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錦鯉飼育日記 日々の記録 2008年1月1日- 2008年3月31日(since 2003.1.31)



 
2008.3.30


大山大正三色1


大山大正三色2


今日はフィッシュランドの売り出しに行ってきました〜。

大山さんも自家産大正三色を持ってきてくれており、それが左の写真です。
立鯉用として残してある鯉とほぼ同レベルだそうです、現状サイズでの模様はこの鯉たちの方が見栄えがよいとのことでした。

下の写真の真ん中の鯉が今回もってきた中では大山さんが一番好きなタイプだそうです。各パーツの出来がよいので好きだとのことでした。このパーツの出来で模様がのればいうことなしらしいのですが、模様がのると各パーツに大正三色らしさがでなくなるので、このパーツで模様がのる大正三色の存在自体が非常に難しいとのことです。

目幅も広いし、頭の緋ギワもしっかりしているし、写真では分からないのですが泳ぎを見ていても体の中心線がしっかりしていてナヨナヨさが全然ありません。見るからにしっかりしているな〜って感じの鯉たちでした。紅色も色揚げでなくて自然色だそうです。

秋の2才揚がりがとても楽しみになってきました(気合を入れて育てるっていっていましたしね)。いや〜今日はよい大正三色を見せてもらいました。楽しかったです。


2008.3.29


昨日は、白山養鯉場へ用事に出かけたら4月初めから九州の野池で2才立てされる当才たちが丸プールに分けられていました。去年の2才立てでは(子取り時期の関係上)大正三色が少なかったのですが、今年は大正三色も十分に数がいました。大正三色好きの私としては秋の2才揚がりがとても楽しみです〜。昭和は例年通りぐらいの数でした。今年は紅白が少ないかな?って感じです。

ここのところ鯉の世界ではどうも大正三色の人気がイマイチですが、私自身は大正三色が大好きなので白山養鯉場や大山養魚場のおかげでずいぶん楽しませていただいています。どちらの鯉も大型化するのでジャンボ志向の私向きの鯉たちです。大山養魚場の場合は当才の入手が難しいですので2歳以上になって我家に来た鯉たちばかりです。

我家に今いる鯉たちの中からでは最終的には大正三色が一番大きくなるんじゃないかな〜と感じています。池を作って年数が浅い割にはそろそろ大きめサイズに入ってくる鯉が多いのと、特に2才野池揚がり購入でなく各年に明け2才で我家に合流した子たちが60cm弱ぐらいを筆頭に、50cm台、40cm台、30cm台と厚い層を成して順調に成長しているのが特徴です。このままだと、いずれ池が大正三色だらけになってしまうかもしれません(笑)。うれしい話ですけれどね。

さて、明日はフィッシュランドの売り出しです。大山さんも大正三色の当才(明け2才)を持ってくる予定だし、楽しんできます〜。

 

2008.3.27


今週から週末は3週連続で鯉曜日です。今週末(30日)はフィッシュランドの売り出し、来週はさんさん倶楽部の総会兼稚魚飼育発表会、次の週末はたぶん白山養鯉場の売り出しになる可能性が高いです。

というわ訳で、暖かくなってくると鯉のイベントが入ってくるので、鯉曜日がどんどん増えてきます。家族には申し訳ないかな〜と思うのですが、当日出かけていったら楽しいので、その間は頭の中から家族のことを忘れていることが多かったりします。私にとってはよい気分転換です。

春の品評会も多い時期なので、品評会等へ出かける人も多いのではないでしょか。各地の鯉やさんでも売出しがあったりするかもしれません。鯉曜日を楽しみましょう。

 

2008.3.26


先週末、用事を済ませに白山養鯉場へお邪魔したら、私が今年野池預けをお願いした紅白(白山産)を前日野池に入れたよ〜と話してくれました。これで今年の野池見学も楽しめそうです。野池で鯉が見れるだけでも楽しいんですが(鯉も大きいですしね)、やっぱり自分の鯉が入っているともっと楽しいです。

ほんとは毎年何匹も預けたいところですが、経費もかかることなので1匹だけでガマンしています。去年まで3年預けた紅白(白山産)とチェンジして、新たな紅白でまたチャレンジです。前回の子は去年5才74cmまで育って我家のメイン池に帰ってきましたが、当然今も元気いっぱいです。紅の成長具合にもまだ余裕があるので長く楽しめそうです。我家のメイン池は10t弱(鯉の暮らす部分)なので74cmでもかなり大きく感じます。80cmを越えると見た目に窮屈かもしれません。以前は80cmオーバーがいいかな〜と思っていましたが、うちぐらいの池だと78cmぐらいでそろえるのが、見た目に(窮屈そうで)鯉もかわいそうでなくて、大きく感じられて見栄えがよいかもしれません。

新たに野池に入った紅白は2才購入(2006年生まれ)なので、今年が3才立てになります。昨年2才の秋で54cmだったので、今年の秋に62cmぐらいになってくれればうれしいな〜って思っています。白山の野池管理は上手いので異常気象さえなければ、あとは安心しておまかせです。

今年の成長を見て、今後も期待できそうなら前回の紅白と同じく5才まで預けて、もう一歩なら違う鯉にチェンジです。

 

2008.3.25


FRP窓付き水槽


先週から暖かくなったので、外のFRP窓付き水槽でも鯉たちがよく泳ぐようになって来ています。先週の写真ですが、少し大きな鯉が入っているので見た目のインパクトはバッチリです。

春になってきたので、小さなこどもづれ親子の散歩風景もだんだんと見かけるようになりました。FRP窓付き水槽の鯉たちを見てくれていたりするので、けっこううれしかったりします。

小さい頃の印象って心の奥に残るような気がするし、鯉友達とかと話していると、(自ら飼い始めたのは大人になってからでも)小さいときに近所の人が鯉を飼っていたとか、魚を釣りに行くのが好きだったりと、鯉好きになる要素はすでに蓄積されていた感じをよく受けます。

将来の鯉好きを育てるには、小学生のうちから鯉とふれあう機会が欲しいところだな〜と思うのですが、近場の自然はどんどん消えていくし、もはや自然に期待するのはなかなか難しいところです。

選別外は棄てずに全国の小学校へ寄付してもらって小学校に日頃から鯉がいる状態を作れれば面白いな〜って思うのですが、ニワトリやウサギの世話よりは楽じゃないかな〜、それでも学校にとっては迷惑かも!?。

学校で鯉を飼ってみたいな〜と思っている学校関係者の方で、でも鯉ってどうやって手に入れればよいんだろうとか、購入するいにはお金の出処が・・なんて場合でも、(送料は負担になると思いますが)きっと鯉自体は選別外を寄付してもらえると思います。一度、近くの鯉やさんに相談されてみてはどうでしょうか。

近所の鯉やさんでうまくいかない場合は、コイパークまでご連絡ください。私の知人にあたってみます〜。

 

2008.3.23


暖かい日が続いています〜。東京や名古屋では桜が咲き始めたらしいので、この地方でももうすぐ桜が開花しそうです。待ちどうしいですね〜。

さて、先日、錦鯉に関する事柄を検索しようと思って、Googleでたまたま錦鯉で検索したら、コイパークが1番目に出てビックリしました(今はもう違いますけれどね)。これまで2,3番目は稀にありましたが、1番目はさすがに(個人運営のサイトだけに)無理だろうと思っていたので、まぐれかもしれませんがちょっとだけ嬉しかったです〜。

こちらではどういった方々がHPを見に来てくれているのかを確認する術はありませんけど、これを読んでいるみなさん遊びに来てくれてありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。コツコツでも鯉の世界が広がれば嬉しいな〜って思っています。

そういえば、つい最近、妻と話しているときに気がついたのですけど、妻は私の目標は理想の鯉を作ることなんだと思っていたようです。私の目標は鯉の世界を広げることであって理想の鯉を作ることではありません。(自動給餌機だけでなく)自分の手から鯉に餌をあげて、鯉ってかわいいな〜、楽しいな〜って楽しむ人が増えて欲しいな〜ってことです。


浅黄がいっぱい


肺魚が死んでしまったので、肺魚の120cm水槽を鯉用へ変更しました。左写真のようにほどんど浅黄ばっかり水槽になっています。

当才たちなんですけれど、自然越冬でもないですが、普通にいう加温飼育でもないので大きさはほとんど秋の状態です。徐々に浅黄らしい藍色のような雰囲気が出てきています。とはいってもまだまだ白いですけれどね。

数は少なくなってきていますが、純白浅黄もまだいます。秋にまでに30cmぐらいに育てたらどんな雰囲気になるんだろうって楽しみにしています。普通、浅黄がいっぱいいる状態なんてあんまりないですもんね。

我家も去年フィッシュランドが浅黄を作ったのでたくさんいるのと、白っぽい浅黄はなぜか売れないので(将来性が高いのに・・・不思議)、数が減らない状態です。

そういえば、野外でうちの親父さんが自然越冬させている当才たちの中にもまだ浅黄がいたような〜。赤松葉と昭和がいることは覚えているのですが、浅黄はどうだったかな〜。現状では、冬もたまにパラパラ餌をあげている状態で、これまでにまだ一匹も死んでいないようです。

 


2008.3.21


今日は春めいたよいお天気でした〜。桜の季節が近づいてくるとお出かけにはカメラを持って行きたいものです。私のメインカメラはF4なのですが、デジタル一眼を持つようになってからは置物になっています。以前も書きましたけど銀塩フィルムが世の中からなくなってもF4は名誉置物としてずーと家においておきます。

というわけで、我家もデジカメ大活躍なのですが、初めて購入した(中古)デジイチのCANON EOS D60は去年故障したシャッター幕の修理を経て絶好調かと思った矢先、今度はシャッターボタン不良により、ただいま置物状態。

サブ機に購入(中古)した初代CANON EOS KISS DIGITALを現在使用中ですが、写りはともかくいかんせん機能不足で物足らないこと多々あり状態です。新しいデジタルカメラってどんなのがあるかな〜って調べてみたら、ちょうどCANONとNikonからエントリーモデルが2機種でていまいた。アマゾンを参考にするとレンズつきでCANON EOS Kiss X2が約87,000円、 Nikon D60が約68,000円です。カカクコムでも最安値がEOS Kiss X2で85,769円、Nikon D60 レンズキットで65,183円でした。近頃アマゾンもけっこう安いときが多くて通販先として利用する回数が増えてきています(カカクコムも以前より安い価格のお店が減ったよう気がします)。

デジタル一眼も昔のことを考えると価格的にも安いな〜って思うのですが、驚きはどちらの付属レンズにも手ぶれ補正機能が内蔵されていました。また、イメージセンサーへのダスト対策も双方共にしっかりしている感じです。ダスト対策というと以前はオリンパスって感じでしたが、いまでは全メーカーに浸透した感じです。

D60は過去のレンズ(AF-S以外ですね)ではオートフォーカスがつかえないマイナスポイントがありますが、新規購入の人にはあんまり関係ない部分かなととも思います。これから発売されていくレンズはAF-Sタイプばっかりになっていくでしょうしね。オートフォーカスを高速化させていこうと思うと、AF-Sタイプのレンズ内に駆動モーターを内蔵している方が有利な気がします。CANONは元々からオートフォーカスカメラはレンズ内モーター式です。私的にもCANONはオートフォーカスが速いイメージが強いです。

機能的にはCANON EOS KISS X2の方が欲しいかな〜って思うのですが、Nikon D60は約2万円安いので価格差は大きいし、鯉を撮影するなら外部フラッシュが必需品なのでその購入代金の足しにもなります。どちらにせよ、金欠過ぎて今は買えませんから、現在使用しているEOS KISS DIGITALが壊れる前までに貯金と、CANONの流れのままいくか銀塩時代から親しんだNikonへもどるか考えようと思っています。企業スタイルとしてはNikonの方が好きなんですよね。古い製品でもカッコいいメーカーって素適だなって思います。

 

2008.3.20


昨日からの大雨で水温が急降下〜って感じです。この時期は雨が降ると一気に水温が低下するので、暖かい日には餌をあげたくなるんですが、ガマンしておく方が安心です。野菜程度なら問題ないと思いますけれど。今、痩せていても秋には問題なくふっくらしているはずですから、無理して体調を崩させるより、健康を保つほうが賢いです。

ただ、20cm未満程度の大きさの鯉は、冬でも餌を極稀にあげて行かないと春先まで体力を維持するのが難しい感じだと気がついてきました。来冬シーズン(2008年12月-2009年3月)は小さい鯉が入っている野外水槽には餌をあげていこうと思っています。

あと、今シーズンは(たびたび言っていますが)夏に餌を減らす予定です。夏に食べさせすぎると秋の伸びと太りが落ちる気がするので(夏に内臓が疲れてしまうのだろうか?)、腹8分目で夏を越させて、浮いた餌代分はそのぶん秋に食べさせます。晩秋にはまるまるさせて越冬です。これまでの経験上、鯉は食べさせすぎるとろくな事がないのでやせない程度に質素・倹約・粗食が一番ですね。じっくり育てると体のゆがみも少なくなりやすいですしね。

餌も今年はオールシーズン咲きひかりで行く予定です。昨年まではコストの面から(餌が増える時期は)ミシロの餌も使っていましたが、今年は餌代がきつくなったら安い餌に変えるのでなくて餌を減らすことでお財布を支えます。なんとなく餌を減らすと成長が遅れる感じですが、消化の悪い餌の量を増やしても成長が変わらないような感じがつかめてきましたので、たぶん結果は変わらないだろうと予想してます。水が汚れない分、かえって成長が早いかもしれません。

私は餌は咲きひかりのレギュラーが一番好きなのですが、大きなウエイトの1つに鯉がおいしそうに食べるという点があります。鯉も生き物ですから、おいしく食べれる餌のほうがストレスが少なく、脳で幸せホルモンも出るかもしれないし、成長にもプラスになるのではと考えています。いかに無駄な餌を減らして成長スピードは問題なく育てるかが私の今後の課題ですね。たくさん食べさせたら太りますけど、太るのと大きくなるのとはちょっと意味合いが違うと思うので、この辺りのバランスも考えていこうと思っています。

 

2008.3.18


今日は暖かい1日となりました。メイン池などは水変わりが始まっているのか、泡立ちが出てきたりしています。何もしなくてもそのうちに自然と消えていきますので特別に対策などもしません。あと、我家の場合は春になると水が黄色っぽくなります。

暖かかったので外のFRP窓付き水槽の濾過槽とアクリル窓を洗いました〜。見た目以上に汚れていましたので洗っておいてよかったです。藻を取ると水の環境が変わるのでアクリル窓の半分だけ藻を取ったのですが、それだけでも鯉がずいぶん見えるようになりました。夕方には水温が上がったのか鯉たちがよく泳いでいましたよ〜。

いまは、たまたま今シーズン知人に預かってもらう予定の鯉(50〜60cm)も入っているのですが、その大きさになると側面から泳ぎを見ると迫力があります。日頃は20〜30cmクラスがたくさん入っていて混泳の色彩を楽しむ感じなので今が特別です〜。

鯉が泳ぎ始めるとだんだんウキウキしてしまいますね〜。餌やりはまだまだ先ですけど、鯉は餌をあげているときが一番楽しいので待ち遠しくてしかたありません。鯉のいる公園の風景を見ていれば分かりますが、ちっちゃな子どもからずいぶん大人まで餌やりを楽しんでいます。自宅で鯉を飼っているとそれが毎日できるわけですから最高です。ほんと楽しいんだな〜これが。まだ鯉を飼ったことのない方にはぜひ一度飼育してみてもらいたいな〜って思っています。

そういえば、日曜日に今シーズンのF1が開幕しました。むちゃくちゃファンでもないですが毎年なんとなく見てしまっています。開幕戦は今シーズンから電子制御の一部が禁止されたからかドライバーがミスしやすい感じで見ているには楽しかったです。さらに、一部の抜け出たチームを除けば(チーム同士も)大混戦って感じでしたので順位が入れ替わりやすい雰囲気でしたしね。私的にはスタートからゴールまでほとんど順位の変わらないレースよりは順位の入れ替わるレースの方が見てい楽しいです。

ホンダもトヨタもいまいちパッとせず寂しいので、GT-Rを復活させた日産とか出てくれないかな〜(お金がなさそうだから無理そうですけど)。自動車大国なのにレースに弱いのはほんとに寂しい。スーパーアグリも何とかレースに出場できたという感じでうれしかったですけど、資金不足から身売りしたっぽいのは残念でした。日本チームなのにお金が集まらなかったのもすでに日本が豊かでないのをまのあたりしている感じでこれも寂しいです。道路特定財源から無駄使いするぐらいなら強い日本をアピールするのに宣伝広告費として500億ほど出資してあげて!って感じです。無駄使いの声が大きい農林水産省の「自給率戦略広報費」もありきたりのポスター作るぐらいなら出資してあげて〜って感じですね。道路特定財源で強いマシンを作って、自給率戦略広報費から「自給率アップ」とか農業が潤うように「日本の野菜は安全です」とかボディーにペイント(英語と日本語で)したら世界に放送されまくりだし。勢い余って捕鯨って書いたらエライ騒ぎになりそうです。

 

2008.3.16


お稚児さん


このところ暖かくなってきて、もうすぐ春だ〜ってところまで来ています。春が近づいてくるとウキウキ感が増してきますね〜。鯉もよく泳ぐようになってきますしね〜。

昨日はお稚児さん行列に参加してきました。子どもうちに3回参加しておくと幸せになれるということらしいので、一般参加の機会があればなるべく申し込みしています。お寺で大きな記念行事が行われるときに稚児行列も行われることが多いらしく、毎年の恒例行事ではないので、なかなか近場で募集のお知らせを見つけるのが大変です。口コミで伝わってくるかんじです。

昨日で、上の娘は2回目、下の息子は1回目だったので、あと2回はどこかで参加させてもらおうと思っています。参加する子どもに対して両親がいておじいちゃんおばあさんがいてみたいな感じなので、けっこうな人数の行列になります。

自分も家族持ちのおっさんになってくると、年中行事がどんどん増えてきて、独身時代の気ままな生活というわけにもいかないので大変だったりしますね。子どもはかわいいですけど、体はやすまりません。


話は変わって、とても残念なことがありました。我家で一番大きかった肺魚が死んでしまいました。近頃、調子があまりよくないことには気がついていたのですが、徐々に衰弱する感じで元気を回復させてあげることができませんでした。ガッカリというか、ガックリというかそんな感じです。反省点はいろいろ浮んでくるので、次に飼育する機会があれば改善していかないとと思います。ただ、しばらくは大型肺魚の飼育はお休みしようと思っています。

 

2008.3.12


今日も暖かかったので、このまま春に向かいそうです。大抵、一回ぐらいは寒さが戻ることが多いので、それが終われば鯉たちにも春支度をしようかな〜って思っています。

さて、申し訳ないことに昨日のフィッシュランドの売り出し日が間違っていました。正しくは3月30日(日)です。昨日の記事も訂正しておきました。時間のある方は選別の見学も兼ねて遊びに行って見てください。選別を見れば野池立て用候補鯉(立鯉-たてごい)として残されるのと、当日販売される鯉とで、基準がどう違うのか感じることができると思います。

一般に当才で販売される鯉は、どれも立て落ち鯉になるわけですので、当才販売と立鯉(たてごい)って言葉は通常相反する関係となります。なので実際には立鯉の当才販売というと矛盾が生じちゃうわけですが、気持ち的には普通に存在してしまうような気がするので人間の感情って不思議です。

当才購入の鯉は、当才購入鯉に適した育て方をすると無理なく立派に育つことが多く、反対に当才購入鯉を立鯉たちと同じような育て方をするとせっかくの素材をつぶしてしまうことが多いように思います(体を壊すか、体形が崩れるか、デブって終わりとか、などなど)。鯉飼育では手に入れた鯉によって育て方を調整するのも大切な要素です〜。ですので当才でも立派に育てることは可能です。今回のフィッシュランドの売出しでは立鯉と当才販売の鯉の違いが学べる良い機会になると思います。

ちなみに立鯉っていうのは、大きく育てることでより楽しめる鯉のことで、小さく飼うよりは大きくして飼う方がより楽しいです。大きくなった時に立派に感じることができないといけないですから、大きくても体が歪まないしっかりした骨格も必要です。模様の悪い鯉を立鯉と呼ぶのではない点が重要です(模様も悪くて立鯉に向かない鯉はいっぱいいます、ある意味、良いとこなし鯉ですね)。大切なのは大きくして立派になる鯉が立鯉だということです。

まったく話は全然変わって、株を購入して以来3週間ほど、その間いろいろなタイプの銘柄を勉強もかねて購入してみたのですが、話題になっているものは見事に全滅でした〜。話題になる、あるいは良いニュースが流れたときにはすでに最後の売り時に入っている感じです。良いニュースが個人に流れてきたときが売り時とすると、世の中の常として、全てが公平ということはないでしょうから、それ以前(値上がり前に)に知ることができる人には話が流れていると考えた方がよいわけで、情報をキャッチする能力の極めて低い自分には向いていない銘柄だな〜って強く思いました。

値動きの激しい銘柄の場合、ぐっと上がったり、ぐっと下がったりするわけですけど、自分の場合は上がった場合にまだいけるかな〜って思ってとても購入したくなるし、ぐっと下がるとヤバイと思ってとても売りたくなってきます。どういうことが起こるかというと、高いときに買って安いときに売るという悪循環にはまり込みます。これに打ち勝つ精神力がないと勝ちパターンには乗れません。私は気が弱いのでこういった揺さぶりに耐えられませんから、このような銘柄から利益を得ることは難しそうです。

というわけで、値段が手ごろで値動きの激しくない銘柄が自分にはあっているような気がしました(話題になりにくい銘柄)。すでにそういう銘柄も勉強をかねて購入しているわけですけど、観察するとこういったものは日経平均にあわせてやんわり動いています。日経平均が下がり続ければ株価も減っていきますし、上がり続ければ徐々に上がっていくんだろうと感じています。

底値で買って上がるのを待つのが良いですが、私にはいつが底値か分からないので、底だと判断して一気に資金投入するのではなく資金を残しつつ買う時期をずらしていく方が良いんじゃないかな〜って思っています(どうなんだろ??)。

私もお金は大好きですので(ずーと縁遠いですが・・)、株でリターンは欲しいですが、上記(特に精神面)のことから急激な資産倍増とか一攫千金は無理なので地味な銘柄をコツコツ行こうと心に決めました。コツコツ買い増しして単元をそろえて株主優待がもらえるようになりたいな〜って思っています。

これが3週間で感じたことです。少しは学んでいるのかな〜!?、それすらも分かりません(笑)。

2008.3.11


今日は暖かい1日となりました。こういう日が続いてくると春の訪れを感じるようになるのかな〜って思います。暖かかったので泳いでいる鯉も多かったです。そろそろ野菜でも食べさせようかな〜って感じです。

フィッシュランドから売り出しの案内が届きました〜。3月30日(日)に1日かぎりの売出し(当才販売)を行うそうです。こんな時期に売り出しを行うのは初めてじゃないかな〜。確認してみると今年は5月の連休あたりが忙しくなるかもしれないので、例年行っている5月の売り出しの代わりに行うようです。

現時点でフィッシュランドの当才(2006年生まれ鯉)は、(正月明けから加温飼育している)立鯉i用30t弱池1つにいる浅黄と昭和と五色だけしかいません。売り出しの当日は朝9時から立鯉i用30t弱池に網を入れて全数選別後、11時から販売開始となります。当才全数(選別)を見た上で、当日販売される当才で満足がいくようなら購入してもらおうということらしいです。

ちなみにフィッシュランドには隠し池とかありませんので本当に全数見られます。立鯉とは別に当才販売用だけに産卵させる親鯉ペアもいませんので、立鯉も当才販売鯉も同じ親鯉です。当日売れ残った鯉はまた立鯉i用30t弱池に戻して育てるそうです。

さらに、当日は大山養魚場の大山さんもみえるそうで、自家産大正三色当才(2006年生まれ鯉)と五色当才(2006年生まれ鯉)をもってくるそうです。自信のある鯉だけもって来るそうなので、ぜひ楽しみにしてほしいとのことでした。五色は1匹って話もあるんですが、どうなるかは当日のお楽しみ!?。私自身、フィッシュランドのお正月の売り出しで見た大山養魚場産大正三色当才は、かなりよいという印象でしたので、今回はどんな鯉を持ってきてくれるのかほんとに楽しみです〜。期待していますよ!大山さん!

売出しが入ったおかげで3月の楽しみは増えましたが、5月の売出しがなくなって(まだ予定ですが)その分楽しみが減るのはちょっと寂しいかな〜って感じです。4月は私が所属している錦鯉愛好会の「さんさん倶楽部」の総会と飼育発表会があるし、白山養鯉場も売出しをするはずなので、すでに楽しみな予定が入っています。

さんさん倶楽部は今年7年目に突入するのですが、とにかく空中分解せずに続けてこれたのが何よりです。鯉の愛好会で一番難しいのは、会が長く続くことですから末永く続いてくれたらな〜って思っています。

 

2008.3.8


関東の桜餅


先日、妻が関東へ帰る用事が出来たついでに、(私が関東の桜餅を見たことがないと話していたので)お土産として関東の桜餅を買ってきてくれました。関東ではこれが桜餅という認識で、私が当地方で日頃桜餅とよんでいる物は関東で道明寺(どうみょうじ)として親しまれているようです。

こういうタイプの桜餅は(私は)生まれて初めて見ました。とっても新鮮な感じだったです。この桜餅も道明寺も巻いてある桜の葉っぱ自体は見た目も香りも味もいっしょでした。桜餅自体は道明寺と見た目が全然違うだけあって食感も風味も違います。


昭和オス 左側面


昭和オス 右側面


さて、前回、大正三色での子取りの話をしましたが、産卵するかどうかはやってみないと分かりません。

そのため、2番手も考えているのですが、大正三色がうまくいかなかったら、去年同様に昭和三色を子取りしようと考えています。去年とはオスメス共に違う組み合わせで(メス親は寄付しちゃってすでにいないし)、左の写真がオス親候補です。

オス親候補は、我家の鯉で唯一愛称を持っている鯉で、愛称雪女(オスなのに)です。お気に入りの鯉だったのでじっくり育てようと思っていたのですが、去年の飼育のシーズンにどうも体調を落としたようで、色艶(正確にはテリ)が落ちたのと、体に少し偏りが出たので親候補にしました。

3日前にオケに掬ってみたところ、(寒さの一番厳しい季節なのに)色艶がずいぶん戻ってきていたので、なかなか底力があるじゃんって感じで、より好きになっちゃいました。昭和のオス親候補としては現時点の我家で一番期待の持てる子です。

体の伸びやかなところがほんとに気持ちがよいですね。親鯉は体の伸びやかさがとても大切です。またこの子は目つきが良いので、その点からも鯉らしいよい雰囲気を持っているな〜って思います。あと紅のキワの良さも高ポイントです。親鯉にはキワのよさも重要な要素です。

あとオス親には大きい鯉を使わないことですね。オスは大きくても75cmぐらいまでが良いように思います。理由は単純でそれ以上のサイズになるとオス鯉の体形としてアンバランスになってくることが多いからです。鯉でも子は親に似ますからね。

ただ、このオス親に釣り合うメス親が我家にいないことが辛いところです〜。何匹か期待しているメス鯉はいますが、残念ながらまだ若くて親には出来ません。メスだと4才になれば親にできるかな〜って感じです。大正三色がうまくいけば出番無しで、現状昭和のメス親候補がいまいちいない以上、出番がない方が良いかなって思います。

 

今日はボクシング(内藤×ポンサクレック)をテレビで見ていたんですけど、集中して見ていたらあっというまに12Rが終わってしまいました。1〜12Rまでずーと動きがあってとてもエキサイティングでした〜。ボクシングも人気低迷らしいですけれど、こういう手に汗握るような試合がもっとあると自然と人気が出てくるように感じました。面白かったり、いい選手がいれば人気が右肩下がりになっていくことはないんじゃないかなって思います。鯉も人気がないわけですが(どんどん人気が落ちていった訳ですが)、結局、どんどんすごい鯉が居なくなっていったってことなんだろうと私的には考えています。

2008.3.5


大正三色 左側
2005年生まれ


大正三色 右側


今年、産卵させる予定の大正三色さんです〜。健康チェックも兼ねて掬ってみました。

2005年生まれのただいま3才(明けでいえば4才)60cmです。愛称はありません(我家で愛称があるのは一匹だけです)。我家に来たときが56cmだったので4cm伸びていました。

元々は産卵させる予定ではなかったのですが、メイン池の飼育本数制限を厳しくしたため親鯉さんへ転向です。体右側面のラインが悪くなってしまったのも、この鯉では私的にマイナスポイントになっています。

同様にラインの悪い鯉でメイン池に残しているのもいるのですが、鯉はトータル評価なのでそういう風に残る鯉もいれば、泣く泣くメイン池から外す鯉も出てきてしまいます。餌をあげて楽しむ分には十分なのですが、自分のお気に入りの10〜15匹に割り込むような鯉に出会うのはほんと難しいです。

この鯉は系統は松系で、気に入っている部分は、なんといっても体のつくりで形が(良い意味で)特徴的な部分です。背ビレの生えている場所が背骨1つ分後ろっぽいのも松っぽいですよね〜。それでも後半が窮屈な感じはしませんので、後半の伸びもまあまあです。

この季節(冬の間の餌切り中)でもツヤを失わずこの通り元気いっぱいなので生命力や質の底力もバッチリです。写真は今ないですがペアにする予定のオス親はかなり好きなタイプなので、上手くかみ合ったら面白いんじゃないかな〜ってちょっとワクワクしています。

ペアにする予定のオスも松系なので、子どもも松系の雰囲気が出てくるはずですが、お気に入りのオス親似の子を中心に残したいかな〜って思っています。松はエラ蓋の下が開き気味になる鯉が出やすいですけど、オス似タイプならその辺りも上手くカバーしてくれるんじゃないかな〜って勝手に思っています。

昨年から初めて持ち鯉での産卵にチャレンジしたわけですが、親に出来そうな鯉をオスメスそろえるのはほんとに難しいです〜。個人的には体の伸びやかさを大切にしたいわけですが、そんなのは質の良い鯉を探す以上に難しいわけで簡単には手の届く範囲に回ってきません。回ってきたら見逃さずにゲットして、なるべくナイスペアで産卵させられるように毎年レベルアップしていきたいと思っています。

現状だと我家はもっとも大正三色が充実していて、楽しみそうなペアでいうと大正はとりあえずOK、昭和三色はオスはお気に入りだけれどもメスが実力不足、紅白はメスがお気にりだけれどもオスが実力不足って感じです。お気に入りのオス親をゲットする方が難しいので、そうすると紅白が一番ペアがそろうのが難しそうです。

 

2008.3.4


少しずつ寒さも和らいで(そんなことはないか!?)、2月よりは過ごしやすくなってきました。

風邪も治り始めて、少し痩せたし、ウキウキなんですが、そもそも太った原因は学生の頃のから揚げ弁当の食べすぎです。帰りが遅くなって手軽なから揚げ弁当を買って食べていたら、どんどんというより、コツコツ太っていきました。私的には鳥のから揚げって最高ですね〜食べ飽きないし。ふかひれもツバメの巣も食べたことがないけれど、から揚げがあるので嘆くことはありません。から揚げが世界遺産になればいいのに〜。

おいしいからどんどん食べられるし、普通に食べるだけでも太っていく感じなので、太りすぎの人には要注意な食べ物ですけど、痩せすぎの人には体重を増やすのに良いんじゃないかな〜と思います(体にいいのかどうかは分かりません)。私の頭に浮ぶ確実に太る方法はから揚げ弁当です(笑)。

鯉たちは普通に元気です〜。水槽部屋の1t水槽を眺めていると、浅黄というか浅黄の変わりものというか、緋模様のある浅黄が何匹かいるんですけど、雰囲気がよいのでとても期待しています。緋模様があるといってもキワはあまいし、ピシッとした模様とは全然ちがうのですが、この場合はそのあまさが良さになっているんじゃないかな〜って気がしています。

通常ですと、模様のキワがあまいのはマイナスなんですが、品種的に浅黄だけあって体の作りがとてもよいので、体にのっている模様があんまり気にならないのでしょう。色合は美しいですしね。メイン池でゆっくり大きく伸ばしたいです〜。ただ、池が小さいので1匹増えると1匹放出(泣く泣く)しないといけないので、そこは辛いところです。

 

2008.3.3


今日はひな祭りでした。我家では昨日のうちにひな祭りを済ませているので、特別今日は何もしなかったのですが、娘も3才になってひな祭りがどんなものかを徐々に理解してきているようです。私の場合、お雛さんの歌をうたおうとすると、どうしても替え歌の方が先に浮んできてしまいます(苦笑)。

例年、ひな祭りというと私が一年でもっとも体重があるときなのですが、今年はとうとう太りどまって例年比マイナスで迎えることができました、ヤッター!。このまま(まだまだ先ですが)夏痩せに向けて頑張りたいと思います〜。

暖かい一日でしたが車に黄砂が付着していました。もうそんな季節なんだな〜と思いつつ、明日からは寒くなるようです〜風邪には気をつけて(鼻水ずーずーの私が言うのもなんですが・・)。

2008.3.2


セミカスタムケーキ

 



桜餅


結局、私は風邪をしっかり引きまして、鼻水ずーずーです。ティッシュがどんどん減っていきます。振り返ると2月はろくでもない月でした。風邪に始まり、転倒事故、で風邪に終わりました。3月に入ったし今月からは上昇気運で頑張ります。

昨日は、もうすぐひな祭りということで家族でセミカスタムメイドのケーキを作りました。スポンジと生クリーム(しかも出来上がり品)と苺を買ってきて組み合わせただけの簡単ケーキです。昔はスポンジから焼いたんですけど、家族中風邪気味ということもあって、セミカスタムとしました。

市販スポンジは甘いため、生クリームが多いとくどくなるので生クリームは控えめにしました。生地が見えているので雪解けゲレンデみたいですけれどね(笑)。

さて、下の写真は桜餅です。私はこの粒々タイプが桜餅だとばかり思っていたのですが、関東出身の妻に言わせるとこれは道明寺(どうみょうじ)という認識だとのことです。妻のイメージする桜餅はピンク色の柏餅の皮!?みたいなものであんこを巻いたものに桜の葉っぱが巻いてある感じだそうです。私には想像がつかないのですが、桜餅って全国共通かと思っていました。

家族は風邪風邪ですが、鯉たちは元気なんです〜(^o^)/。90cm水槽はほんとに水が安定していて、他の水槽もそれに何とか近づけたいと思っています。この安定感は我家の環境にあったバクテリアがきちんと繁殖しているんだと思うんですが、一度安定すると少々のことでは崩れないですね。

水槽も安定すると添加剤とかを入れるほうが毒々しく感じてしまうほどです(入れませんけど)。きっと代々伝わっているようなヌカどこみたいなものだと思います。最小のメンテで最高の効果みたいな感じでしょうか。安定したヌカどこに、市販のヌカどこの素を入れる方が良いだろうと考える人がまず無いように、水槽でも安定したらその環境で自然に任せるのが良いように思います。

 

前回、株の話を書きましてけれど、週末海外市場で円高がさらに進んで、NYの株価も下落しているし、今週は日本の株価もさらに下がり局面になりそうな雰囲気です。どうなるか楽しみですね。極少量持っているだけでも日頃聞き流していたニュースが耳に残るようになるもんです。

さて、F1も開幕が近くなってきました。むちゃくちゃファンってこともないのですが、でも気になるぐらいのファンをだらだらと続けています。トヨタはルマン、ホンダはF1ってイメージがあるので(+ホンダは地元でもあるしね)、F1ではホンダが好きなんですけど、ホンダは今年もボロボロそうなので、どうなることやらとみています。速い車が作れないのが悲しいですね。私個人的にはホンダの市販車でデザイン的にカッコよく印象に残っている車って少ないので、デザイン力はもうちょっとあってほしいと思っています(F1とは関係ないと思いますが・・・)。スーパーアグリもスポンサー不足でやばそうだし、日本のチームが日本のスポンサーを取れないのをみても日本ってほんとうに貧乏になったな〜って感じます(宣伝効果は未知数としても)。

 

2008.2.29


今日は少し暖かい日になりました。外の鯉たちも少し水温が上がったのか、多くが藻をパクパク食べていました。まだ底のほうで冬眠している感じなのもいます。全員が泳いで藻を食べるようになるには水温がたりません。

我家ではまた風邪が流行っています。いつもどおり、まず子どもが風邪を引いて大人にうつるパタンーんです。まったくもって家族中弱すぎなんですが、急に強くはなれないので子どもが大きくなるまではこんな感じが続くと予想しています。鼻水ずーずーで頭がぼや〜ってしているのでしばらくは早寝です。

そういえば、先日、生まれて初めて株を買ってみました。買うといってもお金がないので低価格なのを10〜20株の極少量です(日本株です)。そもそもなぜ株価が上がったり下がったりするのかよく分からないのですが、毎日値動きをするので、日々自分の資産がプラスになったりマイナスになったりするのを見て楽しんでいます。短期売買が目的ではないので、年数単位で所有して行くつもりです。右も左も分からない状態なので、私の場合は自分が応援したい会社を基本に購入あるいは買い増しをしていきます(当然、価格も考慮して)。

面白いな〜って思うのは、純粋に業績だけが株価に反映しているのではなくて、その日の為替や海外の状況で即影響を受けるので、心理部分の受け持ち面も大きそうだな〜ってことです。私の場合は、最悪、資産ゼロになってしまっても諦めがつく金額なのでコツコツいくつもりですけれど、今はパソコンで売り買いが簡単にできる時代ですから個人運用(ある程度の資金を運用していると)はすごく流動的に動いてしまうんではないかな〜って思っています。

 

2008.2.27


今日は午前中は陽射しが出ていましたが、午後から雨がぱらつきだし気温も急降下って感じでした。暖かい日が待ち遠しいです。

ここのところ、物置状態となっている部屋を片付けているのですが、懐かしいものが出てきたりすると、どうしてもそれを見てしまうので掃除の進みが悪いです。

現在、掃除の進行を止めているのは、音楽のCDです。けっこうな枚数あるので、内容を忘れてしまったものをとりあえず聞いてみるだけでも時間がかかっちゃいます。やっぱり名盤だな〜って思うのもあれば、あ痛々っていう内容のまであって(そういうのは絶対復刻されないでしょう)、振り返ると面白いです(笑)。

ずっと昔、CDが出た当初は半永久的に持つと言われて、その後、レーベル面の保護層が薄いため(薄いビニール袋のビニールの厚みぐらい)長持ちしない説があったりと、実際のところどうなんだろうと思っていたのですが、私の手持ちの場合、私がはじめて買った二十数年まえのCDはまだ再生できました。少しカビが生えたCDとかはありましたけど拭けば取れそうなレベルです。ただ輸入版の中に一枚ボロボロになっていたのがあるので、製造状態が悪いとヤバイかもしれません。ちなみに初めて買ったCDは爆風スランプでした〜。レンタルCDはほとんどない状態で、レンタルといえばレコードの時代でした(呼び名もレンタルレコード屋さんでしたね)。

音楽CDの多くはダンボールの中にしまってあったし、外に出してあった分も(ずいぶん前にステレオが壊れたので)パソコンで再生することが多かったのですが、これだと音が再生できるというだけの状態でもったいないので、アンプとCDプレーヤーとスピーカーを中古で購入してみました。最近はオーディオは人気がないので中古だと激安でアンプ3,000円、CDプレーヤー3,000円、スピーカー3,000円って感じです。やっぱり音楽再生専用だけあってパソコンとは比べ物にならないほど音はよいです。

昔は大きなスピーカー1本で低音〜高音までまかなうのがよいかな〜って思いましたが、そういう立派なスピーカにはしっかりしたアンプが必要になってきます。サイズも大きいので部屋も狭くなってしまいますしね。今回、中古価格3,000円の小型のスピーカーで音を出していますが中高音はそれなりに出るので、低音が必要ならサブウーハーでまかなえばよいかな〜って感じるようになりました。安いアンプには小型のスピーカーのほうがバランスがよい気がします。

てなわけで、近頃、音で遊んでいるんですが、なかなか楽しい感じです。やっぱり音楽CDは、mp3、WMAに比べてずっと音がよいです。圧縮した音の方がよいはずがないので、当たり前のことなんですが、それでもパソコンで再生させていると再生環境が悪いので録音フォーマットの違いがあんまりに気ならなったりするんですよね。自分で買ったCDだったら、それなりの再生環境で聴きた方が、録音されている音がたくさん再生される感じなのでやっぱりお得だな〜と思い直しています。

 

2008.2.26


今日も午前中雪、午後から雨と寒い日となりました。これだけ雪が見られるのは私の地方としては珍しいです。

この冬のシーズンは当才(2007年生まれ)をまとまった数で自然越冬させているのですが、残念ながらダウンするFRP水槽とまったくダウンしないFRP水槽に分かれた関係で、自然越冬のさせ方が上手くつかめてきました。

ポイントとしてはこんな感じです。
@FRP水槽の上部に蓋を置く(塩ビやポリカーボネイトとの透明波板使用)
AFRP水槽の側面を発泡スチロールの板で囲う
B餌をあげる
C夜は@の蓋の上に発泡スチロールの板を置く

蓋をしても発泡スチロールで囲っても水温を上げる効果はありませんが、水温の急激な変化を抑えることは出来ます。@の蓋は雪や雨が水槽に入るのを防ぐためです。透明な波板を使うのは光が入って藻が水槽内に生えるようにです。

2月によく雪が降って分かったのですけど、雪がそのまま水槽に入ってしまった方は一気に藻が枯れてしまったのに対し、蓋をしている方は影響を受けずに藻がフサフサしています。水温が下がると鯉が弱るのもありますが、藻が枯れると水質がぐっと悪くなるし、鯉の餌がなくなるのでダブルパンチです。このことで蓋をしていなかったFRP水槽は打撃を受けてしまいました。

AとCは水槽の水温変化を緩やかにするためのもので、発泡スチロールでなくても断熱材でもなんでも利用できるものであれば効果はいっしょのはずです。

Bもけっこう重要で、大きい鯉は秋に冬を乗り切るだけのエネルギーを蓄えていますが、当才は蓄積量が十分でないのか、冬の初めからずーと餌を切っているとこの時期ぐらいには痩せて体力的に厳しくなってきます。十分に餌になる藻がフサフサしていれば防げるのですけど鯉の数が多いと藻が足らないことも出てきます。餌をあげる方が痩せずに体力の低下を防ぐことができ、冬を乗り切りやすい感じです。

餌をあげるといっても極少量で、通常の季節なら餌をあげているうちに入らないのですが、それでも冬は十分量って感じです。我家の場合は、もったいないので低水温用の餌とかを使いませんから普通の咲きひかりを1週間に一度ぐらいパラってあげる程度です。水温が10℃以上あるときは3日に1回ぐらいパラって感じでしょうか。水槽部屋の100L水槽(16℃水温)で1回10ccのスプーン一杯あげるだけなので(それを1日1回〜2回)、それより水温が低ければあげる餌の量はずいぶん少なくなるはずです。

餌をあげますので、冬でも水が汚れそうになったら水替えをして水質を保っていきます。自然水温ですから水替えは水を抜いて水道水をジャーと入れておくだけの簡単なものです。鯉たちも元気があって調子がよいと近づくと餌を求めてやってくる感じです。

水質不良(水替え不足)とか、餌のやりすぎになると、鯉が体調を崩しかけて充血したり鱗の一部が持ち上がったりすることがあります。そうなってしまったら、0.5%になるように塩を入れて3日間〜1週間様子を見ましょう(塩水浴中は餌を切ります)。患部が回復してきていたら完全に完治していなくても通常の飼育状態に戻しても大丈夫です。水質さえ維持できれば自然と治っていきます。

ちなみに通常タイプの咲きひかりを冬に与えると糞がひも状に出ます(底に沈んでいます)。通常の飼育のシーズンだと、たくさん餌をあげる秋以外は、咲きひかりの場合、餌がひも状になることは少ないです。ひかり胚芽は通常の飼育のシーズンでもひも状になるのですが、咲きひかりを冬に与えるとそんな感じになります。

ひも状の糞は時間が経てば自然と分解されていきますけど、水替えの時にはいっしょに吸い出しちゃうので、どちらかというと分解されるよりも吸い出されるほうが多いかもしれません。冬は青子も発生しないし、餌をあげるといっても少量だし、糞も固形で残るので、水の透明感は高いです。

上手く管理ができると、冬になんとか死ななかったのではなくて、冬を元気に越せたって状態になりますね。水温の急激な低下を防ぐのと、適度な栄養補給、それだけです。ちなみに、エアレーション量や濾過槽の循環量は通常の飼育のシーズンと同じ設定で特に変更はしません。

2008.2.24


大雪


日記をお休みしている間、少し暖かくなったので、このまま少しは春らしくなるのかと思いきや今朝起きたら大雪でした(左写真)。

2月に入ってから例年になく雪が積もります。我家は野外池なので雪が池に入って水温が下がっちゃいますから鯉たちも大変です。けれど厳しい環境でも、もって生まれた活力がいっぱいの鯉は綺麗なままなので、この季節は鯉たちの力の差がはっきりと分かりますね。

自分はなるべくそういう鯉を集めているので、この季節池の鯉たちがいかに綺麗さを保てるかは大切な評価ポイントになっています。そんなに痩せているようにも感じないし、暖かい日に藻はかじっているから、かじった藻から冬に必要なエネルギーを吸収できるだけの内臓の強さも持ち合わせているのでしょう。

鯉は長寿で縁起物としてもおめでたいものでもあるわけだし、力強さ活力感は大切にしたいもんです。最近の鯉は、糖尿病になってそうなメタボリックなのが多いので、(太っているので)私自身は親近感を覚えますが健康美とは程遠い感じです。

私的には生活習慣病タイプの鯉よりは、健康美タイプをオススメしたいと思います。

話変わって、昨日、隣町の亀山市(東名阪)から草滋賀県草津市(名神)までをつなぐ高速道路が開通になりました。このおかげで我家から京都へ遊びに行くのがずいぶんと楽になります。今年の春は久しぶりに京都へお花見でも行ってみたいな〜って感じです。

これまで私のところからだと名神に出るのはけっこう大変だったのですがこれで直通になった感じです。これで西方面はOK、東方面は伊勢湾岸道路が出来てからずいぶんと便利になったし、便利になることはありがたいことです。こんど広島の大山さんところに行く機会が出来たときも楽になるかも。

東京方面からだと伊勢湾岸から新しい高速を使って、名古屋岐阜を迂回して名神に入れるし、交通量も見込めるんじゃないかな〜って思っています。東名の混みこみは勘弁だし、かといって、前後に車が見えない状態では赤字路線になっちゃうし、黒字ギリギリの交通量が理想です。

2008.2.20


お土産


やっぱり寒い日が続いています。

寒いので外の鯉には別段することもないし、寒すぎて眺めている分けにも行かないので、空いた時間を利用して引越し以来片付けていなかった荷物の整理(掃除ですね)をしています。

掃除をしていたら昔買ったお土産が出てきました。もう20年物だと思うんですが、今となったら何でこんなものを買ってしまったのかが不思議です。大きく努力って書いてありますが、私はどうも好きなこと以外の努力が苦手で・・。すてちゃってもいいんですけど、とりあえずカレンダー代わりにパソコンの前に置いています。

お土産ってそのときは欲しいから買っているんですけど、後々買っておいて得したな〜って物は(私の場合は)あんまり思い浮かびません(笑)。でも買う人がいないとお土産やさんも潰れちゃうので、お土産やさんがなくなるよりはいいかな。


2008.2.19


ミニ鯉水槽の色彩


相変わらず寒い日が続いています。外に出るたびに、う〜っ寒っ!て感じです。春っぽいな〜って日が早く来るといいな〜。

左はいつものミニ鯉水槽の鯉たちです。たくさん暮らしているので密集すると色彩が綺麗です。個々というよりは色彩で迫ってきますね。実に鮮やかです。

例えば鯉やさんで、鯉を選ぶときには生簀の中で泳いでいる状態で綺麗なものを購入すると自宅で泳がしても綺麗なままです。青タライに移すと色感覚がずれてしまうので青タライでは色を確認対象とせずに、その他の部分の最終チェック程度がよいです。自分が泳がせる環境と同じ環境で綺麗にみえる鯉がやっぱりきれいですね(池で泳がせるなら、池で泳いでいる状態で見て綺麗な鯉がベストです)。

週末パソコンの余った部品でPentium 4マシンを作ってみました。コンデンサ不良を直してから組み立てるつもりでしたが、よい出物があったので余分に買って対応しました。コンデンサ不良のも時間があるときに直すつもりです。

使用しているCPUのPentium 4は動作周波数2GHzでNorthwood(ノースウッド)といわれる第二世代に当たるものです。第一世代と比べると内部キャッシュが倍に増え低電力化と低発熱が図られています。動作中に放熱ファンに触れても熱い〜ってことがなくなっています。

購入価格はPentium 4が2,000円、メイン基板が3,500円でした。その他、送料がかかっていますけれど、今では購入しやすい価格です(これらが現役のときから比べたらタダみたいなものです)。あとは余っていた部品の再利用です。メモリが512MB、OSがWindowsXPで動かしてみた感想は、普通に使うなら十分すぎるパフォーマンスって感じでした。

CPUがAthlon2000+の方はまだ組み立ててないので、こちらも早く組み立てねば〜。パソコンは常時2台ぐらいあると便利ですね〜(^^♪。一台だと壊れたときに何にも出来なくなってしまいます。

 

2008.2.16


ミニ鯉水槽の五色


ここのところ、こちらの地方はずーと寒い日が続いています。真昼間から雪が舞ったりするので正直ビックリです。外の鯉たちはじーとしていることが多くなりました。

去年も1月は暖かく2月の終わりから冷え込みましたが、今年も若干のぶれはありますがよく似た傾向をたどっています。温暖化による影響もたんだん傾向がまとまりつつあるのかもしれませんね。5月の終わりから雨が続いたり、夏は超猛暑、秋から冬は生暖かく、2月に寒波って感じでしょうか。

昨日は大失態、下の子ども(10ヶ月)を両手で抱っこしたまま、自宅の庭に張ってあるローブをまたごうとして足が引っかかり道路におもいっきり転倒しました。転倒しながら、最初に子どもから道路に落ちるのを避けるため、体をひねって肩口の方から落ち、自分は仰向けになれたので子どもはなんとかセーフと思った瞬間、ゴツンって音と大きな泣き声が・・・子どもが道路に接触してしまいまいた。

近くにいた妻はビックリして子どもを抱えて家の中へ傷の手当てに、私は痛すぎて道路で仰向け状態、でも子どもが心配で家の中に向かうと(顔中血まみれだったらどうしようとかと思って)、幸いおでこを軽くぶつけた程度で擦りむき部分も小さかったので胸をなでおろしました。不幸中の幸いとはこういうことをいうのかな〜って感じでした。

私の方もぶつけたひざ部分のズボンが破れたぐらいと、ところどころ痛い程度で大したことはなくよかったです。太っているおかげで体中の脂肪が道路からの衝撃を吸収拡散してくれたようです。ぶるるるる〜んって感じですね。太っていて得することもあるんだな〜って感じです。

左写真はミニ鯉水槽の五色です。滑らかで柿色の艶やかな色合いをしています。鯉って美しいです。


2008.2.13


ミニ鯉水槽


休憩中のカメ


どうにか、我家もインフルエンザによる麻痺状態から、徐々に平穏さを取り戻しつつあります。早くすっきりしたいもんです。

昨日、水を替えたミニ鯉水槽が鯉たちもフワーっと泳いで一段と色彩鮮やかでした。管理が大変になるのでオススメするものではありませんが、水槽に鯉がたくさん入っているとやっぱり綺麗です。

錦鯉の色彩は(和鯉、鱗のある鯉は)色に深みが出るし蛍光色とはまた違うので同じ魚類の熱帯魚や爬虫類の色合いとは全然違うものです。ドイツ鯉は皮の上に色素が乗っているので爬虫類チックですけれどね。

飼育中のカメがいい感じで休憩していたので、写真をパチリ!。このカメ、品種的には珍しくもないクサガメですが(性別は珍しいオス)、雰囲気がいつ見てもかっこいいんですよね。甲羅のせりあがるラインがよい感じです。そういえばこんな形の木彫りのカメの置物が良くあるような気が・・・(笑)。

カメも楽しいけれど、奥深さでは鯉かなって気がしています。ワンペアから10〜20程度の子どもしか生まれないものと、50万匹生まれるものでは作り手(飼育者)の選択の範囲がまるで違います。

20匹の小亀の中から、よい感じの個体を選ぶとなると、(特に珍しいタイプなら)10人中9人ぐらいが同じ個体を選んでしまいます。つまり誰が産卵させても結果はほぼ同じです。プロが繁殖させても、アマが繁殖させてもそう結果に差が出ません。

鯉ではこんなことはまず起こりえません。50万匹も生まれれば、同じ卵を分けて、たとえ作り手の感性が似ているもの同士であったとしても、作り手の数だけ出来てくる鯉が異なってきます。いろんな要素のどこを見ても多様性が多彩でいつまでたっても終わりがない代わりに飽きもきません。鯉って楽しすぎです。

そういう面もあって、鯉の場合は、作り手でもプロと自家産愛好家が同居できますので、自家産が可能なアマチュアにはどんどん鯉を作ってもらいたいな〜って思っています。売るのもよし、あげるもよしで、多くの人に鯉を供給してもらえれば愛好家も自然と増えるだろうと思っています。鯉を作るとなるといろんなことを友達に手伝ってもらったりするので会話が弾んだり、それまで鯉に興味がなかった人が鯉に興味を持つようになったり、鯉の広がりにはプラスの面がたくさんあります。

自家産愛好家の鯉で満足できるならプロから鯉を買う必要もないし、プロはプロで自家産愛好家レベルの鯉を作っていてはお金にならないので、(そもそもそんな必要がなくなり)よりプロらしい仕事が可能です。自家産愛好家に負けるようなプロはいらないし、プロに勝てるようになった自家産愛好家はプロになればいいし(そんなときにはすでに生活スタイルもプロと変わらないはずです)、自家産アマが増えれば増えるほど、その地域への鯉の広がりと、プロの作り手が作る鯉のレベルが上がるはずなので、どんどん自家産愛好家が増えて欲しいと願っています。

鯉を作ってみたい方はどんどんチャレンジしましょう。このHPにも産卵の仕方は書いてあります。使ってない田んぼとかを持っている人とか、借りれる人は自家産愛好家になってほしいですね。ほんとのお気に入りは自分用に残して、あとは繰り返しになりますが、売るのもよし、あげるもよしです。春もどんどん近づいてきましたもうすぐチャレンジしどきのシーズンです。

 

2008.2.12


@水抜き中


A水抜き完了


B注水中


C水替え完了


汚れつつあった水槽の水を替えてみました〜。

詳細は左の写真です。

@上部濾過のコンセントを抜き、ホースを使ってサイフォンの原理で排水。排水がてら前面のガラス面の汚れをブラシで磨く。コケが生えている場合は、前面以外のコケはとらないようにしておきます。コケは水質浄化をしてくれます。

Aのこり1/4ぐらいを残して水抜き完了。

B水槽水を蛇口からホースでそのまま注水。

D満水になったら完了。カルキ抜きを2粒ぐらい入れておく。前面のガラスをタオルで拭いておくと水槽の見た目が綺麗。

これで綺麗になりました〜楽チンです。

しばらくして鯉が落ち着いてくると水槽内をゆっくり泳ぎます。夕方〜夜に水を替えたら、その日は餌を控えて翌日から通常通りの飼育です。

水槽で飼う分にはジャンボを目指すわけではありませんので、その水槽サイズで飼える鯉の限界ギリギリまで数がいたほうが色彩が豊かな感じで綺麗な気がします。水槽が絵画のキャンバスみたいなものです。

ただ、鯉を飼い始めてすぐにこれをすると調子を崩して全滅させたりするので、飼育に慣れないうちは薄飼いが絶対にオススメです。

鯉は調子が崩れるとヌメリがどんどん出るので、(水槽内にいる)鯉の数が多いと濾過が間に合わなくなって水が崩れます。そうするとさらに調子が悪くなる悪循環に陥るので、一旦陥るとそこからの脱却が難しくなります(ほんと難しいです)。負のスパイラルですね。

水が出来上がっている状態で飼える鯉の数と、万一調子を崩したときに水槽ごと復活させるのが可能な鯉の数は違うので注意が必要です。この辺りは人それぞれの技術なので数値が違うと思いますが、私だと90cm水槽で20匹(20〜25cmぐらい)までの飼育でないと何か起こったときに対処が難しい感じです。

さて、ここのところ家族にインターネットに使う程度のパソコンを余った部品で組み立てては再利用してもらっていたのですが、まだ部品が余っているので少し足らない部品を継ぎ足して自分用のサブマシンも組み立てようと思いたちました。

1つはCPUにAthlonXP2000+を利用するもの、もう1つはCPUにPentium4を利用するものです。もともとはAthlonXP2000+だけで行くつもりでしたが、ネットオークションでPentium4のマザーボード(メイン基盤ね)の安いのを見つけたのでPentium4でも一度使ってみようって〜軽い気持ちで候補に入れました。Pentium4も2Ghz程度(Northwoodタイプでも)ならネットオークションで数千円です。

ところが今回落札したPentium4のマザーボードが届いたので確認してみるとコンデンサーが4つほど膨らんでいる状態〜う〜ん〜こういうことは事前に記述しておいてほしいな〜と思いつつ、安くて古い分けだし当たりが悪かったと諦める。世の中に安くて良い物ものなど存在しないんですから(鯉もいっしょ)、お値打ち商品はあるけれどね。

安物買いの銭失いにならないように新品のコンデンサーを通販で買って(1個100円ちょっと?)、膨らんだコンデンサーと交換するか〜。コンデンサーを交換する前に一度部品を全部組み立てて動作するかを確認してからにしようと〜。久しくハンダコテなんて使ってないけど大丈夫かな(笑)。そういえば昔(20年ぐらい)は毎月いろんな配線図が載ってくる自作系雑誌があったっけな〜懐かしい〜今では雑誌名も忘れたけど。

2008.2.11


先週は
昼間から大雪



そろそろ水の替え時



そろそろ水の替え時


約5日ぶりの更新です。

旅行に出かけていて留守にしていました〜とかだったらよかったのですけど、そんなことはなく、我家は風邪で全てが停止状態でした。

一番は妻がインフルエンザにかかってダウンしたのが大きくて、下の子がまだ10ヶ月なので、万一インフルエンザになったら大変ということで、妻は隔離状態、その間、家のことででできることは私がするというなんとも綱渡りでした。

子どもにご飯を食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつけて、近頃下の子がなぜか夜中にミルクを飲むので夜中に起きてミルクをあげて、家の仕事(家事って)って大変だな〜ってめちゃ実感した週でした。

妻もほぼ元気になったのと、下の子も元気いっぱいなので、とりあえずは一安心状態です。上の子が保育園に通っている関係上、我家ではどうしても流行り風邪との接触は避け切れません。使うタオルとか別にしたりしているんですが、なかなか難しいです。

上の子と私は普通の風邪で乗り切れたので良しとしましょう。上の子は鼻水ずーずー、私は喉がはれちゃったんですが、お互い耳鼻咽喉科でもらった薬がよく効いて事なきを得ました。インフルエンザにならなくてよかった〜。まだ家族中本調子でないのでしばらくは早寝です。

この間、鯉たちは最低限だけのほったらかし状態に近かったですけれど、問題なく元気にしています。鯉って手間要らずなので、鯉さまさまでした。ただ、そろそろ水槽は水替え時期になってきています(左写真)。まだ大丈夫ですけれどね。

1日10ccで1〜2杯の餌の量なので、お腹が減るとすぐに寄ってきます(左写真)。これ以上あげると、鯉や水の調子が落ちたりするので気をつけないといけません。水温が低いときは、お腹がすいて餌を求めてくるぐらいにしておくと元気を楽に保てます。たくさん餌をやっても(水温が低いため)大きくならないし、調子を落とすリスクが高まるし、意味がないです。

手ヒレの先をよく見ていて、少しうっすらと白くなる感じだともう水的には限界です。その場合は水替え対応になります。そうなる前に水を替えるのがよいのですけど、世の中いつもバッチリとは行きません。水がきれいになるとヒレも綺麗に戻ります。


2008.2.6


やっぱり我家は風邪が蔓延ぎみ。というわけで今日は早寝します。

今日は動物取扱い関係の講習会に出かけてきました。ひとくくりに動物といってもジャンルが広いので、自分のジャンル以外の話も多いのですが、狂犬病は怖い病気だということを学んできました。私は犬とか猫とかあまり得意ではないのですが(すっごくかわいいんですが、べろべろしてくるのが苦手で・・・)、そんな私でも狂犬病っていう言葉は知っているぐらい有名です。でも、どういうものかはほとんど知りませんでした。お恥ずかしい。

狂犬病って犬だけでなくていろんな動物に感染するそうで、感染して発病すると治療法がなくてほぼ100%死亡する病気だそうです。ひょぇ〜スゴイ致死率です。これまで世界で6人だけ発病後に助かった人がいると説明していたような〜・・。日本では狂犬病はすでに撲滅状態になっていますけど(ワンちゃんへのワクチン接種率が落ちているのでこのままでは危険であるという認識を持っているようです)、世界中にある病気でアジアはけっこう流行地帯なんですって。アジアの場合は人への感染源の90%以上が犬からだということす。

ウイルスが神経を伝って脳にくるタイプの病気みたいなので発病しちゃうと治らないのかもしれません。前もってワクチンを打っていない場合(人間でね)、噛まれたら発病する前にワクチンを打って自己の取得免疫で発病を阻止するみたいなのですが、この間はウイルスの増殖が早いか、免疫取得が早いかの競争みたいな状態にあるようです。狂犬病は大変怖い病気であるということが分かりました。

さて、話を鯉に戻して、先日180cm水槽が20℃で加温状態にあると書きましたが、よくみたら22℃で加温状態になっていました。餌をよく食べるはずです。昨年末に眠り病にに陥っていた子たちが元気は出ているもののずいぶんやせちゃっているので、(餌はよく食べるし)早く元に戻ってほしいな〜って状態です。

これだけ加温していると餌がみるみる減っていくので、冬場に餌がどんどんいるのはもったいない感じがしてしまいます。貧乏性ですね(苦笑い)。その代わり6月ごろには30cmぐらいになってもらいましょう〜。早く大きくなたところで野池に入れるわけでもなし、私にとっては何のメリットもないんですけれど、仕方がありません。

確かに大きくするとオスメスが分かりやすくなる面は(特にオス)あるんですが、私の場合はオスメスで鯉を選ばず、自分の好きな雰囲気で選ぶので、そういう面でもあんまり意味がありません。メスっぽい雰囲気の鯉が好きな人は、小さいときから自然とメスっぽい鯉を選ぶでしょうし、オスっぽい鯉が好きな人は小さいときからオスっぽい鯉を選ぶでしょう。それが人それぞれの好みだと思います。

頭ではメスが好きなはずなのに、当才を選ぶとほとんどオスばっかりという人は心の好みはオスなんだと思います。好みって上手く反映されるものだと思うし、それでいいのだと思います。小さい鯉のオスメス鑑定の話だと、手ヒレの形ちか、お尻の形とか、飛び跳ねた鯉はオスとか、細切れのポイントでいろいろいわれますけど、結局は雰囲気で選ぶのが一番確率が高いんではないかな〜って思っています。

16℃水温の100L水槽は、1日2回(朝夕)に10ccのスプーンすりきり一杯だけあげているだけなので餌が減りにくいです。毎日おいしそうに食べているので見ている分には楽しいですね。おいしそうに食べる餌が見ていて一番たのしいので、なるべくおいしそうに食べる餌をあげるわけですが、近頃の餌の中では咲きひかりレギュラーが一番おいしそうに食べる気がします。鯉を育てるにあたって、昔は科学的な面も考えたりしたけれど、今はとにかく雰囲気重視、なるべく鯉が伝えてくる雰囲気を感じられうように心がけています。だから餌も食べたそうなときには多目ににあげるし、食べたくなさそうなときは控えめにあげています。

 

2008.2.5


ここのところ寒い日が続いています〜。2月だから当たり前といえばそうなのですが、近年は暖冬に慣れてきているので、体がなまくらになってきました。

我家は風邪が流行りそうな雰囲気になってきました。各自それぞれ風邪の諸症状が出始めています。私は喉がいたいです。寝ているときに口を開けるクセがあるので、口の中が乾燥して喉にきちゃうんですよね。口にテープでも張って寝るわけにもいかないし。

話は変わりますが、世の中、冷凍餃子で大変なことになっています。お弁当を入れるときに冷凍食品が大きな割合を占めていることが多いので、弁当を作る側(たいていお母さんたち)も替わりの献立を考えたりして大変だろうな〜って思います。食べ物で普段気をつけるのは傷んでないかどうかぐらいだったので、冷凍物でこんなことが起こるとは思いもよりませんでした。今回のことで個人的に思ったことは、中国産の力に頼って生きている部分って多いんだな〜ってことです。うちなんかすべて日本産でまかなおうとすると家計的には大ピンチです。日本に住んで日本産が楽々買えないのも寂しい感じです。うちだけでなくそういう家庭って意外と多いじゃないかな〜って思っています。一般論としてこういう場合、日本産が高いのか?、そもそも日本では日本で暮らせるだけの給与が初めから出ていないのか?、どっちなんだろ!?〜って感じです。

さて話を鯉に戻して、まだ2月ですが、そろそろ春以降の子取りの計画が頭に浮んでくるようになってきました。去年の予定では紅白を産卵させようかな〜って思っていたのですが、現状メス親候補につり合いそうなオス親候補がいません。昭和だと反対にオス親候補につり合いそうなメス親候補がいません。大正三色はメス親候補、オス親候補ともにつり合いが取れています。

そんなこともあって、今年は大正三色にしてみようかな〜って思いはじめました。大正三色は難しいんですけど、生活するために鯉を作るわけではないですし、最終1匹残ればよい訳だし、難しいことにチャレンジして(まぐれで)うまくいったら、それはそれは楽しそうです。だんだん春が待ち遠しくなって来ました。それまで調子を崩させないように管理しなくちゃね。

 

2008.2.3


今日は朝起きたら一面が雪雪雪でした〜今シーズン初めての本格的な積雪です(3cmぐらい!?)。でも雨に変わってしまったのですぐに解けちゃいました。雪遊びが出来なかったのが残念です。

外は寒くとも水槽部屋の鯉たちは関係なく餌を求めてやってきます(水温16℃程度なのに)。180cmのアクリル水槽にいる子たちは、濾過槽が完全に立ち上がっていないため、元気いっぱいはいっぱいなんですが鱗が持ち上がっている子たちがいます。程度にもよりますが、たいていそのままにしておくと勝手に治っていきます。この前、本棚を整理していたら魚類の生理学の本が出てきたので、パラパラ見直していたら一応脊椎動物だけあって免疫力の防御方式も(哺乳類みたいには行きませんが)それなりにしっかりしている感じでした。ただ、水温が低いときは(一度免疫取得した病原体に対する)防御反応が弱まるみたいです。

この180cm水槽には眠り病からの病み上がり鯉たちもいっしょに入っているのでただいま水温が20℃です。そのため餌クレが激しい状態です。人影に向かってダッシュして飛び込んできますね。病み上がりの子たちにボリュームがついたら水温を下げて行きたいなって考えているのですが、このまま春がきちゃうかもしれません。

20℃あると普通に餌をあげないといけないし、そうすると水も汚れるし、冬場はのんびりできる16℃ぐらいの加温が私には合っている感じです。水替えもほとんど抜いて水道水を足すには水温差がありすぎるので、少しずつしか水替えが出来ないのも面倒です。

ちなみに五色を飼っている16℃水温の90cm水槽は、先日上部濾過槽の分解力がずいぶんと落ちたので、濾過槽の水を抜いて(水槽に流れ落ちます)、濾過槽の上から水道水をかけて洗って、その時点で水槽内が真っ黒になるので、水槽の水を残り10cmを残して抜いて、水道水をじゃ〜と満水にしてメンテ終了としました。念のためカルキ抜きだけは3粒程度入れましたけど、水道水もそこそこの水温があるので水温調整もいらないし、メンテが楽々です。ただいま水槽の透明度も戻って(濾過槽を分解力が戻ってきたため)、鯉たちも元気いっぱいすぎ状態です。ただ水温が水温なので少しづつしか大きくはなりませんけどね〜でもそれでいいのです。

私的に不思議なのは、夏の水替えなんかだと水槽の水を抜いてそのままじゃ〜と満水まで水道水を入れちゃうわけなんですが(カルキ抜きはいれます)、けっこう水温差があると思うのに(ガラス面が結露するので)鯉はへッチャラなんですよね。でも、冬に25℃ぐらいに加温している水槽の水を抜いて、そのまま水道水をじゃ〜と満水まで入れるのには耐えられない感じがしています。どちらのシーズンでも水温差だけだとそんなに変わらないと思うのですが、何かが違う気がして仕方ありません。不思議なんですけれど。

 

2008.2.1


大正三色 右側



大正三色 左側

 


コイパークも節目の五周年を迎えることができました〜やった〜。これも応援してくれる皆さんのおかげです。ありがとうございます〜(^^♪。まずは10年続けることを目標にしていますから折り返しみたいなものですね。ここのところ更新がサクサクとは行かないのですが(子どもに時間がとられるため)、これからもコツコツいきますのでよろしくお願いいたします。

コイパークとしては多くに人に鯉を飼って欲しいな〜と常々思っています。通常、鯉の飼育方法としては水槽あるいは池で飼うかになります。手軽にはじめらるのは水槽ですが、水量が少ない分、日頃の管理がデリケートなのも水槽です。水槽で鯉が飼育できれば、池で飼育するのはずいぶん簡単に思えるはずです。反対に、池での鯉が飼育から水槽で飼い始めたときにはずいぶん勝手が違うと感じるはずです。

一度どんなものかと、鯉を飼ってみたいな〜って思っている人は、手軽な水槽から始めてみて欲しいと思っています。上手く育てれれるようになったら、鯉飼育に必要な経験は取得済みのはず、仮にその後、池を作ったとしても楽々飼えるでしょう。

水槽での飼育には、健康に育てるために必要な要素がきちんと含まれているので、お手軽なスタートラインですけど、得る経験はお手軽だけで終わることはありません。だからこそ、水槽で鯉を上手に飼っている人には、すでに鯉飼育の達人でもあるということに自覚と自信をもってもらいたいな〜って思っています。

慣れれば、90cm水槽で20cm程度なら20匹ぐらいまでは飼えるはずです。新規の水槽の立ち上げだと4匹ぐらいでのスタートが良いかな。濾過槽をダブルで動かせば(上部濾過+外部フィルター、外部フィルター2台とか)、メンテは楽です。

さて、左の写真はただいまメイン池で暮らしている私のお気に入りの大正三色です。大正三色の紅色ではないので、どこかの段階で他の品種の血が入っていると想像しているのですが、それが上手く融合している感じかな〜って感じます。

紅白と大正三色を掛け合わせると、通常出来てくる子は、紅質では紅白に劣るし、墨質では大正三色に劣るという感じで中途半端というか、いいとこなしみないなことがほとんどです。大正三色同士でも系統がまったく違う鯉同士だと、両方の系統のいいとどりした鯉が出てこないのも特徴です(血が混じりにくい)。たいてい、親のどちらかの系統に似た子たちで二分されます。大正三色って面白い特徴がいっぱいです。

何が作用したのか分からないのですが、左の鯉の場合は独特の雰囲気を発散させているので、今後の成長に興味津々です。

私の考える大正三色の理想の姿は、体形は紅白、透明感を感じる明るい紅に、吸い込まれるような墨質を持つ鯉です。簡単にいうとセンスケ紅白に墨がバッチリのっている鯉の出現を望んでいるのですが、相反する要素が多すぎて、そんな鯉は限りなく望めなさそうなのが現実です。無理を承知で誰かチャレンジしてくれないかな〜って思っているんですけどね〜。

 


2008.1.29


カメの逃亡未遂


最近パソコンの話題が多いですが、今の時期は鯉の世話も楽ですし(野外池だけなら別段することもない)、鯉も売れない時期なので、それを利用してパソコン環境の整備をしています。パソコンは道具なので、道具は手入れをしないと使い心地が維持できません。

ここ何年過分の鯉の出品用写真データ等の総容量を調べたら37GB(ギガバイト)もありました。デジカメに使っているメモリが1GB(ギガバイト)となのでフルに撮影すると40回分ですね。40GB弱というと数年前のHDD(ハードディスク)の容量まるまる分くらいのデータ量です。写真を見直すことはまずないですが、消してしまうのも勿体無いのでDVD-Rに焼いておきました。

DVD-Rなので9枚に収まりましたが、これCD-Rだったら60枚ぐらいになってしまいます。DVD-Rでもそろそろデータ記憶容量としては物足らなくなってきているので、次世代型の記録機器の値下がりを待ちたいですね。次はブルーレイディスクになるのかな!?。

しかし、HDDは現在、500GBのモデル(パーツね)が1万3000円程度で売っているので、2台つけたら1TB(テラバイト)です。1TBのモデルだと3万円ちょっとで売っています。これだけパソコンに記録できるのに、その容量に見合うだけの外部記録機器(DVD-Rのようなもの)が無いのが辛いところですね。

私が12年前に1GBのSCSI(スカジー)規格のHDDを買って喜んでいたときから、今や1TBですから1000倍ですもんね。HDDはいつになったら容量の限界値がくるんだろう〜!?。

部屋のダンボールの中に、今は使わなくなったCPU(頭脳部分ですね)が入れてあるのですが、どれもこれも今や100円の価値もないかと思うとパソコンって金食い虫だな〜って思いますね。約15年前に高性能すぎてビックリしたペンティアム90Mhz(メガヘルツ、ギガヘルツではありません)なんて8万円ぐらいした記憶があるのですが・・・もう10円の価値もないと思います。

そんな昔からのことを思い出すと、鯉は死ななければ価値がゼロにはなりませんから、パソコンとは比べようがないぐらいに、ありがたいな〜って思います。歳を重ねただけ存在感が出るのが生き物の素晴らしさでもあります。

さて話は変わって、左の写真はクサガメが脱走を試みているところです。前足の爪が少しでもどこかにかかれば、体を半分弱ぐらいまで持ち上げることができるようです。見た目より深いケースに入れないと脱走されちゃいます。


2008.1.27


空の筐体

組込み部品

部品の組込み完了

パソコン完成

パーティションを切ります。

システムインストール中

WindowsXPが
立ち上がりました。


週末から鯉のことは少し横に置いておいて、WindowsXPのDSP版が届いたので、余っている各部品を寄せ集めてパソコンを一台組み立てていました。

部品を組み込むこと自体は、プラモデルといっしょなので難しいことでも何でも無いのですが、組みあがったパソコンにWindowsXPをインストールする部分から時間ばっかりかかってとってもめんどくさいです。

組みあがったパソコンに、WindowsXPのCD-ROMを入れて起動させるとWindowsXPが自動的にインストールされていきます。慣れていない人が悩むのは途中で指示されるハードディスク(HDD)の容量を分割して使うかどうかの分ぐらいで(パーティションの設定ですね)、あとはほぼ全自動で進みます。

で、めでたくWindowsXPのインストール完了となるわけですが、そのままではWindowsXPはバクだのセキュリティー不良など多くの不具合を抱えているので、インターネットに接続して、WindowsUpdateを利用して修正プログラムを導入していきます。自動導入なので、やること自体はとっても簡単なのですが、修正プログラムはインターネットからダウンロードされてきて、システム内に組み込まれていくので、この間は、こちらは何もすることなくただひたすら待ち続けます。

修正プログラムが導入されると大抵再起動を求められるので、仕方なくコンピュターを再起動させ、再度WindowsUpdateをしてみると、導入された修正プログラムに対しての修正プログラムの一覧がどど〜んと表示されるので、それらをまた(自動ですけど)ダウンロードしてシステムに組み込む必要が出てきます。

そうすると、また再起動の指示が入って、再度WindowsUpdateをしてみると導入された修正プログラムに対しての修正プログラムへの修正プログラムがあったりします。この作業の間、(自動処理なので)ずーと待ち続けるしかないのですが、WindowsUpdateを繰り返さないといけないので、寝る前に作業させて朝起きた頃には完了していると言う訳にも行きません。要所要所でWindowsUpdateが完了しているかどうかを見るためにパソコンをのぞく必要が出てきます。とにかく面倒この上なしです。

我家の場合は、インターネットに繋げる場所が一箇所しかないので、上記の作業をするためには、新しく組み立てたパソコンと日頃使っているパソコンのディスプレイ、キーボード、マウスと付け替えて作業します。そのため、日頃のパソコンはメールをチェックするぐらいしか触らないので(そのためにディスプレイ、キーボード、マウスを付け替えないといけませんが)、HPもお休み状態でした。

私がWindowsを使っているのは、Windowsが好きなわけでも何でもないのですが、圧倒的なシェアでスタンダードOSですから、仕方なく使っているみたいなもんです。パソコンを買うなり、OSを新しくするたびにマイクロソフトからライセンス料を買っているわけですので、シェアから見ても他の選択肢がないわけですから(デザイン系や趣味ならMacもよいですけど)、まるで税金みたいな感じです。

Linuxもよいけれど一般ユーザーに浸透させるのはかなり難しそうだし、それなら、税金で道路をどんどん作るより、国で日本人用のOSでも作って、OSはライセンスフリーでワープロは一太郎でもセットにして配ってくれないかな〜とか思います。

日本メーカーのゲーム機器(Wii、PS3とか)は世界中で売れているので、ソフトウェアの開発能力がないわけではないと思うんですよね(素人考えですが・・)。


2008.1.23


60cm水槽


60cm水槽です。先日、野外から水槽部屋に合流するのが遅くなったのが原因で、まだまだ小さい子たちを集めて入れました。数がいますが、水槽の水が出来ているところに入れたので大丈夫。入れっぱなしになっているエコブロックもなかなか減りません(水の汚れの激しいところにいれるとすぐ減ります)。

この鯉の数での水槽の新規立ち上げだと大変ですよね。そのため、水を壊さないようにだけ気をつけています(餌の量ですよね)。暖かくなったら自然のペースで育って欲しいと思っています。

鯉を始めて年を重ねるごとに思うようになったのですが、鯉が小さい段階から餌をどんどんあげると確かにみるみる大きくなるのですが、限度を越えると、その後の成長時に、体のバランスが悪くなるような気がしています(頭、胴、尾っぽの比率ですね)。確信があるわけではないのですが、どうもそんな気がして仕方がありません。

40cm越えぐらいまでは餌が多すぎることなく育てて体の基礎ができた後に、しっかり(特に秋に)餌を食べさせていく方が形の綺麗な鯉になる雰囲気です。体のバランスがとれている方が伸びが止まりにくいので最終的にも大きくなるはずです。鯉って奥が深いな〜って思います。


2008.1.20


大正三色


先日のメイン池の鯉移動で、鯉を移動させながら、私はぼうずタイプの鯉(顔から頭に緋が少ない鯉)がとっても好きだという話をしていました。

私自身、これまで何故か好きだったのですが、ぼうずタイプの鯉は顔〜頭の形がよくないと商品レベルにまでならないので、顔〜頭の形がよいことが多いからじゃないかな〜という話を聞き、あっ!なるほど〜って答えが分かった感じでとってもすっきりしました。

振り返れば、これまで自分が好きになったぼうずタイプの鯉は、たしかに顔〜頭の形がよかった気がします。模様にこだわりが少ない分、鯉の形のバランスとか、各パーツの形とかには興味があるので、そういう意味でも、確かにぼうずタイプの鯉は私好みです。

左の鯉もぼうずタイプでお気に入りの鯉ですが、顔から頭の滑らかさがたまりません。松系の鯉なので、妙に胴が長いわけですが(松の特徴)、そういう形の面も楽しいです。緋のない部分に墨が出ていて白地が見えないので、パッと見ると、一本緋柄に見えますが、実は素晴らしく段模様です(笑)。飛び緋が墨の周りにあるため、せっかく良い緋盤と墨が荒く見えてしまうので、そのうち飛び緋は取ってしまうかもしれません。

この鯉は当初から私のお気に入りであったわけですが、売り物だったので頑張って売ろうと努力したけれど、結局かすりもしなかった寂しい思い出があるので、鯉を見るたびにそのときのことが浮んできます。そんな古い思い出もあるわけですが、今では我家の展示鯉としてのエースになってくれるようにコツコツ育てています。ずいぶん大きくなりました。

さてさて、話は変わって、緋ギワの話なのですが、この鯉もそうでしたけど、前ギワと後ろギワは連動するようです。一番分かりやすい前ギワは頭の緋の部分ですが、頭の緋のキワが良いと(緋と地肌の境界線がスパッと分かれている状態)、後ろギワも良くなる傾向があります。前ギワがしっかりしている鯉は、体の緋盤の後ろギワが小さいときにバラケている場合でも、成長とともに埋まってきてしっかりしたキワを形成します。

反対に、前ギワがもう一歩の場合は、後ろギワも成長とともに(小さいときには綺麗に見えていても)だんだんもう一歩になっています。我家のメイン池で大きく育ってきている鯉たちもちゃんとこの傾向は出ています。知っている人にとっては当たり前のことかも知れませんが、知らなかった人にとっては今後の鯉選びの参考になると思うので書いておきました。

いつも書いていますが、鯉って奥は深いですが、知っていれば単純なことも多いので(わざわざ可能性が低い方向性を自ら選択することが少なくなる)、知ることのできる環境にいるのはとっても大切です。日頃、お付き合いのある鯉やさんには、生き物としての鯉の持つ傾向と特徴も教えてもらっておきましょう。

 


2008.1.18


紅白さん
左側面

 


紅白さん
右側面

 

 



クサガメ オス


今日は、フィッシュランドの責任者さんに手伝ってもらって、今年の飼育のシーズンに向けて我家のメイン池の鯉の移動をしました。

鯉たちも徐々に大きくなってきて小さい我が家の池では手狭になってきたので、しょうがなく匹数を減らすことにした次第です。なかなか一人では決めかねるので(大切に育てていますしね)、自分の求める鯉とビションがよく似ている方に意見を求めた訳です。

同じような雰囲気の鯉がいるような場合は、1匹だけ残してあとは、知人宅に預かってもらうか、泣く泣く放出です。鯉をタライに入れては、その鯉について話をするのですが、面白い特徴の出ている鯉だと話が弾むので、全部終えるのに2時間以上かかりました。

だいたいどんな話をしているのかというと、模様の話は数パーセントもありません(少々はします)、紅質から系統の流れの話とか、覆鱗から覆鱗のあるなしでのカッコよさ鱗の形の話とか、体形のバランスのよさとか、鯉の顔の形の話とか、掬い上げた個々の鯉からその鯉が含まれる系統とか、理想の鯉への改良の設計図の組み立て方とか、そんな感じです。

この鯉をもう少し仕上げたら品評会につかえるのではないかな〜とか、そういう短い期間の話ではなく、例えば墨の出方から、そういうタイプにつながる一世代前の親が持つ特徴、そういうタイプから一世代後につながるだろう特長とか、特徴を通して世代間の長い時間の話が、私なんかは楽しかったりします。

この手の話で鯉を全て理解するためには、人間の寿命ではたぶん足らないので、一生飽きることなく楽しめるのも大きなメリットですね。私自身、鯉を始めて以来、飽きるところか楽しくてしょうがない状態が続いているのは、鯉の特徴をつかんで、この辺りの話を楽しんでいるからだと思います。

鯉って生物学的な面と、鯉を取り巻く人間模様までを含めた文化人類学、姿形の美しさの芸術的な面、そうやって考えていくと、錦鯉っていう1つの学問にまで達しているのでは?っていうぐらいの深さです。

話を戻して、私はぜんぜん気がついていなくて、指摘されて初めて気がついた事柄なのですが、左上の紅白さんは、鱗キワにまる染め部分とはん染め部分が混在しています。この鯉は突きつけローズの流れなのですが、鱗キワにまる染め部分とはん染め部分が混在しているのは、源流のさくらが持つ特徴でもあったそうです。この鯉の紅質はセンスケ紅でないので紅質はオスの影響を受けていると思われます。こんな風に、生き物は親がいて子がいて、子が親になってを繰り返しますので、一世代だけを切り取って全てが終わることがありませんから、ほんとに面白いな〜って感じます。

さて、話は変わって、我家に新しいカメが仲間入りしました。クサガメのオスです。クサガメ自体はどこにでもいるわけですけど、クサガメのオスは珍しいらしく、しかもオスは黒くなっていくようです(もっと黒くなるらしい)。これがなかなかカッコいい!んです。クサガメゲットだぜ(ポケモン風に)〜って感じです。

 


2008.1.16


鯉とはまったく関係のない話なのですが、家に余っているパソコン本体(自作)の資産を生かすために、WindowsXP(DSP版)のOSを複数セット購入しました。すでに最新版のWindows Vistaも販売されているのですが、余っているパソコンではWindows Vistaが快適に動くには程遠いので選択肢に入れることは出来ません。余っているパソコンの性能は大体、CPUが旧世代の1GHz〜1.5Ghzで、メモリは1Gbyte程度ですけど、Visitaだと最低動作クラスだと思われます。Core2Duo、メモリ2Gでもこの程度!?っていう印象でしたし。

ちなみにDSP版というのは、パソコンの部品とセットで販売されるOSで、セットで購入した部品といっしょに使うかぎりライセンスが許されるというものです。私が選んだ部品はFDD(フロッピーディスクドライブ)で、新しいマシンを作ってもセットで購入したFDDを移植すればOSが利用可能です。

いろんな部品とセットで購入できるのですが、なるべく寿命の長い部品を選ぶのがコツで、規格が変わりやすいものや、ハードディスクのような消耗品だと、部品の寿命が短いので、結果としてOSのライセンス期間も短くなってしまいます。ハードディスクなんかは3年に1回ぐらいは交換していかないといつ壊れるか分かりません(熱がこもると寿命がぐっと短くなりますしね)。我家の場合は、新しいハードディスクを購入してきて、古いハードディスクの内容を丸コピーして(コピーソフトを利用します)、新しいのを付けて古いのは保管しています。大抵、新しいハードディスクは古いハードディスクの倍ぐらいの容量があるので、データをコピーしても残り空き容量が増えるので快適です。

OSのバージョンアップ(今だとWindowsXPからwindows Vistaへの変更)は、機器の買い替えだけでなく、大きな問題として、これまで使用していたソフトが新しいOS上では正常に動かない可能性を含むことです。ソフトが無ければパソコンなんかはただの箱なので、これまでのソフトが動くかどうかはとっても重要です。Vista対応のソフトに乗り換えればいいのですけど、ソフトって高いのは高いのでOSのバージョンアップごときでソフトの載せ換えは正直しんどいです(高いソフトだと一本でパソコンが買えちゃいます)。しかもVistaは過去の資産(ソフト、周辺機器)の引継ぎが上手くいかない話が多いで要注意です。

というわけで、とりあえず未知数の多いWindowsVistaを回避して、現在安定して利用できているWindowsXPで、WindowsXPの延長サポートが切れる2014年までは乗り切ろうかな〜と思っています。その間に、今使っているマシン機器のパワーアップ、ソフトウェアの購入代金を貯金して、次期OSのWindows7に上手くつなげればな〜と考えています。考え方としては、Windows98からWindowsMeへのバージョンアップを回避して、Windows2000あるいはXPへつなげたようなものです。

とはいえ、市販モデルのパソコンとか、ノートパソコンなんかの新規購入だと、WindowsVistaを選ばざるを得ないですけれどね。


90cm五色水槽


先日、紹介した野外の当才越冬中FRP水槽です〜。

魚体がとっても綺麗です。水が濁り気味の加減もあって、鯉の周りがほわ〜って光っているのが幻想的ですね。上から見るとどの子も一本柄ばっかりなのが笑えますけど、こういう柄でないとこれだけの色艶は出ないので、鯉ってそういう生き物だと思っています。


2008.1.15


サンリオピューロランド


全天候型で
天気が悪くてもバッチリ!



アンパンマンこどもミュージアム

 


アンパンマンは大人気

ただいま〜、無事に帰ってきました。

週末、年末から実家へ遊びに帰っていた妻子を迎えに行ってきました。妻たちは年末に車で帰省しているので、私は行きは新幹線、帰りは車です。久しぶりの新幹線は、のぞみ、ひかりか、こだま(ぷらっとこだま利用で)のどれにしようか迷ったのですけど、私はのぞみに乗ったことがなかったのでのぞみにしました。のぞみはやっぱり速かったです。

山の手線で秋葉原の前を通ったので、(WindowsXPのOSが欲しかったので)寄りたいな〜っと思いつつ、今回は時間がないのでパス。以前と雰囲気が変わったらしい秋葉原をこの目で見るのは次回のお楽しみです。

せっかく関東に行ったので家族サービスも兼ねて、東京多摩のサンリオピューロランドと横浜のアンパンマンこどもミュージアムへ出かけてきました。

サンリオピューロランドは全天候型の施設で、当日、天気も悪かったのですが、そんなことは関係なくとっても快適でした。上着を着ていると暑いぐらいなので薄着でもいいかな〜って感じです。ありがたいことに、館内が心地よい人込みで身動きも楽だったので助かりました。キティーちゃんや、他のキャラクター(私は名前を知りません・・・)に合えて楽しかったです。

翌日は横浜のアンパンマンこどもミュージアムへ出かけてきました。こちらは、大変な人込み具合で入場制限もされていて、ショッピングモール部分含めてごった返していました。午後1時前に到着時点で入場まで1時間待ち、まずお昼ごはんを食べようということで、パン屋さんへ向かったらやっぱり入場制限で、次の入場は午後4時頃とのアナウンス、それではということで、比較的進みの速かったお店でご飯を買って済ませました。その後、ミュージアム部分に向かったら入場まで30分待ちになっていたのでラッキーということで、午後3時には入館出来ました〜。

館内は右も左もアンパンマンキャラクターが満載でアンパンマンワールドを満喫して閉館まで楽しみました。アンパンマンは子供たちに大人気です。原作者のやなせたかしさんが現在89歳であることが素晴らしい。夢いっぱいのおじいさんであることがスゴイです。自分が89歳のときに(生きていたと仮定して)、こういう世界観を創造しつづける脳力が残っているあるかは超疑問・・・う〜ん、無理だね。

どこの親もいっしょだけれど、荷物を背負って、子供を抱っこして、ひたすら並んで、写真やビデオを撮って、渋滞にハマって、とっても大変です。子供ためならえ〜んやこ〜らです。


2008.1.11


さて、出かける準備も整ったので出発してきます〜。また週明けに会いましょう。

鯉とは全然違う話ですが、各いろんなコンビニで肉まんが販売されています。毎年いろんな種類も出たりしています。今年はミニストップの肉まんとサークルK・サンクスのカレーうどんマン(もう終わっちゃいましたけど)がお気に入りでした。ミニストップの肉まんは数十円価格が高かった分、少し具が多くて皮とバランスがよかったんだと思います。

カレーうどんマンは自分の中ではヒットだったのですけど、今はカレーチーズマンに変わってしまったのが残念です。チーズならピザまんもありますしね。それ以上に、カレーチーズマンのチーズは餅みたいに伸びて噛み切れないので、食べるのが大変だったりします。チーズにカレーがからまっているので、伸びたチーズを服の上にでも落としたらカレーもセットで落ちてきて、カレーシミになるので、酵素パワーで洗濯しても厳しそうです。そういう安全性の面でもカレーうどんマンの方が好きでした〜。

さらに話は変わって、昨日たまたま本屋さんに寄ったら、学生の頃に友人に教えてもらって以来、ずーと読んでいるマンガで無限の住人の最新刊が出ていてウキウキでした〜。月刊マンガなので滅多に単行本がでないのですけど、私も歳とってきて日々の生活に追われて、気がつくと新刊が出ているという感じです。若いころは、早く次刊が出ないかな〜って感じでしたが、今は月刊誌の単行本のスピードで十分になってきました。週刊誌だとワンピースを単行本で読み続けていますが、新刊がどんどんでるので、近頃は自分の中で話が十分消化できないうちに進んでいるような感じです(話が単純なので置いていかれることはないですけど)。

だんだん作者よりも自分のほうが年上になってきたので、マンガに限らず小説でも最終回まえに自分の寿命が尽きる作品が増えてきそうです。先は気になるのが人情なので、気になったまま死ぬのもイヤだし、もっと歳をとったら1回読みきりの話か、短編物か、過去の作品を読むのがよいかもしれませんね。晩年、自分の寿命と戦って最終回までたどりきったマンガが夢オチだったら、それはそれはオーマイゴットです。古い話ですが、夢オチといったら、ハイスクール!奇面組が有名だと思うのですが(正確には夢オチではないらしいけど、当時は私も周りも夢オチだと思っていた)、最終回を見たときに友人含めて、ええっ〜オイオイって感じでした。いい思い出です。

 

2008.1.9


さて今週末は用事で家を空けるので水槽部屋の鯉たちはしばらく餌きりです。出かけるときは、水を替えて餌を切っておくのが一番です。それだけ気をつけていれば少々の期間留守にしていても鯉たちは元気いっぱいです(海外旅行とかでも楽勝じゃないかな〜)。野外の池しかなかったら冬場は餌を切っているので一ヶ月ぐらい留守にしても大丈夫だと思います。これだけでも鯉ってすばらしいですよね〜!。我家は目の前が実家なので、私の親父さんが鯉たちの見回りをしてくれるので助かります。

先日水槽部屋の鯉たちの移動も兼ねて90cm水槽を五色だけにしてみました。20匹ちょっといると思うのですが、地肌のねずみ色がほとんど出てきていないので、パッと見、紅白みたいです。とはいえ紅色の雰囲気が紅白とは全然違いますので見る人が見れば五色と分かります。とにかく綺麗で良い水槽になりました。

去年の秋から紅質のいい五色を水槽部屋に数多く持ってきましたが、売り物としては超不人気でいまだにほとんど売れてないのですが、それでも損した気分になることもなく、満足感いっぱいです。今シーズンが始まったら、じっくり育てていずれ大きくなったらメイン池で、(まだ愛好家でない方への)展示鯉になってもらおうかと考え中です。浅黄もいい質をしているのでこれも展示鯉候補ですね。

鯉の歴史を振り返ると、当才、2才ぐらいの時にはまったく見向きされない産卵腹が10年ぐらいすると歴史的大ヒット鯉のオンパレードだったりすることがあるので、現時点で挑戦権だけはありそうです(笑)。その反対、当才、2才で人気が出た鯉はその後は不発がほとんどなので、鯉って面白いです(笑)。変な話、私の仲のよい養魚場さんの生産鯉が当才のときに、よく売れたか、あまり売れなかったかは、自分の中でのチェックポイントです。私は当才時に人気薄だった時の産卵腹の子は特に大切にするようにしています。この場合の大切にというのは、そういう子たちはずいぶんと晩生の鯉だろうから、すぐに放出せずに気長に育てるということすね。

話をもどして、私はまだ愛好家でない方へのアプローチとして、良い鯉を見せていくというのは大切だことだと考えているので、メイン池は鯉たちのレベルを上げていって、(愛好家以外の)誰が見ても鯉って綺麗だな〜って思えるような状態にするのが目標です。愛好家以外のって書いたのは、愛好家になると楽しみ方が細分化するので(楽しみにあわせて知識も増えますし)、誰もを満足されるのはまず不可能です。

我家のメイン池の場合は、普通のサラリーマンで到達できる範囲の最上級を目指しているのと、実際問題、どこまで可能かというのを自分自身の模索も含めての実践中です。カシラ鯉を育てるようなことは一切ありません(出来ませんが正解です)。上手く行けば我家の池を見ていただいて、このぐらいの鯉で満足できるという人なら大抵の職業で可能だとわかってもらえるし、満足できない場合は、職から考えてもらわないといけません。

最上級クラスの鯉で、きちんと実力を引き出す飼育がされれば、普通のクラスではかなう相手ではないですけど、それらは憧れということで、憧れのある世界はとても大切だし、現実は現実で大切です。私も若い頃に車が好きだったときは、一度はGT-Rに乗ってみたいな〜って思いつつ、買えるわけもないので楽しくスターレットに乗っていましたけど、自分が乗れないならGT-Rは世の中に不必要と思ったことはありません。やっぱり憧れをもれつものって大切ですし、実際、買える人にはぜひ乗ってもらいたいっていう感じです。

鯉も全くいっしょで、憧れの鯉は必要で、それを買える人にはぜひ買って楽しんで欲しいと思っています。鯉の世界の層を厚くするという点では、憧れる層が楽しめる鯉の充実が大切になってきます。この辺りが私自身の住みかでもあるし、掘り起こさないといけないターゲット層ですね。鯉でいうと、各年齢時においての、ちゅっぱの充実になるかな〜、ちゅっぱはスタンダードクラスみたいなもんですから、このクラスの充実が愛好家拡大の大きなキーになると思っています。

産卵腹のレベルが高ければちゅっぱのレベルもあがりますので、そのような場合、ちゅっぱもほんと馬鹿にできません。愛情をもって育てると、愛情の注がれ方が少ない上級クラス鯉よりもずっと立派になったりします。ちゅっぱを馬鹿にするものは、ちゅっぱに泣くって感じでしょうか。

 

2008.1.8


今日は暖かい日でした〜、何でも3月並みの気温だったようです。

メイン池を何気に見ていたら、一匹の紅白が棒のように底でじーとしているのを発見、池の縁をたたいて音で刺激をあたえるも微動だにせず、(理由は分からないけど)あ〜ぁ死んじゃったよ〜って思って、タモで掬おうとしたら思いのほか元気でした。

単に寝ていただけなのか、調子が本当に悪いのか、イマイチ判断がつかないのですが、肩口の鱗に打ち身のあとのようなものがあったので、念のため270LFRP水槽に隔離して0.5%塩水浴としました。40cm台の鯉だと思うので、ちょっとFRP水槽が狭いのですが、水温も低いし動きませんのでガマンしてもらっています。

その他の鯉たちは元気にしていました。70cm台の大正三色の体表に少しだけ白い部分があるような気がしましたが春になれば自然に治るでしょう。

メイン池も11月過ぎから餌切り中なので、餌を切った直後は少しずつ痩せていきまいたが、いまでは痩せどまって、体が締まった感じになっています。痩せ始めより体中満遍なく痩せて見栄えがよくなった子たちもいたりしますね。やっぱり冬にしっかりしている鯉は夏もしっかりしています。

 

2008.1.7


今朝はたまたま実家でかかっていたテレビのニュースコーナーで錦鯉が特集されていました。内容は世界で錦鯉が人気があることと、イスラエルで錦鯉の生産がされていて十分な品質があるので海外のバイヤーが買い付けにきていることなどでした。イスラエルではKHV対策にワクチンを利用していることなども紹介されていました。

紹介されていたイスラエルの養鯉場さんはもともと食用の真鯉(ドイツ鯉みたいでしたけど)を生産していたらしく、その中からたまに紅色を持った鯉が生まれるそうで、てっきり鯉が病気になって赤くなっていると思っていたら、日本では色のついた鯉が観賞魚として存在していることを知って、錦鯉生産を始めたそうです。

私的に真鯉から錦鯉が作れたらな〜って思っていたのですけど、イスラエルの養鯉場さんの経緯をみると、一定の頻度で真鯉から紅色のついた鯉が生まれるわけですので、可能性がちゃんとあるんだ〜って妙に感心した次第です。

イスラエルの養鯉場さん自身が言っていましたが、目標は日本の錦鯉のレベルに達成させることだそうです。たぶん生産した錦鯉だと思われる映像が写っていましたが、確かに輸出用と考えると十分なレベルですけど(日本の輸出用とそう変わらない気がします)、私の好きな錦鯉のレベルには達していませんでした。各パーツの作りが荒い印象を持ちました。ただ、コメントを聞くにイスラエルの作り手さん自身がそれを分かっていると思われるので、本当に追いつかれたら、日本の鯉のメリットってブランド名だけになっちゃうな〜って感じです。平家物語のような悲しい状態にならないように日本も頑張って欲しいと思います。

ニュースのアナウンサーの締めくくりのコメントは、「世界各地に錦鯉の産地が出来そうですね!」という軽いノリでした。そんなに産地が出来たら日本の生産者さんの多くが潰れちゃいそうなので、それも困っちゃうな〜って私は思っちゃたのですけど、とはいえ、どうにも出来なかったら仕方がないですしね。とにかく輸出だよりは今後ますます危険そうなので、私は国内需要の新規開拓・掘り起こしで行こうと思います。

 

2008.1.6


野外FRP水槽

 



越冬当才


先日、紹介した野外の当才越冬中FRP水槽です〜。

管理はうちの親父さんがしているのですけど、すこぶる元気です。蓋にしているポリカーボネイト性の波板をあけると、当才(パール昭和、浅黄、松葉)たちが元気にいっぱい寄ってきます。昼間は太陽の光で暖めて、夕方には波板の上に発泡スチロールを置いて朝の冷え込みがきつくならないように備えます(ここはポイント)。

簡易濾過槽ですけど水の調子も良いですしね。11月ごろからほどんど成長していないと思うので、まだまだちっちゃくて可愛いですよ〜。水槽部屋の16℃飼育の当才たちも毎日見ているとほとんど成長して無いように見えますけど、この子達と比べるとやっぱり大きいです。16℃とはいえ毎日餌を食べていることだけはあります。

鯉を見たときに感じる美しさって鱗に影響されている面もずいぶんあると思うので、自然越冬だと鱗が詰まる分、魚体のひかり具合が良くなるのではないかな〜とか勝手に思っています。

勝手に思っているわけですけど、関連するような理由はあって、鱗に銀がでるタイプの産卵腹の子達は、その中で見た目に銀が乗っていない子でも、鱗に銀が出ないタイプの産卵腹の子達にくらべて肌の輝きがよい気がします(気じゃなくて実際よいと思います)。

普通に考えれば、鯉の体に当たった光は鱗を通って皮に当たって再度戻ってくると思うので、鱗の質っていうのは魚体の輝きにとって大切なんじゃないかな〜って思えて仕方がありません。鱗は表皮でなくて真皮ですしね。そう考えると鱗の目が詰まっている方が乱反射が起こりややすい分、内側から輝いている感じを受けやすいのではと思っています。

私的には評価が出来た経緯がさっぱり分からない話ですが、品評会だと鱗に銀を噛むとポイントが下がるわけですので、銀を噛んでいない鯉を出品した方がよいわけです。ただ、単純に銀を噛んでいない鯉を選ぶよりは、同腹鯉たちに銀を噛んでいる子がいるのを確認して、その中から銀を噛んでいない個体を選ぶ方がツヤよく綺麗に見えるので賢いです。

そういうのもあって、鯉は各個体を個別に見ていくよりも、まずは群泳をみればその産卵腹の特徴や出来不出来がわかるので、それを考慮して好みの個体探しに入ると鯉が選びやすいです。


2008.1.5


年末年始と忙しく、このところメイン池はほったらかしになっていたのですが、今日のぞいて見たら鯉たちは元気いっぱいでした。

年末に白山養鯉場から持ち帰ってきた紅白さんもテリがずいぶん増していました。白山の冬場は冷え込みが厳しく、沢水も利用しているため水も冷たいですから、鯉にとっては冬修行している状態です。そのため肌が荒れ気味になったりとかするんですけれど、白山の寒さに比べれば我家は路地での自然越冬とはいえ、ずいぶんぬくぬく環境なのでこちらにきたら肌が本来の艶々に戻ってきます。生き物って敏感だな〜って思いますね。たまたま、我家のメイン池の水の調子が現在とても良い状態にあるというのもテリを上げるのに作用しているはずです。

鯉って素質があっても、飼育環境が悪いと綺麗に育たないし、飼育環境がよくても素質がないと綺麗にならないしと、分かりやすいほど単純です。単純なんですが、両方を両立させるのはなかなか難しかったりします。ほんと鯉っていろんな要素の組み合わせなので長く飽きずに楽しめるように出来ています。なんだかんだと趣味の完成度としてとても上手く出来ているので感心しちゃいますね!。

そういえば、鯉の話ではないのですが我家に新しいカメが仲間入りしました。ミシシッピーなんたらだったと思うんですが正式名称は忘れました。カメは爬虫類とはいえ見ていても可愛いし、けっこう癒し系キャラです。カメは万年っていうだけのことはあっておめでたい感じもします。近頃、カメ飼育もずいぶん楽しくなってきました。

私の場合は楽に飼えることが最優先なので、

・一週間ぐらい餌をあげなくても死なないこと。←家族で旅行とか行けるように。
・冬のヒーターがほとんどかからないこと。←電気代がかり過ぎると家計がピンチで嫁に怒られます。
・鯉の餌で飼えること。←生餌では手間と餌代が大変〜噛まれてもイヤだし、鯉の餌ならいつでもあるし。
・大きく成長しないこと。←持つと重いし力も強いので世話が大変。
・1つの入れ物で複数匹飼えること。←1個体につき1つの入れ物だと設備が大変

が前提になっています。そう手間要らずってことですね。今いる3匹は上の項目にすべて当てはまっています。楽さを考えると大きくならない種類のミズガメが好みですね〜。リクガメも好きですけど、手間を考えると気軽には飼いきれません。いろいろ条件を考えると鯉を飼っている人に向いているカメはミズガメだと思います。カメに興味がでたらミズガメをオススメしておきます。

 

2008.1.4


昨日はフィッシュランドの売り出し2日目にお邪魔してきました〜。売り出し初日の賑わいと打って変わっていつもどおりの人出となっていました。今年みたいな売出しはメリハリがあってよいな〜って感じたので、来年もぜひ頑張って他の養魚場さんとセットで初売りをしてほしいな〜って思います。今年みたいに作り手さんが来てくれるとなおうれしいですよね。

私自身は、この2日間の売り出しでフィッシュランド産浅黄当才を買いまくりました〜。この浅黄たちはとにかく肌が綺麗で素晴らしすぎです。浅黄だけに体も伸びやかですし体形も素直で見ていて気持ちが良いですね。こういう体形の鯉が好きなんですが、現実的には紅白>大正三色>昭和という順番で体が短くなっていく感じだし、万一こんな体形の昭和とかが出来れば最高だろうな〜って思います。

正確には質があって、かつ、この体形があれば最高だな〜っていうのが正しい表現で、パール昭和なんかを見ていると最終選別外の鯉なんかは体がスラーと長いですけど、あくまでそれらは質が落ちての体の長さなので、質があって体が長いのはやっぱり難しいですね。質さえ落とせば、鯉はどんどん大きくなるし、強いし、単純に飼育するだけなら良い点が多いですが、質が落ちると綺麗さがなくなるので観賞魚という面を考えると、観賞魚的にはレベルが低いな〜って感じです。

話がそれちゃいましたけど、というわけでしばらく我家は浅黄天国です〜。純白浅黄と緋模様がのっている感じで肌の良い浅黄の2種類をつれてきたのですが、特に純白浅黄はウエディングドレスの花嫁さんって感じで白さが目に焼きつきます。オス親が真っ白で大変綺麗だったのでそういう特徴を受け継いでいるのかな〜と思いました。メス親は一般的にイメージする浅黄らしい浅黄で、全国レベルの品評会でも賞をとってしまう状態でしたけど、今回の子どもはオス親の力がよりよかったのではないかな〜って私自身は思っています。とにかくナイスな浅黄で、大きさと質の美しさのバランスがとれた浅黄になるのではないかと期待しています。

フィッシュランドの当才たちは、現在ハウスで暮らしていますが、まだ加温はしていないので全体的に大きくはないのですが、それでも浅黄たちは他の品種に比べて一回り以上大きい感じでした。売りだしが終わったら、野池2才立てに向けて当才の加温を始めると思うので、春に浅黄がどのぐらいの大きさになっているか楽しみです。

フィッシュランドから去年秋に我家へ持ってきた浅黄、松葉、パール昭和の当才たちは、ただいま野外FRP水槽の中で自然越冬中で、週に1回程度咲きひかりレギュラーをあげているだけですがとっても元気です。今回のフィッシュランド生まれの当才たちはずいぶん強いので大助かりですね。当たり前ですが野外自然越冬なので大きさは秋のまま小さいです。自然越冬の浅黄と、昨日つれてきた浅黄をくらべるとずいぶん大きさが違います。そうやって見比べると、加温無しのハウス暮らしでもやっぱり育っているものだな〜って実感します。この大きさの違いというのは、これから2、3年も飼育すれば差がなくなるので、将来性とは関係ない部分ですけど、成長できないまで水温が下がる自然越冬というのは厳しいものだな〜って思います。


和風池


話変わって、先日、和風池のあるお庭の見学へ行きました〜(左写真)。見て思ったのは、和風池に錦鯉はよく似合うなってことです。世の中に錦鯉鯉がいなかった場合、和風池に泳がせてマッチする魚っているのかな〜って思いました。

和風池には錦鯉、いい組み合わせです。


2008.1.2


今日はこの辺りは初売りでした〜。新年始まっていきなり楽しいイベントがあるので、錦鯉愛好家とすればうれしいですね。デパートの初売りへいくより鯉やさんです。

今日は一日で2軒を回らないといけなかったので、早起きして白山養鯉場へ向かうはずが目覚ましの故障によりいきなり寝坊〜ガーン!。朝ごはんも食べずに白山へ向かったので何とか午前8時半過ぎには到着。そうしたらすでにいつものメンバーさんたちが到着していました。私よりずーっと家の遠い人もいるのに〜みんな早いです。

よい大正三色がいたので、欲しいな〜っていう気持ちが湧き上がってきたのですが、年末に白山紅白2才を購入したばかりなので、なんとかガマン・・・、でも今度お邪魔したときには買っちゃいそう(笑)。自宅にもいっぱい鯉がいるのに(白山産の鯉もいっぱいいます。だってファンだから)、それでも見ていると欲しくなってくるから鯉って不思議です。

ちょうど小学生のお孫さんも遊びに来ていたので、鯉も見つつその子たちともしゃべっていたらあっという間にお昼の12時、次にお邪魔するフィッシュランドへ向かわないといけない時間となったため、白山養鯉場を後にしました。



フィシュランド売り出し

 



大山三色の一部

白山養鯉場からフィッシュランドまで田舎道を車で走ること1時間50分、午後2時過ぎに到着しました〜。

到着したら、むちゃくちゃたくさんお客さんがいたのでビックリ!。当初のアナウンス通り、大山(おおやま)養魚場の大山さんと谷口養鯉場の谷口さんもみえていて、大山さんは大正三色、谷口さんは紅白を販売されていました。これがまた人気で、私が到着したときにはすでにけっこう売れていて、その後、イベントのようなことをしながら、谷口さんの紅白は完売!、大山三色も残すところ7匹ぐらいでほとんど売れちゃいました。店内にビニール袋詰めされたお客さんの鯉が所狭しと置かれて、こんな光景はじめてみたよ〜って感じで、これこそ初売り〜って雰囲気でした。

フィッシュには設立年から出かけていますが、いままででもっともお客さん密度が高かったと思います。ギューギューって感じでした。これって大山さん効果!?。

5年ぶりに見た大山大正三色当才は、5年前の鯉がそうであったように、大山三毛の特徴がきちんと出ていてとてもうれしくなりました。大山三毛は、墨質が深く吸い込まれそうなほどに黒いのが特徴です。

大山さん自身、日ごろより大正三色の墨は覗き込んだときに顔が映るぐらい黒に深みがないといけないと言っているだけあって良い墨質をしています。これだけの鯉ですけど、大山鯉自体が国内流通にはほとんど出回らない(出回らせない)ので、もはや幻みたいな存在です。私自身は、フィッシュランドのおかげで、大山鯉を毎年見ることが出来るのでほんとうに感謝感激です。大山養魚場まで行けばいいのですが、そうそうは行けません。

今回、谷口養魚場さんの鯉を初めて見ましたが(メス親が白坂さん紅白と書いてありました)、ツヤがあって明るい紅質でした。ちょうどフィッシュランドが3年前に作った大助系紅白の紅色に似ている感じでした。大助系紅白のメス親は森田センスケである大助メスと丸山紅白オスから生まれているので、その辺りの雰囲気が似ているのかもしれません。機会があったらぜひ見てみてください。

広島から大山さん、谷口さん、そのお客さんたちでフッィシュランドまで遠征してきてくれていたのですが、とにかくパワフルな一団でした。広島のお客さんたちがフィッシュランド自体を気に入ってくれたそうなので、私も近所の者としてちょっとうれしかったです。


2008.1.1

初詣


新年明けましておめでとうございます。さっそく近くの神社へ初詣に行ってきました。風が冷たかったのも相まって身がピシッと引きしまる感じでした。自分にとっても皆さんにとってもよい年になるとよいですね。今年もよろしくお付き合いください。

コイパーク始まります〜。

明日からは各地で初売りが行われると思います〜。私も出かけてきます。お正月でも普段の日でも同じ鯉なら将来性はまったく関係ないのですが、お正月に購入いたほうがおめでたい感じ分お得ですね。特に紅白なんかは、まんま紅白模様なので大変めでたいです。

飼育方法は人それぞれですが、鯉を大きく育てたいなら鯉の傾向を知ることが大切です。傾向を知って鯉を探しましょう。完全に勘だけではなかなか当たりません。

ポイント1 色素の面積が多い鯉が大きくなりやすい。(紅色に限らず、ねずみ色、黄色、など)
ポイント2 胴体部分の長い鯉が大きくなりやすい。(鯉に限らず巨大になる淡水魚は胴が長い)
ポイント3 質が悪い鯉が大きくなりやすい。(ツヤのない鯉など)

公園などにいるでっかい錦鯉なんかをみても、ポイント1-3がきちんと当てはまっていますよね。公園に行ったときはぜひ観察してみてください。よく分かると思います。ただ、大きくなるポイントがそろっていてもそれを支えるしっかりした骨格を持つ鯉でないと大きく体形が崩れます。愛好家としてジレンマになるのが質のよい鯉は伸びにくいという点です。一般的に、だれでも艶々で綺麗な鯉を飼育したい訳ですが、そういう鯉はどうしてもツヤが落ちる鯉に比べて大きくなりにくいです。

鯉の基本傾向はこんな感じなので、ポイントを押えると鯉選びはずいぶん楽になりますよ。大きくなりにくい鯉を選びたい場合はポイント1-3を反対にすれば大丈夫です。

 

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