錦鯉飼育日記 日々の記録 2008年4月1日-6月30日(since 2003.1.31) |
2008.6.29 |
ミックス状態の黒子と普通の毛子(オレンジ色、赤子というのかな〜)を2時間ほど分けてみました。赤子のトビを重点的に取り除いたのですが、大きい分だけすばしっこいです。集中的に作業をしたので目をつぶると脳裏に黒子と赤子が浮かんできます(笑)。赤子をとればそれだけ黒子に餌が回るわけで効率がよいですから、時間があるときには赤子はずし作業を続けていく予定です。 外のひとケースには雨水がけっこう入るんですが、雨が入ると23℃にセットしてあるヒーターが点灯するので(水量がないだけに)水温の変化って激しいもんだな〜って感じます。発泡スチロールを利用している飼育水槽は雨が降っているときには蓋も出来るし、衣装ケースの飼育水槽よりも水温の変化も少ない感じで断熱効果が出ているな〜って状態です。 ここ2年ほど、私自身の錦鯉稚魚飼育はうまくいっていませんでしたが、それでもなんか楽しくてやめようという気分にならないのが稚魚飼育のよいところです。そもそも失敗することも多い、良い鯉ができることはまずない、こういうことを分かってやっていることですので、へんな気負いがないため長続きしているような気がしています。 今回の昭和もどこまで無事を保てるか分かりませんが、どんな子どもたちになるのだろう〜って想像するだけでワクワクします。そう思いながらも、来年はどんな鯉を産ませようかな〜っていうこともすでに考えています。いい鯉作りはプロに任せて、こっちは楽しく稚魚飼育で毎日が楽しいです。 さて、先日、資材を分けてもらうためにフィッシュランドへ電話をしたらちょうど私の都合がフィッシュランドで自家生産中の九紋竜の一選目と重なったので、稚魚池まで資材を取りにいきつつ選別を見てきました。一選目からすでにいいな〜って感じの九紋竜が普通にいるので、九紋竜ってこんなに歩留まりのいい品種だっけ!?って思いながら見ていました。 フィッシュの稚魚池(田んぼですね)は土質がくろぼくなので水はけがよく注水している分は底から抜けていくような感じのようです。砂地でもなく、粘土質でもなく、稚魚池となりの普通の田んぼを見渡してみてもみんな土が黒色をしています。単に黒いのでなくて光沢のある黒色です。私は田んぼに詳しくないのですが、綺麗な土色だな〜ってことだけは分かります。土が綺麗と思ったことは人生を振り返ってもあんまりない経験ですね。 フィッシュつながりですが話は変わって、田んぼでいろんな話をしている中で、フィッシュが去年作った浅黄が予想通りやっぱりナイス(死語!?、いまならグー)になってきたとのことです。上物の2才立て鯉は店舗のハウスで成長させているそうですが体の輝きが綺麗と言っていました。 私は去年の浅黄をそれなりに持って帰ってきているので、これはよい買い物をしたな〜って感じです。ほんとは仕入れてきている訳ですけど、ぜんぜん売れなったので売り上げとしてはまったくダメでしたが今後の育てる楽しみがより増えました。昨年秋から育てていますけど体の雰囲気など楽しみな部分がいっぱいです。 特に期待しているのは、フィッシュもほとんど残していない愛称オベニザクラと赤松葉で、この2つはフィッシュも(残すだけのスペースがないので)ほとんど放出しているだけに我家にいいのが来ているのではないかな〜と思っています。我家は自然飼育だけに成長は遅いですが、後3年ぐらいしたら我家のメイン池には今いる鯉たちを押しのけて浅黄と愛称オベニザクラと松葉がたくさん泳いでいる可能が出てきました。そうなればなったで楽しそうです〜。 |
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2008.6.28 |
キズの治りを観察しているとなかなか面白いです。(餌やりのときに)ぶつかり合ってキズがつく、通常はここでキズが治るのがベストですけど、今年は気候も安定しなったのでキズが膿んで(炎症を起こして)しまいました。 キズを中心として徐々にピンク色の炎症が広がった後(この頃には傷ついた鱗の先端にカラムナリスがついていたりする)、炎症が治まり始めるとキズが小さくなるので傷ついてカラムナリスのついた鱗だけが目立つようになってきて、少しカラムナリス部分も小さくなってきたな〜って頃には傷ついた鱗自体が自然と脱鱗して(人間でいうとかさぶたが取れるように)、体表部分はきれいスッキリ!って感じで元に戻ります。 緋盤の部分だったりすると脱鱗した部分の緋色が薄くなっているのでよく分かります。そのうち緋盤の厚みも元に戻って元通りです。人間と違って鱗を持った生き物だけあって鱗を上手に使って傷を治していきます。見ているとすごいな〜って感じですね。 調子を落とした窓付きFRP水槽の方はというと、やっぱりぜんぜんダメでフラフラしていた子は残念ながら死んじゃいました。とりあえず網で掬った生きている鯉のエラフタを開けてチェックしてみたらエラ全体の3分の1ぐらいの部分がカラムナリスにかじられているかな〜って状態です。何匹生き残るか分かりませんが、お気に入りの紅白が1匹いるのでその子だけは助かって欲しいな〜って思っています(今のところ元気があるほうかな)。 この場合、カラムナリスが鯉にくっついて鯉上で増殖したわけです。そうなる元々の原因は鯉が弱ることから始まるわけですが、今回の場合は、餌をあげた→内臓に負担がかかって鯉が弱る→カラムナリスが感染→カラムナリス繁殖→どんどん感染→鯉が弱っているので治りません〜の悪循環に陥りました。私的には、この循環の最初の部分、餌を食べて鯉が弱ってしまった部分に、(暴飲暴食させたわけでないわけで)どんだけ胃腸虚弱なんだってツッコミをいれたくなるわけです。かわいそうなんですけれど、我家の飼育環境には合わない鯉たちでした。
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2008.6.25 |
毛子が順調なのはありがたいのですが、ただいま我家は水槽部屋の120cm水槽と野外のFRP窓付き水槽のみが不調に陥っています。今週の初めにFRP窓付き水槽であれ!?餌を食べなくなったな〜って思ったら鯉が★になってポツポツと浮いてきています。カラムナリスにやられているようで(間違いないんですけど)、フラフラしているのがまだまだいるので、それらはもうエラをやられちゃったな〜って感じです。残念ですがそういうのはまず治りません。ヒレなんかはカラムナリスにかじられながらも元気にしている子もいるので、体力が落ちるとエラをやられちゃいます〜から、今回は注水量をあげて水質が落ちないように心がけながら餌は少しあげています。 振り返ると、数週前にFRP窓付き水槽に入っていた8割以上の鯉をいつもの放流を頼まれている池に寄付したので、鯉の数がぐっと減って自分に気持ちに余裕(管理が楽になるぞ〜って)が出来たのがいけなかったのかな〜と反省。ただ、調子を崩す前に数百匹を放流できたのでそれは幸いでした。放流先でずいぶんと喜んでもらえたしね。 反対に、メイン池の方は少しまえ鯉たちが餌やりのたびに(ぶつかって)傷ついて、そのキズが痛々しい状態と書きましたが、今日確認したら(何も治療はしていないけれど)ずいぶん綺麗に治ってきていました〜。梅雨が明けるころにはすっきりしていそうです。こちらも残っているキズ(傷ついた鱗の先端とか)にはカラムナリスがくっついている感じなのですが、5月、6月と水質優先で餌をあげているためか、他の鯉にうつることもなくキズが綺麗に治っていくにしたがってカラムナリスも自然に消えていきます。メイン池は水質優先の餌やりにしていたのが正解でした。 今年は暑い日と寒い日が数日間で繰り返されるので、普通に餌をあげると(鯉に疲れもでるのか)水質も落ちやすくなって、さらに気候的にもカラムナリスが例年以上に繁殖しやすいのか、カラムナリス天国になってしまう感じです。カラムナリスなんかは常駐でいるので繁殖するもしないも鯉の強さと日頃の管理次第です。 まあ確かに、今年FRP窓付き水槽にいた子たちは打たれ弱い子だったのも確かなのですけれど、管理不足含めいろんな要素が絡んで可愛そうなことをしちゃいました。初めて稚魚飼育から育てた子もいっしょに入っているのですけど、そんな状態をものともせずにいまのところ元気に泳いでいます。私の下手な稚魚飼育を生き延びてきただけのことはあってさすがに強い!。いたせりつくせりすれば弱い子でも元気に育てることは可能ですが、私の性分には合いません。 調子が落ちても水替えと濾過槽の掃除で復活する鯉が理想なんですが、もう少し幅をとって塩を使えば回復する鯉までが許せる範囲かな〜。で、野外でも元気に暮らせる鯉が大好きです。少々擦れようが、餌が多かろうか、水温が変化しようが、雨が入ろうが、その中で生き延びた鯉だけ残せばかなり強いと思うんですけれどね。作り手、売り手と段階を経る間に、とりあえず生きて自分のところから手が放せればOKだと考えるところを通れば通るほど、最後に鯉が行き着く愛好家がババを引くことになるので可愛そうなもんです。なるべくそういうところとは関わらないようにしているんですけれど。 ほんと、メイン池が痛々しいときは、FRP窓付き水槽は元気いっぱいだったんだけれど〜こんなに逆転するとは予想していませんでした。
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2008.6.22 |
昨日から初めてブラインシュリンプを与え始めてみました。孵化したてのブラインシュリンプは本当に小さく、肉眼では何かが動いているのは分かるけど、それ以上は見えず赤みのあるオレンジっぽい溶液みたいです。毛子を観察しているとお腹がだんだんとオレンジっぽくなってくるのでちゃんと食べているようです。良かった〜。何とかうまく育てられるとよいな〜と思います。 |
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2008.6.18 |
毛子を観察するとまだお腹の栄養袋が大きく泳がずじーとしている感じです。あと2,3日したら泳ぎ始めるかな〜。我家の場合、容器に藻も生えていないので毛子が食べるものがありませんから、金曜日か土曜日にはブラインシュリンプを孵化させておこうと思います。 ただ、明日からどうも雨らしく毛子のことが心配です。1つの容器にはヒーターを23℃設定で入れてあるので温度低下による全滅は防げると信じているんだけど、どうでしょうか〜。知人が発泡スチロールの容器で育てると水温の上下が緩やかになるので毛子に良いよって教えてくれたので、発泡スチロールの容器にも毛子を入れてみました。 紅白の稚魚は相変わらず順調で成長を眺めていると楽しいです。良い鯉になってくれ〜って思いはあんまりなくて育っていく過程がとても面白いです。毛子の時のおたまじゃくしみたいな頭でっかちの状態から、だんだん魚らしくなってきて、そのうち前方を向いている口が下のほうを向くようになってきます。形も変化するし、色合いも変化するし、日々変化していくので見ていて飽きないですね。 鯉の場合は卵がたくさん生まれるので、水槽で育てる分だけではほとんど全部の卵を棄てるとの同じことなので、チャレンジ稚魚飼育のように1つの産卵腹をみんなで分けて育ててもらえるのは、(卵が無駄にならず)私としても大変嬉しいです。参加者さんもそれぞれ家庭の事情があるので、毎回同じ方ではなくて入れ替わりながらも毎年一定人数以上のお申し込みを頂いているのでとてもありがたいかぎりです。 私も鯉と関わってきた年数がだんだんと増えてきて楽しみ方の方向性が出来上がってきているので、鯉の自慢話オンリーとか、噂話とか、勝ったの負けただの、等々、あくびの出るようなつまらない話に運悪く出くわしてしまったときには、(私の場合、興味がないので)時間つぶしが大変だ〜みたいな時があります。 稚魚についての話もいろんな話題があるんですけど、自家産の場合、良い鯉ができないことが前提みたいな物なので(欲より夢の方が大きいというか)、経過報告しながら感じたことや裏技発見みたいなことまで、報告会みたいな感じでワイワイガヤガヤと鯉歴等に関係なく、話が弾んでいく感じの楽しいイメージが私の中にはあります。ですのでチャレンジ稚魚シリーズはなるだけ続けていきたいと思っています。ほんと今回お申し込み頂いた方々ありがとうございました。写真の投稿等楽しみに待っています。ぜひ、お願いいたします。 今年も、鯉の毛子が生まれてから既に何人かに見せたのですけど、毛子のあまりの小ささにみんな驚くので、毛子をみせるのは、ビックリ箱と同じ状態です。鯉ってある程度大きなイメージをみんな持っているようで、それと毛子の小ささとのギャップが激しいみたいです。まだこれから何人かはビックリさせられそうです(笑)。 |
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2008.6.16 |
ただいまメイン池の鯉たちはキズキズになっている子が多く少々可愛そうな状態です。天候が安定しないため、餌を少なめにしかあげていないので餌の取り合いでお互いぶつかり合うのが原因のようです。池の上に格子が置いてあるのでそれにもどんどんぶつかっているようです。水温も暖かいわけではないので、まだまだ傷ついた部分の再生が間に合わないようで元のキズから周りの鱗にまで炎症が広がって出来ちゃっているみたいな感じです。 水質は良い状態を維持出来ているので、このままほっておけば(梅雨が実質的に終わって水温が上がるころには)勝手に治っていくでしょう〜。一瞬、塩を入れようかな〜と思ったのですが、ただいま少々見栄えは悪いけどそのうち自然と治るし、塩がもったいないから入れるのをやめました。 鯉って、大抵のことは自然に治っていくので強いものだな〜って思います。調子を落としたら塩だけで元気になるんですからね。普通、鯉に塩以外のものって滅多に使わないので、鯉と塩の相性のよさは素晴らしいな〜って思います。 |
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2008.6.15 |
10歳の女の子がフルサイズのギターでジョーサトリアーニを弾いているは衝撃的だったな〜。次に出てきた男の子はバンヘイレンを弾いていたし(しかもファーストアルバムのギターインスト曲まで)。その年齢でどうやって洋楽のロックと出会うのかが知りたい気分。私なんかは高校1年生ぐらいまで洋楽のロックとは出会わなかったもんな〜。ギターを練習した時期もあったけどハイウェイスターも弾けませんでした(苦笑)。今は年に1回ギターを磨くだけのプレーヤーでなくてオーナーなので、ドレミファソラシドも弾けません。
こちらの地方は明日は雨なので水温が下がりますから孵化は火曜日か水曜日になるのかな〜と思います。今回は全滅しませんように。雨ざらしなのでまずは雨に耐えてくれ〜って状態です。毛子の場合は生きているか全滅か二者選択みたいなものなので中間がありません。 全然話は変わって、以前から動物取扱業の登録をしている関係で、外来生物の駆除とか放流禁止の啓蒙活動にご協力くださいの案内がたまに届きます。で、いつも思うんですが啓蒙活動もとても大切ですが、もうちょっと露骨に外来魚とかを買い取る(懸賞金をつける)ことにすれば、お小遣い稼ぎにどんどん釣ったり取ったりしてくれるんではなかいな〜とか思います。ブラックバス30cmまでは30円、それ以上だと50円とか、メスは20円プラスとか、平均50円の買取としたら、一億円で200万匹買取できます。年200万匹では少ないから年2000万匹の10億円規模の予算がよいですね。 ブラックバス以外でも、ブルーギル、通称ミドリガメとか、昆虫とかいろいろに懸賞金をつけたらあっというまに(人間の欲で)絶滅しそうです。専門の捕獲業者さんも現れるかも。行き過ぎて養殖して届け出て不正受給とかされてもこまりますが・・・。
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2008.6.14 |
ちなみにメスと昨日紹介したオス2が産卵行動をしていて、オス(愛称 雪女)は興味なし状態でしたので、事実上、オスメス一本掛けとなっています。
初めにも書きましたが事実上の一本掛けなので受精率とかは分からないのですが、産卵藻にホテイアオイを使用しただけあって根に卵がびっしりついていました。ぜひたくさん孵るとよいな〜と思います。 |
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2008.6.13 |
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2008.6.11 |
ストレスで限界にきそうなら、とりあえず鯉でも飼ってみる、意外と人生変わるかも!?です。ちなみに私は鯉と出会って大きく変わりましたよ、愛好家+鯉販売まで手がけるようになってしまいました(売れてないですけど(苦笑))。
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2008.6.10 |
この金曜日の午前中に今年最後のオスメスをセットしようと考えています。メス親自体、大きくなるタイプの鯉ではないので模様中心で楽しめればな〜と思います。それ以前に、ちゃんと毛子が育てられるようにならないとって感じなのですが・・・。 メス親の大きさ面(将来性も含めて)では大したことはないですが、 明るい緋盤を持ちながら墨質がしっかりしている鯉で、どういうわけかこの相反する要素が妙に上手く馴染んでいるところを評価しています。 なんとか上手く育てたいな〜って気持ちでいっぱいです。 さて、鯉とカメの同時飼育への挑戦も水槽のセッティングまではできました。見栄えが悪いのですが水槽の中心に100円ショップで購入したゴミ箱をひっくり返して入れて水面をゴミ箱と同じ高さにしました。これでカメの休めるスペースは確保できました。鯉もゴミ箱の周りをぐるぐる泳げるハズです。何とかうまくいかないかな〜。 現状、鯉を水槽で楽しむのはすでに十分満喫中〜、鯉を池で飼うのもすでに十分満喫中〜、品評会も一昨年初めて出品してみて満足したって感じだし、自分が気に入った鯉(なかなか少ないですけど)が飼育できればよいので他の人と比べて良い鯉がほしいとかもないし、鯉を飼うという面だけだと十分楽しんでいるのでこれ以上はもうないかな〜って感じです。ガラス水槽、FRP水槽、池で飼っているのでこれ以上違う容器が浮んできません。鯉自体の奥深さはまだまだあるので飼うという面とは別です。 たくさんの人がライフスタイルに合わせて無理せず自然体で鯉を飼っている世界を作ってみたい、これが一番チャレンジのしがいがあることかな〜って思っています。普通に考えると無理っぽい、だからやってみたいですよね。たぶんこのHPを見に来ている人のほとんどが(このHPが出来たときには)既に鯉を飼っていた人が多いのだろうと思っているのですけど、まずは、このHPが出来た以降に(出来ればこのHPを見て)鯉を飼い始めた人の数がそれを上回ることが出来るようチャレンジしてみたいです。
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2008.6.8 |
さて、我家の大正三色の毛子はダメでした。理由は何かあるはずなのですが、掴みきれないのが悲しいかぎり。さんさんでもらった銀鱗昭和と同じく泳ぎ始めて少しでバタバタバタって感じでした。共通項としては同じようなタライで水槽部屋に置いておいて(毛子の数もほぼいっしょ)、どちらも部屋を1日中閉め切った次の日に倒れ始めた感じなので部屋が蒸れて水が傷むのかもしれません。さんさんでもらった紅白の毛子のうち生き残った20匹は順調に成長中なのでこちらに慰められている感じです。 悔しいので毛子は再チャレンジするとして、ただいま新たなことを考えていて、それは水槽での鯉とカメの混泳です。90cm水槽が1つ空いたのでそこに鯉とカメをセットしてみる予定です。どちらにも餌は咲きひかりをあげているし、カメも凶暴でないし、私の頭の中ではうまくいく予定なのですが果たしてどうなることやら。カメは私の大好きな警戒心ゼロが特徴のクリイロハコヨコクビガメで挑戦です。 水槽に3分の2ぐらいの水量がよい感じだと思うので、上部濾過槽は使えませんから外部濾過槽で濾過は行う予定です。エーハイムエコ2233が一台未使用状態なので活躍してもらいましょう。 話は鯉に戻して、100Lの60cmガラス水槽が水を替えても替えてもすっきりした水にならなくて、何でかな〜って思っていたら、上部濾過槽に入れてあったビニロックフィルターが目詰まりして大変なことになっていました。ドライボールの入れてある方は何ともない状態なので気がつくのが遅れたのですが、ビニロックは鯉の濾材としてはいまいちというか、メンテが好きな人用かなって感じです。私的には(予算の関係もあって急には無理ですが)使うのをやめて徐々にドライボールに変更して行こうと思いました。 ドライボールの良い点は、濾材の隙間がスカスカなので、濾材が濾過できる分しか濾材の隙間にゴミがたまらないというところでしょうか、その代わり水槽の水の透明度は保ちにくいですので見た目の維持には適していないかもしれません。ただ水替えの時期を見誤ることと、むちゃな密飼いにはなりにくいです(水の見た目で心理的にストップがかかる)。リング濾材でもよいですが重いのと割れてくるのでプラスチック製の方が好きかな〜。 ビニロックフィルターはゴミをよく取りますけれど、濾材が濾過できる分以上のゴミが隙間にたまってくるので、すぐに濾材の役割が果たせなくなってくるところ(水を腐らせる)が難点です。しょっちゅうメンテをする(洗う)人にはよいと思うのですが、私はメンテはなるべく少なくする方が好きなので、私にはビニロックはやっぱり物理濾過用濾材程度に考えるのがよいようです。 鯉好きにもいろいろありますが、私は餌をあげて育っていくところを眺めるのが好きなので、それには上にも書きましたが世話はなるべく楽に、維持費は少なく、いそがず慌てずのんびりと、デリケートでない鯉が好きです。簡単そうじゃんと思われそうですかが、最近の鯉はデリケートなのが多いので気候の変化で体調管理に気を使ったりと、良い意味での鈍い鯉が少なくなってきているので簡単ではないのですよね。
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2008.6.7 |
鯉の場合は田んぼの枚数とか水量の多さは良い鯉の数の確保という点において、(物量作戦が)確実に有利に働きますが、らんちゅうはそういうわけではないようなので、やる気と情熱があればマンションなど庭のないスペースでもしっかりしたらんちゅうが出来るようです。日本の住宅環境にはとてもあっている観賞魚という感じです。鯉を作ってみたいけれど、鯉は大変そうという方には、錦鯉愛好家であっても、らんちゅうの子取りを楽しむのもよいのではないかな〜って感じました。 ちなみに2選目ぐらいの選り分けたらんちゅうがいましたが、残したほうと選別落ちを見比べても私には違いがぜんぜん分かりませんでした。いろんな話をして感じることは金魚は歴史が深い分、世界観含めて積み重ねによる確立された一体感のようなものを感じます。鯉はまだまだ歴史が浅い分、てんでバラバラな感じはぬぐえません。今生きている人たちの寿命ではたりませんが、それを作る楽しみを味わっているというか(そのかわり揉め事も多い)、まだまだ黎明期にあるのだな〜という思いです。 私には私なりの鯉という生き物への思いや評価があるわけですが、それとは対極に位置するものもあるし、似ているようで実は異なるようなものもあります、1000年後、どうなっているか楽しみだな〜って思います。それを知るよしもないですが、自分の思いが少しでも生き残っていれば嬉しいな〜って感じます。
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2008.6.5 |
病院へいったけれど、風邪を引いている人はほとんどいない感じで、自分だけゴホンゴホンと場違いな感じでした。一日の気温差が激しいので、てっきり風邪が流行っているとばかり思っていたのですけど・・。そうでもないみたい。 今日は帰りが遅かったで、外の衣装ケースに入れてある毛子たちを見れていません。雨だったけれど大丈夫かな〜とちょっと心配です。明日は、ブラインシュリンプを孵化させるようにセットしてみようと思います。うまくいけば明後日には毛子にあげることが出来ます。 鯉の毛子に加え、今年はメダカも増やそうとおもっているので、いままでメダカは放置したままでしたが、少し手間をかけようと思います。 |
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2008.6.3 |
今回産ませたメス親は自分の好きなタイプの鯉なので、なんとか毛子が無事に育って欲しいですね。毛子はすでに少し黄色味がかっているので緋はちゃんともっていそうです。 そういえば、先日、最初にセットした潜水病気味の大正三色がメイン池で上層部分で泳いでいるのを発見、きちんと水面近くを泳いでいる姿を見たのは何ヶ月かぶりです。でも、今日は底でじーとしていたけど、でも普通に泳いでいる姿を確認できたので、これから水温が上がってまぐれで元気になってくれることを祈ろうと思います。 このまえ、Ka1さんが産卵させた毛子を、フィッシュランドの責任者さんを交えて見る機会があったのですが、責任者さんからこの毛子たちはよく輝いていますよ〜って教えてもらって、私も初めて輝いている毛子っていうのがどんなものかきちんと理解することが出来ました。実物を見るのは分かりやすいです。毛子はたくさん生まれるわけですから、全体としてよく輝いているといっても、やっぱりそうでない毛子もいます。 輝いていない毛子が水深10cmで姿が見えなくなるとすると、輝いている子は水深20cmになっても目で追えるというぐらい光り方が異なります。あんまり光っているので、てっきり毛子が死んでお腹を向けて水中を漂っていると勘違いしたぐらいですので、誰が見ても(初めて毛子を見る人でも)違いは明らかです。これは良い勉強が出来たな〜っ思ってお腹いっぱいで帰ってきました。 あんなピカピカの毛子はそうそう生まれないと思いますが、うちでもいずれそんな産卵腹に当たりたいな〜って思います。スゴイ鯉ができるときは毛子の時から違うというけれど、なるほどな〜って納得です。でも、ほんとすごいのはそういう毛子を数年に一度ぐらいのペースで産ませてくるKa1さんかな。本人は野生の感というけど、感がすごすぎです。 |
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2008.6.1 |
ブラインシュリンプを使わずにミジンコでも良いじゃん〜と言われちゃいそうですけど、我家なんかだと車で取りにいかないといけないので正直、手間とガソリン代を考えるとミジンコのほうがずっと高くつくような気がします。早起きも苦手ですし。 というわけで、一度試してみて私でもうまくいくようなら今後はブラインシュリンプを使用して毛子を育ててみようと思っています。知人宅には鯉の毛子もいるのですが、ブラインシュリンプを与えるとちゃんと食べていました(お腹が赤くなっていくので分かります)。話だとらんちゅうの針子の方が、鯉の毛子よりもブラインシュリンプをよく食べる印象だそうです。鯉はブラインよりはミジンコの方が好きみたいです。 知人の話しだと、ミジンコに比べてブラインシュリンプを使うと、毛子にトビが出にくくなるそうです。ミジンコの場合は、毛子が小さいときには親ミジンコは食べられないので、産んだ子ミジンコを食べているわけすが、少し大きく育って親ミジンコが食べられる毛子が出現すると、それだけは親ミジンコを食べてどんどん成長していくそうです。次は小さい毛子を食べられてしまいます。ブラインシュリンプの場合は、餌のサイズが一定なので毛子も均等に餌が食べられる分、粒ぞろいになるとのことでした。 実際、ミジンコで育てている毛子とブラインシュリンプで育てている毛子の両方を見せてもらいましたが、ブラインシュリンプのほうが確かに粒ぞろいでした。どちらにせよ一長一短あるのだとは思います。 らんちゅうの話も聞いてきたのですが、プロよりも自家産愛好家の方が多いようで、そのため即品評会用のらんちゅうの販売はあんまりないみたいです(品評会用として売っていても実際には通用しない)。産卵させて育てて形を作って出品するのが一般的だそうです。このあたりはずいぶんと鯉の世界と違うな〜と感じました。鯉の場合は品評会用の鯉が売っていますし、実際それの方が入賞できるので、購入して(自分で育てず)即出品なんてことはざらにあります。 らんちゅうの品評会で素適だな〜と思ったのは、形以外にも泳ぎもチェックされるそうで良い泳ぎ方というのがあるみたいです。鯉の場合でも泳ぎというのは重要な要素なのですが、鯉の品評会の場合、評価の基準は体形、質、模様となっていますが、現実的には模様9割っていう感じなので評価内容としてはかなり薄っぺらいものです。錦鯉愛好家の私としては寂しい話ですが、どうすることもできませんし、それで楽しんでいる人もいるので、いろんな楽しみかたがあるな〜って思っています。 らんちゅうの品評会はなんとなく面白そうなので、知人の愛好会の品評会が秋に開かれるそうだし、時間が合えば見学に行ってこようと思います。 さて、話はまったく変わって、昨日の夜、水槽部屋に入ると床に血(まだ赤い)の痕が線を引いて部屋を一周する感じでついていました。怪我した猫でも入り込んだのかとも思って部屋をみるも何もいず、逃げていったのかな〜と思ってほっておきました。 そして今日の夕方、カメに餌をあげようと思ったら1匹足らない!、昨日の血糊はカメの転落事故だったんんだと気づき(約170cm下のコンクリートに落下)、水槽部屋をくまなく探索、すると120cm水槽がおいてある台の下の物陰にカメが潜んでいました。よく見ると尻尾の右側の甲羅が大きく割れて陥没していました。 大変なことになってしまったと思い(もう助からないかもって思って)、カメの知人に連絡をとると、甲羅が割れても内臓を傷めてなければ大抵治るということで、少し安心。怪我したカメはしばらく静養です。甲羅が割れた傷口が膿むといけないのでマキロンで消毒をしておきました。ミズカメなので水に入れないわけにもいけないし、入れっぱなしだと患部が膿んでもいけないので、1日水につけては次の日は日陰で甲羅干しを行う状態を(カメに負担がかからない)無理のない程度に行うのがよいようです。 餌は体力をつけさせて傷を治さないといけないので、通常通り与えていく方がよいとのことでした。一回り大きい水槽にしてカメが転落しないようにしないといけません。ちなみに水槽の上には蓋をして重石もして置いたのにカメに持ち上げられてしまい今回の転落事故となってしまいました。 長文なのでここまで読んでくれている人がどの程度いるかわかりませんが鯉に話を戻します。この季節、鯉の調子を崩す人がけっこう多いと思います。ここのところ5月の上旬が暑く、その後急に冷え込むので、暑い時期に餌をあげていると冷えたときに調子を落とします。また、冷えたときの糞は消化が悪い状態なので腐りやすいですし、次の日思いがけず気温が高くなって高水温となると水を腐らせる原因にもなります。鯉にとってはダブルパンチで一気に調子を落とす原因となりやすいです。 しかも今ごろの自然水温はそれほど高いわけでもないので、調子の回復は遅くなりがちですから回復させるのも大変です。雰囲気的には梅雨の終わりが事実上早まっているので、それまではパラパラ餌をあげる程度で水が腐ることがないように管理するほうが安全度が高い気がします。 調子を崩したときの塩分浴ですが、最初から0.5〜0.6%をずーと続けるより、最初1日〜2日は0.8%弱ぐらいの高濃度として注水あるいは水替えで濃度を落として0.5〜0.6%ぐらいに落ちつかせたほうが効果が高い(回復までの期間が短い)ようです。我家もこんどからそうしようと思いました。塩分浴の期間が短くなれば(途中の水替えも少ないわけで)塩の節約にもなりますもんね。 |
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2008.5.30 |
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2008.5.29 |
今、メイン池の透明度が高い状態が続いているので鯉たちが良く見えます。ここ2週間ぐらいの間に3人ぐらいの人がメイン池をのぞいては、うわ〜きれいな鯉たちですね〜って驚いていました。なんでも素人目には輝いて見えるそうです。私自身がツヤのある鯉を重点に飼育するよう心がけているので、ちょっと嬉しかったです。 そういえば、産卵をしなかった潜水病気味の大正三色も、犬の散歩をしている人がとても気に入ってくれて毎日丸プールをのぞいてくれていました。私が言うのもなんですが、鯉ってきれいですよね。
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2008.5.27 |
チャレンジ稚魚飼育2008に申し込みいただいた方には、既に本日発送を済ませてメールでの連絡を入れさせていただいています。 連絡がないという方は私が忘れている状態なのでご連絡ください。よろしくお願いします。 受精率はまだはっきりと分かりませんが、水がカルピス色になっていただけあって良さそうな雰囲気です。孵化してみないと分かりませんが、ビックリするほどの毛子の数にはならないと思うので、あえて選別せず全数育ててみるのも楽しいと思います。そうすれば選別ミスも起こりませんしね。 このところ朝と夜の気温差がとても激しいので、孵化後2〜3日(泳ぎ始め)の毛子は異常に強いので大丈夫だと思いますが、その後は毛子らしく弱くなっていくので水温の変動(特に一日の最低水温側)には気をつけてください(野外で水量が少ない環境ほど変動が激しいです)。寒暖が激しいなら、水温がさがり過ぎないようにヒーターを入れておくのがよいです。水温が下がらないときにはヒーターもONにならないので電気代もかかりません。 オリジナルアイデアも駆使しながらぜひ楽しんでみてください。無事に生まれるように祈っています。無精卵でありませんように。
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2008.5.26 | 今日は用事があるので、今朝7時前に新しいメス親を丸プールにセットしました。元気なメス鯉だけあって、潜水病気味のメス親とは動きが違います。ただ、今日の最高気温は30℃近く、鯉たち夏バテしないでね。
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2008.5.25 |
以上、今朝の状態。
話は鯉に戻って、近所で鯉を飼っている人に、ここ2年ほど餌のあげ方や、餌をあげるなら咲きひかりが良いですよということでアドバイスさせてもらていたのですけど、今年になってずいぶん以前に飼育していたときよりも鯉の色合いがよくなってきたと話されていて、実際に見てみましたが、私が最初に見たときとはずいぶんと鯉の雰囲気が変わっていました。家族の方は鯉の紅色がきれいに出てきたと話されていましたけれど、きれいな色が新たに出てきたのではなくて、本来の力が発揮されている状態となってきています。 鯉って飼育次第で本来の力を発揮することもできるし、どんなにもって生まれた力が抜けた鯉でもボロボロにすることも出来ます。普通に飼えば、大抵もって生まれた力の順の成長を見せますけれど、普通にそだてるってどんなの?っていわれるとどんなことかな!?って思いますが、無理させないことだとは思います。 鯉は美しくなければいけない、これは鉄則ですけれど、もって生まれた美しさを引き出す育て方は意外と難しいものです。
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2008.5.24 |
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2008.5.23 |
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2008.5.21 |
鯉を始めてて段々はまっていくと自家産作りを行うことが多いそうです。規模は人それぞれ、自宅の庭先〜普通に田んぼ、もっとリッチな人は鯉やさん自体(生産者)を作ることが多いみたいです。さんさん倶楽部でも自家産をしている人は多いし、私も産卵させたりしているわけですけど、きちんとしたプロの作る鯉に勝ることはないのに、何か魅力を感じてチャレンジしてしまいます。結果に期待するというよりは過程を楽しんでいるんですよね。アマチュア陶芸とよくにた感じです。 過程を楽しむのとそれを経験することで、プロが作った鯉をより楽しめるようになる部分はありますから、自家産の推奨はプロにとてもメリットの大きいことだと思います。自家産をしてみてプロの鯉のすごさを知る、これが自家産をするうえで一番の得るもののような気がします。どんどん多くの人に経験してもらいたいですね。
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2008.5.20 |
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2008.5.18 |
たぶん、いや99%餌のやりすぎだと思うのですけど、鯉が元気に動いているとついつい餌をあげすぎてしまっているのでしょう。この時期は餌やりよりも水質の維持を心がけた方が賢いと分かっていてもできないのが鯉好きだったりします。 数匹きれいな姿のまま死んでしまったので、エラにきちゃったかな〜って感じです。眠り病だと目がくぼむのですぐに眠りって分かりますしね。どちらも0.5〜0.6%の塩分浴をさせるのですが、エラにきている場合は単なる塩分浴だと塩分濃度を下げるとまたダウンしちゃったりする場合があるので(治りきれない)、塩分浴前に過マンガン酸カリウムで消毒しておくのがよい感じです。 私の場合は、タライなどで5g/tの過マンガン酸カリウムで1時間消毒してしている間に、水槽を洗って水を替えて(濾過槽とかも洗って)新水を張って0.5〜0.6%の塩分濃度に調整しておきます。なんだかんだしているとすぐ一時間ぐらい経つので、水槽に鯉を移して完了です(ある程度水温はあわせましょう)。手遅れの子は過マンガン酸カリウムの消毒がきつくて死んじゃったりするのですが、そこまで症状が進んでいるとどうすることも出来ないことがほとんどです。 過マンガン酸カリウムは短時間で効果を発揮(短時間しか持たない)、塩は数日かけて効果でるので、時間的な要素が相反するため、過マンガン酸カリウムで消毒後、塩分浴が流れとしては自然です。 眠りの鯉を水槽で塩分浴させていると良くわかりますが、発見して塩分浴に入ってすぐは(鯉のヌメリが原因で)水の白にごりがでます(生臭くなるので臭いでも分かるかも)。白にごりがひどい場合は水を替えないと眠りでなく白にごりによって鯉がダウンするので水を替えつつ塩分濃度をたもって行きます。通常数回水替えをすれば白にごりも落ち着いてくるので(完全に濁りはなくなりませんけど)、あとは鯉が自然に復活してくるのを待つだけです。鯉の泳ぎに力が出てくるころには白にごりもよりすっきりしてきます。水の雰囲気を観察しているとそろそろ完全復活に近いな〜とか分かってくるので水の雰囲気を読むというのは大切です。 この時期は鯉が体調を崩しやすいので気をつけましょう。崩させた私がいうのもなんですが・・・。
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2008.5.15 |
先日、鯉が調子を落としたときに塩にマゾテンを混ぜて塩分浴をさせるとなぜか効果が高いという話を聞いて、今度そんなチャンスがあったら(そんなチャンスが来ずに一生鯉が調子が良いほうがよいのですけれどね)やってみようと思いました。 で、ふと思ったのはマゾテンの粉末ってたしか1tあたり0.3gだったよな〜って。100Lの水槽で実践しようとすれば0.03gじゃん〜。0.01gまで計れる計りを一応もってはいるものの誤差の範囲に入ってしまいます。事実上計れません。というわけでマゾテン1gぐらいで溶液を作ってそこから何mlかを取って100L水槽に入れることにしようと考えました。 マゾテン1gを1Lの水に溶かすと(正確にはマゾテン1gに水を1Lになるように入れる訳ですが誤差とします)、濃度は(1g÷(1L×1000)g)×100=0.1%です。実際に必要量は100Lにマゾテン0.03gですから濃度は0.03g÷((100L×1000)g)*100=0.00003%です。0.1%は0.00003%の3333.33倍にあたるので、100Lの水槽には3333.33倍して100Lになるようにすれば0.00003%の濃度となります。100L÷3333.33=0.03L=30mlですので、30mlをくみ取って100Lの水槽に入れればよいですね。 もう1つの考え方としては、マゾテン1gを1Lの水に溶かすとします(正確にはマゾテン1gに水を1Lになるように入れる訳ですが誤差とします)。実際に必要量は100Lだと0.03gですから、1gは0.03gの1g÷0.03g=33.33倍にあたります。1Lに1gを溶かしてあるので、そこから33.33分の1だけくみ取ればよいので、1L÷33.33=0.03L=30mlとなります。 どちらで考えても結果は同じわけで、1Lにマゾテンを1g溶かして30ml(cc)を100L水槽に入れればOKということになります。30mlだと取り分けたときの誤差が大きくなるかもしれないので、マゾテン1gを水5Lに溶かしてそこから150ml(cc)とりわけた方がよい気もします。 |
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2008.5.13 |
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2008.5.12 |
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2008.5.11 |
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2008.5.7 |
我家の場合、鯉が入荷する環境にあるので、毎年、秋と春頃に当才たちに眠りが出ることがあるため(秋にかかった子は春にはなりません)、塩をいれ自然治癒させています。眠りは鯉が小さいほど治りが早いので小さい子がなってもドキドキしませんが、大きい鯉ほど治りが遅いので大きい鯉の場合はちょっとドキドキします。 秋でも春でもそうですが、入荷してきた鯉を過密にストックすると眠りを発症することが多いですね。突然の過密というのが鯉にとって大きなストレス要因になるみたいです。環境変化のストレスによって発病することが多いので、ストレスがかからない状態では発病しません。ですから我家で眠りになっても入荷元では眠りにならないままのことも当然あります。 経験上、30cm後半サイズの当才だと春先に横になってゴロンってなるほど深く眠りにかかると一ヶ月ぐらいは治るのにかかるかな〜っていう感じです。そうなる前にいかに早く兆候を察知して塩を入れるかで治るまでの期間がきまります。深くかかってもヒーターを入れて加温でもすれば10日もあれば治ると思うんですが、我家は加温設備がないので自然に任せるしかありません。なったらなったでのんびり治しています。 のんびり治すのも少々テクがいって、ほうっておけばよいというものでもありません。塩を入れると鯉たちに元気が出てきて(深くかかって)ゴロンと寝ていた子たちでも日にちが経てばだんだんと泳ぎ始めます。泳ぎ始めると体力がいるので、そのまままにしておくと痩せていきます。そのため、おやつ(少しばかりの餌)をたまにあげてはエネルギー補給をさせておきます。あげすぎると内臓に負担がかかってかえって弱らせるので注意が必要です。そうやっているうちに治っていきます。 私的には、同じ眠るなら鯉が15cmまでのサイズのときに眠ってほしいですね。治りが早いので対応が楽々です。
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2008.5.6 | 案内が遅くなってしまいましたが、 今年のチャレンジ稚魚飼育2008の希望者を募集したいと思います。 趣旨としては、よい鯉を作るのものではなく育てる過程をみんなで楽しむものです。 去年に続き、私が産卵させる予定です。産卵予定は5月17日前後か5月24日前後を考えています。 今年の品種は大正三色を予定しています。 大正三色が無事に産卵をしたのち、 毎年のことですが、チャレンジ稚魚飼育2008にご参加いただける方は、 <注意事項> お申し込みいただいた方にはこちらから必ず返信メールをいたします。返信が1週間たっても届かない場合は、お申し込みメールがこちらに届いていない可能性がありますのでお手数ですがもう一度連ご絡ください。 チャレンジャーさんお待ちしています。よろしくお願いします。 |
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2008.5.3 |
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2008.5.2 |
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2008.4.29 |
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2008.4.27 |
電気代もあがったし、餌代もあがったし、錦鯉飼育にも値上がりの影響が出てきています。飼育する上でもそうですが、鯉の生産も影響を受けるわけで膨らんだ経費は鯉の価格となって愛好家の負担へとなってきます。愛好家もアップアップになっちゃうので、無駄を減らして愛好家負担が減るように努力していかないといけないのはないかな〜って感じています。 お金のかからない鯉の飼い方、無理のない鯉の楽しみ方などを伝えていかないと愛好家が減ってしまいます。愛好家が減れば鯉が売れ無くなるわけだし、鯉が売れなくなってこまるのは鯉やさんな訳ですからね。お金に余裕がある人だけが鯉を飼えばいいという思いであれば現状のままでも良いとは思いますけど。 私が思うに世の中で月に3万円を鯉の維持費にかけられる人はかなり少ないだろうと予想しています。仮に気持ちが熱いときは無理するかもしれませんが、みんなが永遠の鯉キチレベルになるわけではありませんので結局続きませんよね。鯉の世界が広がるにはたくさんの人に飼育してもらうことが必要ですので、いかに維持費をやすく抑えて気楽に飼うか、これからはこれがポイントになってくると思っています。 当然、錦鯉には華やかな世界も必要です(何千万の鯉も必要)。ただ、全員が華やかな世界にいる必要はありません。雑誌を見たり話を聞いては世の中にはスゴイ世界があるもんだと思いつつ、それはそれとして自分が飼っている愛鯉に餌をあげては、お前が一番かわいいな〜って可愛がってあげる幸せな光景がほほえましいです。その鯉が500円だろうと1万円だろうとそれぞれの飼育者さんが満足していれば同じ満足度の鯉です。鯉のレベルは500円と1万円ではずいぶん違いますけれど、それらはレベルを語るときの話であって満足度に関してレベルは無意味です。 私はジャンボ志向ですけれど、コツコツ大きくしていこうとしています。野池に入れればグッと大きくなるんですが、残念なことに野池代がキツイんです。なんとか頑張って年に1匹だけ預けていますけどそれが限界です。そういうわけで短期間勝負は無理なので人の倍以上の時間をかけていこうというスタイルです。 あと実際、鯉の成長速度のMAXをキープさせ続けて伸ばすのと、じっくり大きくするのでは、最終的な鯉の形が違ってくるような気が私にはしてなりません。鯉は人間と違って成長速度が環境に大きく依存するので、木などに近いものがあるのではないかな〜って思っています。50年で直系70cmになるのと、200年で直径70cmになるのでは直系は同じですが内容がずいぶん違います。 今は餌にまぜる薬もあるので(ウルソとか有名ですよね)、各鯉が素質としてもって生まれた成長度MAX以上の成長も可能といえば可能なご時世ですけれど、人間でいえばドーピングみないなものなので、そこまでしないといけないものかと考えさせられます。過度の整形、過度の薬、どちらも自然を大きくこえるという点で同レベルのものですが、そこまでしないと美が表現できないのか!?、それが美だといわれても、私には育てている鯉への愛情というものが感じられない行為(虐待に近い)に写ります。 鯉もじっくり(自然に)育てた方が形がよくなる気がするし、泳ぎのよさとかにもつながっていくような気もします。せっかくの日本原産なわけですから、日本原産のよさを生産面、飼育面などで生かしたいですよね〜ほんとよく思います。 |
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2008.4.26 |
顔の形は本当に大切で(当才では分かりづらいですけれど)、顔の形で後の体形も決まってきてしまうので、美を支える要素として良い視点に注目してくれたな〜って思います。ただ、紹介で出てきた実物の鯉の顔が、顔の形の悪い見本として図で示されていたタイプだったのはちょっと引きましたが・・、ご愛嬌なのだろうということで私は受け流しましたけど(笑)、愛好家なら多くの人が気がついちゃうだろうドンピシャぶり・・・錦鯉がテレビにでるのは滅多にないので監修の人ももうちょいチェックしてあげればよいのに〜ちょっと残念。 ぜひ、まだ見ていない人は、再放送もあるので見てみてください。餌やりシーンに鯉を飼う上での醍醐味が出ていて楽しかったです^^。鯉は餌やりが楽しい〜。 |
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2008.4.25 |
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2008.4.24 |
さんさん倶楽部も設立以来7年ぐらいたっているので、稚魚飼育は普通に慣れてきているし、それもあってもう一段レベルの高い倶楽部活動部分をつくろうかどうかという議題を今年一年かけて考えていく約束になっています。今のところ各意見はバラバラなので、どうなることやら分かりませんが、私はやるだけやってみてだめならやめてしまえばいいというお気楽な考えなので賛成しようと思っています。 さんさん倶楽部の平均年齢も50半ばを越えてきている気がするので、その中で(もうおじさんですがそれでも)私だけ極めて若いし、このまま年齢相応にいくと、みんなの引退を見届けて、最後は私一人になってしまう可能性大です。個人的にはちょっとそれも寂しいので良い対策を考えねばって思っています。
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2008.4.23 |
パソコンのメインハードディスクの調子がやっぱり悪くいつクラッシュしてもおかしくないような雰囲気だったので、この2日間でデータを緊急にもう一台のサブハードディクスへ保存していました。単にファイルをコピーするだけなら簡単なんですが、すでに壊れたファイルがいくつか存在している状態で、それらをコピーしようとするとパソコンが固まってうんともすんとも言わなくなります。しょうがないので、ファイルを少しずつコピーして壊れたファイルによりパソコンが固まったらリセットスイッチによる強制再起動で、再度(壊れたファイル以外の)コピーをしなおすということを繰り返していました。時間のかかることかかること。 合計で90GBぐらいのデータをもう一台のサブハードディスクに移した感じでした。そのうちの多くが写真データですのでファイルの数がとても多くもう大変です。20個ぐらいのファイルは壊れたと思うのですが、ハードディスクが突然死して全部無くなるよりははるかにマシです。サブハードディスクに移したと言ってもサブハードディスクが壊れたらシャレになれないので、大切なデータはDVD-Rに焼いて保存です。一枚に4.5GBと入るので20枚あれば90GB分のデータが入ります。CD-Rだったら120枚以上いるわけで、DVD-Rさまさまです。ありがとうDVD-R。 私の場合、パソコンにハードディスクを2台(メインとサブ)付けていて、メインはCドライブとDドライブの2つにパーティションを分け、Dドライブにデータを保存するようにしています。たまにDドライブの内容をサブハードディスクへコピーすることでバックアップを取っているのですが、今回みたいに(忙しかったり等で)バックアップがおろそかになってる頃にハードディスクはトラブルを起こしがちですね。バックアップを気をつけているときはハードディスクは滅多に壊れないんですけれども、、マーフィーの法則みたいです。 ちなみに調子の悪かったメインハードディスクはサブハードディスクへバックアップしたデータを消して、スキャンディスクをかけたら調子がグッとよくなりました。ただ、データ損失が起こったのも事実なので寿命が近いと考えて交換を考えておかないといけません。部品代に1万円ちょっとかかるな〜って感じです。
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2008.4.20 |
今日は売り出しに向かうために朝5時台に起きて用事をしていたのに予想以上に時間がかかったのと、パソコンの調子もイマイチでDVD-Rにファイルを保存しようとしたら失敗が続くなど、パソコンにも見放され出発が大幅に遅れてしまいました。しかも、慌てていたのでデジカメを家に忘れてしまって写真も取れませんでした。プラス思考で早起きしたからなんとか午後2時過ぎについたと考えることにします。 夕方は白山からの鯉を届けるために鯉友達宅へ寄ってしばらく立ち話。知人宅もほとんどの購入鯉が白山産になっているので、もう何年かしたら白山鯉の歴代鯉展示場みたいになっちゃいそうです。歴代の雰囲気が見て楽しめたらなかなかよいな〜なんて私も思います。いろいろ話しながら、一番うれしかったのは、あれ?少し痩せた!?って言われたことでした(鯉とはぜんぜん関係がないんですけれどね)。実際問題、極微量本当に痩せたので、痩せた!?っていわれると過剰反応してしまいます。 家に帰ってきてから、パソコンの調子をチェックしてみたらやっぱりおかしくて、なぜかハードディスクが高速データ転送モード(ウルトラDMAモード)になっておらず、PIOモードで動いていました。当然ハードディスクはウルトラDMAモード対応だし、BIOS設定をみてもウルトラDMAモードはONになっています。でもWindowsXPはPIOモードで動いています。 これでは転送スピードが間に合わずDVD-Rの書き込みがエラーになってしまうはずです。振り返って考えると、このところ確かにパソコンのレスポンスが遅かったです。そっかぁ〜PIOモードで動いていたからか〜と納得するもウルトラDMAモードにどうすれば戻るのかが分かりません。 結局、ネットで調べてみたら、WindowsXPは当初ウルトラDMAモードで動いていても、ハードディスクのファイル伝送時に転送エラーが起こる(6回カウントされるとと書いてあったかな)と転送スピードを一段階低速モードに勝手に切り変えちゃうことをしているようです。どんどん転送モードの段階がさがっていくと最終的にはPIOモードに行き着きます。ハードディスクをつなぐケーブルが古かったのがいけなかったかなと思いケーブルを新品に交換しておきました。 転送スピードがWindowsXPで自動的に落とされてしまった場合、自然に元にもどることはないそうなので、どうしようかと考えた末、IDEドライバを削除して再起動してみたら、再構成されたみたいでうまく転送モードが元のウルトラDMAモードに戻りました。めでたしめでたしです。WindowsXPにこんな自動機能(転送モードを低速に変える)が隠されているとは今日まで知りませんでした。きっと遅くなったのに気がつかないまま使っている人もけっこういるんじゃないかな〜って思う事柄でした。 (測定ソフトでみると)ウルトラDMAモードとPIOモードでは10倍ぐらい転送スピードが違う感じでしたので、そりゃ体感でも速度の違いを感じるわな〜って感じです。とにかく気がついてよかったです。今とっても快適です〜。
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2008.4.19 |
ふとしたことから自分たち(私もね)が考える良い錦鯉を広く伝えていくにはどうしたらよいだろうという話になしました。文章でよさを伝えるのは文才のない私にはつらいし、私の手持ちの鯉ではフィッシュのメイン池にいる鯉には足元にも及ばないので、フィッシュのメイン池の鯉を写真に取らしてください〜ってお願いしたら、ラッキーなことにOKがでました。もう鯉が野池に行く準備に入っているので、その子たちが帰ってきてメイン池の状態が一段落する秋に撮影させてもらおうと思っています。さらに大山さんにもお願いしておいてねって頼んでおきました。 死んでしまってもういないんですが、紅花系のメス親とか、私が勝手に愛称ドーナツと呼んでいたフィッシュ自家産紅白とか写真だけでも残したかったな〜って思います。 翌日話が進んで、ありがたいことに大山養魚場の大山さんもぜひ紹介したい鯉がいるとのことで、鯉の写真を送ってもらえることになりました。これまたラッキーということで、私もとても楽しみにします。私もどんな鯉か知らないので、いつになるか分かりませんが待ち遠しいですね〜。人気のある鯉と良い鯉は違いますし、人気のある鯉はほとんどの人がお腹いっぱいまで見慣れているはずなので、表舞台に出にくい良い鯉が(実物を見るのにはかないませんが)写真に残せるだけでも意義のあることだと考えています。 さて、明日4月20日(日)は白山養鯉場の売り出しに出かけてきます〜。
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2008.4.16 |
メイン池の大正三色のうち1匹(70cm)がどうも調子が悪いようで底に沈んでいる感じです。冬から気にはなっていて、暖かくなってこれば治るかな〜と思っていましたが、他の鯉たちと比べて明らかに動きが悪いのでちょっと心配です。 雰囲気的には潜水病かな〜という感じなので、他の鯉への影響がない点は安心ですが、なんとか上手く治って欲しいです。単にボケ〜とするのが好きな性格だったっていうオチだとめちゃうれしいんですが。(魚とはいえ)育てていると愛着がわきますので元気が出ない状態をみるのは寂しいもんです。 さて、外のFRP窓付き水槽はただいま満タンに鯉がはいっているので道行く人がビックリしてくれます。立ち止まっては見てくれているのでうれしいです。何人かと話した感じで共通するのは、鯉はずーと見ていても見飽きないものだという意見です。思うに鯉はすでに日本人によく馴染んでいる感じで、ただそのため、(馴染みすぎて)観賞魚にもなる意識が薄いかな〜って感じは受けます。 道行く人の反応をみると私的には国内で錦鯉のファンを増やすのは普通に可能そうな印象を受けるので道筋さえ間違わなければ先は明るそうです。ただ現状では下り坂なので折り返し地点が早く来ればな〜とは思います。折り返しが早く来るようにするのもこのサイトの役割ですけれどね!。 あと、一般の人によく質問されるのは、錦鯉の良し悪しは何で決まるのですか?ってことです。ほとんどの人はすでに模様で値段が違ってくるのだろうという予想が頭にあるようで、模様ですか?って聞いています。鯉を飼ってない人でも鯉は模様で価格が違うのだろうって感覚があるわけですから、良い模様の定義を刷り込ませてその模様を作ってしまえば、定義的に良い鯉なんていくらでも作れてしまうわけです。なるほどな〜と思いました。 現在、鯉の模様は整形で見栄えのいいように何とでもできます。私自身は基本的に自然美が好きなので、飛び緋をとるとか、キワをそろえるとか、2番緋をとるとか、基本の模様が変わらないぐらいまでしか興味がなのですが、それでもめんどくさくてしません。私的には販売・出荷までに基本模様まで変えられちゃうのはお節介なことなのでやめてもらいたいな〜って感じです(自分が好きな模様の鯉を選ぶチャンスが減るから)。 ただ、私は整形自体は善とも悪とも思っていなくて単純に技術として見ています。使い方次第で善にでも悪にでもなる位置づけです。したい人はすればよいし、したくない人はしなければよいので、したい人は鯉を購入後に好みに変える時代になった方が私はありがたいですね。 品評会で整形鯉の方が入賞しやすいのなら、賞を欲しい人は整形して出品すればよいし、それが面白くない人は出品しなければよいだけです。面白くない人が増えればどんどん出品鯉が減って品評会が成り立たなくなっていくだけです。きっと新しいスタイルの品評会が生まれてくるでしょう。一番たちの悪いのが整形鯉は居ない前提とか出品禁止になるとかで、こんなルールを作ってもコソコソする人が増えるだけで(整形鯉でないと言い張ればそれを覆すのは難しいですから)、結局、まじめな人が損をするだけす。 ずいぶん話がそれちゃいました(笑)。話は戻って、一般の人も模様で価格が違うのでは?ってところまではなんとなく気がついているんですが、ここからが重要です、どんな模様が人気があるかないかはまったく知りません。どんなのが好きですか?ってこちらが尋ねても指を指す鯉の好みはバラバラです。みんなそれぞれに好みがあるのです。まあ丹頂は目立つかな〜って感じは受けますが、これも丸が目立っているだけで頭に丸があることを重要視していないようです。 愛好家の多くが一定のパターンを知っていて、一般の人はまったくしらない状態があって、その間は相当なものなので、どの段階で刷り込みが入るんだろうっていうのが私の興味のあるところです。鯉やさんで?、先輩愛好家から?、書籍・雑誌で?、ネット?、どこかにお節介にも他の人の好みを否定するところがあることだけは確かなようです。私もそうならないように気をつけたいと思います。 ちなみに、ひょろひょろってした鯉が好きって指差した人の覚えはないので、一般の人は元気な鯉の方が好みのようです。
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2008.4.15 |
冬シーズンは餌をあげていないので、春の初めての餌やりだと、餌を池にまいてから匂いが鯉に届くまでのタイムラグを楽しむ事が出来ます。撒いたすぐは無反応、あれ?、あれれ?、あれれれ?、餌だ〜って感じで餌を食べにやってきます。 鯉の数に比べて餌の量はパラパラなので食べられない子も出てきますが、みんなが食べられる量を上げたら食べ過ぎの子が出てしまうので、しばらくはガマンです。 |
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2008.4.14 |
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2008.4.13 | ここ数日、とてもよいお天気が続いてます。今、朝の6時半なのですが、今日もよい天気になりそうです。
九紋竜は2006年に産卵させているので、今年で2才までの子がいます。これまで成長段階の大きさそれぞれでいろんな子が品評会受賞していて、とうとう53部サイズで受賞するまでになりました。このままの勢いを持続して種別日本一までなってほしいものです。九紋竜で初の国魚でもいいですけど、今の品評会の流れだと御三家+白写り+五色以外で国魚になるのは限りなく不可能そうだしね。 五色の方は2007年産卵ですから、まだ当才しかいませんので今後の活躍を期待したいというところです。ちなみに九紋竜も五色も品評会用に作っているわけではないのですが、全体の出来のレベルが高い子たちだし、そのときそのときで品評会に適した子を出すと受賞している感じですね。 そういう点からみても今年のフィッシュランドの浅黄には期待しているのですが、どうなることでしょう。親は若鯉のときに種別日本一を取ってるはずなので、子どもたちの中からも種別日本一になる子が出て欲しいですね〜。V2、V3と続いてフィッシュの看板鯉になると面白いです。 品評会で活躍した鯉を親にしても良い子は生まれないのですが(親適正と品評会適正は方向性が違うため)、親用に育てていた鯉がたまたま見栄えがよくなったので品評会にだしたら受賞してしまった場合(稀な例)には良い子どもが生まれる可能性はあります。フィッシュの浅黄の親は後者ですのでとても楽しみにしています。我家に五色と浅黄の当才はそれなりの数がいるので大切にしたいと思います。 さて、天気も良さそうだし今日がよい一日になるとうれしいな〜。 |
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2008.4.10 |
浅黄から出た変わり風味の鯉の愛称を何にしようかな〜って考えていて、いろいろ候補はあったのですが、最終的にオベニザクラにしようと決めました。オベニ部分は尾っぽが赤いからなんですが(ベタですね)、サクラ部分は体部分にパラパラとした緋を持つ子もいるので、体表がブルーになったときに川の流れに浮ぶサクラの花びらみたいになるとうれしいな〜との願いを込めています。 さて、70万ヒットが近づいてきました。恒例の10万ヒットごとの鯉プレゼント企画は今回も有効です。70万ピッタリ賞を狙う方はよろしくお願いします(ピッタリ画面をデジカメ撮影して送ってもらえるととってもうれしいです)。今回はオベニザクラも送りますので楽しみにしていてください。
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2008.4.9 |
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2008.4.6 |
今回みんなが持ちよった鯉たちはこんな感じでした〜。水槽の大小はさまざまですが水槽で育てた鯉たちです。同じ受精卵を分けていますので、昭和三色同士は同腹兄弟、その他の鯉は銀鱗藍衣の同腹兄弟になります。銀鱗藍衣からはいろんなライプの鯉が出ていて面白かったです。 同じセットでも育てる人が異なると最終に出来上がってくる鯉のタイプが違うので比べ合うのはとても楽しいです。タイプが違っても兄弟なので似たところは出てきます。 さんさん倶楽部では、(その年その年での失敗はあるにせよ)みんな卵から鯉を育てることができるので、ほんとにそれはすごいことだな〜と感心しますね。私は他の会員さんの後を、なんとかついて行っているぐらいが精一杯です。
下の鯉は、会員さんが去年のさんさん倶楽部発表会に出した鯉をもう一年育てた状態だそうです。2才で50cm弱ぐらいありました。体もしっかりしているしデカイです。去年は大正三色の受精卵を分け合いました。メス親が雰囲気がちゃんと出ています。 さんさん倶楽部発表会は、毎年、私自身楽しみにしているイベントなんですけど、やっぱり今日も楽しかったです。 1日中、鯉三昧の鯉曜日、すっかり疲れたので早寝します〜。 |
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2008.4.5 |
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2008.4.4 |
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2008.4.3 |
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2008.4.2 |
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