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錦鯉飼育日記 日々の記録 2008年4月1日-6月30日(since 2003.1.31)



 
2008.6.29


毎日梅雨らしく、じめじめしています。濾過槽上の木蓋から生えてくるキノコ成長が早いです〜。

ミックス状態の黒子と普通の毛子(オレンジ色、赤子というのかな〜)を2時間ほど分けてみました。赤子のトビを重点的に取り除いたのですが、大きい分だけすばしっこいです。集中的に作業をしたので目をつぶると脳裏に黒子と赤子が浮かんできます(笑)。赤子をとればそれだけ黒子に餌が回るわけで効率がよいですから、時間があるときには赤子はずし作業を続けていく予定です。

外のひとケースには雨水がけっこう入るんですが、雨が入ると23℃にセットしてあるヒーターが点灯するので(水量がないだけに)水温の変化って激しいもんだな〜って感じます。発泡スチロールを利用している飼育水槽は雨が降っているときには蓋も出来るし、衣装ケースの飼育水槽よりも水温の変化も少ない感じで断熱効果が出ているな〜って状態です。

ここ2年ほど、私自身の錦鯉稚魚飼育はうまくいっていませんでしたが、それでもなんか楽しくてやめようという気分にならないのが稚魚飼育のよいところです。そもそも失敗することも多い、良い鯉ができることはまずない、こういうことを分かってやっていることですので、へんな気負いがないため長続きしているような気がしています。

今回の昭和もどこまで無事を保てるか分かりませんが、どんな子どもたちになるのだろう〜って想像するだけでワクワクします。そう思いながらも、来年はどんな鯉を産ませようかな〜っていうこともすでに考えています。いい鯉作りはプロに任せて、こっちは楽しく稚魚飼育で毎日が楽しいです。

さて、先日、資材を分けてもらうためにフィッシュランドへ電話をしたらちょうど私の都合がフィッシュランドで自家生産中の九紋竜の一選目と重なったので、稚魚池まで資材を取りにいきつつ選別を見てきました。一選目からすでにいいな〜って感じの九紋竜が普通にいるので、九紋竜ってこんなに歩留まりのいい品種だっけ!?って思いながら見ていました。

フィッシュの稚魚池(田んぼですね)は土質がくろぼくなので水はけがよく注水している分は底から抜けていくような感じのようです。砂地でもなく、粘土質でもなく、稚魚池となりの普通の田んぼを見渡してみてもみんな土が黒色をしています。単に黒いのでなくて光沢のある黒色です。私は田んぼに詳しくないのですが、綺麗な土色だな〜ってことだけは分かります。土が綺麗と思ったことは人生を振り返ってもあんまりない経験ですね。

フィッシュつながりですが話は変わって、田んぼでいろんな話をしている中で、フィッシュが去年作った浅黄が予想通りやっぱりナイス(死語!?、いまならグー)になってきたとのことです。上物の2才立て鯉は店舗のハウスで成長させているそうですが体の輝きが綺麗と言っていました。

私は去年の浅黄をそれなりに持って帰ってきているので、これはよい買い物をしたな〜って感じです。ほんとは仕入れてきている訳ですけど、ぜんぜん売れなったので売り上げとしてはまったくダメでしたが今後の育てる楽しみがより増えました。昨年秋から育てていますけど体の雰囲気など楽しみな部分がいっぱいです。

特に期待しているのは、フィッシュもほとんど残していない愛称オベニザクラと赤松葉で、この2つはフィッシュも(残すだけのスペースがないので)ほとんど放出しているだけに我家にいいのが来ているのではないかな〜と思っています。我家は自然飼育だけに成長は遅いですが、後3年ぐらいしたら我家のメイン池には今いる鯉たちを押しのけて浅黄と愛称オベニザクラと松葉がたくさん泳いでいる可能が出てきました。そうなればなったで楽しそうです〜。

2008.6.28


相変わらず慌しい日々を過ごしています。頼まれていたら黄金の写真もOKが出て何よりでした。瀕死の重傷のケロヨンも今のところ元気にしているようです。ただ、かなりエラを物理的に損傷したのでそれが心配ですね。メイン池の水の調子はよいので治るんじゃないかな〜と期待はしています。他の子たちの体表もずいぶんきれいになって傷ついた鱗が新しく生え変わってきてきています。

キズの治りを観察しているとなかなか面白いです。(餌やりのときに)ぶつかり合ってキズがつく、通常はここでキズが治るのがベストですけど、今年は気候も安定しなったのでキズが膿んで(炎症を起こして)しまいました。

キズを中心として徐々にピンク色の炎症が広がった後(この頃には傷ついた鱗の先端にカラムナリスがついていたりする)、炎症が治まり始めるとキズが小さくなるので傷ついてカラムナリスのついた鱗だけが目立つようになってきて、少しカラムナリス部分も小さくなってきたな〜って頃には傷ついた鱗自体が自然と脱鱗して(人間でいうとかさぶたが取れるように)、体表部分はきれいスッキリ!って感じで元に戻ります。

緋盤の部分だったりすると脱鱗した部分の緋色が薄くなっているのでよく分かります。そのうち緋盤の厚みも元に戻って元通りです。人間と違って鱗を持った生き物だけあって鱗を上手に使って傷を治していきます。見ているとすごいな〜って感じですね。

調子を落とした窓付きFRP水槽の方はというと、やっぱりぜんぜんダメでフラフラしていた子は残念ながら死んじゃいました。とりあえず網で掬った生きている鯉のエラフタを開けてチェックしてみたらエラ全体の3分の1ぐらいの部分がカラムナリスにかじられているかな〜って状態です。何匹生き残るか分かりませんが、お気に入りの紅白が1匹いるのでその子だけは助かって欲しいな〜って思っています(今のところ元気があるほうかな)。

この場合、カラムナリスが鯉にくっついて鯉上で増殖したわけです。そうなる元々の原因は鯉が弱ることから始まるわけですが、今回の場合は、餌をあげた→内臓に負担がかかって鯉が弱る→カラムナリスが感染→カラムナリス繁殖→どんどん感染→鯉が弱っているので治りません〜の悪循環に陥りました。私的には、この循環の最初の部分、餌を食べて鯉が弱ってしまった部分に、(暴飲暴食させたわけでないわけで)どんだけ胃腸虚弱なんだってツッコミをいれたくなるわけです。かわいそうなんですけれど、我家の飼育環境には合わない鯉たちでした。


普通の毛子のトビ
お友達を食べています。


普通の毛子と黒子のミックス


昭和の稚魚飼育は順調に来ています。ブラインシュリンプを使っているので水が汚れにくいところが上手くいっている原因でしょか。栄養状態もよいのかもしれません。

前にも書きましたけど、ブラインシュリンプって手間がかかりそうなイメージがあって手を出しませんでしたが、実際にやってみると手間もほとんどかからずメチャ便利なので、来年からもずーと使おうと思います。こんな私でも毛子の飼育に自信が出てきました。

今回の昭和の場合、まだ普通の毛子(オレンジ色)と黒子がミックス状態のまま育てている容器もあるのですけど、観察していると普通の毛子(オレンジ色)はやっぱり黒子よりずいぶんと生命力が強いです。餌を食べる勢いが違うので成長度が早めです。

黒子にはトビらしき毛子はいないのですが、普通の毛子(オレンジ色)にはトビが出始めています。見つけたら取り除くようにしています。トビを普通の毛子(オレンジ色)だけが入れてあった発泡スチロールの容器にいれたら、成長の悪い小さな毛子にかぶりついていました。左写真でもお友達にかぶりついているところがバッチリ写っています。トビの性格がどうもうなところを考えると、たぶんオスなんだろうな〜と想像出来ます。

ミックス状態のところは、このままほっておくと普通の毛子のトビが元気な黒子まで食べちゃうので早く取り除かないといけません。黒子選別でなく、普通の毛子取り除き選別なので手間がかかります。頑張らねばですね。

ミックスの写真に写っている小さな丸い粒は、ブラインシュリンプが孵化したときにできる卵の殻です。完全には取り分けられないので、こんな感じで水面に浮いています。

 


2008.6.25


Ka1さん黄金
60cmちょっと



瀕死の重傷の
愛称ケロヨン(紅白)
53cmぐらい



昭和の毛子



頼まれごとがポツポツあってここのところ忙しい日々が続いています。頼まれごとの1つなんですが鯉の写真を撮りました。

ka1さんの作った黄金なのですが、適当にですが検寸してみたら60cmちょっとある感じでした。池で泳いでいるとずいぶんと大きく感じます。何時見てもきれいな黄金で地肌が暗くなってこず(色が濃くならず)、ずーと明るい色合いのままでお気に入りです。

黄金の撮影後、一度も撮影をしたことがなかったお気に入りの愛称ケロヨン(紅白)を写真にとろうとおもって網で掬おうとしたら、ケロヨンがいきよいよく池を越えて2mほどの大ジャンプ(メスなのに・・・)、水を抜いたFRP水槽の上にかけてあったネットに着地しました。

ネットの上で宙ぶらりんになったケロヨンは当然暴れるわで、ネットがヒレに食い込んでヒレは切れるわ、ネットがエラに入ったようでエラを大きく傷つけて血まみれ、ケロヨンがボロボロになってしまいました。瀕死の重傷でこれには私もかなりの大ショック。

ケロヨンは同腹姉妹たちの中では決して最高の紅質とはいえないのですが、我家の紅白の中では最上位に位置する紅質をしているだけに、なんとか元気になって欲しいです。

今年4歳のシーズンですが、まだまだオレンジ色に緋色が見えるぐらいに色合いが明るいです。これからだんだんと赤みが増してきます。紅色が単純にオレンジなのではなくて、明るいので人間の目にはオレンジに見える点がポイントですね。違いは輝きです。

ちなみにケロヨンたちはメス親がカトウ紅白の子(メス カトウ紅白×オス フジコの子)にあたる鯉でフジコのよさを引き継いでいます。紅質が良いので模様は頑張って2段が精一杯だと思うんですが、それでもこういった紅質の鯉が私は好きです。

さて、昭和の毛子たちは元気いっぱいです。ブラインシュリンプがよいのか?、たまたまなのか分かりませんが、当才と呼べるところまで育てたいです。頑張ろうッと。

 

毛子が順調なのはありがたいのですが、ただいま我家は水槽部屋の120cm水槽と野外のFRP窓付き水槽のみが不調に陥っています。今週の初めにFRP窓付き水槽であれ!?餌を食べなくなったな〜って思ったら鯉が★になってポツポツと浮いてきています。カラムナリスにやられているようで(間違いないんですけど)、フラフラしているのがまだまだいるので、それらはもうエラをやられちゃったな〜って感じです。残念ですがそういうのはまず治りません。ヒレなんかはカラムナリスにかじられながらも元気にしている子もいるので、体力が落ちるとエラをやられちゃいます〜から、今回は注水量をあげて水質が落ちないように心がけながら餌は少しあげています。

振り返ると、数週前にFRP窓付き水槽に入っていた8割以上の鯉をいつもの放流を頼まれている池に寄付したので、鯉の数がぐっと減って自分に気持ちに余裕(管理が楽になるぞ〜って)が出来たのがいけなかったのかな〜と反省。ただ、調子を崩す前に数百匹を放流できたのでそれは幸いでした。放流先でずいぶんと喜んでもらえたしね。

反対に、メイン池の方は少しまえ鯉たちが餌やりのたびに(ぶつかって)傷ついて、そのキズが痛々しい状態と書きましたが、今日確認したら(何も治療はしていないけれど)ずいぶん綺麗に治ってきていました〜。梅雨が明けるころにはすっきりしていそうです。こちらも残っているキズ(傷ついた鱗の先端とか)にはカラムナリスがくっついている感じなのですが、5月、6月と水質優先で餌をあげているためか、他の鯉にうつることもなくキズが綺麗に治っていくにしたがってカラムナリスも自然に消えていきます。メイン池は水質優先の餌やりにしていたのが正解でした。

今年は暑い日と寒い日が数日間で繰り返されるので、普通に餌をあげると(鯉に疲れもでるのか)水質も落ちやすくなって、さらに気候的にもカラムナリスが例年以上に繁殖しやすいのか、カラムナリス天国になってしまう感じです。カラムナリスなんかは常駐でいるので繁殖するもしないも鯉の強さと日頃の管理次第です。

まあ確かに、今年FRP窓付き水槽にいた子たちは打たれ弱い子だったのも確かなのですけれど、管理不足含めいろんな要素が絡んで可愛そうなことをしちゃいました。初めて稚魚飼育から育てた子もいっしょに入っているのですけど、そんな状態をものともせずにいまのところ元気に泳いでいます。私の下手な稚魚飼育を生き延びてきただけのことはあってさすがに強い!。いたせりつくせりすれば弱い子でも元気に育てることは可能ですが、私の性分には合いません。

調子が落ちても水替えと濾過槽の掃除で復活する鯉が理想なんですが、もう少し幅をとって塩を使えば回復する鯉までが許せる範囲かな〜。で、野外でも元気に暮らせる鯉が大好きです。少々擦れようが、餌が多かろうか、水温が変化しようが、雨が入ろうが、その中で生き延びた鯉だけ残せばかなり強いと思うんですけれどね。作り手、売り手と段階を経る間に、とりあえず生きて自分のところから手が放せればOKだと考えるところを通れば通るほど、最後に鯉が行き着く愛好家がババを引くことになるので可愛そうなもんです。なるべくそういうところとは関わらないようにしているんですけれど。

ほんと、メイン池が痛々しいときは、FRP窓付き水槽は元気いっぱいだったんだけれど〜こんなに逆転するとは予想していませんでした。

 

2008.6.22



昭和毛子


孵化した
ブラインシュリンプ



今年は珍しく梅雨らしい梅雨模様〜カエルたちも喜んでいるでしょう。ただ、私は太っているので湿気と汗で体中がベタベタです。野外もずーと湿っているので、メイン池の濾過槽の上においてある木の蓋からキノコが生えてきました。キノコが生えると木がすぐにボロボロになるので蓋の寿命もそろそろかな〜って感じです。

今週末はバタバタと忙しく、HPを更新する間もなくあっという間に終わってしまいました。チャレンジ稚魚飼育2008で産ませた昭和の毛子はなんとか元気にしています。ただ黒子選別まで(時間的に)手が回らない状態で、ほとんどがまだ黄色い子と黒子のミックス状態です。

昭和の毛子は、キングタライと発泡スチロールケースと衣装ケースに分けて入れてあったのですが、やっぱり上から眺めてるよりも、おたまじゃくし状態から魚の形になっていく過程が面白いので、横から眺められる水槽でも飼おうと決意、水槽部屋の90cm水槽を1つ空けました。

水槽を空けるにはそこにいた鯉も移動しないといけないし、水槽もきちんと洗いなおさないといけないので、思いついたのが土曜日の夜だったこともあって、水槽を再セットし終えたときには曜日を越えて深夜2時でした。あー眠い。あとは黒子を数百匹になるよういれればOKです。とりあえずは100匹ぐらは選り分けたかな。

 

昨日から初めてブラインシュリンプを与え始めてみました。孵化したてのブラインシュリンプは本当に小さく、肉眼では何かが動いているのは分かるけど、それ以上は見えず赤みのあるオレンジっぽい溶液みたいです。毛子を観察しているとお腹がだんだんとオレンジっぽくなってくるのでちゃんと食べているようです。良かった〜。何とかうまく育てられるとよいな〜と思います。


2008.6.18


朝からホテイアオイの入れている容器をゆすってみたら、昭和の毛子がわんさかといました。黒子の数も十分にいるし、とりあえず配布者としてはホっとしました。私のほうは大正三色は失敗しているので、昭和はなんとか上手く育てられたらな〜って思います。黒子の雰囲気としては真っ黒ではなくて、でも墨が薄いわけではなくて緑がかった感じ!?の黒子です。

毛子を観察するとまだお腹の栄養袋が大きく泳がずじーとしている感じです。あと2,3日したら泳ぎ始めるかな〜。我家の場合、容器に藻も生えていないので毛子が食べるものがありませんから、金曜日か土曜日にはブラインシュリンプを孵化させておこうと思います。

ただ、明日からどうも雨らしく毛子のことが心配です。1つの容器にはヒーターを23℃設定で入れてあるので温度低下による全滅は防げると信じているんだけど、どうでしょうか〜。知人が発泡スチロールの容器で育てると水温の上下が緩やかになるので毛子に良いよって教えてくれたので、発泡スチロールの容器にも毛子を入れてみました。

紅白の稚魚は相変わらず順調で成長を眺めていると楽しいです。良い鯉になってくれ〜って思いはあんまりなくて育っていく過程がとても面白いです。毛子の時のおたまじゃくしみたいな頭でっかちの状態から、だんだん魚らしくなってきて、そのうち前方を向いている口が下のほうを向くようになってきます。形も変化するし、色合いも変化するし、日々変化していくので見ていて飽きないですね。

鯉の場合は卵がたくさん生まれるので、水槽で育てる分だけではほとんど全部の卵を棄てるとの同じことなので、チャレンジ稚魚飼育のように1つの産卵腹をみんなで分けて育ててもらえるのは、(卵が無駄にならず)私としても大変嬉しいです。参加者さんもそれぞれ家庭の事情があるので、毎回同じ方ではなくて入れ替わりながらも毎年一定人数以上のお申し込みを頂いているのでとてもありがたいかぎりです。

私も鯉と関わってきた年数がだんだんと増えてきて楽しみ方の方向性が出来上がってきているので、鯉の自慢話オンリーとか、噂話とか、勝ったの負けただの、等々、あくびの出るようなつまらない話に運悪く出くわしてしまったときには、(私の場合、興味がないので)時間つぶしが大変だ〜みたいな時があります。

稚魚についての話もいろんな話題があるんですけど、自家産の場合、良い鯉ができないことが前提みたいな物なので(欲より夢の方が大きいというか)、経過報告しながら感じたことや裏技発見みたいなことまで、報告会みたいな感じでワイワイガヤガヤと鯉歴等に関係なく、話が弾んでいく感じの楽しいイメージが私の中にはあります。ですのでチャレンジ稚魚シリーズはなるだけ続けていきたいと思っています。ほんと今回お申し込み頂いた方々ありがとうございました。写真の投稿等楽しみに待っています。ぜひ、お願いいたします。

今年も、鯉の毛子が生まれてから既に何人かに見せたのですけど、毛子のあまりの小ささにみんな驚くので、毛子をみせるのは、ビックリ箱と同じ状態です。鯉ってある程度大きなイメージをみんな持っているようで、それと毛子の小ささとのギャップが激しいみたいです。まだこれから何人かはビックリさせられそうです(笑)。

2008.6.16


今日は帰りが遅かったので朝だけしか卵の様子を見ることができませんでした、残念〜。朝の段階ではまだ孵化していませんでした。そろそろ孵化し始めているのもいるとおもうんですがどうなんだろう〜?

ただいまメイン池の鯉たちはキズキズになっている子が多く少々可愛そうな状態です。天候が安定しないため、餌を少なめにしかあげていないので餌の取り合いでお互いぶつかり合うのが原因のようです。池の上に格子が置いてあるのでそれにもどんどんぶつかっているようです。水温も暖かいわけではないので、まだまだ傷ついた部分の再生が間に合わないようで元のキズから周りの鱗にまで炎症が広がって出来ちゃっているみたいな感じです。

水質は良い状態を維持出来ているので、このままほっておけば(梅雨が実質的に終わって水温が上がるころには)勝手に治っていくでしょう〜。一瞬、塩を入れようかな〜と思ったのですが、ただいま少々見栄えは悪いけどそのうち自然と治るし、塩がもったいないから入れるのをやめました。

鯉って、大抵のことは自然に治っていくので強いものだな〜って思います。調子を落としたら塩だけで元気になるんですからね。普通、鯉に塩以外のものって滅多に使わないので、鯉と塩の相性のよさは素晴らしいな〜って思います。

2008.6.15


昨日たまたま、 全力!Tunesという番組をみていたら、子どもたちのギターやドラムの上手いこと、超ビックリ。これまでピアノとかのクラシック楽器を小さな時から習っていてとっても上手というのは映像的にもよく見るのですが、子ども(小学生)がエレキとかドラムとかをバリバリ演奏する姿ははいままで見たことがなかったのでとっても新鮮でした。

10歳の女の子がフルサイズのギターでジョーサトリアーニを弾いているは衝撃的だったな〜。次に出てきた男の子はバンヘイレンを弾いていたし(しかもファーストアルバムのギターインスト曲まで)。その年齢でどうやって洋楽のロックと出会うのかが知りたい気分。私なんかは高校1年生ぐらいまで洋楽のロックとは出会わなかったもんな〜。ギターを練習した時期もあったけどハイウェイスターも弾けませんでした(苦笑)。今は年に1回ギターを磨くだけのプレーヤーでなくてオーナーなので、ドレミファソラシドも弾けません。


話は鯉にもどって、昭和の産ませた卵を確認すると、ひじょうに受精率がよい感じでした。やるな〜オス君!、プレイボーイに認定しようと思います。上手くメスの産卵を促し、絶妙なタイミングで精子を発射しているのだと思うんですが、それにしても上手い、このオスは大切にしなければ!ですね。

こちらの地方は明日は雨なので水温が下がりますから孵化は火曜日か水曜日になるのかな〜と思います。今回は全滅しませんように。雨ざらしなのでまずは雨に耐えてくれ〜って状態です。毛子の場合は生きているか全滅か二者選択みたいなものなので中間がありません。

全然話は変わって、以前から動物取扱業の登録をしている関係で、外来生物の駆除とか放流禁止の啓蒙活動にご協力くださいの案内がたまに届きます。で、いつも思うんですが啓蒙活動もとても大切ですが、もうちょっと露骨に外来魚とかを買い取る(懸賞金をつける)ことにすれば、お小遣い稼ぎにどんどん釣ったり取ったりしてくれるんではなかいな〜とか思います。ブラックバス30cmまでは30円、それ以上だと50円とか、メスは20円プラスとか、平均50円の買取としたら、一億円で200万匹買取できます。年200万匹では少ないから年2000万匹の10億円規模の予算がよいですね。

ブラックバス以外でも、ブルーギル、通称ミドリガメとか、昆虫とかいろいろに懸賞金をつけたらあっというまに(人間の欲で)絶滅しそうです。専門の捕獲業者さんも現れるかも。行き過ぎて養殖して届け出て不正受給とかされてもこまりますが・・・。

 

2008.6.14


朝、3時半に確認してみたら産卵行動をしていました。ですので明らかな未受精でないかぎりお申し込みいただいた方には本日発送いたします。

ちなみにメスと昨日紹介したオス2が産卵行動をしていて、オス(愛称 雪女)は興味なし状態でしたので、事実上、オスメス一本掛けとなっています。


昭和のメスとオス
(産卵前の写真)


朝、7時ごろ再確認したところ、既に産卵は終わり3匹ともにまったりしていました。左写真のオス・メス2匹は寄り添ったり離れたりを繰り返したりしていましたが、やっぱりもう一匹のオス(愛称 雪女)は全然別のところを泳いでいました。

99.99%間違いなく今回の産卵には雪女は参加していません。生まれてくる子は左写真のペアの子どもになります。

ちなみに鯉たちの頬を手でなぜてみると、産卵に参加したオスはザラザラ、雪女はツルツルでした。でも、体の筋力の瞬発力、お腹の堅さ、お尻の形はオスなので間違いなくオスだと思うんですけど・・。まったくもってヤル気なしって状態でした。

ちなみにメス親の頬を手でなぜてみると、前回の産ませた大正三色同様に誰でもわかるほどにザラザラでした。てっきりヌメリが取れてざらついているのかと思って体を触って確認すると体表はヌルヌルでしたので、頬がざらついているのだと思います。水替えなどバタバタしていて手ヒレの追星は確認しなかったのですが、産卵行動をとるとメスも頬がざらつくのではないかな〜って思えてきました。

ただ、筋力の瞬発力、お腹の柔らかさ、お尻の形は昨日セットするときから明らかなメスでしたので、ある程度大きい鯉は持ち上げた時の雰囲気で感じるほうがオスメスが分かりやすい気がします。

初めにも書きましたが事実上の一本掛けなので受精率とかは分からないのですが、産卵藻にホテイアオイを使用しただけあって根に卵がびっしりついていました。ぜひたくさん孵るとよいな〜と思います。


2008.6.13


昭和セッティング


今日は、昭和三色を産卵させるため親鯉たちを丸プールに移動させました。

メス親一匹に対して、オス親2匹です。オスの1匹は愛称雪女(オスだけど)、もう1匹は去年にもオスです。

今回のセッティングでは、メス親は60cmジャストぐらいですけど、そろそろ体がいっぱいいぱいかな〜という雰囲気がでてきているので最終70cm止まりぐらいの鯉です。子に受け継ぎさせたいのはジャンボにするとかではなくて、この鯉の特徴になっている昭和には珍しい紅の明るさ(内側から輝く系)と墨の濃さのバランスです。

通常、昭和は紅にセンスケ紅白のような明るさを持たせると(そういうのを育ててみても)、墨がぐだぐだになっちゃうし、墨を濃くすると紅が暗くなる傾向が出てきます(赤い紅色にはなりますけれど)。この辺りも好みの部分ですが、紅白が好きな私にとっては紅質的に暗くなりがちな(内側から輝かない)昭和の紅というのはなんとかならんのか!?ってところです。大正の紅も同様の傾向はありますが墨質の良さはしっかりしています。

そういう意味では昭和は(私にとって)とっても中途半端な品種なんですが、その中途半端な危ういところを楽しんでします。

今日も気温は相当高かったので、産む気になるのかどうか分かりませんが、とりえずオスとメスはよい感じの動きをしているので、明日早朝に期待ですね。

 
メス オス2  

2008.6.11


最近、怖い(意味不明な)事件が続いているな〜って感じです。勝ち組、負け組に分けたら私などずーと負け続けていますし、20代の前半で脳の中枢神経を痛めましたから、20代なんてボロボロ、頭の中が治らないおかげで未だに出来ないこともいっぱいで、今後も勝ち組に入る可能性は限りなくゼロです。でもそれも人生、他の人と比べていたらキリがありません。

ストレスで限界にきそうなら、とりあえず鯉でも飼ってみる、意外と人生変わるかも!?です。ちなみに私は鯉と出会って大きく変わりましたよ、愛好家+鯉販売まで手がけるようになってしまいました(売れてないですけど(苦笑))。


クリイロハコヨコクビガメ

錦鯉(昭和)


クリイロハコヨコクビガメ

錦鯉(白写り)


さて話は変わって、とりあえず90cm水槽に鯉とカメを入れてみました。すぐ横の水槽に20〜25cmぐらいの昭和と白写りあわせて8匹いたので、それを全部とカメは中サイズ3匹です。いまのところ鯉はカメに興味がないみたいだし、カメも鯉に興味がないようです。鯉も落ちついていました。双方で縄張りがあるような感じもありません。現状、カメの数が少ないのでカメの存在感が薄いですか、鯉5匹、カメ5匹ぐらいだと見栄えがよいかな〜と思います。

あと、いまカメの休憩場所がバケツなのでこれを流木に変えたりするとより良いですよね。尖った流木は鯉が怪我をするので太さのある流木でレイアウトできると見た目に楽しそうです。

水槽の真ん中にバケツがおいてあるのですが、鯉は習性として縁を泳ぐので、池でも水槽でも真ん中は日頃からデットスペースなので場所の有効利用みたいなもんでなんら問題ありません。鯉はちゃんとバケツの周りをぐるりと泳いでいます。

自分で思いついておいて言うのもなんですが、これはなかなか眺めていて面白いです。安定的に同居できるかどうかですが、とりあえず咲きひかりLM浮きをあげてみたら、鯉もカメもどちらも餌を食べれているようでした。

カメも水を汚しやすいし、鯉も水を汚しやすいので、そういう点でも共通項があるので水質の維持は同じろ過方法で問題ないと思います。

また一緒に入っているクリイロハコヨコクビガメは品種として個体間の変化がわりと大きいので(産地!?、生活環境!?、生まれ持ったもの!?)、何匹いても飽きることなく楽しめます。しかも価格もハコヨコクビガメの中では一番安い部類なので財布にも優しく、性格も警戒心ゼロタイプで、環境の変化にも強く、ほんと愛好家思いのよい亀です。育てやすさを魚でたとえるとメダカ並みです。


2008.6.10


まるまる らんちゅう1


まるまる らんちゅう2


今日は暑い一日となりました〜。

今年最後の昭和の産卵に向けて準備中です。夕方、今年の産卵を全て終えたKa1さん宅へホテイアオイをもらいに出かけてきました。良く育っていて根も長いのでたくさん卵がつくんじゃないかな〜と期待しています。いろんなものを産卵藻として利用するのを見てきましたがホテイアオイは最高の部類です。

ちょうど、Ka1さんが去年、(知人にもらって)青子から育てたランチュウがタライに入っていたので眺めているとでっかい子が1匹、とっても愛嬌よく泳いでいました。メタボだけど愛嬌度満点って感じです。

鯉のメタボはカッコ悪いですけど、金魚のメタボは金魚がそもそも丸い形だからか愛嬌が感じられますね。とっても面白いです。


この金曜日の午前中に今年最後のオスメスをセットしようと考えています。メス親自体、大きくなるタイプの鯉ではないので模様中心で楽しめればな〜と思います。それ以前に、ちゃんと毛子が育てられるようにならないとって感じなのですが・・・。 メス親の大きさ面(将来性も含めて)では大したことはないですが、 明るい緋盤を持ちながら墨質がしっかりしている鯉で、どういうわけかこの相反する要素が妙に上手く馴染んでいるところを評価しています。 なんとか上手く育てたいな〜って気持ちでいっぱいです。

さて、鯉とカメの同時飼育への挑戦も水槽のセッティングまではできました。見栄えが悪いのですが水槽の中心に100円ショップで購入したゴミ箱をひっくり返して入れて水面をゴミ箱と同じ高さにしました。これでカメの休めるスペースは確保できました。鯉もゴミ箱の周りをぐるぐる泳げるハズです。何とかうまくいかないかな〜。

現状、鯉を水槽で楽しむのはすでに十分満喫中〜、鯉を池で飼うのもすでに十分満喫中〜、品評会も一昨年初めて出品してみて満足したって感じだし、自分が気に入った鯉(なかなか少ないですけど)が飼育できればよいので他の人と比べて良い鯉がほしいとかもないし、鯉を飼うという面だけだと十分楽しんでいるのでこれ以上はもうないかな〜って感じです。ガラス水槽、FRP水槽、池で飼っているのでこれ以上違う容器が浮んできません。鯉自体の奥深さはまだまだあるので飼うという面とは別です。

たくさんの人がライフスタイルに合わせて無理せず自然体で鯉を飼っている世界を作ってみたい、これが一番チャレンジのしがいがあることかな〜って思っています。普通に考えると無理っぽい、だからやってみたいですよね。たぶんこのHPを見に来ている人のほとんどが(このHPが出来たときには)既に鯉を飼っていた人が多いのだろうと思っているのですけど、まずは、このHPが出来た以降に(出来ればこのHPを見て)鯉を飼い始めた人の数がそれを上回ることが出来るようチャレンジしてみたいです。

 

2008.6.8


今日は雨かと思いきや、昼間は晴れ、夕方からは曇りながら湿度が高く蒸し暑い日となりました。

さて、我家の大正三色の毛子はダメでした。理由は何かあるはずなのですが、掴みきれないのが悲しいかぎり。さんさんでもらった銀鱗昭和と同じく泳ぎ始めて少しでバタバタバタって感じでした。共通項としては同じようなタライで水槽部屋に置いておいて(毛子の数もほぼいっしょ)、どちらも部屋を1日中閉め切った次の日に倒れ始めた感じなので部屋が蒸れて水が傷むのかもしれません。さんさんでもらった紅白の毛子のうち生き残った20匹は順調に成長中なのでこちらに慰められている感じです。

悔しいので毛子は再チャレンジするとして、ただいま新たなことを考えていて、それは水槽での鯉とカメの混泳です。90cm水槽が1つ空いたのでそこに鯉とカメをセットしてみる予定です。どちらにも餌は咲きひかりをあげているし、カメも凶暴でないし、私の頭の中ではうまくいく予定なのですが果たしてどうなることやら。カメは私の大好きな警戒心ゼロが特徴のクリイロハコヨコクビガメで挑戦です。

水槽に3分の2ぐらいの水量がよい感じだと思うので、上部濾過槽は使えませんから外部濾過槽で濾過は行う予定です。エーハイムエコ2233が一台未使用状態なので活躍してもらいましょう。

話は鯉に戻して、100Lの60cmガラス水槽が水を替えても替えてもすっきりした水にならなくて、何でかな〜って思っていたら、上部濾過槽に入れてあったビニロックフィルターが目詰まりして大変なことになっていました。ドライボールの入れてある方は何ともない状態なので気がつくのが遅れたのですが、ビニロックは鯉の濾材としてはいまいちというか、メンテが好きな人用かなって感じです。私的には(予算の関係もあって急には無理ですが)使うのをやめて徐々にドライボールに変更して行こうと思いました。

ドライボールの良い点は、濾材の隙間がスカスカなので、濾材が濾過できる分しか濾材の隙間にゴミがたまらないというところでしょうか、その代わり水槽の水の透明度は保ちにくいですので見た目の維持には適していないかもしれません。ただ水替えの時期を見誤ることと、むちゃな密飼いにはなりにくいです(水の見た目で心理的にストップがかかる)。リング濾材でもよいですが重いのと割れてくるのでプラスチック製の方が好きかな〜。

ビニロックフィルターはゴミをよく取りますけれど、濾材が濾過できる分以上のゴミが隙間にたまってくるので、すぐに濾材の役割が果たせなくなってくるところ(水を腐らせる)が難点です。しょっちゅうメンテをする(洗う)人にはよいと思うのですが、私はメンテはなるべく少なくする方が好きなので、私にはビニロックはやっぱり物理濾過用濾材程度に考えるのがよいようです。

鯉好きにもいろいろありますが、私は餌をあげて育っていくところを眺めるのが好きなので、それには上にも書きましたが世話はなるべく楽に、維持費は少なく、いそがず慌てずのんびりと、デリケートでない鯉が好きです。簡単そうじゃんと思われそうですかが、最近の鯉はデリケートなのが多いので気候の変化で体調管理に気を使ったりと、良い意味での鈍い鯉が少なくなってきているので簡単ではないのですよね。

 

2008.6.7


風邪もほぼ治って(点滴は素晴らしい〜)、今日はブラインシュリンプの件で先週に続きらんちゅう愛好家の知人宅にお邪魔しました。私は鯉でしか経験がありませんが卵から育てていくというのはとても楽しいです。らんちゅうもそうだと思います。

鯉の場合は田んぼの枚数とか水量の多さは良い鯉の数の確保という点において、(物量作戦が)確実に有利に働きますが、らんちゅうはそういうわけではないようなので、やる気と情熱があればマンションなど庭のないスペースでもしっかりしたらんちゅうが出来るようです。日本の住宅環境にはとてもあっている観賞魚という感じです。鯉を作ってみたいけれど、鯉は大変そうという方には、錦鯉愛好家であっても、らんちゅうの子取りを楽しむのもよいのではないかな〜って感じました。

ちなみに2選目ぐらいの選り分けたらんちゅうがいましたが、残したほうと選別落ちを見比べても私には違いがぜんぜん分かりませんでした。いろんな話をして感じることは金魚は歴史が深い分、世界観含めて積み重ねによる確立された一体感のようなものを感じます。鯉はまだまだ歴史が浅い分、てんでバラバラな感じはぬぐえません。今生きている人たちの寿命ではたりませんが、それを作る楽しみを味わっているというか(そのかわり揉め事も多い)、まだまだ黎明期にあるのだな〜という思いです。

私には私なりの鯉という生き物への思いや評価があるわけですが、それとは対極に位置するものもあるし、似ているようで実は異なるようなものもあります、1000年後、どうなっているか楽しみだな〜って思います。それを知るよしもないですが、自分の思いが少しでも生き残っていれば嬉しいな〜って感じます。


ブラインシュリンプセット


昨日、ブラインシュリンプが孵化するようにセットしておいたら、今日(24時間後)には無事に孵化していました。意外なほど手軽でよかったです。

これなら自分でもいける!って思って喜んでいたら、野外においておいた大正三色の毛子たちはおとといの大雨で(今日確認したところ)全滅しているし、室内のタライに入れておいた子たちは過密すぎたようで(蒸し暑さで水の腐敗が進んで)バタバタと倒れているという感です。

室内のタライから元気にしている子だけ、慌てて他の容器に移して100匹ぐらい確保しました。その中に孵化したブラインシュリンプを入れてみると、パクパク食べているようです。しばらくすると毛子のお腹周りがピンク色になってきているのが確認できました。元気に育って欲しいものです。

今年はもう1回6月半ばぐらいにラストチャンスで昭和を産卵させようと思っていので、それまでに手際よくブラインシュリンプを孵化できるようになりたいですね。ホテイアオイも手に入るし、最低気温もさがり過ぎないし、上手く産卵させることが出来たら時期的にもよい感じかな〜って思います。産むかどうか分かりませんが、もし欲しい方が見えましたらお金のかかることですが5月8日の日記と同じ要領ですので、同様にお申し込みください。




九紋竜稚魚


紅白稚魚

知人宅でブラインシュリンプの件が終わった後、フィッシュランドへお金を払いに行こうとおもったら、今日は稚魚池で草刈中とのことでしたので、稚魚池まで出かけてきました。我家からですと店舗にいくのも稚魚池にいくのも同じような時間で到着です。

フィッシュランドは今年は紅白と九紋竜を作っています。本来は九紋竜でなく黄金の予定でしたが産卵しなかったので、一昨年に続いて九紋竜となりました。私は3年前にKa1さんがさんさん倶楽部に、九紋竜を提供してくれてから九紋竜との関わりが一気に増え、それ以来、九紋竜が好きになっているので黄金は残念でしたけど、九紋竜は楽しみです。

オスメスのセットは一昨年とまったく同じそうですが、毛子の雰囲気がずいぶん違うそうなのでどんな風になるか楽しみにしているそうです。

紅白はオレンジ色をしているので、田んぼで泳いでいてもよく目立ちます。どんな子になるのだろ?。ぜんぜんといって良いほど模様が見えてこないということなので、オール一本緋になったら、私だけは嬉しいかな。


2008.6.5


今日は朝から1日中雨〜。どうしても休めない一日だったので(大人は休みたいときに休めないのでツライ)、昨日は病院へ行って、なるべく早く治したいという意思を伝えたら点滴してくれました。そのおかげで今日一日乗り切れたのでよかったです。

病院へいったけれど、風邪を引いている人はほとんどいない感じで、自分だけゴホンゴホンと場違いな感じでした。一日の気温差が激しいので、てっきり風邪が流行っているとばかり思っていたのですけど・・。そうでもないみたい。

今日は帰りが遅かったで、外の衣装ケースに入れてある毛子たちを見れていません。雨だったけれど大丈夫かな〜とちょっと心配です。明日は、ブラインシュリンプを孵化させるようにセットしてみようと思います。うまくいけば明後日には毛子にあげることが出来ます。

鯉の毛子に加え、今年はメダカも増やそうとおもっているので、いままでメダカは放置したままでしたが、少し手間をかけようと思います。

2008.6.3


ここのところの寒暖の差で、鯉ではなく私が風邪を引いてしまいました。喉痛いし、体もだるい〜って感じです。大正三色の毛子もそろそろ泳ぎ始めるかな〜と思っています。毛子はタライにいれてあるので、衣装ケースを買ってきてそちらに移そうとおもっているのですけど、自分が風邪を引いてしまったのでそれだけの元気が出てきません。

今回産ませたメス親は自分の好きなタイプの鯉なので、なんとか毛子が無事に育って欲しいですね。毛子はすでに少し黄色味がかっているので緋はちゃんともっていそうです。

そういえば、先日、最初にセットした潜水病気味の大正三色がメイン池で上層部分で泳いでいるのを発見、きちんと水面近くを泳いでいる姿を見たのは何ヶ月かぶりです。でも、今日は底でじーとしていたけど、でも普通に泳いでいる姿を確認できたので、これから水温が上がってまぐれで元気になってくれることを祈ろうと思います。

このまえ、Ka1さんが産卵させた毛子を、フィッシュランドの責任者さんを交えて見る機会があったのですが、責任者さんからこの毛子たちはよく輝いていますよ〜って教えてもらって、私も初めて輝いている毛子っていうのがどんなものかきちんと理解することが出来ました。実物を見るのは分かりやすいです。毛子はたくさん生まれるわけですから、全体としてよく輝いているといっても、やっぱりそうでない毛子もいます。

輝いていない毛子が水深10cmで姿が見えなくなるとすると、輝いている子は水深20cmになっても目で追えるというぐらい光り方が異なります。あんまり光っているので、てっきり毛子が死んでお腹を向けて水中を漂っていると勘違いしたぐらいですので、誰が見ても(初めて毛子を見る人でも)違いは明らかです。これは良い勉強が出来たな〜っ思ってお腹いっぱいで帰ってきました。

あんなピカピカの毛子はそうそう生まれないと思いますが、うちでもいずれそんな産卵腹に当たりたいな〜って思います。スゴイ鯉ができるときは毛子の時から違うというけれど、なるほどな〜って納得です。でも、ほんとすごいのはそういう毛子を数年に一度ぐらいのペースで産ませてくるKa1さんかな。本人は野生の感というけど、感がすごすぎです。

2008.6.1


今日から6月です〜。一年も半分終わったみたいなもんですね。昨日は値上げ前のガソリンを30分並んで給油してきました。(販売価格が安めのスタンドなので)車でごった返していました〜先進国とは思えない光景です。


孵化した毛子


我家でもほぼ卵が孵化しました。まだ、タライの底や側面にへばりついている状態ですけど、少しネットで掬って写真に撮って見ました(左写真)。集めたのでかなり高密度で写っています。

昨日、知人のらんちゅう愛好家のお宅へお邪魔して、ブラインシュリンプの孵化方法を教わってきました。光プランクトンや卵のゆでた黄身でも毛子は育ちますが、人工餌はどうしても水が傷みやすいので少々管理(水替えなど)が大変です。

ブラインシュリンプは孵化させて使わないといけないので、面倒なものなのかな〜って思っていたのですが、実際に孵化から採取までの方法を見ていると意外と手軽です。ブラインシュリンプの孵化をさせる手間と、人工餌で水替えの頻度が増える手間をくらべるとブラインシュリンプの方が手間要らずに思えてきました。

ブラインシュリンプを使わずにミジンコでも良いじゃん〜と言われちゃいそうですけど、我家なんかだと車で取りにいかないといけないので正直、手間とガソリン代を考えるとミジンコのほうがずっと高くつくような気がします。早起きも苦手ですし。

というわけで、一度試してみて私でもうまくいくようなら今後はブラインシュリンプを使用して毛子を育ててみようと思っています。知人宅には鯉の毛子もいるのですが、ブラインシュリンプを与えるとちゃんと食べていました(お腹が赤くなっていくので分かります)。話だとらんちゅうの針子の方が、鯉の毛子よりもブラインシュリンプをよく食べる印象だそうです。鯉はブラインよりはミジンコの方が好きみたいです。

知人の話しだと、ミジンコに比べてブラインシュリンプを使うと、毛子にトビが出にくくなるそうです。ミジンコの場合は、毛子が小さいときには親ミジンコは食べられないので、産んだ子ミジンコを食べているわけすが、少し大きく育って親ミジンコが食べられる毛子が出現すると、それだけは親ミジンコを食べてどんどん成長していくそうです。次は小さい毛子を食べられてしまいます。ブラインシュリンプの場合は、餌のサイズが一定なので毛子も均等に餌が食べられる分、粒ぞろいになるとのことでした。

実際、ミジンコで育てている毛子とブラインシュリンプで育てている毛子の両方を見せてもらいましたが、ブラインシュリンプのほうが確かに粒ぞろいでした。どちらにせよ一長一短あるのだとは思います。

らんちゅうの話も聞いてきたのですが、プロよりも自家産愛好家の方が多いようで、そのため即品評会用のらんちゅうの販売はあんまりないみたいです(品評会用として売っていても実際には通用しない)。産卵させて育てて形を作って出品するのが一般的だそうです。このあたりはずいぶんと鯉の世界と違うな〜と感じました。鯉の場合は品評会用の鯉が売っていますし、実際それの方が入賞できるので、購入して(自分で育てず)即出品なんてことはざらにあります。

らんちゅうの品評会で素適だな〜と思ったのは、形以外にも泳ぎもチェックされるそうで良い泳ぎ方というのがあるみたいです。鯉の場合でも泳ぎというのは重要な要素なのですが、鯉の品評会の場合、評価の基準は体形、質、模様となっていますが、現実的には模様9割っていう感じなので評価内容としてはかなり薄っぺらいものです。錦鯉愛好家の私としては寂しい話ですが、どうすることもできませんし、それで楽しんでいる人もいるので、いろんな楽しみかたがあるな〜って思っています。

らんちゅうの品評会はなんとなく面白そうなので、知人の愛好会の品評会が秋に開かれるそうだし、時間が合えば見学に行ってこようと思います。

さて、話はまったく変わって、昨日の夜、水槽部屋に入ると床に血(まだ赤い)の痕が線を引いて部屋を一周する感じでついていました。怪我した猫でも入り込んだのかとも思って部屋をみるも何もいず、逃げていったのかな〜と思ってほっておきました。

そして今日の夕方、カメに餌をあげようと思ったら1匹足らない!、昨日の血糊はカメの転落事故だったんんだと気づき(約170cm下のコンクリートに落下)、水槽部屋をくまなく探索、すると120cm水槽がおいてある台の下の物陰にカメが潜んでいました。よく見ると尻尾の右側の甲羅が大きく割れて陥没していました。

大変なことになってしまったと思い(もう助からないかもって思って)、カメの知人に連絡をとると、甲羅が割れても内臓を傷めてなければ大抵治るということで、少し安心。怪我したカメはしばらく静養です。甲羅が割れた傷口が膿むといけないのでマキロンで消毒をしておきました。ミズカメなので水に入れないわけにもいけないし、入れっぱなしだと患部が膿んでもいけないので、1日水につけては次の日は日陰で甲羅干しを行う状態を(カメに負担がかからない)無理のない程度に行うのがよいようです。

餌は体力をつけさせて傷を治さないといけないので、通常通り与えていく方がよいとのことでした。一回り大きい水槽にしてカメが転落しないようにしないといけません。ちなみに水槽の上には蓋をして重石もして置いたのにカメに持ち上げられてしまい今回の転落事故となってしまいました。

長文なのでここまで読んでくれている人がどの程度いるかわかりませんが鯉に話を戻します。この季節、鯉の調子を崩す人がけっこう多いと思います。ここのところ5月の上旬が暑く、その後急に冷え込むので、暑い時期に餌をあげていると冷えたときに調子を落とします。また、冷えたときの糞は消化が悪い状態なので腐りやすいですし、次の日思いがけず気温が高くなって高水温となると水を腐らせる原因にもなります。鯉にとってはダブルパンチで一気に調子を落とす原因となりやすいです。

しかも今ごろの自然水温はそれほど高いわけでもないので、調子の回復は遅くなりがちですから回復させるのも大変です。雰囲気的には梅雨の終わりが事実上早まっているので、それまではパラパラ餌をあげる程度で水が腐ることがないように管理するほうが安全度が高い気がします。

調子を崩したときの塩分浴ですが、最初から0.5〜0.6%をずーと続けるより、最初1日〜2日は0.8%弱ぐらいの高濃度として注水あるいは水替えで濃度を落として0.5〜0.6%ぐらいに落ちつかせたほうが効果が高い(回復までの期間が短い)ようです。我家もこんどからそうしようと思いました。塩分浴の期間が短くなれば(途中の水替えも少ないわけで)塩の節約にもなりますもんね。

2008.5.30


さんさん紅白


少々拡大


我家でもチャレンジ稚魚飼育2008の大正三色の毛子たちが孵化し始めました。明日から明後日にかけて孵化のピークを迎えそうです。

いつ見ても思いますが卵から生まれたばかりでまだ泳げない毛子たちは小さいです。丸まっている感じで魚じゃないみたいです。目を凝らして確認するって感じですね。持って生まれた栄養分を使って泳ぎ始めるほどに成長すると小さいながらも魚っぽくなってきます。

左写真は、我家で育てているさんさん倶楽部で配布された紅白の稚魚たちです。光プランクトンの入手時期の問題もあって餌やりが遅れたせいか、早い段階でずいぶんと死んじゃいましたが、今生き残っている20匹は元気にしています。

100Lに20匹しかいないので薄飼いだし、朝晩と親指と人差し指で一つまみ分の光プランクトンをあげているだけで餌も足りているみたいで、そのため水も汚れません。5月4日(孵化後2日目)にKa1さんのところからもらってきてので約孵化後30日ぐらいの状態です。ミジンコをあげているわけでもないし、餌も100%人工餌のため、こんなものかな〜と思います。

来春のさんさん倶楽部の発表会に向けてなんとか死なさないようにその時点で15cmぐらいにできればな〜って思っています。

さんさん倶楽部では紅白の配布後、銀鱗昭和の配布もあったのですが、我家では毛子が泳ぎ始めて、次の日、黒子選別しようと楽しみにしていたら、翌日には全滅していました。蒸し暑い日で水が腐ってしまったのかどうか分かりませんが、こんなことは我家では初めてだったのでがっくりでした。跡形もほとんど残っていない状態です。でも、初期の毛子の全滅のときはこんな感じらしいです。

話変わって、今日も道行く営業のおじさん!?がFRP窓付き水槽にいる鯉たちの群泳の美しさに感動してくれて、携帯で写真と動画をとって帰っていきました。


2008.5.29


今日は大雨でした。卵が入っている丸プールを避難さえることはできないので、そのままだったのですが、帰りが遅かったためどうなっているかいまだ不明です。まだ孵化はほとんどしていないので大丈夫だとは思うんですけど。

今、メイン池の透明度が高い状態が続いているので鯉たちが良く見えます。ここ2週間ぐらいの間に3人ぐらいの人がメイン池をのぞいては、うわ〜きれいな鯉たちですね〜って驚いていました。なんでも素人目には輝いて見えるそうです。私自身がツヤのある鯉を重点に飼育するよう心がけているので、ちょっと嬉しかったです。

そういえば、産卵をしなかった潜水病気味の大正三色も、犬の散歩をしている人がとても気に入ってくれて毎日丸プールをのぞいてくれていました。私が言うのもなんですが、鯉ってきれいですよね。

 

2008.5.27


鯉の卵


発送直前
(中身はみんないっしょ)


今朝、無事に産卵しました。昨日、夜遅くに帰ってきたときに丸プールを覗くと既にオスがメスの後ろを追いかけていたので、朝には産むかな〜とは思っていたのですが、何とか産んでくれてよかったです。

朝、7時前に丸プールを見に行ったときには既に水の色が薄めのカルピスになっていたので正確にいつ産み終わったのかは分かりませんでした。

今回のメス親の特徴としては卵の数が少なかったです。若いからなのかとも思いましたが、若くても腹ボテ鯉はビックリするぐらい卵を産むので、やっぱり卵巣自体が小ぶりなんだと思います。去年の昭和(メス)の方が今回の大正(メス)よりずっと小さいですが卵は多かったように感じます。

メスをメイン池にかえすときに、お腹の状態を確認しましたが卵は全部出し尽くしていました。ですが、鯉がスリムになった感じをあまり受けなかったので、それもあってやっぱり卵巣が小さいような気がします(お腹が大きい鯉が産卵すると、産卵後とってもスリムになります)。

このメス親さん、お尻の形がへこんでいて見た目はオスタイプ(セット前に確認)、なおかつ今日手びれをみたら親骨に追星が肉眼で分かるほど出ていました、手で触ってザラザラです。追星かな!?っていう程度でなくて十分に追星ですっていうぐらい出ているのにはビックリしました。いっしょにセットしたオスはもう少し追星がでていましたけど。

頬はオスは余裕で分かるぐらいザラザラしていますけど、メス親さんもザラツキが手に感じる程度にはありました。メス親さんを、お尻の形と手びれの追星風味(追星レベルですよね)を見るかぎりはオス判定されてもおかしくない感じです。ただ、鯉を持ち上げたときのお腹のふんわり感と筋力の感じはメスでしたので、手で持てばメスとは分かります。

松系統のオスメス判定はほんと難しいです。今回のメス親さんはオスの風味がいっぱいありましたけど卵を産んだのでこれで間違いなくメス断定です。


チャレンジ稚魚飼育2008に申し込みいただいた方には、既に本日発送を済ませてメールでの連絡を入れさせていただいています。 連絡がないという方は私が忘れている状態なのでご連絡ください。よろしくお願いします。

受精率はまだはっきりと分かりませんが、水がカルピス色になっていただけあって良さそうな雰囲気です。孵化してみないと分かりませんが、ビックリするほどの毛子の数にはならないと思うので、あえて選別せず全数育ててみるのも楽しいと思います。そうすれば選別ミスも起こりませんしね。

このところ朝と夜の気温差がとても激しいので、孵化後2〜3日(泳ぎ始め)の毛子は異常に強いので大丈夫だと思いますが、その後は毛子らしく弱くなっていくので水温の変動(特に一日の最低水温側)には気をつけてください(野外で水量が少ない環境ほど変動が激しいです)。寒暖が激しいなら、水温がさがり過ぎないようにヒーターを入れておくのがよいです。水温が下がらないときにはヒーターもONにならないので電気代もかかりません。

オリジナルアイデアも駆使しながらぜひ楽しんでみてください。無事に生まれるように祈っています。無精卵でありませんように。

 

2008.5.26
今日は用事があるので、今朝7時前に新しいメス親を丸プールにセットしました。元気なメス鯉だけあって、潜水病気味のメス親とは動きが違います。ただ、今日の最高気温は30℃近く、鯉たち夏バテしないでね。


新セット


新セットは左の写真です。オス親はこれまでと変わりません。メスだけが新しくなっています。

このメスのお気に入りの点は目幅の広さと体の長さです〜良い特徴が出ていると思います。欠点はお腹が少々偏りしちゃっている点です。体長60cm台で偏りがでたので、メイン池にはぎゅうぎゅうに鯉がいるし、放出しようかと思ったのですが、フィッシュの責任者さんに卵をとってみても面白いんじゃないと言われたので親に昇格した経緯があります。

もしかしたら、いまごろ公園で泳いでいる鯉になっていたかもですね。

ちなみにオスもメスも全て松直系統です。松は極近い血筋のかけあわせにも強いのですが、反面、体に幅がどんどん出にくくなる傾向(鯉が細くなる)もしめすので、松をくぐった他の系統をくっつけるのがよいかな〜とはおもうんですけど、今回は松×松です。目幅のある子どもが出来たら嬉しいですね。そんな子が万一できたら超大成功です。こうやって夢をみるのも自家産のよいところです。

 


2008.5.25


昨日夕方からの大雨で水が替わったので、今朝は産むか?って思ったのですが残念ながら産みませんでした。オスはメスを突きに行っているのですが、メスが全然動かないのでラブラブにならないみたいです。思った以上に、メスが潜水病のダメージを受けているようで、可愛そうですがどうにもならないので今日の夕方にメスを本来予定していたメスに変更して火曜日の朝の産卵を目指そうと思います。本来予定のメスはメイン池で元気いっぱいで泳いでいるので何とかなるんじゃないかと思っています。頑張るぞ〜おぉ!

以上、今朝の状態。

今日1日観察していたのですけど、夕方にはオスとメスがそれなりにバシャバシャと絡んでいたのですが、やっぱりメスの動きがついていかないようで卵もでなかったし、もう1日待とうかとおもいましたがやっぱりメスをチェンジします。月曜日は1日用事があるので、月曜日に産卵しないようにただいま丸プールからメスだけ取り出してオスだけで待機させています。明日朝に時間があったら新たなメスを丸プールに合流させて火曜日の朝か水曜日の朝の産卵を期待します。今日の様子を見ているかぎりオスにはヤル気があるようなので新しいメスならうまくいくのではないかな〜って思っています。


ミナミイシガメ


そういえば、このまえ、新しいカメが我家に仲間入りしました。ミナミイシガメくんです。この子も前からいるクリイロハコヨコクビガメと同じく警戒心ゼロタイプみたいで、水槽に近づくとカメのほうから寄ってきます。とにかくかわいらしい感じです。餌は咲きひかりです。

鯉は相変わらず好きですが、このところカメにもハマッテいます。新しいクリイロハコヨコクビガメを仲間入りさせようと計画中です。カメの良い点は鯉と違って持ち運びが楽な点ですね。あと我家のはミズガメなので水槽内に流木を置いたり、石をおいたり、レイアウトを楽しめるところもなかなかよいです。

私の中での鯉との共通点は形を楽しむというところでしょか。同じ品種でも生まれた土地や個体差で形が違ったりするので楽しいですね。色合いも楽しめますけど、さすがに鯉ほどの鮮やかさはありません。鯉の鮮やかさというのは抜き出ていますね。

我家には鯉にカメに縁起がよいものがそろってきたので、あと鶴だけいれば完璧です。

話は鯉に戻って、近所で鯉を飼っている人に、ここ2年ほど餌のあげ方や、餌をあげるなら咲きひかりが良いですよということでアドバイスさせてもらていたのですけど、今年になってずいぶん以前に飼育していたときよりも鯉の色合いがよくなってきたと話されていて、実際に見てみましたが、私が最初に見たときとはずいぶんと鯉の雰囲気が変わっていました。家族の方は鯉の紅色がきれいに出てきたと話されていましたけれど、きれいな色が新たに出てきたのではなくて、本来の力が発揮されている状態となってきています。

鯉って飼育次第で本来の力を発揮することもできるし、どんなにもって生まれた力が抜けた鯉でもボロボロにすることも出来ます。普通に飼えば、大抵もって生まれた力の順の成長を見せますけれど、普通にそだてるってどんなの?っていわれるとどんなことかな!?って思いますが、無理させないことだとは思います。

鯉は美しくなければいけない、これは鉄則ですけれど、もって生まれた美しさを引き出す育て方は意外と難しいものです。

 

2008.5.24


オス親追加


追加のオス


今日はまだ産卵しませんでした〜。

丸プールは駐車スペースにセットしてあるので、朝3時、5時半、7時とワクワクしながら観察にいきましたが、2匹とも妙にまったりしていました。季節外れですが、たとえると2人でコタツに入りながらお茶をのんで日がな一日を過ごしている感じです。

このまったり具合ではまず産卵しなさそうな予感大でしたので、追加でオス親を全力投入しました。2匹追加して3匹のオスでメスにラブアタックです。手持ちのオスですぐにつかえそうな大正三色オス親はこれだけなので、鯉さんたち頑張ってください〜お願いします。追加した後の状態をみると、ライバルの出現が大きいのか、まったり度がずいぶんと減りました。

去年、昭和を産卵させたときもオス親を3匹追わせたのですけど、今回も思うのはなかなかオス親を3匹そろえるのは難しいな〜ってことです。親なので、そつなく収まるよりはここが良いな〜っていうポイントが欲しい訳でそういう雰囲気の鯉はとても少ないです。

オス親でも個体ごとに産卵させるのが上手い鯉とそうでない鯉がいるので、上手いプレイボーイタイプを確保できていると産卵はとても楽になりますね。Ka1さんのところに紅白のオスで1匹プレイボーイがいますが、毎回上手にメス親を産ませています。ほんとオスの鏡です。

メスは鯉やさんも残していきますから、(手が届くかは別として)購入することは出来ますが、オスで3才以上はそれこそ親候補として残しているぐらいしかいないので、当才〜野池上がり2才ぐらいまでで確保して育てていくことになります。オスは貴重です。

 

2008.5.23


セットの様子


本日、親鯉たちをセットしました〜。 今日は暑い日で南側の部屋の温度計が28℃を差していました。丸プールの水も手を入れるとあったか〜い状態だったので、ちゃんと産卵するかな〜と心配です。結局、水温が高い感じなので半分水を入れ替えて対応しました。

やっぱりメス親はお腹のあたりに少々スレを起こしていたので潜水病の感じです。残念ですけれど仕方のないことです。

今のところオスメス一匹ずつの一本掛けです。うまくいけば24日(日)の朝方、普通だとセットした時間が午後だったので25日(日)の朝方に産卵するんじゃないかな〜と思っています。明日の様子をみてオスにヤル気がなかったら、もう1匹オスを追加しようかな〜と考えています。今日セットしたオスの頬を触ったら誰でもわかるほどしっかりとザラザラしていたのでオスらしさはしっかり出ています。

あとは、無事に生まれるように祈るだけです。頑張れ〜。


2008.5.21


今日は丸プールの設営を終えました。水も張っておいたので水漏れがないかのチェックだけして問題がなければ金曜日にGO!です。金曜日に親鯉セットの予定なのに、メイン池の鯉たちに危うく餌をあげてしまうところでした。ぼや〜ってしていると日頃何気にしていることをそのまましちゃいますね。

鯉を始めてて段々はまっていくと自家産作りを行うことが多いそうです。規模は人それぞれ、自宅の庭先〜普通に田んぼ、もっとリッチな人は鯉やさん自体(生産者)を作ることが多いみたいです。さんさん倶楽部でも自家産をしている人は多いし、私も産卵させたりしているわけですけど、きちんとしたプロの作る鯉に勝ることはないのに、何か魅力を感じてチャレンジしてしまいます。結果に期待するというよりは過程を楽しんでいるんですよね。アマチュア陶芸とよくにた感じです。

過程を楽しむのとそれを経験することで、プロが作った鯉をより楽しめるようになる部分はありますから、自家産の推奨はプロにとてもメリットの大きいことだと思います。自家産をしてみてプロの鯉のすごさを知る、これが自家産をするうえで一番の得るもののような気がします。どんどん多くの人に経験してもらいたいですね。

 

2008.5.20


明日から産卵に向けて丸プールの設営とかをしようと思います。

1つ気になるのは、ただいま家の付近で側溝工事をしているのですが、どの方向に工事が進むのかとみていたら家の方に進んできています。それが家の前にくるのと親鯉をセットする日が重なりそうです。工事の進み具合によるので当日になって見ないとわかりませんけれどね。

さて、今年はホテイアオイがないので、卵を産ませるための産藻を毛糸で作っています(左写真)。モヘアタイプの毛糸を買おうと思ったら、もう初夏なので売っていませんでした。そりゃそうだ、夏に毛糸を買う人はいないよな〜って気がつきました。毛糸は季節商品みたいです。

まだ人口産藻を7つしか作ってないのでこれから頑張って作らねば〜。

2008.5.18


このところ、寒暖の差が激しいためか水槽部屋の水槽の1つが調子を崩してしまいました。

たぶん、いや99%餌のやりすぎだと思うのですけど、鯉が元気に動いているとついつい餌をあげすぎてしまっているのでしょう。この時期は餌やりよりも水質の維持を心がけた方が賢いと分かっていてもできないのが鯉好きだったりします。

数匹きれいな姿のまま死んでしまったので、エラにきちゃったかな〜って感じです。眠り病だと目がくぼむのですぐに眠りって分かりますしね。どちらも0.5〜0.6%の塩分浴をさせるのですが、エラにきている場合は単なる塩分浴だと塩分濃度を下げるとまたダウンしちゃったりする場合があるので(治りきれない)、塩分浴前に過マンガン酸カリウムで消毒しておくのがよい感じです。

私の場合は、タライなどで5g/tの過マンガン酸カリウムで1時間消毒してしている間に、水槽を洗って水を替えて(濾過槽とかも洗って)新水を張って0.5〜0.6%の塩分濃度に調整しておきます。なんだかんだしているとすぐ一時間ぐらい経つので、水槽に鯉を移して完了です(ある程度水温はあわせましょう)。手遅れの子は過マンガン酸カリウムの消毒がきつくて死んじゃったりするのですが、そこまで症状が進んでいるとどうすることも出来ないことがほとんどです。

過マンガン酸カリウムは短時間で効果を発揮(短時間しか持たない)、塩は数日かけて効果でるので、時間的な要素が相反するため、過マンガン酸カリウムで消毒後、塩分浴が流れとしては自然です。

眠り病の場合は目がくぼんで肌が充血するのでエラにきたときとは明らかに違います。しかも症状MAXになるまでの進行が早いので見つけたらなるべく早く0.5〜0.6%の塩分浴をさせないといけません。塩分浴をさせないと目がくぼんでガリガリになって死んでしまいます(痩せるというよりは体から水分が抜けている感じ)。発見が早くて鯉が小さいほど治りも早いです。目がくぼんでからの発見だと症状MAXなので治るのに時間がかかります。ボヤ〜とした程度で発見するのがベスト。

眠りの鯉を水槽で塩分浴させていると良くわかりますが、発見して塩分浴に入ってすぐは(鯉のヌメリが原因で)水の白にごりがでます(生臭くなるので臭いでも分かるかも)。白にごりがひどい場合は水を替えないと眠りでなく白にごりによって鯉がダウンするので水を替えつつ塩分濃度をたもって行きます。通常数回水替えをすれば白にごりも落ち着いてくるので(完全に濁りはなくなりませんけど)、あとは鯉が自然に復活してくるのを待つだけです。鯉の泳ぎに力が出てくるころには白にごりもよりすっきりしてきます。水の雰囲気を観察しているとそろそろ完全復活に近いな〜とか分かってくるので水の雰囲気を読むというのは大切です。

この時期は鯉が体調を崩しやすいので気をつけましょう。崩させた私がいうのもなんですが・・・。


予定のメス親


予定のオス親 1


予定のオス親2


さて、 今週の金曜日は大正三色の産卵をさせる予定です。

メス親は悩んだのですが、左写真の子にすることにしました。写真は2006年の秋の状態なので今はもうちょっとボリュームが出ています。ただ、潜水病っぽい雰囲気が出ているので、もしそうだとすると長生きは望めませんから元気なうちに産卵させておこうと思いました。大きさも70cmちょっとあるし、年齢も良い感じなのでうまく産んでくれるとよいな〜って思います。

オス親は前から予定している通り真ん中写真の子です。このオスは(私の中では)ポイントが高いので良い仕事してねって感じです。このオスがいるから大正三色をセットするみたいなものですしね。

下の写真は、次の世代のオス親候補なのですが、今年で3才なのでもうつかえるし、どうしようかな〜って考え中です。受精率をあげるのであればオスを2匹追わせたほうがよいような気もするし、どっちのオスの子も欲しい気もするし、でもオスメス一本がけもしてみたいし、悩むところですね。

無難なのはオス2匹なので、私は気が弱いし賭け事も苦手なので、オス2匹セットすることになるような気がします。

私も頑張りますけど、鯉たちにがんばってもらわないといけません。


2008.5.15


天気が持ちなおしてきました過ごしやすい日々が続いています。

先日、鯉が調子を落としたときに塩にマゾテンを混ぜて塩分浴をさせるとなぜか効果が高いという話を聞いて、今度そんなチャンスがあったら(そんなチャンスが来ずに一生鯉が調子が良いほうがよいのですけれどね)やってみようと思いました。

で、ふと思ったのはマゾテンの粉末ってたしか1tあたり0.3gだったよな〜って。100Lの水槽で実践しようとすれば0.03gじゃん〜。0.01gまで計れる計りを一応もってはいるものの誤差の範囲に入ってしまいます。事実上計れません。というわけでマゾテン1gぐらいで溶液を作ってそこから何mlかを取って100L水槽に入れることにしようと考えました。

マゾテン1gを1Lの水に溶かすと(正確にはマゾテン1gに水を1Lになるように入れる訳ですが誤差とします)、濃度は(1g÷(1L×1000)g)×100=0.1%です。実際に必要量は100Lにマゾテン0.03gですから濃度は0.03g÷((100L×1000)g)*100=0.00003%です。0.1%は0.00003%の3333.33倍にあたるので、100Lの水槽には3333.33倍して100Lになるようにすれば0.00003%の濃度となります。100L÷3333.33=0.03L=30mlですので、30mlをくみ取って100Lの水槽に入れればよいですね。

もう1つの考え方としては、マゾテン1gを1Lの水に溶かすとします(正確にはマゾテン1gに水を1Lになるように入れる訳ですが誤差とします)。実際に必要量は100Lだと0.03gですから、1gは0.03gの1g÷0.03g=33.33倍にあたります。1Lに1gを溶かしてあるので、そこから33.33分の1だけくみ取ればよいので、1L÷33.33=0.03L=30mlとなります。

どちらで考えても結果は同じわけで、1Lにマゾテンを1g溶かして30ml(cc)を100L水槽に入れればOKということになります。30mlだと取り分けたときの誤差が大きくなるかもしれないので、マゾテン1gを水5Lに溶かしてそこから150ml(cc)とりわけた方がよい気もします。

2008.5.13

ワニカメ


紅白の毛子たちは、餌やりタイミングが少し遅かったようで(餌が届かなかったので仕方がないのですが・・)死んじゃった子が目立っています。でも、元気にしている子もまだ数百はいるのでこれからかんばって行きたいと思います。

チャレンジ稚魚飼育2008年の申し込みも例年数に近づいてきたので、こちらも頑張らねばって感じが増してきました。予定では5月23日朝にセットしようと思っています。最短だと24日に産卵するでしょう。

今のところオスメス一本かけの予定なので例年より受精率が少し下がるかもしれませんが、

左写真は、昨日に続き知人宅のカメさんです。今日はワニガメです。いまはワニガメを飼育するには許可が必要なのですが、このカメは許可済みです。ですので体にマイクロチップが入っています。

ワニガメとは違いますが、現在カミツキガメは取引自体が出来ないようになっています(それまで飼育していた人は許可を受けてその個体一世代のみ飼育可)。カミツキガメが取引禁止になったのは、野外に逃げ出した(捨てた)個体が世間をにぎわしたからだと思うのですが、相当数いたはずのカミツキガメは今どこへ?って感じです。

ちなみに、捕獲されたカミツキガメが噛み付く映像がテレビ等でよく流れましたが、棒で突っつけばそりゃ噛み付きます。犬でも棒で突っつけば噛みついてきそうな気がします。

 

2008.5.12


ハコヨコクビガメ



カメ水槽


今日は頼んであったひかりプランクトンが届いたので、さんさん倶楽部でもらってきた紅白の毛子たちに初めて餌をあげました。孵化から一週間とちょっと経っているのでギリギリセーフって感じです。うまく育てられると良いのですが、どうかな〜。

ここのところ連休の暑いぐらいの日とちがって、肌寒い日が多くなっているんですが、ふと思い出すと去年も同じような気がしました。少々のズレはありますけど、次は梅雨みたいな天気が続いて、梅雨には雨があまり降らず、そのまま猛暑へみたいな流れになってきているような気がします。

ちょうど夏前の季節が1ヶ月前倒しになっていて、夏後の季節が1ヶ月遅れてくるかんじでしょうか。夏が伸びたということですね。暑いのは苦手なのでほどほどの暑さでお願いしたいです。

左写真は、昨日に続き知人宅のカメさんです。知人宅にはいろんな種類のハコヨコクビガメがいるのですが、ハコヨコクビガメは形がきれいだし、愛嬌があるのでとても可愛いですね。

私もクリイロハコヨコクビガメを飼っていますが、この子達は警戒心ゼロなので水槽に近づくとカメのほうから寄ってきます。鯉でいうところの黄金や茶鯉みたいな感じですね。なぜこんなに警戒心ゼロなのか分かりませんが、天敵が少なかったのかな〜、とにかく良い性格です。そういえばアホウドリも警戒心ゼロの鳥だったって聞いたことがありますね。

下の写真が知人宅のリビングに置いてある180cmカメ水槽です。この中にもハコヨコクビガメシリーズが暮らしているのですが、警戒心ゼロタイプの子たちが入っているので、水槽をのぞくとカメがいっぱい近づいてきます。それがなかなか面白い。カメの飼育スタイルってどういうのかな〜って思っていましたが、魚を水槽で飼う感覚で飼えばいいだ〜って分かってちょっと新鮮でした。

我家でも今年はメイン池の横にキングタライでカメハウスを作る予定なので楽しめる雰囲気が出せたらな〜って思います。去年も書きましたが近所の道行く人たちにもカメは大人気ですしね。去年のプラスチック容器オンリーの飼育から少し進歩させるつもりです。

 


2008.5.11


ヘビ



鋭い眼光


昨日は一日中雨でしたが、今日は天気が回復しました。昨日は急激に水温がさがりましたがメイン池の鯉たちの元気は良さそうです。

今年も、今のところメイン池の消毒は何もせずにきましたが雰囲気的にはこのまま乗り切れそうです。去年に続き2年連続うまく消毒なしいけたら嬉しいですね。私はなるべく薬を使わずに鯉を育てたい派なんです。

週末はゴールデンウィークを利用して実家に帰っていた妻と子どもたちが戻ってきたので、急ににぎやかになったのは嬉しかったですが遊ばれ疲れました。さらに、パソコンの液晶モニターは壊れるし、更新作業もほどほどに新しい週を迎えそうです。

完全に壊れた液晶モニターも叩けば調子が直る状態になってから半年以上は使ったと思うので最後はよく頑張ったほうだと思います。7年ぐらいは使ったと思います。

新しい液晶モニターを購入しにいって驚いたのはその価格で画面が大きくて安い!。ワイド型20インチ(1680×1050ドット)で2万5800円でした。15インチ液晶ディスプレイが10万円以上した時代から生きている私としては、もっというとトリニトロンブラウン管17インチディスプレイが16万円もした時代を経験している身としては技術の進化に感謝です。

というわけで、ただいまワイド型20インチ(1680×1050ドット)液晶ディスプレイを使用していますが、画面が広すぎて目の前の視野のほとんどが画面状態です。慣れるのに時間がかかるかも。

さて、話しは変わって、左の写真は知人が飼育しているヘビです。名前は忘れましたが体表がとてもきれいなヘビでした。きれいなんですけど眼光はとても鋭いです。こういう鋭さっていうのはほんとカッコ良いですね。鯉もそうですが、ヘビでもカメでも鱗のある生き物は見た目のカッコよさは抜群です。鱗ってほんとにきれいです。

ちなみにヘビはヌルヌルしたイメージがりますが、ヌルヌルはしていませんよ。


2008.5.7


メイン池を眺めていたら、この前合流したでっかい当才たちが眠り病でボヤ〜となっているのを発見。メイン池に塩を入れようかな〜と思ったけれど、2才魚以上はそんなことには無関係で元気いっぱいだし、塩がもったいないので1t水槽に移動させて塩分浴としました。そのうち治るでしょう。

我家の場合、鯉が入荷する環境にあるので、毎年、秋と春頃に当才たちに眠りが出ることがあるため(秋にかかった子は春にはなりません)、塩をいれ自然治癒させています。眠りは鯉が小さいほど治りが早いので小さい子がなってもドキドキしませんが、大きい鯉ほど治りが遅いので大きい鯉の場合はちょっとドキドキします。

秋でも春でもそうですが、入荷してきた鯉を過密にストックすると眠りを発症することが多いですね。突然の過密というのが鯉にとって大きなストレス要因になるみたいです。環境変化のストレスによって発病することが多いので、ストレスがかからない状態では発病しません。ですから我家で眠りになっても入荷元では眠りにならないままのことも当然あります。

経験上、30cm後半サイズの当才だと春先に横になってゴロンってなるほど深く眠りにかかると一ヶ月ぐらいは治るのにかかるかな〜っていう感じです。そうなる前にいかに早く兆候を察知して塩を入れるかで治るまでの期間がきまります。深くかかってもヒーターを入れて加温でもすれば10日もあれば治ると思うんですが、我家は加温設備がないので自然に任せるしかありません。なったらなったでのんびり治しています。

のんびり治すのも少々テクがいって、ほうっておけばよいというものでもありません。塩を入れると鯉たちに元気が出てきて(深くかかって)ゴロンと寝ていた子たちでも日にちが経てばだんだんと泳ぎ始めます。泳ぎ始めると体力がいるので、そのまままにしておくと痩せていきます。そのため、おやつ(少しばかりの餌)をたまにあげてはエネルギー補給をさせておきます。あげすぎると内臓に負担がかかってかえって弱らせるので注意が必要です。そうやっているうちに治っていきます。

私的には、同じ眠るなら鯉が15cmまでのサイズのときに眠ってほしいですね。治りが早いので対応が楽々です。

 

2008.5.6
案内が遅くなってしまいましたが、
今年のチャレンジ稚魚飼育2008の希望者を募集したいと思います。
趣旨としては、よい鯉を作るのものではなく育てる過程をみんなで楽しむものです。

去年に続き、私が産卵させる予定です。産卵予定は5月17日前後か5月24日前後を考えています。
例年、産卵にはホテイアオイを使用するのですが、今年はホテイアオイが十分数確保出来ないため、他の物で代用する予定です。

今年の品種は大正三色を予定しています。
失敗した場合には親のセットを変更してもう一度大正三色で挑戦、
それでも失敗した場合には昭和三色へ変更予定です。
(親の状態の都合により品種変更となる場合もあります)

大正三色が無事に産卵をしたのち、
私に余力があれば昭和三色を産卵させるかもしれません。
こちらは完全未定ですが、産卵させた場合には希望のある方に実費にてお分けします。

毎年のことですが、チャレンジ稚魚飼育2008にご参加いただける方は、
以下の注意事項を確認の上、
私(info@koipark.net)までメールにてご連絡ください。
題 チャレンジ稚魚飼育2008に参加希望
発送先が必要ですので
郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記ください。

<注意事項>
去年に続き費用が必要となります、
送料・代引き手数料込みの一律1,900円(北海道、沖縄、離島をのぞく)

・卵での配布となります。ひかりプランクトン初期飼料(毛子用の餌)少々付き。
・代金引換便のみとなります。
・到着日時の指定はまったくできません。(いつ産卵するか分からないため)
・卵の数も不明です。
・(これまで運良く失敗はありませんが)死着保障、孵化保障はまったくありません。

すべて無保証・自己責任という厳しい注意事項で申し訳ないのですが、
生き物のことなのでご理解をお願いします。

お申し込みいただいた方にはこちらから必ず返信メールをいたします。返信が1週間たっても届かない場合は、お申し込みメールがこちらに届いていない可能性がありますのでお手数ですがもう一度連ご絡ください。

チャレンジャーさんお待ちしています。よろしくお願いします。

2008.5.3


Ka1さんメイン池



紅白毛子


今日は私が入っているさんさん倶楽部用の卵をもらいに産卵者のKa1さん宅へお邪魔しに行ってきました。

ここ数日の暑い位の陽気の為、卵をもらいに行ったら孵化が始まっていて、現時点での持ち帰りは難しいため、毛子が泳ぎ始めたら再度受け取りに行くことにしました。

今回のセットはKa1さんのセンスケ系メスと誰の所有か分からないのですがセンスケ系オス2匹の組み合わせとなっています。メス親はKa1さん宅で長く飼育されているので私もよく知っています(チャレンジ稚魚飼育一年目の紅白のときのメス親と同じ)。これまでの実績も高いですので期待しちゃいますね。

今回はセンスケ系同士の組み合わせなので、マッチングがよいというか、センスケの特徴は体のよさ(伸びやかさと幅)と紅の明るさ・輝き(紅色はいろいろいます)ですから、その特徴を引き出そうとするとセンスケ系同士の組み合わせが良いようです。

そのかわり、センスケ系の特徴が良い方向に出た鯉というのは、模様は大柄になりますから、大柄模様が苦手な人はセンスケ系同士でない方がよいように思います。そういう場合は、センスケ系のメスにその他の系統のオス(体が特に長くなく模様の切れ込みがたくさんある鯉)をかければ切れ込みの多い模様が出ます。その代わり体の作り、紅の明るさ・輝きはセンスケ系からは落ちてきますので、メスのよさは引き出せません。

背割れ風味の模様(背中で紅に挟まれた白地模様の感じ)はセンスケ系の風味が強ければでないので、模様を見ればセンスケの風味が出たか、その他の混ざっている血が出たかがけっこう判断がつきます。

模様の特徴って面白いので、柄が良い悪いより一歩踏み込んでみると、鯉を見たときに楽しかったりします。

 


2008.5.2


祝70万ヒット!
ありがとう〜。


本日、70万ヒットに到達しました。遊びに来てくれているみなさんありがとうございます。錦鯉が金魚並みの認知度になる程度までは世間に広まって欲しいと思っていますので、そうなるようコツコツ続けていきます。

恒例の10万ヒットことの鯉プレゼントの7回目も無事に行えそうです。こういうものもチャレンジしてくれる人がいないと成り立たない訳で、いろんな人が参加してくれるのでありがたいな〜って感じます。

これからも初心者さんに優しいサイトであるように努力していくつもりです。今後ともよろしくお願いします。


一品家さん 当才


今日は、フィッシュランドの責任者さんといっしょに一品家さん宅へ訪問に行ってきました。

フィッシュランドの責任者さんが、少し前、一品家さんとたまたま出合ったときに、一度鯉を見せてもらいに行かせてください〜という話になったのと、私自身も昨年の秋以来ご無沙汰でしたのでぜひお会いしたいな〜って思いとが一致していっしょに出かけた次第です。

当才たちもずいぶん大きくなっていて魅力的になっていました(左写真)。色とりどりでとにかく美しい。兄弟(姉妹)鯉たちでも色合いが違うのでいつまで見ても見飽きません。いい鯉だな〜って思います。

今回の一品家さんとフィッシュランドの責任者さんの出会いは、閉塞感ただよう錦鯉界に新たな風を導く第一歩になるんではないかな〜って私は感じました。どちらも信頼できる生産者さんであることは間違いのない事実ですけど、それが少数派というのは(私には)寂しい状況に映ります。早く主流になって欲しいですね。

 


2008.4.29


売りだし風景


売り出し鯉(室生紅白)
屋根の波板の色がかぶってしまっています。ゴメンなさい。


預け鯉放流風景
600tハウス池です。


買って来た鯉さん


今日は室生養鯉場さん(旧 室生倶楽部さん)のプチ?売り出しに行ってきました〜。室生さんとしては初めての売り出し形式となります。

(私にとっての)今日一番のサプライズはTSUSHO 鯉 FARMの岡田先生にお会いすることができたことです(TSUSHO 鯉 FARMの次のイベントに関係することでこられていました。)。岡田先生のことはHP上でお見かけするだけでしたが、世の中にはすごい方が見えるものだと思っていました。まさか室生さんで直接お会いできるとは思いもよらなったのでこの出会いは超〜うれしかったです。にこやかで優しい雰囲気の先生でした。ぜひ岡山で錦鯉を大ヒットさせてください。応援しています。

今回の売り出しは室生養鯉場さんのHPでしか案内はしてなかったそうですが、それを考えると思いのほかたくさんの人が集まっていたように思います。HPってすごいもんだな〜って(見ている人は見ているんだな〜って)感じました。

今回は自家産紅白の当才を展示販売されていたわけですが(左写真)、すでにデカイ〜。私が日頃当才から育てる2才よりも大きかったです。ツヤものって楽しみそうな鯉がいっぱいいました。価格も絶対赤字の大売出しって状態だったので、どの鯉を買っても価格以上に得するのが分かります。

今回の価格はこちらが申し訳ないな〜って感じるぐらいだったのですが、初期のファンということで甘えさせてもらいました。いずれ有名生産者さんになったときには、今回の売り出しレベルの子たちだと私にはなかなか手に届かない存在になる気がします。有名生産者さんになっても、今日の私たちを忘れないでくださいね〜室生さん。

面白いのは、室生さんが自家産鯉の話をするときに、うちの鯉は模様がのってないけれど〜って言われるんですが、私の目にはとっても模様がのって見えることです。一本緋の多い我家にきたら抜群の模様です(笑)。

今回の売り出しでは購入鯉を希望の方に飼育代だけで秋までハウス600t池で育ててもらえます。予定では600t池に当才60本弱での飼育になるとのことでしたので10tあたり当才1匹のスーパー薄飼いです。左写真が購入者さんの放流風景です〜。

ハウス池なので秋の鯉が一番成長する時期に長く餌をあげることも出来るし、その時期の大雨が降って突然の水温低下も起こらないしよく伸びそうです。そしてなにより、池揚げイベントを行った場合に雨が降ってもハウス池なのでなんの影響も受けずに楽しく池揚げできることは大きなメリットですね。

今回は売り出しでしたので、これまで室生養鯉場に個別訪問していた人たちが同じ日に合うことが出来たのはとても楽しかったです。次の機会が楽しみです。

左の鯉が私が購入してきた中で最初に選んだ一匹です。紅がなるべく明るいのを選んできました。展示されていた鯉の中では大柄なタイプに分類されると思います。今年の飼育シーズンの楽しみがまた増えました。どのように成長するか楽しみにしています。

 


2008.4.27


今日もよいお天気でした〜。またガソリンが値上がるということで、家の車のガソリンを満タンにしにいったら同じ思いの人が多かったようでスタンドが混みこみでした。無駄使いをなくしてもお金がたらないというのなら仕方がないけれど、無駄遣いしまくっている印象なのにそれはそのままでお金だけがたらないというのは運営能力不足ということなのかな〜と感じます。

電気代もあがったし、餌代もあがったし、錦鯉飼育にも値上がりの影響が出てきています。飼育する上でもそうですが、鯉の生産も影響を受けるわけで膨らんだ経費は鯉の価格となって愛好家の負担へとなってきます。愛好家もアップアップになっちゃうので、無駄を減らして愛好家負担が減るように努力していかないといけないのはないかな〜って感じています。

お金のかからない鯉の飼い方、無理のない鯉の楽しみ方などを伝えていかないと愛好家が減ってしまいます。愛好家が減れば鯉が売れ無くなるわけだし、鯉が売れなくなってこまるのは鯉やさんな訳ですからね。お金に余裕がある人だけが鯉を飼えばいいという思いであれば現状のままでも良いとは思いますけど。

私が思うに世の中で月に3万円を鯉の維持費にかけられる人はかなり少ないだろうと予想しています。仮に気持ちが熱いときは無理するかもしれませんが、みんなが永遠の鯉キチレベルになるわけではありませんので結局続きませんよね。鯉の世界が広がるにはたくさんの人に飼育してもらうことが必要ですので、いかに維持費をやすく抑えて気楽に飼うか、これからはこれがポイントになってくると思っています。

当然、錦鯉には華やかな世界も必要です(何千万の鯉も必要)。ただ、全員が華やかな世界にいる必要はありません。雑誌を見たり話を聞いては世の中にはスゴイ世界があるもんだと思いつつ、それはそれとして自分が飼っている愛鯉に餌をあげては、お前が一番かわいいな〜って可愛がってあげる幸せな光景がほほえましいです。その鯉が500円だろうと1万円だろうとそれぞれの飼育者さんが満足していれば同じ満足度の鯉です。鯉のレベルは500円と1万円ではずいぶん違いますけれど、それらはレベルを語るときの話であって満足度に関してレベルは無意味です。

私はジャンボ志向ですけれど、コツコツ大きくしていこうとしています。野池に入れればグッと大きくなるんですが、残念なことに野池代がキツイんです。なんとか頑張って年に1匹だけ預けていますけどそれが限界です。そういうわけで短期間勝負は無理なので人の倍以上の時間をかけていこうというスタイルです。

あと実際、鯉の成長速度のMAXをキープさせ続けて伸ばすのと、じっくり大きくするのでは、最終的な鯉の形が違ってくるような気が私にはしてなりません。鯉は人間と違って成長速度が環境に大きく依存するので、木などに近いものがあるのではないかな〜って思っています。50年で直系70cmになるのと、200年で直径70cmになるのでは直系は同じですが内容がずいぶん違います。

今は餌にまぜる薬もあるので(ウルソとか有名ですよね)、各鯉が素質としてもって生まれた成長度MAX以上の成長も可能といえば可能なご時世ですけれど、人間でいえばドーピングみないなものなので、そこまでしないといけないものかと考えさせられます。過度の整形、過度の薬、どちらも自然を大きくこえるという点で同レベルのものですが、そこまでしないと美が表現できないのか!?、それが美だといわれても、私には育てている鯉への愛情というものが感じられない行為(虐待に近い)に写ります。

鯉もじっくり(自然に)育てた方が形がよくなる気がするし、泳ぎのよさとかにもつながっていくような気もします。せっかくの日本原産なわけですから、日本原産のよさを生産面、飼育面などで生かしたいですよね〜ほんとよく思います。

2008.4.26


ビデオに撮っておいたNHK 美の壺(file86 錦鯉)を見たら、思いのほか良い番組でビックリしました。模様、体形と鑑賞のポイントが押えられていたし、顔の形、鱗目がポイントにあげられていたのはうれしかったですね。私はドイツ鯉より和鯉がだんぜん好きですし。和鯉は鱗があるからこそ鱗目もそうですが乗っている色に深みと厚みがあって美しいと思います(好みですけれどね)。

錦鯉の始まりの品種として浅黄が紹介されていて、今年は我家にいっぱい浅黄の当才がいるけれど、家族には(当才では浅黄の雰囲気がまだ出ていないため)浅黄がどういうものか分からなかったようなので、ちょうど浅黄を知ってもらう良い機会になりました。

顔の形は本当に大切で(当才では分かりづらいですけれど)、顔の形で後の体形も決まってきてしまうので、美を支える要素として良い視点に注目してくれたな〜って思います。ただ、紹介で出てきた実物の鯉の顔が、顔の形の悪い見本として図で示されていたタイプだったのはちょっと引きましたが・・、ご愛嬌なのだろうということで私は受け流しましたけど(笑)、愛好家なら多くの人が気がついちゃうだろうドンピシャぶり・・・錦鯉がテレビにでるのは滅多にないので監修の人ももうちょいチェックしてあげればよいのに〜ちょっと残念。

ぜひ、まだ見ていない人は、再放送もあるので見てみてください。餌やりシーンに鯉を飼う上での醍醐味が出ていて楽しかったです^^。鯉は餌やりが楽しい〜。

2008.4.25


NHK 美の壺(file86 錦鯉)を見られてこちらにみえた方がいたら、こんにちは。錦鯉はとても色彩豊かな観賞魚です。錦鯉の楽しみ方はとても幅広いものです。その中で、このHPは一般的なご家庭・個人で無理のない楽しみ方を中心に紹介しています。興味がでてきた方はまずは飼ってみてください。この時期からだとホームセンターでも販売されるんじゃないかな〜と思います。鯉は人懐っこいので可愛いですよ^^。当然、私も飼育しています。公園にいる鯉たちも元気に泳ぎだす時期なので、よく観察してみてください。面白いはずです。

 

2008.4.24


今日は一日中大雨でした。こんなにも一度に降らなくてもって感じです。

私が所属する自家産錦鯉愛好会さんさん倶楽部の今年の産卵予定の第一報が入ってきました。生まれるかどうかはセットしてみないと分かりませんが、銀鱗紅白メスに銀鱗大正三色オスと銀鱗五色オスをかけるようです。狙いとしては銀鱗大正三色と銀鱗五色なのかな?、大正三色の紅色と五色の紅色は違うので選別は問題なく出来るんじゃなかな〜って思います。

さんさん倶楽部も設立以来7年ぐらいたっているので、稚魚飼育は普通に慣れてきているし、それもあってもう一段レベルの高い倶楽部活動部分をつくろうかどうかという議題を今年一年かけて考えていく約束になっています。今のところ各意見はバラバラなので、どうなることやら分かりませんが、私はやるだけやってみてだめならやめてしまえばいいというお気楽な考えなので賛成しようと思っています。

さんさん倶楽部の平均年齢も50半ばを越えてきている気がするので、その中で(もうおじさんですがそれでも)私だけ極めて若いし、このまま年齢相応にいくと、みんなの引退を見届けて、最後は私一人になってしまう可能性大です。個人的にはちょっとそれも寂しいので良い対策を考えねばって思っています。


ただいま35cmちょっと。
大正三色
2006年生まれ


さて、左写真は先日FRP窓付き水槽からメイン池に合流させた大正三色です。パッと見シンプルイメージの鯉さんですが、よくよく見ると見所が多いタイプで、成長を楽しみにしています。

こういうタイプは飽きがこないので長く楽しめますし、良い鯉になる確率も高いですから、育てていると妙に可愛く思えてくるというか、好感度の高い鯉さんですね。

私は薄化粧の女性の方が好きで厚塗り化粧の女性はあんまり好きでないので、鯉もこういった持って生まれたよさが滲み出るタイプが大好きです。


2008.4.23


よいお天気が続いています〜。明日からは天気が崩れるらしいのですが、それでも最低気温がずいぶんと高くなってきました。野外のメイン池には2日間に一度ぐらいパラパラ餌をあげて楽しんでします。

パソコンのメインハードディスクの調子がやっぱり悪くいつクラッシュしてもおかしくないような雰囲気だったので、この2日間でデータを緊急にもう一台のサブハードディクスへ保存していました。単にファイルをコピーするだけなら簡単なんですが、すでに壊れたファイルがいくつか存在している状態で、それらをコピーしようとするとパソコンが固まってうんともすんとも言わなくなります。しょうがないので、ファイルを少しずつコピーして壊れたファイルによりパソコンが固まったらリセットスイッチによる強制再起動で、再度(壊れたファイル以外の)コピーをしなおすということを繰り返していました。時間のかかることかかること。

合計で90GBぐらいのデータをもう一台のサブハードディスクに移した感じでした。そのうちの多くが写真データですのでファイルの数がとても多くもう大変です。20個ぐらいのファイルは壊れたと思うのですが、ハードディスクが突然死して全部無くなるよりははるかにマシです。サブハードディスクに移したと言ってもサブハードディスクが壊れたらシャレになれないので、大切なデータはDVD-Rに焼いて保存です。一枚に4.5GBと入るので20枚あれば90GB分のデータが入ります。CD-Rだったら120枚以上いるわけで、DVD-Rさまさまです。ありがとうDVD-R。

私の場合、パソコンにハードディスクを2台(メインとサブ)付けていて、メインはCドライブとDドライブの2つにパーティションを分け、Dドライブにデータを保存するようにしています。たまにDドライブの内容をサブハードディスクへコピーすることでバックアップを取っているのですが、今回みたいに(忙しかったり等で)バックアップがおろそかになってる頃にハードディスクはトラブルを起こしがちですね。バックアップを気をつけているときはハードディスクは滅多に壊れないんですけれども、、マーフィーの法則みたいです。

ちなみに調子の悪かったメインハードディスクはサブハードディスクへバックアップしたデータを消して、スキャンディスクをかけたら調子がグッとよくなりました。ただ、データ損失が起こったのも事実なので寿命が近いと考えて交換を考えておかないといけません。部品代に1万円ちょっとかかるな〜って感じです。


2008年4月
ただいま30cmちょっと。
2006年生まれ


2007年3月


2007年3月


左の写真は、ただいまメイン池に入れてある昭和です。

当才の冬の間は90cm水槽に入れていいて可愛い感じでしたが、2007年の飼育のシーズンにメイン池に入れておいたら一枚目の写真のように育ちました。ずいぶんとしっかりした感じです。当才の時の写真と比べると紅から黒い色合いが消えてきて、紅色がすっきりしてきました。今年2008年のシーズンでどのように育つか楽しみにしています。

さて、この時期、鯉たちの鱗が持ち上がりやすくなっています。水温が上がってきて鯉たちの食欲が出てくるのと、かといって食べた餌をよく消化するには水温が足らないのとの間での調整状態となっています。

少し内臓に負担がかかって鱗が(少し)持ち上がると、お腹がすいている鯉たちがその部分をかじるので鱗がどんどんはがされて(食べられて)いきます。気がついたらドイツ鯉状態になっていたなんてことも起こりえます。

別段、病気な訳ではないので、綺麗な水に隔離するだけで治っていくので治療というものはないのですが、かじる鯉がいるかぎりなかなか治りません。一旦、治るともうかじられなくなるので、それまでは他の水槽で隔離しておくのが手っ取り早いです。かじられるタイプは気が弱いのか、かじられた子だけをまとめて隔離して飼育していてもかじりあうことは少ないです。

この時期は我家でも鱗の立った子が何匹か出るのですが、その子たちだけをまとめて他の水槽に入れて飼育中です。剥がれた鱗部分はすぐに治ってきます。もう少し水温が上がって餌が消化しやすくなって、餌の全体量ももちょっと増やせるようになったら元の水槽に戻そうかな〜って思っています。

鱗の立ちやすい子はそういう体質でもあるので、特に小さいうちは何度か繰り返すことがありますけれど、大きくなると内臓もしっかりするしさらに鱗も厚みを増すためか頻度が減って行きます。

初めての稚魚飼育で育てた子(正確にはなんとか残った子ですね)なんて15cmぐらいのころすぐに鱗が立ってメチレンブルーをよく塗りましたが、あれから4年?、やっとこさ30cmぐらいになりましたけど、今はとても丈夫です。(最初から体がしっかりした子ではないので)大きさはいまだに小さいですけれど、それでも育てた年数分はしっかりしてくるのだな〜って感じさせてくれます。当才30cmの子よりも断然丈夫です。同じ大きさなのに!。


2008.4.20


今日は白山養鯉場の売出しへ出かけてきました。なんだかんだで到着したのが午後2時過ぎだったので、ほとんどのお客さんが帰ってしまったあとで出遅れた〜って状態でした。

今日は売り出しに向かうために朝5時台に起きて用事をしていたのに予想以上に時間がかかったのと、パソコンの調子もイマイチでDVD-Rにファイルを保存しようとしたら失敗が続くなど、パソコンにも見放され出発が大幅に遅れてしまいました。しかも、慌てていたのでデジカメを家に忘れてしまって写真も取れませんでした。プラス思考で早起きしたからなんとか午後2時過ぎについたと考えることにします。

夕方は白山からの鯉を届けるために鯉友達宅へ寄ってしばらく立ち話。知人宅もほとんどの購入鯉が白山産になっているので、もう何年かしたら白山鯉の歴代鯉展示場みたいになっちゃいそうです。歴代の雰囲気が見て楽しめたらなかなかよいな〜なんて私も思います。いろいろ話しながら、一番うれしかったのは、あれ?少し痩せた!?って言われたことでした(鯉とはぜんぜん関係がないんですけれどね)。実際問題、極微量本当に痩せたので、痩せた!?っていわれると過剰反応してしまいます。

家に帰ってきてから、パソコンの調子をチェックしてみたらやっぱりおかしくて、なぜかハードディスクが高速データ転送モード(ウルトラDMAモード)になっておらず、PIOモードで動いていました。当然ハードディスクはウルトラDMAモード対応だし、BIOS設定をみてもウルトラDMAモードはONになっています。でもWindowsXPはPIOモードで動いています。

これでは転送スピードが間に合わずDVD-Rの書き込みがエラーになってしまうはずです。振り返って考えると、このところ確かにパソコンのレスポンスが遅かったです。そっかぁ〜PIOモードで動いていたからか〜と納得するもウルトラDMAモードにどうすれば戻るのかが分かりません。

結局、ネットで調べてみたら、WindowsXPは当初ウルトラDMAモードで動いていても、ハードディスクのファイル伝送時に転送エラーが起こる(6回カウントされるとと書いてあったかな)と転送スピードを一段階低速モードに勝手に切り変えちゃうことをしているようです。どんどん転送モードの段階がさがっていくと最終的にはPIOモードに行き着きます。ハードディスクをつなぐケーブルが古かったのがいけなかったかなと思いケーブルを新品に交換しておきました。

転送スピードがWindowsXPで自動的に落とされてしまった場合、自然に元にもどることはないそうなので、どうしようかと考えた末、IDEドライバを削除して再起動してみたら、再構成されたみたいでうまく転送モードが元のウルトラDMAモードに戻りました。めでたしめでたしです。WindowsXPにこんな自動機能(転送モードを低速に変える)が隠されているとは今日まで知りませんでした。きっと遅くなったのに気がつかないまま使っている人もけっこういるんじゃないかな〜って思う事柄でした。

(測定ソフトでみると)ウルトラDMAモードとPIOモードでは10倍ぐらい転送スピードが違う感じでしたので、そりゃ体感でも速度の違いを感じるわな〜って感じです。とにかく気がついてよかったです。今とっても快適です〜。

 

2008.4.19


金曜日は頼んであった塩と餌を引き取りにフィッシュランドへ出かけてきました〜。

ふとしたことから自分たち(私もね)が考える良い錦鯉を広く伝えていくにはどうしたらよいだろうという話になしました。文章でよさを伝えるのは文才のない私にはつらいし、私の手持ちの鯉ではフィッシュのメイン池にいる鯉には足元にも及ばないので、フィッシュのメイン池の鯉を写真に取らしてください〜ってお願いしたら、ラッキーなことにOKがでました。もう鯉が野池に行く準備に入っているので、その子たちが帰ってきてメイン池の状態が一段落する秋に撮影させてもらおうと思っています。さらに大山さんにもお願いしておいてねって頼んでおきました。

死んでしまってもういないんですが、紅花系のメス親とか、私が勝手に愛称ドーナツと呼んでいたフィッシュ自家産紅白とか写真だけでも残したかったな〜って思います。

翌日話が進んで、ありがたいことに大山養魚場の大山さんもぜひ紹介したい鯉がいるとのことで、鯉の写真を送ってもらえることになりました。これまたラッキーということで、私もとても楽しみにします。私もどんな鯉か知らないので、いつになるか分かりませんが待ち遠しいですね〜。人気のある鯉と良い鯉は違いますし、人気のある鯉はほとんどの人がお腹いっぱいまで見慣れているはずなので、表舞台に出にくい良い鯉が(実物を見るのにはかないませんが)写真に残せるだけでも意義のあることだと考えています。

さて、明日4月20日(日)は白山養鯉場の売り出しに出かけてきます〜。

 

2008.4.16


今日は薄曇でしたがメイン池の水温は15℃ありました。これから天気が崩れていきそうな感じなので水温が下がりそうです。そういう時は餌はあげません。

メイン池の大正三色のうち1匹(70cm)がどうも調子が悪いようで底に沈んでいる感じです。冬から気にはなっていて、暖かくなってこれば治るかな〜と思っていましたが、他の鯉たちと比べて明らかに動きが悪いのでちょっと心配です。

雰囲気的には潜水病かな〜という感じなので、他の鯉への影響がない点は安心ですが、なんとか上手く治って欲しいです。単にボケ〜とするのが好きな性格だったっていうオチだとめちゃうれしいんですが。(魚とはいえ)育てていると愛着がわきますので元気が出ない状態をみるのは寂しいもんです。

さて、外のFRP窓付き水槽はただいま満タンに鯉がはいっているので道行く人がビックリしてくれます。立ち止まっては見てくれているのでうれしいです。何人かと話した感じで共通するのは、鯉はずーと見ていても見飽きないものだという意見です。思うに鯉はすでに日本人によく馴染んでいる感じで、ただそのため、(馴染みすぎて)観賞魚にもなる意識が薄いかな〜って感じは受けます。

道行く人の反応をみると私的には国内で錦鯉のファンを増やすのは普通に可能そうな印象を受けるので道筋さえ間違わなければ先は明るそうです。ただ現状では下り坂なので折り返し地点が早く来ればな〜とは思います。折り返しが早く来るようにするのもこのサイトの役割ですけれどね!。

あと、一般の人によく質問されるのは、錦鯉の良し悪しは何で決まるのですか?ってことです。ほとんどの人はすでに模様で値段が違ってくるのだろうという予想が頭にあるようで、模様ですか?って聞いています。鯉を飼ってない人でも鯉は模様で価格が違うのだろうって感覚があるわけですから、良い模様の定義を刷り込ませてその模様を作ってしまえば、定義的に良い鯉なんていくらでも作れてしまうわけです。なるほどな〜と思いました。

現在、鯉の模様は整形で見栄えのいいように何とでもできます。私自身は基本的に自然美が好きなので、飛び緋をとるとか、キワをそろえるとか、2番緋をとるとか、基本の模様が変わらないぐらいまでしか興味がなのですが、それでもめんどくさくてしません。私的には販売・出荷までに基本模様まで変えられちゃうのはお節介なことなのでやめてもらいたいな〜って感じです(自分が好きな模様の鯉を選ぶチャンスが減るから)。

ただ、私は整形自体は善とも悪とも思っていなくて単純に技術として見ています。使い方次第で善にでも悪にでもなる位置づけです。したい人はすればよいし、したくない人はしなければよいので、したい人は鯉を購入後に好みに変える時代になった方が私はありがたいですね。

品評会で整形鯉の方が入賞しやすいのなら、賞を欲しい人は整形して出品すればよいし、それが面白くない人は出品しなければよいだけです。面白くない人が増えればどんどん出品鯉が減って品評会が成り立たなくなっていくだけです。きっと新しいスタイルの品評会が生まれてくるでしょう。一番たちの悪いのが整形鯉は居ない前提とか出品禁止になるとかで、こんなルールを作ってもコソコソする人が増えるだけで(整形鯉でないと言い張ればそれを覆すのは難しいですから)、結局、まじめな人が損をするだけす。

ずいぶん話がそれちゃいました(笑)。話は戻って、一般の人も模様で価格が違うのでは?ってところまではなんとなく気がついているんですが、ここからが重要です、どんな模様が人気があるかないかはまったく知りません。どんなのが好きですか?ってこちらが尋ねても指を指す鯉の好みはバラバラです。みんなそれぞれに好みがあるのです。まあ丹頂は目立つかな〜って感じは受けますが、これも丸が目立っているだけで頭に丸があることを重要視していないようです。

愛好家の多くが一定のパターンを知っていて、一般の人はまったくしらない状態があって、その間は相当なものなので、どの段階で刷り込みが入るんだろうっていうのが私の興味のあるところです。鯉やさんで?、先輩愛好家から?、書籍・雑誌で?、ネット?、どこかにお節介にも他の人の好みを否定するところがあることだけは確かなようです。私もそうならないように気をつけたいと思います。

ちなみに、ひょろひょろってした鯉が好きって指差した人の覚えはないので、一般の人は元気な鯉の方が好みのようです。

 

2008.4.15


晴れた日のメイン池の水温が14〜15℃になってきたので、軽くて手づかみ2杯分の餌をあげてみました。

冬シーズンは餌をあげていないので、春の初めての餌やりだと、餌を池にまいてから匂いが鯉に届くまでのタイムラグを楽しむ事が出来ます。撒いたすぐは無反応、あれ?、あれれ?、あれれれ?、餌だ〜って感じで餌を食べにやってきます。

鯉の数に比べて餌の量はパラパラなので食べられない子も出てきますが、みんなが食べられる量を上げたら食べ過ぎの子が出てしまうので、しばらくはガマンです。

2008.4.14


UFO雲

UFO雲 拡大


白山養鯉場から春の売り出しの便りが届きました。予想通り4月20日(日)の朝8:00〜です。メイン販売は田んぼで自然越冬させた当才(紅白、大正、昭和)たちになります。自然越冬鯉たちなのでメチャ強いです。

私が思うに本来鯉なんて自然越冬できるならそれにかぎると思います。真鯉たちも自然越冬ですしね。ただ、田んぼでなく自宅設備での自然越冬だとちょっとしたコツが居るので軽くヒーターを入れた方が管理が楽なのは確かです。ですので初心者さんには(鯉を死なさないために)ヒーターを入れることをオススメしています。

錦鯉には真鯉の血を入れたといわれる系統が存在するのですけれど、(真鯉を強調する)そういう系統でも育て方は自然の真鯉に学ぶわけではく錦鯉と同じだったりするので、コミカルというか面白いですね。私なら真鯉のよさを生かすなら真鯉寄りの育て方をしたい気がします。

先日、空を眺めていたら面白い形の雲を見つけました。UFO雲です。これだけは周りの雲とはまったく形が違っていてとても異質でした。意外にこういうのが本当のUFOだったりしてね(笑)。

 


2008.4.13
ここ数日、とてもよいお天気が続いてます。今、朝の6時半なのですが、今日もよい天気になりそうです。


五色の部 28部 優勝五色

今日まで全日本若鯉品評会が行われているのですが、フィッシュランドの九紋竜と大山養魚場の五色2匹がそれぞれ優勝になったそうです。

九紋竜の部 53部 優勝
五色の部 33部 優勝
五色の部 28部 優勝

出品されることは事前に知っていたのですが3匹共に優勝になって良かったです。九紋竜1匹と五色1匹はお客さんの鯉が出品されているのですが、もう一匹の後五色はどうなんだろ?、売れたのかな?、よく分かりません。

そのよく分からない五色が左写真の3月30日のフィッシュランドの売り出しに大山さんが販売鯉として持って来ていた子です(日々の記録的には4月2日の記事)。私も実物を見ているので親しみが湧きますよね。この日は売れずに広島にもって帰っています。

フィッシュランドでは段ものや教科書的すぎる鯉は売れにくい特性があるので、5、6年前にも正月に大山さんが販売用に持ってきた自家産大正三色当才の中から国魚賞がでましたしね。あとで振り返って、あの鯉が国魚賞受賞したのか〜なるほど〜って感じです。

 

九紋竜は2006年に産卵させているので、今年で2才までの子がいます。これまで成長段階の大きさそれぞれでいろんな子が品評会受賞していて、とうとう53部サイズで受賞するまでになりました。このままの勢いを持続して種別日本一までなってほしいものです。九紋竜で初の国魚でもいいですけど、今の品評会の流れだと御三家+白写り+五色以外で国魚になるのは限りなく不可能そうだしね。

五色の方は2007年産卵ですから、まだ当才しかいませんので今後の活躍を期待したいというところです。ちなみに九紋竜も五色も品評会用に作っているわけではないのですが、全体の出来のレベルが高い子たちだし、そのときそのときで品評会に適した子を出すと受賞している感じですね。

そういう点からみても今年のフィッシュランドの浅黄には期待しているのですが、どうなることでしょう。親は若鯉のときに種別日本一を取ってるはずなので、子どもたちの中からも種別日本一になる子が出て欲しいですね〜。V2、V3と続いてフィッシュの看板鯉になると面白いです。

品評会で活躍した鯉を親にしても良い子は生まれないのですが(親適正と品評会適正は方向性が違うため)、親用に育てていた鯉がたまたま見栄えがよくなったので品評会にだしたら受賞してしまった場合(稀な例)には良い子どもが生まれる可能性はあります。フィッシュの浅黄の親は後者ですのでとても楽しみにしています。我家に五色と浅黄の当才はそれなりの数がいるので大切にしたいと思います。

さて、天気も良さそうだし今日がよい一日になるとうれしいな〜。

2008.4.10


今日は1日中〜大雨でした。外を移動するだけでビシャビシャでした。

浅黄から出た変わり風味の鯉の愛称を何にしようかな〜って考えていて、いろいろ候補はあったのですが、最終的にオベニザクラにしようと決めました。オベニ部分は尾っぽが赤いからなんですが(ベタですね)、サクラ部分は体部分にパラパラとした緋を持つ子もいるので、体表がブルーになったときに川の流れに浮ぶサクラの花びらみたいになるとうれしいな〜との願いを込めています。

さて、70万ヒットが近づいてきました。恒例の10万ヒットごとの鯉プレゼント企画は今回も有効です。70万ピッタリ賞を狙う方はよろしくお願いします(ピッタリ画面をデジカメ撮影して送ってもらえるととってもうれしいです)。今回はオベニザクラも送りますので楽しみにしていてください。

 

2008.4.9


今日は夕方から雨がふりそうな空模様、この時期、雨がたくさん降ると水温がぐっと下がるので大雨はやだな〜って感じです。月曜日は土砂降りだったので翌日は鯉の調子も下がり気味でした。


餌やり中 もみ合い状態


少し落ち着いてきた状態


昨日はフィッシュランドへ用事(支払い)に出かけてきました。

正月明けから加温飼育に入っている今年の野池立て用当才たちを見たら、9割以上浅黄ばっかりでした。昭和が数匹と大正三色が1匹確認できた以外は、浅黄、浅黄、浅黄って感じです。

今年の野池立て用当才たちですから、もともと当才販売の子たちよりもしっかりしている上に、正月明けからの加温飼育とあいまって伸びる伸びる〜って感じです。3月30日のフィッシュの売り出しで見たときよりも、見て分かるほどに大きくなっていました。小さいときに真っ白い浅黄は白いまま、少し浅黄色が混じっていたものは浅黄地が出てきています。

秋に2才で揚がってくるのが楽しみです〜。

そういえば、4月27日(日)はフィッシュランドの責任者さんが国立の錦鯉の吉田さんでの売り出しに現地まで行くそうなので、フィッシュランドに興味がある方は直接話しをしてみてください。今年の浅黄に興味があると話しかけたら、すごく喜んでくれると思いますよ。その日は大山さんも同じく現地まで行く予定だそうなので、もし見かけたら、こちらも今年の大正三色に興味があると話しかけたら、きっと喜んでくれると思います。



イロワケイルカみたいな鯉


フィッシュランドが産ませた浅黄の中から、私がより集めているのが左の鯉たちです。浅黄から生まれていますが浅黄とは雰囲気の異なっている鯉でひじょうに気に入っています。

私の中での基準は、顔が頭を含めて赤くて、体は白地で、尾っぽ辺りが赤く、手ヒレが赤いことです。あとはその変化形ですね。上からの写真では良く分かりませんが、体の側線よりしたには緋がでているので(まだまばらですけど)、横からみると頭から尾っぽにかけてお腹の辺りは赤い線でつながっているようです。側面から見たほうがよりよさが分かります。

最初に見たときにイロワケイルカに似た感じだな〜って思ったのですが、模様というより色の配置が綺麗なので見れば見るほどお気に入りになりました。ちなみに色分けイルカは赤色でなくて黒と白の色合いです。イロワケイルカってどんなの?って方はこちら、鳥羽水族館のHP(館内紹介の極地の海コーナー)で紹介されています。

浅黄から出来た変り鯉では可愛そうなので、何かよい愛称を考えようと思っています。熱帯魚風だとレッドヘッドテールコイフィッシュになるかな!?、和風だとオベニニガシラ!?

 

2008.4.6


今日は私の所属する錦鯉愛好会さんさん倶楽部の年1回の稚魚飼育発表会に出かけてきました。今年で第6回目になっています。

さんさん倶楽部では産卵させた受精卵を会員で分けて各個人で一年間飼育した成果を見せ合うのを楽しんでいます。今年の分け合った受精卵は昭和と銀鱗藍衣でした。

今回みんなが持ちよった鯉たちはこんな感じでした〜。水槽の大小はさまざまですが水槽で育てた鯉たちです。同じ受精卵を分けていますので、昭和三色同士は同腹兄弟、その他の鯉は銀鱗藍衣の同腹兄弟になります。銀鱗藍衣からはいろんなライプの鯉が出ていて面白かったです。

同じセットでも育てる人が異なると最終に出来上がってくる鯉のタイプが違うので比べ合うのはとても楽しいです。タイプが違っても兄弟なので似たところは出てきます。

さんさん倶楽部では、(その年その年での失敗はあるにせよ)みんな卵から鯉を育てることができるので、ほんとにそれはすごいことだな〜と感心しますね。私は他の会員さんの後を、なんとかついて行っているぐらいが精一杯です。

総合優勝 ジャンボ賞

   

下の鯉は、会員さんが去年のさんさん倶楽部発表会に出した鯉をもう一年育てた状態だそうです。2才で50cm弱ぐらいありました。体もしっかりしているしデカイです。去年は大正三色の受精卵を分け合いました。メス親が雰囲気がちゃんと出ています。

さんさん倶楽部発表会は、毎年、私自身楽しみにしているイベントなんですけど、やっぱり今日も楽しかったです。
1日中、鯉三昧の鯉曜日、すっかり疲れたので早寝します〜。

2008.4.5




今日は家族で少しの時間でしたが桜見物に出かけました。今年は桜見物は無理かな〜と思っていたので、なんとか時間の確保と花のタイミングがバッチリでラッキーでした。

花見見物には、いつもカメラをもって出かけるのですが、桜を撮影するのはとても難しいです。色がとてもデリケートなので、肉眼で見た頭に残るイメージと撮影による雰囲気がどうも一致しません。桜はピンク色とはいっても白色に近いですしね。

若干アンダーで撮影する方が花の持つピンク色が強調されるので桜にはあっているのかな〜とは思います(どうなんだろ!?)。

桜だとポジフィルムでいうベルビアみたいな色飽和度がたかいというか、作られた色合いというか、そういうのが私は好きです。

2008.4.4


九紋竜 2007.1.19 20cm


九紋竜 2007.6.6


九紋竜 2008.4.2 30cm


べっ甲 2008.4.2 30cm


大正三色 2008.2.27 33cm


大正三色 2008.2.27 29cm


ここ数年、私が九紋竜と縁のある鯉ライフを送ってきている件は、ここでもよく紹介しています。

九紋竜との縁の始まりは、2005年、さんさん倶楽部用にKa1さんが九紋竜を産卵させてくれたのがきっかけです。その翌年の2006年、コイパークの稚魚飼育コンテスト用にKa1さんが紅九紋竜を産卵させてくれたのと、この年はフィッシュランドも自家産九紋竜を作りました。

ちなみに、2005年のKa1さん九紋竜と2006年のフィッシュランド九紋竜はまったく同じオス親です。メス親は系統だけは同じです。たぶん、メス親は姉妹鯉にあたるんではないかな〜と思っています。

そういった経緯もあるなかで、2007年の飼育シーズン中メイン池で飼っていた九紋竜は2匹だけ居て、そのうちの一匹が左写真の鯉です。2006年のコイパーク稚魚飼育コンテストとまったくの兄弟になります(私が稚魚を育てたわけではありません)。

冬に加温飼育をしていないので大きいわけではなかったんですが、昨年なんとなくメイン池で2枚目写真のその他売れ残り鯉達とともに育ててみようと思って、一年育てたら3枚目の写真のようになりました。

一番上の写真を見てもらえれば分かりますが肌はとてもよい鯉でしたので、後はのんびりとじっくり模様が出てくるのを待とうと思っていたら、意外なほど早く模様が出てちょっとビックリです。まだあと数年は真っ白っぽい状態かな〜と予想していたんですけどね。でも、なんとなく面白そうな模様になりそうなのでただいま興味津々です。

ちなみに、2枚目写真に写っているべっ甲は4枚めの写真のような状態まで育ってきました。ほとんど変化はしていません。

2枚目写真に写っている大正三色は下の2枚の写真のようになりました〜。一匹は二番緋がいっぱい出てしまいましたが、このまま残るのか、消えてしまうのかはわかりません。

私としてはこのまま残ってくれた方が面白いかな〜っては思っています。鱗の二番緋が残るようであれば、頭の二番緋は模様になっていってくれると思いますしね。全部消えて単なる大正三色になるよりは、特徴のある鯉として印象に残った方がよいです。

鯉はいそがずのんびり飼うとけっこう長く楽しめることが多いので、とかくせかせかしがちな世の中においては素適な存在だと思います〜。


2008.4.3


大正三色オス 53cm


大正三色オス 38cm


今年、産卵させる予定のメス親候補にセットする予定のオス親候補くんです。正確な年齢を忘れたのですが、たしか2004年生まれ(そうであれば今年5才)のような気がしています。当才か明け2才で我家にきてずーと育てていました。

冬中ずーと餌きりしていたので細くなっちゃいました。今は(餌をたべていないので)テリが落ちている時期なのですが、元々のツヤがいいのであまりそれを感じさせません。今は良いアクセントになっている右肩の墨も、小さい頃は右肩の墨が完全な下墨でうっすらあるな〜って感じだったのが成長とともに徐々に出てきたものです。

頭の形も綺麗だし、口元の紅の緋キワもよいし、鱗の縁に銀が出ているのもお気に入りな点です。写真では分かりづらいですが、鱗一枚一枚に綺麗に出ています。

我家の大正三色のオス鯉候補としては、この鯉を基準として、よりよいオス親候補と出会えればな〜って思っています。下の写真が上の鯉に続く予定のオス親候補です。2006年生まれの今年で3才になる子です。こちらも冬季餌きりのためただいま細身です。去年の夏ごろは緋色がとても薄かった(黄色っぽくみえた)のですが、紅色がしっかりしてきました。今年の成長が楽しみです。

水温の状態をみながら暖かい日はパラパラ〜っと餌をあげたい気分ですね。


2008.4.2


オレンジ五色



鮮やか五色


4月に入ったら給油しようとおもって、3月末に給油ランプがついたけれど10Lだけいれて粘っているんですが、こちらの地方ではまだ価格が下がりません。そろそろ下がってくるかな〜。

すでに仕入れ済みのガソリンは税金がかかったときの値段だから、即値下げして売ったらガソリンスタンドも損しちゃいますから在庫が減って、そのうち下がるまで10Lだけ入れる作戦で行こうと思います。現時点で値下げしていないのに、税率が戻った時は、税がかかってないころに仕入れたガソリンだったりしても即日値上げしたりしてね(笑)。

私個人的には、道路関係の税金が下がるのは大歓迎〜。もう道路要らないし。作ればその後ずーと維持費がかかるので作ったらそのあと大変です。高速道路は利益が出てから新しい路線を作ればよいですしね。JR東海みたいに自らリニアを建設するみたいな感じで極力税金を使わない方向がよい感じです。

さて、左の写真は先日フィッシュランドの売り出しで出ていた五色です。上の五色がフィッシュランドで育てたもの、下の五色が大山養魚場で育てたものです。上は紅がまだオレンジ色が強い状態、下は蛍光色っぽい赤色です。地肌も下の鯉の方が黒いです。

ちなみにこの五色たちは親がまったく同じの同腹兄弟たちです(卵を分けた)。上と下の五色の雰囲気の違いは飼育環境の明るさにあるとのことです。大山養魚場は透明のビニールハウス、フィッシュランドは屋根が透明でない(トタン)ハウスです。池へ届く光の明るさが全然違うので、光の強い大山養魚場の五色の方が早く五色の雰囲気に到達しています。フィッシュランドの五色もそのうち下のような色合いになるのですが、現状ではその途中段階という感じです。こういうことを知らないと変化途中の五色は出来そこないみたいに見えちゃいますよね(笑)。

我家のこれらと同じ兄弟の五色は、まだフィッシュランドの状態にまでもなっていません。これからフィッシュランド状態→大山養魚場状態へと変化していくはずなので楽しみにしています。五色ってなかなか面白いです。


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