環境(お客さんの受入れ体制や設備、ファン層の割合など)が変わったみたいなかんじというか、鯉もそんな感じでおっさん臭が薄められていって欲しいですね。


ナイト2000


話は変わって、Japan Reptiles Show 2008の会場の向かいの会場でプラモデルのイベントをしていました。

そこで、私が中学校頃によく見たナイトライダーの車が展示してありました。この車が単なる展示用でなくて、ほんとにナイトライダーが好きで好きでたまらないファンが今もコツコツ製作しているもだそうです。

とりあえず外装は全て終わっていて、内装もほぼ終わりに近づいているかな〜ってところまで来ています。テレビで見たまんまの内装でよく部品があるな〜って思います。モニターも液晶でなくてブラン管でしたし。ブースで説明してくれたおじさんが、そのファンの方が8年ぐらい作り続いているといっていたかな〜。

とにかくすごいのは、この車はナンバーがついていて公道が走れる状態だという点です。この会場にも運搬したのでなくて、持ち主さん自ら運転してきたそうです。

いいものを見せてもらえたので、記念に写真を撮ってきました。ここまでのファンになれる人って日本に何人もいないでしょう。世の中にはスゴイ人がいるものです。

プラモデルのイベントなので、アオシマという会社がナイトライダーのプラモデルとラジコンを発売したばかりだそうで、その一環での展示のようでした。ブースの人と少し話しましたが、かなりこだわりがあるというか面白い!です。立体パズルというのも販売していて、ぜひに錦鯉の立体パズルも作ってくださいって感じです。

 

2008.7.31


昭和の選別


今日は気温も31℃ぐらいでずいぶんすごしやすく感じる1日でした。

昭和の稚魚の選別を行いました。選別といっても大きさをそろえるのと、明らかに歪みが出ている子やまったく成長しない子を外す作業です。昭和なので歪み等が出やすいですから(血筋も少ないですしね)、早めに分けてしまいました。

とりあえずこれまでの90cm水槽に19匹、残りは外のキングタライです。90cm水槽とキングタライだけでの毛子から飼育なので、まあまあな感じでないかな〜と思っています。あとはどんな鯉たちに成長するかですね。



90cm水槽


今日は新たな発見が1つ、水槽部屋の(少々ですが)レイアウト変更にともない90cm水槽の1つが側面(45cmの面ですね)からしか見れなくなりました。そこへ始めて鯉たちを入れてみたら、これがなかなか美しい〜。

水槽の奥行で目の前にいる鯉、中間にいる鯉、奥にいる鯉と鯉のそれぞれに居場所があるわけですが、(本当はバラバラの位置にいるけど)側面からみると全て45cmの枠から視覚に入ってきて、それでいて奥行の空間は感じるとところが、ゆったり感をとても演出しています。

ガラス面のメンテも90cm面を綺麗にしなくても45cm面だけ綺麗にすればよいのでわずかですが楽そうです。

水槽を側面から見るという事をいままで意識していませんでしたが、いい発見をしたな〜ってちょと嬉しい1日でした。楽しい事を発見した1日は幸せです。

水族館の大水槽がすごく広々として感じられるのは、単順に大きいからでなくて(水量が多いだけでなくて)、奥行があるところがポイントになっているのかな〜って思いました。


2008.7.30


やっぱり連日、猛暑が続いています〜。平均すると33℃ってところなのかな〜!?、体感温度はもっとある感じだけど。猛暑も悪いことだけではなくて、あまりに暑いので私の体重が少し減りました。やりました、何もしていないのにダイエット成功です!。

さて、最近テレビを見ていて気がついたのですが、画面右上にアナログって表示されています。何でわざわざと思ったらもうすぐデジタル放送に変わりますよ〜っていうアナウンスもかねてらしいです。私の年になってくると子どもと違ってそんなにテレビって重要な感じがしないので、アナログからデジタルに切り替わる日を忘れていて次の日突然テレビが映らなくなってもそんあに焦ることもないかな〜という気がします。

昔はテレビっておもしろな〜って思った時期もありましたが、近頃ちっとも面白くないので(歳はとりたくないもんですね〜)、テレビがなくなってもそんなに困らない!?かもですね〜。私的にはパソコンがなくなる方が痛いかな。我家はお金がないので、デジタルに移行できなかったら移行できるまでしばらく本でも読もうと思います。グインサーガでも読み始めたら1年では絶対読みきれないから、その間に貯金でもできるかも。


昭和トビ

90cm水槽で飼育している昭和の稚魚の中に、トビが出てきたので網で掬って取り除きました。稚魚飼育をすれば、(生まれ持った力だとおもいますけど)小さいまま育たない子がそれなりにいます。それらを食べちゃうことが出来るようになった子からどうしてもトビが出てきてしまいます。餌が魚だけに栄養もいいからトビはあれよあれよと大きくなります。

トビを見ていて感じるのは、鯉として不格好だな〜ってことで、多くが体のバランスが悪いです。3心頭みたいというか、頭でっかちといっちゃえばそんで終わっちゃいますね。トビはとトビで分けてい衣装ケースに入れてありますので、そばらくは育てることになるはずです。

このままスーパーショートボディーみたいになったらそれはそれで価値があるので儲けものです。もしトビがスーバーショートボディーになるとしたら、来年からはトビは大切にしなければ。

錦鯉は歴史が浅いので鑑賞方法などはまだまだ変わっていくはずです。今でも錦鯉を飼っていれば錦鯉愛好家というひと括りになりますけど、実際にはけっこうバラバラですもんね。

車に乗っていればみんな同じ車好きってことがないのとおなじで、車雑誌もいろんなタイプが出版されています。錦鯉ももう少し細分化されて、ジャンルことに分かれてもよいかな〜って思います。そのためにはそもそもの母体数がたらないので、飼育者さんを増やすことの方が先決ですけれどね。

綺麗で環境順応性も高いし、水質もさほど敏感でもないし、値段も(少し前にも書きましたが)ちゅっぱ鯉なら高いこともなくそれでいて手軽に飼うなら十分楽しめるし、ヒーターもいらないし、観賞魚としての必要条件はほぼ最強に近いとおもうんだけど、自分が愛好家なのでひいき目にみているのかな〜。

金魚蜂で5年間(現在進行形)ずーと同じ鯉を飼っている人もいるので特別場所もいりませんしね。私的にはこんなに楽しいのに、飼育する人が爆発的に増えないことの方が不思議でたまりません。

反対に楽しくないところはどこなんだと考えてみた場合に、(鯉には罪はないけれど)母体数の少なさゆえに疲れる人付き合いとの遭遇いうのはありますね。


2008.7.27


連日、猛暑が続いています〜。あまりの暑さで日曜日の休日でも日中は外を歩いている人をほとんど見かけません。

あまりの暑さで衣装ケースで育てていた昭和の稚魚がずいぶん死んでしまいました。水に手を入れるとお風呂状態です。強い稚魚とは行ってもお風呂状態では厳しいみたいです。寒冷紗をつかうとか工夫が必要な感じですね。とは言っても猛暑日の気温35℃だと35℃以下に水温を下げることは難しいです(最低気温が27℃とかですし)。

という状態ですので、鯉の世話は暗くなってからか、早朝か日が当たらないときにしないと鯉どころか人間の方がダウンしかねないので、近頃は夜に世話していることが多いです。我家は水槽にいる鯉がたくさんいますから(ストックもかねて)、夜、水槽部屋で鯉たちを眺めているのもなかなか綺麗で素適です。私はお酒が飲めないのでダメですが、ビールでも飲みながら眺めていたら暑さも忘れて楽しいだろうな〜って思います。

近頃、一番見ていない鯉たちはメイン池の子たちで、朝夕にちらっと見ますけど昼間の炎天下は(暑すぎて)眺めていられないので、育ててはいますけど、これでは楽しんでいるうちには入らないかもしれません(笑)。屋根でもあって夜に電気がつけられれば、ビール片手に眺めるのも楽しいと思うんですが、うちは電気がつきませんので夜は真っ暗で何にも見えません〜残念。

夏は水槽の鯉を眺めている方が涼しげで(実際、室内で涼しいですし)楽しいです。


秋水(しゅうすい)

いま秋水がたくさんいるのですが、ブルー地が綺麗にでる昔ながらの秋水タイプなので(近頃の秋水はブルー色が弱い)、ブルーハワイみたいで涼しげです。

その代わり昔タイプなので緋模様は少なめです。体の上部に緋模様がのりづらいので上から見るとほとんど緋色が見えません。ちょうど綺麗な浅黄をドイツ鯉にしたらこうなりましたって感じで、秋水が浅黄から出来ていることがよく分かる感じです。

ただいま、私の中でのちょっとしたヒット鯉で眺めるのが楽しんですよね〜。鯉は生き物ですから、新しいもの(改良が進んだもの)が必ずしもよいわけではないと常々思っていますが、それが実感できる鯉たちです。


昭和稚魚


室内水槽の昭和の稚魚たちは、外の子たちと違って水温が上がりすぎず元気いっぱいです。この前からずーと咲きひかりMサイズ(浮き)を与えています。

ペレットですのですぐに餌がなくなるわけではないですが、たえず稚魚たちが食らいついているので気がつくと綺麗になくなっています。なくなっているのに気がついたらまた餌を入れておきます。これで稚魚たちもずーと食べ続けられているみたいでムラも少なく成長しています。

低水温時(5月、6月上旬で雨がつづくようなとき)に稚魚に餌をあげすぎると体が歪みますが、いまは高水温時期なので食べさせすぎによる弊害はないでしょう。どんどん食べてどんどん大きくなってくださいって感じです。

さて、暑さで鯉たちを眺めていられないメイン池ですが、側溝が出来て以来、排水のポン抜きだけは楽しんでいます。側溝ができるまでポン抜きがこんなに楽な作業だとは知りませんでした。ポン抜きって楽しいです〜。

我家の場合は井戸水があるので排水量をあまり気にしなくてよいですが、以前みたいに水道水を使っていたときなら、楽しくてもポン抜きは控えちゃいますね。水道って高いからほんとにちょろちょろ注水しないと水道代でえらい目にあってしまいます。特に下水があるところだとダブルパンチですよね。下水は上水道基準でなく下水メーターをつけてきちんと計算してくださいっていつも思います。

そういえば、側溝工事で一部工事が停滞している部分があって、なんでも土地の境界がイマイチ分からないのが原因らしいのですが、その区間も左側だけは側溝がすでに出来ています。今回、道路幅は4m9cmで設計されているので、(素人考えだと)左側の側溝から4m9cm右の部分に線を引いたところへ側溝を作ればなんの問題もないような気がするのですが、役所的にはそうも行かないみたいです。役所って大変です。

 

2008.7.25


昭和稚魚


暑い日々が続いています。メイン池は常時井戸水を注水していますが、水温が28℃強まで上がってきています。

昭和の稚魚たちに咲きひかりM(浮き)を与えてみたら、よい感じで食べているのでこれで様子をみようと思います。みんなまんべんなく食べられているようです。

ひかりプランクトンを団子にすると、どうしても稚魚が餌を食べるときに散らばるので食べない餌が水中をでるため水が汚れます。ペレットの餌だとそういうことが少ないので水質の維持がしやすいのは確かです。

そういえば、メダカたちの子どもも産まれてきているのですが、今だと鯉の稚魚と比べてしまうのでとても小さく感じます。でも、鯉の稚魚も生まれれたときにはほぼ同サイズだったわけで、ここまでずいぶん成長してきたものです。

このサイズになってくるとどんどん成長していくのが分かるので楽しいですね。


2008.7.23


今日も暑い1日でした〜。道行く人と合うたびに、毎日暑いですね〜って声を掛け合っています。そういえば2日前負傷した足の親指は歩くたびに血が滲み出てくれたおかげか、爪の中の黒くなっていた部分がピンク色に戻ってきました。体液の賭け流しが効果的に働くとは新しい発見でした。早くなおって欲しいものです。親指に力が入らないのは不便です。

さて、夏になると、ホームセンターなどの観賞魚売り場も活気が出てきて金魚魚やメダカや熱帯魚などいろんな魚や飼育用品などが盛り上がりをみています。ちょうど夏休みもあるから魚だけでなくカブトムシコーナーなども盛り上げっています。

実際、今の子どもにどの程度魚やカブトムシに興味があるのか不明ですが、買い物に行けば目に付くわけですし、とりあえず毎年恒例で盛り上がる力があることはよいことです。

一方、錦鯉は夏になるとどうも盛り下がるのでその辺りがとても残念ですね〜。その代わり、秋から冬に盛り上がるわけですが、普通はその時期に(寒くなってくるし)魚でも飼ってみようかな〜って思う人は稀でしょうし〜、たくさんの人へのアピール(特に子ども)という点では何ともタイミングが悪すぎです。

多くの鯉やさんが、自家生産直接販売+輸出ですので、夏の時期は生産に忙しく販売まで手が回らない面も大きいのかな〜と思います。国内に俗にいう”ちゅっぱ鯉”需要がないのもつらいところなんでしょうけどね(それらは輸出しているわけです)。少し話はずれますが、輸出がダメになったら潰れる鯉やさんが続出すると思います。

私なんかは、だんだんと鯉が分かるようになってこれば、しっかりした鯉を数少なく飼うのがよいように思いますが、鯉を始めたころ(鯉を始めるにあたって)などは、ちゅっぱ鯉なんか最高に楽しめる部類だと思うんですよね。鯉を始めたすぐは鯉の数が欲しい時期だし、育てるのも下手なことが多いわけですので、価格も手ごろで丈夫なちゅっぱ鯉は最適です。私なんかも鯉を始めてすぐの頃は、500〜1,000円ぐらいの鯉をたくさん買いましたもん。その頃はそれでも十分に楽しめました。ただ、だんだんと物足らなくなってきましたけど、そのときにはもう一段上のクラスを手に入れていく形で、徐々に徐々にステップアップって感じです。

国内にしっかりとちゅっぱ鯉需要が確立できるとよいのですが、この辺りの需要がないようでは愛好家の拡大はなかなか難しい気がします。ちゅっぱ鯉を楽しんでいる人がすべて次のクラスへステップアップすることはありませんから、その中から少しの人が次へステップアップして、さらに次へステップアップして、という感じでピラミッド状になっていくはずです。鯉も上物は少なくちゅっぱ鯉は数が多いわけで、こちらもちょうどピラミッド状態となっていますので、需要と供給のバランスが上手くとれていきます。そのピラミッドが大きいか、小さいかだけなのですが、大きい方が市場としては活気があるように思います。ピラミッドの下段から中段ぐらいまではちゅっぱ鯉の得意分野ですので、それらの国内需要が少ないということは、いかにピラミッドが小さいかの表れでもあります。

コイパークでは、(当サイトで思う)よい鯉の紹介やよい鯉とは何かの話題を書いたりしていますけど、それと同じく、ちゅっぱ鯉の楽しさも伝えていく必要性をずいぶんと感じるようになってきました。ちゅっぱ鯉は確かにハイエンドには勝てないのですが、(成長していく上で最も綺麗な時期というものが鯉にはあるわけですけど)ちゅっぱ鯉は上っていく最終の高さが低い分だけ上り坂も緩やかですし、当然反対に下っていく時期に入っても下り坂が緩やかです。

つまり、ちゅっぱ鯉は、ため息がつくほど綺麗にはならないけれどビックリするほどボロボロにもならないので、平均的に楽しめる鯉ともいえます。ちゅっぱ鯉はハイエンドになれませんが、ちゅっぱ鯉=ダメ鯉ではありませんので、前述のようにちゅっぱ鯉にはちゅっぱ鯉のよさがきちんとあるわけです。


ドイツ鯉 稚魚


話はまったく変わって、
左写真は、今飼育しているドイツ鯉の落ち葉風味の鯉です。もらい物なのですがなかなか面白いので大切に飼育しています。5cmぐらいだと思うんですが、このぐらいの大きさになると咲きひかりのSSSが普通に食べられるので、稚魚を飼うというよりは普通に鯉を飼育している感覚です。

この子たちを見ていると昭和の稚魚たちも早くこのサイズにならないかな〜って思いますね。そうなれば飼育が楽々です〜。


話は再度まったく変わって、先日、漁師さんたちが一斉ストライキをしていましたが、我家では魚の値上がりを感じることなく日々が過ぎ去っていきました。きっと、うちで食べている魚は輸入されたものか、以前に取れたものを冷凍庫で凍らしてある物ばかりなのだろうな〜って感じです。全国で魚を捕らない日があってもスーパーの品揃えにはほとんど影響がでない仕組みが構築されていることを感じられたのはすごい経験でした。

スーパーの影響は少ないかもしれませんが、その日に仕入れた魚を売る本物!?の魚やさんなどは大きく影響を受けたのではないかな〜って思います。でも、今の世の中、本物!?の魚やさんで魚を買う人よりもスーパーで魚を買う人の方が圧倒的に多いように思うので、漁師さんの一斉ストライキは多くに人にとってニュースの中の出来事(他人事)で終わっていくように思いました。漁師さんが魚をとらないのに、魚がなくならないのが普通だとすると、それって私の感覚ではとっても不思議な感じです。

2008.7.22


今日も暑い1日でした〜。何か面白いことの1つでも書きたいですが暑すぎて浮んできません。暑い中、頭に浮んでくるのは、ぽ〜にょぽーにょの歌ぐらいかな〜。近頃、私自身はテレビって昔に比べてずいぶんと見なくなっちゃいましたが、それでもCM効果ってすごいもんだな〜って思います。

我家の敷地に面する側溝工事が終わって以来、とうとう初めてメイン池のポン抜きを行いました。沈殿槽内にある排水用の塩ビ管をポンとぬいたら、水が抜ける抜ける、みるみる減って沈殿槽内が空になりました。やった〜大成功です。

これまで沈殿槽が接続してあった排水溝は沈殿槽の底より15cmぐらい高い位置にあったため、水を抜いても完全排水できませんでしたが、新しい側溝ができてとうとう完全排水ができました。池を作って4シーズン目にして初めて当初の設計どおりに機能しました。うれいしいな〜。

1回ポン抜きするとだいたい600Lぐりらい排水されるはずで、池の全水量の5%にあたります。下がった水位が元に戻るのに5時間ぐらいかっていた気がするので1日3tぐらい注水しているのかな〜って感じです。

沈殿槽のポン抜きと濾過槽部分のポン抜きを両方すると池の水位が下がりすぎる感じなので、一日おきに交互におこなうとちょうどいい感じになるのかな〜って考えています。

今年は例年と違い、メイン池の透明度が高いまま来れているので、この状態が維持できればよいかな〜って感じですね。水温も上がってきたので餌を少し増やして、現時点で去年も使っていた小さなステンレスボール1杯分の咲きひかりを1日1回夕方(暗くなってきてから)にあげています。鯉の数は去年より多いと思うんですが、餌の量は(同じ時期にくらべて)去年の3分の1ぐらいだと思います。池の調子もよいので、このまま9月半ばまで様子を見ていくつもりです。

去年にくらべて餌をあげいる量が少ないので、餌の消費量が少なくて経済的に助かっています。1日の消費量が300g程度だと、15kg入りで50日ぐらい持つのでこれぐらいなら餌代貧乏にならずに鯉を飼育できそうです。過去ログを見直してみたら、去年は最大で(9月頃ですね)同じ小さなステンレスボールで6杯餌をあげていて、7月の今の時期で3杯あげていたようです。

ちなみに、去年に比べて今年は鯉が痩せているかというとそういう感じでもないので、去年の反省でも書きましたが、やっぱり去年は無駄に餌をあげすぎた気がします。あ〜もったいない。

普通に考えると鯉なんかは気軽に飼えないことには広まりもしないので、一日にかかる経費(水道代、電気代、餌代)は200円ぐらいがよいな〜って思います。これで夜遊びせず、飲まず、タバコも吸わなければ、(鯉を飼う上での家計の光熱費の値上がり分に対して)家計に敏感な奥様たちもきっとガマンしてくれるでしょう。ぜひ飼いなさいっていわないかな〜。

2008.7.21


紅白稚魚


今日は薄曇で過ごしやすい1日でした。それでも気温は31℃弱だったので、もう30℃程度は涼しいと体が感じるように地球に鍛えられているようです。25℃が夏日、30℃が真夏日、35℃が猛暑日ですけど、30℃以下では夏って漢字を使ってはいけないような〜気にさえなります。

過ごしやすさを利用して、側溝工事のために取り外してあった柵を作り直しました。実際、側溝が出来てみると想像していた以上に敷地が減ってしまった感じなので、メイン池と柵までの距離がずいぶんと近くなってしまいました。工事前の(私の)予定ではメイン池と柵までの間にカメをおくスペース(カメハウス)を作ろうと思ったのですが厳しいかな〜という感じです。

ついでに、亀裂のあった大型アクリル水槽の亀裂がかなり進んでしまったので、修理しようかな〜と思っていた時期もあったのですが、もう修理は不可能と判断して分解するために移動させました。13mmのしっかりしたアクリル版なので棄てるのはもったいないですから、割れていない部分を切り取って水槽部屋の水槽用の蓋として再利用しようと考えています。

大型アクリル水槽の水槽台(大人2人でやっと持ち上げられる重量)を移動中、足の親指上に水槽台がのっかってしまい負傷、親指の爪の内側が出血のため黒くなってしまいました。骨に異常はないですが今でも爪に触れるとめちゃくちゃ痛いです〜。指をみるに痛みが引くのに最低でも数日はかかりそうです。

足の指って日頃意識しないですが、親指をかばいながら歩いていると歩きにくいこと歩きにくいこと、親指のありがたさが分かります。


2008.7.20


水槽台塗装中


昨日、無事に側溝の工事が終わりました。我家は池やFRP水槽の関係もあって敷地に面した側溝に合計5つの塩ビ管を通す穴を開けてもらわないといけなかったので、工事の職人さんたちには普通のお宅より手間をおかけしました。快く引き受けてくれたので助かりました、ありがとうございました。

工事時間中は排水がしづらいので、ちょうどいい機会とばかりに水槽部屋の90cm水槽+水槽台と120cm水槽台の入替を決行。水槽部屋が狭いため、水槽台を両方とも一旦外に出さないと入れ替えられず、運び出したのですが一人作業なので重い重い。

運び出したついでに120cmの水槽台の1つが無塗装だったのでペンキを塗っておきました。水槽台はどうしても水にぬれやすいため、私はいつも屋外用の木造ガーデニング製品に塗るための浸透性防腐材入り塗料を塗っています。浸透性の塗料は木材の劣化を食い止めるのには最適ですね。皮膜タイプだと中の木材だけが腐ってきてしまいます。

今日、水槽台を入れ替えてセットするところまではできたので、明日以降、水槽の設置とセットアップをして入替を完了させたいと思います〜。

 


2008.7.18


今日の昭和稚魚


予定通り昨日から側溝工事が始まって我家の敷地半分ほどまで工事が進んでいます。上手くいけば今日で我家部分は終了するはずでしたが、あいにくの雨で工事は中止となってしまいました。

これで、もうすぐ敷地に面した側溝ができるので、メイン池等のポン抜きがむちゃくちゃ楽になります。ポンと抜いてハイ終了って感じですね。以前から書いていますが、我家のメイン池の濾過槽には洗うようなものが何もないので、管理はポン抜きだけです。

これまで接続先の排水溝が細かったので、水が溢れないように塩ビ管をずらすようにしてちょろちょろ排水させていましたが(しかも排水面の高さの関係で完全に排水ができなかったし・・)、そういう必要がなくなるのは嬉しいですね。

特に一般的に言う沈殿槽部分(沈殿槽として使ってはないですが)の水量をわざと大きくとってあるので、ポン抜きが楽になると効果を手軽に引き出せます。うちの沈殿槽はゴミを沈殿させる槽ではなくて水をためる部分であって、ポン抜き後、メイン池の底水を大目に吸いださせ底水を動かす役割を持たせています。いままでポン抜きがしづらかったので沈殿槽部分の排水もあまりさせられませんでした。

排水目的の槽でもあるので沈殿槽の水を抜くと鯉が暮らす池部分の水位がけっこう下がりますが、常時注水しているので次の日までには満水になっています。

やっぱり鯉は楽に飼いたいですからね〜。面倒だとよほど頑張りやさんでないと長くつづかなくなってしまいます。楽して自分の好きな鯉に育つのが最高で、手間かけて(毎日掃除するとか)思ったように育たないのでは寂しさだけが残ります。


2008.7.16


昭和稚魚


昭和稚魚


昨日、工事が始まらないな〜って書いたら、突然、明日から工事が再開することとなりました。明日、明後日と我家の敷地分が工事となりそうです。今朝、突然わかったので、今日は工事への準備のために、なんだかんだと忙しい一日となりました(物をどけたりなど)。

昭和の稚魚たちが成長してきたので、早速、練り餌(光プランクトンを練ったもの)をあげてみました。

ブラインシュリンプを毎日あげているので、あんまり食べないかな〜と思いつつ練り餌を入れたら、これが食べる食べる!、このところ餌が足らなかったようです。何時間かしたら跡形もなく練り餌が消えていました。

明日からは、ブラインシュリンプと共に練りえもあげていきます。稚魚を眺めていて思うのは、みんなかわいいんですけど、気に入った稚魚ってなるとなかなかいないな〜ってことです。育てている全数をほぼ毎日見ているわけですけど、気に入っている子は何回も目についてしまいますね。(鯉はこれが普通なのですが)ほんと歩留まりが悪いな〜って感じます。でも、だからこそ残った子(残せた子)たちはとても貴重です。

 


2008.7.15


連日、暑い日(32〜34℃)が続いていますので、こちらはそろそろ梅雨明けかな〜って感じです。これからは毎日真夏日ですね。

それはそうと我家の目の前まできた側溝工事が中断したまま止まっています。先週初めに電柱も移動させたので今週jには工事に入るかな〜と思っていたのですが遅れそうな雰囲気です。

外の水槽はFRP窓付き水槽以外は水が抜いてあり、工事による万一の移動に備えているので鯉が飼えません。FRP窓付き水槽も水漏れ部分を修理しようとおもっているので、もう少し時間ができたらいつでも取り掛かれるように暮らしている鯉の数を減らしていかないといけません。水を抜かないことには修理できませんからね。しかも少々大掛かりな修理になりそうなので修理日数もかかりそうです。

というわけで、今年は野外だとメイン池しか鯉を飼う条件がそろわないため、室内水槽からの移動組みはメイン池に行かざるをえず、今年もやっぱりメイン池は飽和状態になりそうです〜。予定では小さ目の鯉はFRPで飼って、メイン池はゆったりした数で育てるはずだったのですけど・・・なかなかうまくいかないものです。

昭和の稚魚たちは最初の選別に残りそうな子と脱落しそうな子が分かれてきました。模様とかそういうのは現段階ではまったく分からないですけど、体つきとか成長スピードとかの差が見てはっきりしてきています。ブラインシュリンプでは餌が小さすぎる感じになってきたので、すこし練り餌でもあげようかな〜と思っています。本当は冷凍赤虫がよいですけど、経費不足のためあげれません。ごめんね。


2008.7.12


ショートボディー鯉


ブラインシュリンプ孵化瓶


今日は午前中、用事も兼ねて近所の鯉友達の家へ出かけました。ここは池はなくFRP水槽やアクリル水槽やガラス水槽で鯉を飼っています。自家産もしているのですが、たくさんある水槽の中をのぞいていたら、その1つにショートボディー鯉ばかりが入った水槽があってとってもグ〜でした。

ショートボディーの子たちは去年の自家産の鯉たちだったのですけど、超〜かわいい、可愛すぎる、って感じでした。いいな〜ショートボディー。現状の鯉の世界では、プロの生産者さんだと仮にショートボディーがいたとしても即選別外になっちゃうので商品となって販売されることはありません。ショートボディーは自家産で作るぐらいしか手にはいらないので貴重です。

もう1つ面白かったのは、他のすいそうで、今年生まれの稚魚の中に尾っぽが上に曲がってしまうシャチホコタイプの鯉が何尾かいて4cmぐらいになっていたのですけど、尾っぽが上に曲がっているのでショートボディーでもあるし、鯉の形ではないので、熱帯魚みたいでそればかり集めた水槽にサンゴの石でもいれるとよい雰囲気になりそうでした。これも通常なら即選別外になっちゃいますけど、見方を変えればよい観賞魚になるかもしれません。

話は変わって、ブラインシュリンプをまだ沸かしているのですが、エアー量の調整等で孵化率も向上しているようです。左写真のような瓶で孵化されているのですが、便の上部が球形になってるところがミソです。水面でエアーの泡がはじける時に、ブラインシュリンプ(卵や孵化後の幼生)も飛ばされるのですが瓶の球形部分で、そのうち滴とともに戻ってきます。

数分置くと、左写真のように孵化後の卵の殻と孵化した幼生が自然と分離していきます。下の方のオレンジ部分が幼生で、水面数ミリの部分が孵化後の卵の殻です。綺麗なグラデーションです。


2008.7.9


稚魚タライ掃除


黒子


時間を作っては昭和稚魚飼育タライにいっしょに入っている赤子を抜き出していたわけですが、やってもやってもきりがなくとうとう根気がつきました。

というわけで黒子だけを抜き出してタライを洗い、再度、黒子を戻しました。これで黒子選別が完了しました。どう頑張っても黒子は赤子の成長力には勝てないみたいです。

黒子のトビも出てきていたので、それも取り分けることが出来ました。めでたしめでたしです。私は同じ器で育てている中から大きさで言うところの中間層を残していくタイプのなので、トビは確保出来次第取り分けています。小さい子たちは置いておいてもそのうち中間層の子たちの餌になってしまいます。

我家ではこのタライの子たちが一番成長が遅れていたので(過密だったため)、今回、黒子だけを残してずいぶんと数が減ったので成長も早くなることでしょう。

今はまだ稚魚というより黒子というほうが当てはまるサイズですけど、稚魚になってきたときどこで飼おうかな〜ってまじめに悩みますね。器もないし・・。厳しく選別していって来春に10匹ぐらい残っていたら超大成功です。たった10匹されど10匹で、年10匹でも3年も続けたら30匹になってしまいますから、池から鯉があふれちゃう状態です。3品種だったら3年で90匹です(笑)。

来年は(もう来年の話か〜っていう突っ込みはなしでお願いします)、面白い品種を産卵させてみたいな〜って思うんですが、残念ながら現時点では親がいません。もっと先、いずれは去年生まれの浅黄の変異種をいずれ親にして産卵させてみないですね〜。とにかく販売目的で作っているわけではないので、採算が取れない品種とかも作ってみたいです。いっそうのこと真鯉(オスメス共に真鯉)でも作ってみようかな〜。その中から緋を持つ真鯉でもできたら楽しいだろうな〜って思います。

 

2008.7.8


ただいま我家の地域は何十年に一回あるかどうかの大工事中です。道路を拡張して側溝を作って、下水管を引いて、水道管を引きなおして、舗装しなおして、等々盛りだくさんです。

そのため昨日は地域の電柱移動で3時間ほど停電(発電機をもって来てもらいました)、今日は3時間ほど断水でした。タイミングを見計らって鯉の世話もしないと大変なことになっちゃいます。


錦鯉水槽

そういえば、新しい鯉の入手先が出来たので大変助かっている状態です。これまで初夏から夏の終わりにかけての入手先がなかなか見つからなくて困っていたのですがやっと解消しました。

鯉は秋からシーズンということになっていますが、私自身は新しく鯉飼育を始めてくれる人が増える時期があるとすれば、普通に考えれば、やっぱり夏だろう〜って思いが前々からあります。それもあって、この時期に鯉をアピールできるのはとても嬉しいことです。

しかも自然サイズ鯉での入手が可能なので嬉しさ2倍って感じです。すでに愛好家になっている人はジャンボ当才が好きかもしれませんが、これから飼ってみようっていう人には(どう考えても)ジャンボ当才はデカ過ぎて器も限定されるし、体も弱いしまったく不向きです。

以前から思っていたことですが、生産者さんは誰に鯉を売るつもりで鯉を作っているだろうということです。究極の一本を作るのも夢だと思うし、それを私も応援していますが、その近隣クラスが買える人だけがいればそれでいいという思いなのでしょうか?。さらには気になるのは普通クラス鯉のターゲット層でさえ、初めから池を持っている人を前提としているのではなかろうかと感じる点です。

池を持っている人を対象とした場合、これってかなり敷居の高いことで、それでは新規愛好家の掘り起こしはかなり難しいことのように思えます。マンションでは池を作れません。結婚して子どもが生まれて家でも建てようかな〜となった場合、サラリーマンだと夫婦共稼ぎで数千万円の借金を30年程度して、そこに子どもの養育費もかさんでくるのがわかっていてお金もどんどんかかるので金銭的な余裕もないし、なにより車を2台置くスペースを確保したらそもそも敷地に池を作る余裕など残りません。私も地方の小さい町ですが、それでもこんな感じなので日本中同じような感じなのではないかな〜と思っています。

鯉なんて抜き出た鯉は一部で、その他大多数は普通クラスが占めるわけです。抜き出た一部の鯉は、国内の数少ない富裕層で回せばよいとしても、その他多くの普通クラスに国内需要がほとんどない状況で輸出にたよらざらぬをえない状態はたいへん気持ち悪いです。

なぜ普通クラスの鯉が国内では売れないの?、普通クラスだからといって鑑賞できないとかではありません。普通クラスでさえ、他の観賞魚からすれば色合の豊富さ、模様、品種の種類、飼いやすさ、成長度合い、など含めてかなり抜き出た魅力のある観賞魚の部類だと思います。

結局、普及クラスがぜんぜん国内に普及しないのも、ほとんどの国民が実現不可能な事柄を、プロ錦鯉関係者自身が購買層に求めているからだけのような気がして仕方がありません。美を追求するわけですから究極の鯉は必要(憧れの存在としても必要)、ただそれと並行して(購買層はまったく違えど)普及クラス鯉が国内で普及しない中では愛好家の増加などありえないというのが私の考え方です。

少し話はそれますが、私なんかは10t池で80cm弱を目指していますので、そんな私にとって野池なら90cmになる鯉でも10tでは70cmにかならない鯉がいたとすれば、ほんとに魅力のない鯉になってしまいます。そうでなくても100tの池が作れたら80cmになるよといわれても、そもそも100tの池がつくれませんからほんと意味のないアドバイスです。10tで80cmにする方法なり、80cmになる鯉を選ぶポイントを教えてもらえるのであれば素晴らしいアドバイスです。

正直、私の設備はプロと名のつく人の設備からすれば豆粒なほど小さいと思いますが、それでさえ一般的な方々には実現が難しいと思っています。そんな私も最初は90cm水槽での飼育からスタートでした。それがエスカレートしてここまで来てしまったわけですが、水槽から始めることがいいとかではなくて、実現可能なスタートラインがあったので愛好家としてのスタートがきれたわけです。もし、世の中にジャンボ当才しかいなかったら私は愛好家のスタートラインをきることができませんでした(水槽に入らないから)。

90cm水槽で飼える鯉の数って何cmぐらいまでで何匹ぐらい?って、こういう答えのほうが多くの人にとって有益な気がするわけです。鯉は1tに1匹までがベストです、たしかにそうかもしれませんが、役だてることのできる人が少なそうです。

実現不可能なアドバイスは内容的には正論でもほんとに役にたたないので、現実的なアドバイスであるとか、多くの人にとって実現可能な事柄を、自分の飼育環境を踏まえてなるべくこのサイトでは伝えて行きたいと考えています。

 

2008.7.6


昭和稚魚タライ


野外においてある昭和稚魚タライ(もともと無選別)では、時間があれば成長の早い赤子を取り除いているのですが、取り除いてもすぐに大き目の赤子がいる状態になってしまいます。赤子おそるべしって感じです。

ずいぶんこれまでに赤子を取り除いたはずなのですが、タライを見ると黒子とほぼ同数いるように思えるんですよね。たぶん黒子がたべられているのかな。

水槽錦鯉稚魚飼育、タライ飼育のよい点は田んぼと違って毎日でも選別が出来るところです。このタライなんかは覗き込んで気に入らないのがいたらすぐに横のケースに稚魚を移しています。

水量で餌をあげられる上限は決まっているので、稚魚の数を減らせば早く成長するし、減らさなければずーと小さいままです。しようと思えば毎日選別が可能です。このサイズだと良くなりそうなのを残すというよりは、(トビとか成長しないものとか)すでによくないのを取り除く段階ですね。

FRP窓付き水槽の不調も収まってきて、(鯉は減ったけれど)ひと段落という感じです。メイン池は元気そのもので近づくと餌クレクレを繰り返していますが健康を保つためにあげません。夏が過ぎ始める頃まではたくさん餌をやっても結局無駄になってしまうだけなので元気を保つ分だけで十分かな〜という感じです。ですので今年は咲きひかり15kgを一袋買っただけの状態で、それもまだまだ余っています。

去年までは年間10〜12袋ぐらい使っていましたけど、今年は5袋ぐらいで済むとよいな〜と思います。去年は安い餌も使っていましたが今年は咲きひかりだけで行く予定です。仮に咲きひかりの単価が安い餌の2倍だとしても使う量が半分なら費用は同じです。

あと、これまでの印象だと安めの餌をたくさん食べさせても、咲きひかりを(安めの餌に比べて)少なく食べさせるのも成長度合いの効果が変わらない感じなので(消化吸収の違い!?)、結局、餌の絶対量が少ない方が水の汚れも少なく押ええられるので水質も保ちやすいです。掃除の手間も省けますしね。そもそも我家は濾材がハニカムだけなので掃除する物がほとんどない状態ですけどね。おかげでメイン池に関しては底水を抜くぐらいしかすることがないのでほんと楽チンです。

今年のメイン池は今も水の透明度は高いし、例年、餌をあげる量の増える夏場は透明度が低いことが多かったですけど、今年は年中透明で乗り切れるかもしれません。水の調子がいい方が成長もよいし、病気にもならないし、いいことだらけです。毎年使えば使うほど咲きひかりはよい餌に思えてきます。それ以上によい餌が出てこないのもメーカーの努力不足というか、正直、私もオススメの餌はときかれたら、(ワイロももらってないけど)咲きひかりがよいと答えちゃいますもんね。

前も書きましたが、近くの愛好家宅でここ一年ほどかけて鯉の色やテリがとてもよくなって大満足されていましたけど、変更点はそれまで使っていた(産地から取り寄せたらしい)業務用の餌とかホームセンターの餌から咲きひかりに変えただけです。鯉の数も少ないのと若い鯉がいないので1ヶ月で1kgぐらい使う程度ですが、鯉たちはとても元気にしています。その程度の餌の量なので太りもしませんがやせることなく成長して沈んでいた色合いも綺麗に戻ってきました。もって生まれた力が発揮できている状態のようです。

 

2008.7.5


ねずみ
昭和稚魚


連日暑い日が続くようになってきました〜。梅雨明けが近づいてきているのかな〜、例年、梅雨明け後の一週間はメチャ猛暑なので今からおいしいものでも食べてエネルギーチャージを完了しておきたいものです。

水槽部屋で夜に作業をしていたらねずみが出てきて餌をかじっていました。その様子を激写、いっしょにうつっているスプーンが10cc程度のものなのでミニミニねずみさんです。シャッターをきると肉眼では分からない程のスピードで逃げちゃうんですが、フラッシュ撮影なんで光のスピードからは逃げることが出来ず、素のままの姿でうつっています。光って早い。

昭和の稚魚をなるべく大きく撮影してみました。今使っているデジタル一眼用にはマクロレンズをもっていないので近接撮影はこれが精一杯です。稚魚を水槽で飼育しているとマクロレンズが欲しくなってきます。

今となってはほとんど使っていないニコンのコンパクトカメラだと近接撮影ができるので、一度それでチャレンジしてみようかな〜と思います。まだ壊れていないと思うけど〜。

 


2008.7.2


昭和稚魚


今日は暑い1日でした〜。この前も書いたかもしれませんが今年は日焼け止めUV50を塗っているので強い日差しでも皮膚が大きくダメージを受けることはありません。日焼け止めってスゴイです。

昭和の稚魚飼育ですが、普通に成長するグループと成長しないグループとに分かれてきました。そのうち成長しない方は普通グループの餌になっちゃうと思います。

成長しないグループを観察していると、餌のブラインシュリンプをほとんど食べていないようでお腹が赤くなってきません。普通グループはちゃんと赤くなってきます。トビグループはブラインシュリンプに加え成長しないグループまで食べちゃっています。

これらの差は生まれ持った力の差だと思うので、人の手でどうにもならないと思われますが、特に昭和の黒子は紅白等に比べて弱いグループが多いように感じます。

昨日からブラインシュリンプを2倍孵化させ始めました。1Lの容器で大体5ccの計量スプーン9分目程度の卵を孵化させることが出来ます。我家だと麦茶などを冷蔵庫で冷やす耐熱ガラスのビン(1本1L)を4本使用して孵化させています。

 


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