錦鯉飼育日記 日々の記録 2007年9月1日-2007年12月31日(since 2003.1.31) |
2007.12.31 |
今年よかったこと。 鯉に関してはこんな感じかな〜って思います。 というわけです。 |
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2007.12.29 |
この鯉は、当才の冬だけは4tFRP水槽で加温飼育されていたはずですけど、その期間以外はほとんど野池ぐらしです。冬もほどんど野池暮らしなので、我家に先日もって帰ってきてからが事実上の泉水暮らしになります。野池暮らしが長かったので、自宅池に馴染んでくれるかどうか心配でしたが、今のところのんびり暮らしているようです。 車から自宅池まで鯉と水の入ったビニール袋ごと持って歩いたのですが、とにかく重たかったです。手伝ってくれる人はいないし、落とすわけにもいかないし、足腰がカクカクしていました。カクカクしながら池にたどり着いて、池に合流させ、まず最初に感じたこと、うちの池には(鯉が)デカすぎた!です。ちょっと予想外の展開でしたが、そのうち見慣れるかな・・・!?。うちだと70cmぐらいがちょうど見栄えがいい感じがします。
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2007.12.26 |
フィッシュランドは1月2日の正午から、1月3日、4日と売出しです。 1月2日当日は広島から大山養魚場の大山さんと谷口養鯉場の谷口さんが鯉をもってやってくるそうです。それもあって正午からが売り出しになったようで、しかも当日には広島へ帰ってしまうため1月2日限定販売のようです。大山さんは5年ぶりに大正三色当才をつれてやってきます。前に大山大正三色当才を私が見たのは5年前か〜って思うと自分が歳をとるのが分かります(その間に私は2人の子どもの父親になりましたもんね)。 私は面識がありませんが谷口養鯉場の谷口さんは今年から独立されたようで(話はどこかで小耳に挟んだ気がしたのですけど・・思い違いかも知れませんが)、立鯉志向の方でもあり大山養魚場の大山さんとは仲がよいそうです。フィッシュランドの責任者さん自身も以前から知っている方のようで、頑張って鯉を作っていると話していました。まだ若いそうだし実力もあるそうなので、ぜひ頑張って欲しいな〜って思います。大山さんと仲がよいとなると、きっと面白い人のような気がするので、そういう面でも期待大です。 そんなわけで、初売りは2日の日にイベントが重なってしまったので、例年2日のお昼頃に白山の売り出しに出かけていたのを早めて、朝一から白山の売り出しに出かけて、昼からフィッシュランドへお邪魔しようと思っています。移動が大変だけれども楽しい一日となりそうです。るんるん〜。 |
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2007.12.25 |
毎日たのしく拝見している室生養鯉場さんのHPでずいぶん褒めていただいてありました。コイパークは愛好家を増やすための目的をもって作り続けているのは確かなのですが、現実的は何の力にもなっていない気もするので、お恥ずかしいかぎりというか、頑張りが足らないというか、もっと何かの役に立つように精進しないとな〜思います。 自分の感覚では、鯉って全然売れていないと思うし、その原因は愛好家の少なさだと思うし、愛好家の少ない原因はいろいろ思いつくので、それらを解消していけばきっと愛好家は徐々に増えるだろうと考えてます。ただ1ついえるのは、何もせずに愛好家が増えることはないだろうということです。当然、人にはそれぞれにできる範囲というものがありますので、私は私なりにできることをコツコツするだけです。 例えば品評会が行われとき、運営側の出品者はどんな鯉を持っていくか、会場で鯉が傷むといけないから手持ちのいい鯉はもっていかない、そんなことでは愛好家は増えません。運営側に愛好家を増やす気があるならそれこそ手持ちの一番いい鯉を持っていくのが行動というものです。 今、これまでの歴史を振り返ると鯉が売れないのは当たり前のことなので、当たり前のことを嘆くよりも愛好家が増えるように努力した方がポジティブですしね。鯉に限って言えば、一軒がすべての市場を掌握する時代から、一軒ずつは小さくともそれぞれの長所を活かして相互連携していく時代へ入ってきているかな〜って感じます。ただ、連携といっても基本的な考えは一致しているもの同士でないと空中分解するので注意が必要です。
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2007.12.24 |
クリスマスは日本にしっかり根付いて、我家のあたりでも電飾の家が増えてきている感じだし、イルミネーション祭りとパーティーがセットになった独自イベントになってきています。私もなんかプレゼントがもらえないかな〜。 さて、メイン池の水質がとてもよいため鯉たちのテリがよくでていて艶々になっています。井戸水の注水もあるのですが、やはり池を作って3回目の冬を向かえている分、冬の水の出来が早くなってきているのかな〜って感じています。この状態なら、来年の春もマゾテン、デミリンの消毒無しでいけそうです。うまくいけば、今年の春も消毒していませんので、2年間消毒なしになりますね。 池を作って3回目の春で、そのうち一年目を除く2年間消毒無しで行けたら、なかなかいいんじゃないのかな〜って思います。水さえしっかりしていたら、鯉なんてほんとに強いもので、病気にもほとんどならないし薬いらずです。日ごろから薬を使わないからか、調子を落としても塩で回復しちゃうし、鯉って育てやすいな〜って思いますね。飼育一年目はボコボコ死なしていたけど、今振り返ると不思議で不思議で状態なんですが、結局のところ当時は水がうまく作れていなかったのだと思います。 そんな感じですけど、当才の眠り病だけはかかることがポツポツあります。症状の程度はさまざまで早期発見すればそれこそ塩水浴3日で完全回復のときもあるし、発見が遅いときは泳ぎに力がでるまでに2週間ぐらいかかることもあります。同じところからきた当才たちでも、数が多いため二つの水槽に分けて飼育していたりすると、片方は眠りになって、片方はならなかったり(症状がでない)、ストレスの大小によるものか、ばらつきが多いです。眠り病が世の中からなくなることは難しいと思われるので、これだけ早期発見できるようにだけしておくことが出来たら、水質を保つだけで鯉の病気対策はほとんど終わりな気がします。 鯉を初めて飼い始めた後、薬の使用量がほとんど無くなったら、鯉の飼育が上達してきたといえるスタートラインに立つことになるのかな〜って思います。
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2007.12.23 |
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2007.12.21 |
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2007.12.19 |
下の子は頭の丸天を擦りむいて、丸天がドーナツ模様になってしまいました。愛称をドーナツにしようかな〜。肌もとっても綺麗だし、将来が楽しみです。ただ、この子は臆病なのか、今シーズンほとんど池の中で見かけなかったので、食べ負けないかだけが心配です。全然みかけなかったけど、きちんと伸びているので、成長力はそれなりにあるのかもしれません。そう、低燃費鯉さんなのかもです。 ワンシーズンたって見比べるのは楽しいですね!。 |
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2007.12.18 |
話変わって、今月の新入りの大山紅白だけは、購入時点ですでに愛称があったので、我家でもそれを引き継いでいこうと思っています。愛称はケロヨンって言うのですが、目がカエルみたいなのでケロってついているのだと思います。ヨンはなんだろう!?。ケロヨンはなかなか可愛いいのでお気に入りで、もし上手く育ってくれたらメス親にでもしようかな〜って思っています。カトウ紅白系紅白なので、紅花系・大助系紅白とは相性がよいようですし、ちょうど我家には紅花系・大助系紅白共にオスがいるので、それらで親鯉セットにしてもいいかな〜ってところです。そういう夢も含めて楽しみです。 ただいま冬の飼育中ですが、我家は野外池・FRPは例年自然越冬、水槽部屋の当才たちは16℃加温飼育をここ数年続けています。16℃だと少なく餌をあげて少しは成長するぐらいの状態で越冬です(秋と一冬越した大きさがそんなに変わりません)。加温をやめて当才の自然越冬も出来なくはないけれど、それだと楽に越冬させているというのともちょっと違うので、楽に飼育できるギリギリの水温と光熱費の兼ね合いから16℃で飼っています。16℃だと毎日餌もあげられますので元気一杯です。餌も少しで十分です。 16℃飼育を始めた当時は光熱費は少しでも安くしたい〜っていうケチ臭い面からのスタートでもあったわけですけど、最近は地球環境に優しい飼い方なんでは?と思うようになりました。というか完全にエコ飼育だと思っています。鯉を普通に飼育するにあたって、冬に加温して鯉をどんどん成長させることのメリットってなんだろうということです。 べつに冬に成長させなくても、春以降、暖かい季節がきたら鯉は勝手に大きくなっていくし、加温することと将来性とは別になんにも関係ないし(生まれた素質は水温ではそうそう変わらないはず)、成長するから楽しいというメンタル面でのメリット以外に大きなメリットはたぶんないんじゃないかな〜って感じています。楽しさを少しだけ我慢して、その分を地球環境に優しくする、これも素適なことなんじゃないかな〜って思います。 ジャンボ当才が良く売れる(今はジャンボ当才でないと売れないが正しい表現かも??)から、どんどん燃料を焚いて大きくするのが昨今の主流(鯉は冬でもどんどん成長する魚であると勘違いする人がでてくるのではと心配になるぐらい主流)ですけど、早く大きくすることで鯉の将来性向上(もって生まれた力が増幅される)につながっているのであれば、それも完全な無駄ではないかもしれません。正直、将来性との関係はほとんど何にもないはずなので実際には燃料だけが浪費されて地球から減っているの状態と同じだと思われます。そういうのって、ちょと寂しいかな〜って気がしています。鯉もなるだけ地球に優しくあってほしいですね。日本だと鯉は冬でも加温しない・高水温がいらないところが利点なので、そういう熱帯魚でない点をもっとプラスに生かしたいです。熱帯魚でないところは大きな魅力だと思います。 明け2才で野池立てする鯉は仕方がない面も大きいですか、それ以外で販売される鯉はどんどん成長するほど加温してもらわなくてもよいかな〜っていうのが私の個人的な思いです。加温すれば経費もかかるし、その経費はどうなるかといえば、鯉代に上乗せされるだけだし(鯉の値段があがる)、そういう鯉を受け入れようと思ったら受け入れるだけの設備を用意して自宅でも加温飼育をしないとだいぶ危険だし、そうすれば日ごろの維持費もかかるし、そこまでしても将来性はなんら変わらないという虚しさ・・・、そういう状況ってつかえるお金が増えないのであれば、鯉を買いひかえて収支を合わせざるをえないので、好きな鯉を買いづらくなっちゃうだけのような気がしています。しかも地球環境にも悪いし、何とも良いことが少ない気がします。
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2007.12.16 |
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2007.12.15 |
鯉の年齢を調べるのに、過去の日記を見ていたら、コイパークの初期の頃は鯉の病気とずいぶん闘っていたな〜って感じでした。今思えばなんとも不思議な感じです。今でも調子を崩すことはありますけど、滅多にないし、あったとしても塩だけでまずOKです。 鯉って続けていると(奥は深いんですが)手間隙はかからなくなってきますね。手を抜くという意味ではないですが慣れというのも鯉に余計なストレスを与えなくてよいのかもしれないです。手間をかけている気がしない今の方が、手間をかけていた昔よりも鯉が元気なので、今までを振り返ると少し笑えてきます。昔はいろいろ試していた水質浄化剤とか、そんなのなんにも使っていない今の方が鯉が元気なわけですから、、、(笑)。
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2007.12.14 |
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2007.12.12 |
そういえば清水寺恒例の今年の感じが”偽”に決定しました。以前、この日記で予想したとおりになってしまいました。何とも嫌な世の中になったものです。世の中、偽だらけって感じですね。これだけ偽が蔓延しているなかで、鯉だけ清い世界ということはありえないと思うので、だまされたくない方は日ごろから注意が必要です。説明書き(年齢、性別、生産者、親鯉などなど)よりも実物の鯉を見たときに感じる雰囲気を大事にすることが大切です。腐ったものを食べたときに、舌が感じる味を信じるか、書かれている消費期限の日にちを信じか、どちらを信じるかみたいな感じです。人間の感じる力って意外と素直です。感じる力を邪魔するのが大抵知識です。 さて、久しぶりにメイン池のエアーを止めて眺めていたら、先日、我家に合流した大山(おおやま)産カトウ紅白系紅白3才が一番まるまるしていることに気がつきました。今年は我家の鯉たちもずいぶん太ったな〜って思っていたのですが、まだ太りが足らなかった感じです。今年は秋が暖かかったですので、10月ぐらいになってから目に見えて鯉が太ってきていたのですが、こんなペースで大丈夫なのかな〜って弱気になった分、どうも丸さが足らなかったです。来年は鯉の数も減らして、夏場と終盤の餌やりも改善していきたいと思います。 この前、鯉友達のジャンボ好きKさんに餌やりの話を聞いたら、今年は咲きひかり4袋ぐらいしかあげていないとのことでした。確かに鯉の数は少なめに飼ってみえますが、総魚体重にしたら密飼いで鯉の多い我が家の方が負けているような気がします。しかも、例年以上に今年は鯉たちが良く育ったとのことだったので、低燃費というか実に飼育者思いの鯉たちだな〜って思います。 今年、学んだことはよい鯉は思ったほど餌がいらないということです。ほんと低燃費です。 |
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2007.12.10 |
今回、展示鯉を見ていたら、一番安いマスにいい雰囲気の鯉を発見!、話を聞いてみると野池でけがをした一箇所の鱗が不揃いになっているようで、安く放出ということでした。怪我をした鯉には申し訳ないけれど、私的にはやったー掘り出し鯉だーってことで即購入してきました。キズのある鯉とキズのない鯉が同じ値段だったら嫌ですが、キズがある分安いので問題ないし、キズがなければ私には手が届かないだろう鯉が、私の手に届くようになっちゃうのですからほんとに助かります。 この前、カメの話で聞いたのですが、甲羅にゆがみやズレがあったりすると、まず売れなくなっちゃうのが日本市場の特徴らしいです(海外はそんなことはないそうです)。売れないというのは値引がなくて売れないのではなくて、値段を引いても売れないのだそうです。結局、キズ分の価値がなくなるのではなくて、価値そのものがなくなっちゃうのでしょうね。普通に生きているだけでは価値がないわけですから、命の値段はタダみたいなものです。 この話を聞いて、なんとなく寂しい思いになっちゃったんですが、工業製品相手ではないのですから、もうちょっと寛大に生き物に接してあげたらよいのに〜って感じです。生き物を飼うというのは置物を所有するというのとは意味が違うと思うんですよね。傷はないほうがよいですが、キズがあるのも生きている証ですよ。 というわけで、紅白を一匹購入してきたのですが、てっきりフィッシュランドの自家産かと思ったら、大山養魚場産の3才でした。よく考えてみれば、私が去年大山養魚場へ鯉見学へ行ったときに2才で見せてもらった鯉たちの中の一匹でした。血筋的には大山さんが手に入れてきたカトウ紅白メスに、フィッシュランドが一番最初に作った自家産紅白の中から出来たナイスなオスのペアから出来ています。カトウ紅白は丸山紅白のメスと阪井フジコの子になるオスから生まれているときの子なので、今日購入してきた紅白(大山紅白)から見るとフジコは曾お爺さんにあたります。 フジコ♀--?♂ ローズ♀--?♂ 去年、とってもお気に入りだった大山養魚場産カトウ紅白系の一匹が、我家にたどり着くとは思いもよりませんでした。こういうのが運命というのかなってちょっと思います。
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2007.12.8 |
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2007.12.7 |
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2007.12.5 | 今日は陽が差していたので、メイン池の水温が13℃まで上昇していました。シーズンオフの餌切り中のため、メイン池は水が透き透きです。シーズン中、餌をあげるために透明度がいまいち悪かったのがまるでウソみたいな状態です。
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2007.12.4 | 昨日の雨でメイン池の水温は急降下、11℃になってしまいました。11℃になると鯉たちの動きがずいぶん鈍くなってきます。気温の変化からか私の方は、昨日から鼻水ずるーずるー状態。むちゃ鼻声でまた風邪を引いてしまいました〜って感じです。インフルエンザも流行ってきたようで、ごらんの皆さんも風邪やインフルエンザにはぜひご注意ください。
今日の写真は我家にいる一本緋軍団です〜。私は一本緋な鯉が大好きなんですけれど、一番の理由は一本緋は紅質が良いということです。切れ間のある模様の紅質では一本緋の紅質にはかなわないので、模様云々の前に紅質にこだわればこだわるほど必然的に一本緋に行き着いてしまいます。 紅質がいまいちの産卵腹では、当然一本緋模様でも全然ダメですが、紅質の良い産卵腹で、かつ一本緋であれば無敵級ですね。模様を優先するか、紅質を優先するかは各自の好みですけれど、私の場合は紅質を優先していますので、家に一本緋タイプの鯉が増えてきます。模様と紅質のバランスがとれたところがあるといいのですが、模様もあって紅質もそこそこの鯉だと、一本緋で紅質が良い鯉の紅質から比べると、紅質がずいぶん落ちるというのが現実ですし、私の目はそのようにとらえています。 一番好きな紅質はCで、顔の形もCが好きでしたが、今年どうも食べ過ぎたようで残念ながらメタボリックになりすぎたため、そのうち離脱になる気がします。Cなんかは紅が濃厚でありつつ、紅の下に金紙が敷かれているかのように輝いています。というわけでCをのぞく、とりあえずしばらく残りそうな@、A、Bの中での話しだと、紅質はA、体の長さは@、模様がBです。一匹ですべてを満たすのは至難の技です。紅質的には@、A、Bどれもタイプが違いますが、オレンジではなく、まっかっかではなく、光を完全に反射するのではなく、一旦内側に光を閉じ込めた後に再放出する雰囲気は共通しています。どの鯉も今だからこそ赤色に見えますが、当才のときなんかはオレンジ以上に薄いオレンジ色って感じでした。 模様でいうとBはめちゃくちゃ好きでたまらないタイプです。当才の時は左右の切れ込みが(上から見ている分には)ほとんど分からない状態でしたけど、予想通り徐々に切れ込みがよいアクセントになってきました。この鯉がもっと大きくなると、切れ込みの(見た目の)面積も増えて、紅模様がうねってきます。大海原であったり、大河の流れであったり、早い動きではないけれど、実は大きな動きがそこにあって、こちらに自然の力を示すような迫力のような感じです。こういうタイプはいつまで経っても見飽きませんし、見ていると時間を忘れます。 鯉は存在感を楽しむ要素も大切なので、模様の雰囲気が個別にもつ鯉の雰囲気とマッチしていると、無言で見るものに多くのこと伝えてくれる気がしています。よい鯉に説明の言葉はいらないとはよくいいますが、説明されなくても心に直接伝わるものがあるのだと思います。 シンプルイズベスト、一本緋鯉にぴったり当てはまる言葉です。
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2007.12.2 |
さて、私的には修理を完了したつもりでいる水槽部屋の大型アクリル水槽(約1t)に水を満タンに張ってみました。張った感じでは水漏れが止まっているようなのですが、念のため1、2日様子をみたいと思っています。うまくいったらポンプをつけて稼動を開始してみる予定です。 外の当才たちもほぼ問題ないぐらいに調子が戻ったのですが、本格的な冬が来るまでに早く室内に移さねば〜って焦っています。野外でも越冬できますけど、室内で15℃ぐらいの越冬の方がやっぱり楽です。越冬保温だったら14℃〜16℃、加温飼育だったら20〜25℃ぐらいでしょうか。水槽が少なかったら加温飼育、水槽が多い場合は越冬保温が経済的な面と楽しさのバランスがよい気がします。 |
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2007.12.1 |
さて、今日は最高気温が16.5℃もあって大変暖かい一日でした。昼間は長袖シャツ一枚で十分って感じでした。これだけ暖かい日は早々ないだろうという感じだったので、メイン池の鯉たちを写真に撮ってみました。すぐにつかえそうなタライが長方形タイプのキングタライしかなかったので、それで撮影できそうな鯉が中心になっています。それ以上の鯉は検寸箱を用意してまたいずれ撮影予定です〜。
昨日がオスの話だったので、オスを何匹か紹介。 昭和@、Aは今年のチャレンジ稚魚飼育のオス親さん(両方2005年生まれ)たちです。春にどちらも39cmだったので9〜10cm伸びたことになります〜。春より少し幅が着いたかな〜って分、立派な感じが出てきました。この子たちは明け2才で我家に来ているので、それから考えると大きくなったな〜って感じます。 我家に初めてきた明け2才に少し大きめサイズだったので3才で50cm近くまで伸びてきました。我家は加温飼育をしていませんので、このぐらいでとりあえずOKって感じではないかな〜と思っています。オス親にしているので、、来年はメイン池でなくFRP水槽で暮らしてもらうかもしません。メイン池は過密だし、オス親は大きくする必要もないので、(FRP水槽で他の)親用オス鯉たちといっしょに暮らしてもらって、メイン池の負担を軽くしようと考えています。
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2007.11.30 |
こちらの地方はやっともみじが綺麗な色づきになってきて秋らしくなってきたところです。まだ小型ステンレスボールで1杯分の餌を1日1回あげています。餌の分だけは、体にボリュームをつけてきていると思いますが、伸びは止まっているのではないかな〜と思います。ここでエネルギーを貯めてもらって冬を乗り越えて来シーズンまた伸びて欲しいですね。 オス鯉にも何匹かお気に入りの鯉が出てきているので、まだ先の話ですけど75cmぐらいになるように育ててみたいと思っています。私自身は、オスメスに大したこだわりはないので、(当たり前ですけど)メスとオスは鯉の雰囲気が違いますから、メスならメスらしいいいメスが好きで、オスならオスらしいいいオスが好きです。メスは少しぽやっとした雰囲気があって欲しいし、オスにはより目つきの鋭さとかが欲しいですね。オスのいいところは体形が崩れにくいので餌のやり方とかを気にする必要がなく飼育がすこぶる楽です。模様も派手なのでパッと見の印象も強いですしね。 我家は池が1つしかなく、オスメス混泳のため、餌やり等はメスに合わせていますが、池が2つあったら1つはオス池にして、誰が見てもスゴイって感じるぐらいの筋肉隆々オス軍団を育ててみたいです。オスをメスらしく育てるのではなくてオスをオスらしく育ててみたいんですよね、あ〜やってみたい、夢ですね。 メスは80cm弱〜85cmまで、オスは75cm前後が各パーツのバランスがとれた大きさに見えるので、池の水量が小さくてもオスなら理想的な大きさまで成長させやすいです。私には、スゴイと美しいって別物で、バランスが悪くてもスゴイは存在できるけれど、バランスがよくないと美しいにはなれないと感じるので、バランスってとっても大切だと考えています。 私自身、野池に鯉をどんどん預ける飼育スタイルではなくて、自宅池でじっくり育てるスタイルですから、メスでないと野池に預けられなくて困ることもありませんしね。私が鯉に成長力として求めているのはオスでもメスでも自宅池でしっかり育つことです。キーポイントは自宅池です。自ら餌をあげて、そこで眺めるのが最終の鑑賞形態ですから、野池でよくても自宅池に環境を移したら体形が崩れるようでは何の意味もなくなってしまいます。自分の自宅池で体形が保てないような鯉には全然興味が沸きません。私的には同じ年の鯉なら体形の崩れた80cmより、体形のしっかりした70cmの方が断然好きです。 さて、水槽部屋の水漏れ修理中のアクリル水槽に充填したシリコンも乾いたようなので、明日にでも水を張ってみたいと思っています。ついでに濾過循環の配管もして運用テストも出来ればうれしいですね。上手く動くようになったら、現在、野外で暮らしてもらっている浅黄と昭和の当才に暮らしてもらう予定です。浅黄は肌がとてもよいので大切に育てて綺麗になったものから毎年徐々に品評会にでも出していこうかと考え中です。さんさん倶楽部やフィッシュランドで作った九紋竜たちもずいぶん長く(3シーズン連続!?)品評会で楽しませてくれています。 私の場合、正直、賞を頂いた鯉=自分が好きな鯉であるとは限らないし(どちらかといえばまず違うでしょう)、そのため、品評会で一番困るのは賞をとった鯉の扱いをどうするかですね。自宅でそのまま飼い続けるには(自分的に)物足らないでしょうし、かといって放流するのもなんとなく申し訳ないような・・・。けっこう悩みます。
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2007.11.28 |
当才は当才でも、鯉配り用に確保してあった鯉たちの残りを、またアクリル水槽に入れているのですが(野外です)、200匹ぐらいいるにもかかわらず一匹も落ちていません。質的に少々落ちるからか、餌を思い出したときぐらいにしかあげてこなかったからか、とにかくむちゃくちゃ強いです。この子たちをため池にでも入れてみんな60cmぐらいにしたらさぞ強そうな鯉になるだろうな〜って思います。強さという面では上品な鯉にはない野性味がありますね。どんな鯉にでも長所っていうのはあるものです。 さて、先日から修理している水槽部屋の大型アクリル水槽(約1t)のアクリル接着面にシリコンボンドでコーキングしました。お世辞にも綺麗なコーキングとは行きませんが、そこは素人として勘弁いただくとして、水漏れ対策としてはほぼ完璧だろうと思っています。シリコンボンドが乾くのをまって週末には水が入れられたらな〜って感じです。ちょうどシリコンボンドが2本必要でした。シリコンボンドはアクリル・プラスティック用を使用しています。 この水槽は上部濾過槽で循環させる予定で、今野外のFRP水槽で使っているRio2500をこちらに移して利用するつもりです。上部濾過槽といえ、水中ポンプ稼動なので、水替え時などでもポンプを停止させる必要がないのはとっても便利です〜。メンテナンス性というのはとっても大切な要素ですね。 我家は中古購入の水槽・用品も多いので、使う前に修理が必要なことがたびたびあって、それにかかる材料費とその労力を加算したら新品を買ったほうが良いのではないかな〜と思うこともあります。直したところで見栄えは悪いですし。それでも先立つものがないから、ついつい最初の価格が安い中古品に心が動いちゃうんですよね。 |
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2007.11.27 |
すでに餌を少なめにしているため、どうやら鯉たちはお腹がすいているらしく、ずーと藻をかじっては食べています。そのため自然の色揚げ効果で顔が少々黄ばんできました。紅色も揚がってくるので、肌と紅のコントラストも高くなってくるし、目立つわけではなのでOKですけど、できれば白い方がうれしいかな〜って感じです。我家ですと、例年、餌やりを始める直前の4月後半が一番黄ばんでいる時期になりますね。 大切にしている昭和で愛称雪女も食欲旺盛らしくて黄ばんできています。去年までは澄んで冷たい感じの肌質でしたが、今年は黄ばんで暖かい肌色になっています。この子は後半のスラリとした体形が気に入っているので、肌の風味にかかわらず、当面は飼い続けてみようと思っています。私にとってはお気に入りの子です。 話は変わって、極微量の水漏れを起こしていた大型アクリル水槽の水を抜いて、シリコンコーキングできるように準備しました。ホースで水を抜いてもどうしても底のほうに5mmぐらいは水が残ってしまうので、その水を取り除くのが大変です。いい方法が思いつかなかったので、雑巾に吸わせてバケツに絞るベタな方法を繰り返して対応しました。底の面積が広いので水深5mmといっても思いのほか水量があるもんです。バケツにもずいぶん水が溜まりましたよ。 早くコーキングして今週末には水槽が稼動できるようにしたいと思っています。野外にいる当才たちを冬の寒波が来るまでに水槽に確保したいですね。水槽に確保しても加温飼育はしませんのでほとんど成長しませんが、寒さでダウンすることはないので管理は楽です。大きさは小さくても2歳以上になると自然越冬で全く問題無しなんですけど、当才は自然のまま小さくても、餌をあげて大きくしても、冬の弱さは同じような気がします。
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2007.11.26 |
話変わって、先日修理した水槽部屋の大型アクリル水槽に水を張っておいたら、次の日、底のほうから極少量水漏れしていました。水を張った直後には、水漏れが無かったので、OK〜問題なしって思っていたのですけど、甘かったです。ほんとに極少量なので、アクリルのつなぎ面に超小さい亀裂があるのでしょう。前回修理した部分はバッチリ防水できていました。 このまま運用したら、たぶん亀裂にゴミがたまって水漏れはしなくなると思うのですが、この際だから修理しておこうと考えています。水漏れが少なく原因の切れ目自体を探すことが困難なため、アクリル同士のつなぎ目を全部シリコンボンドでコーキングして対処しようと考えています。この処置をしておけばたぶん完全防水できて、すぐに運用までもっていけると思います。年季の入った中古品なのでこういう手間隙はかかるのですが、修理がうまくいって運用ができるようになると、自分で修理しているので愛着が湧いてきます。
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2007.11.25 |
さて、いつもお世話になっているフィッシュランドや白山養鯉場も出品されていたので、ちょっと紹介です。
毎年品評会を見ては思うことは、自分の好きなポイントである(鯉の生まれ持った)ツヤに関しては、評価の加点がどうも少ないな〜ってことです。模様で上位に食い込む鯉もいるし、大きさで上位に食い込み鯉もいるのですけど、ツヤで上位に食い込んでいる鯉は残念ながらいません。ルールあっての品評会ですから仕方のないことですけど、それでも自分の好きなポイントが評価されにくいというのは寂しい感じがあります。
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2007.11.23 |
これまで水温の高い夏には餌の量を多めにあげていたので透明度が悪かったのですが、来シーズンは夏時期は餌を減らすぐらいの気持ちに切り替えるつもりです。水温が高い分、バクテリアの動きもよさそうのなので餌が減れば透明度も上がるかもしれません。暑い時期に餌をどんどんあげても、別段、成長が早くなる感じでもないし、当然ボリュームが付くわけもないし、かえって大切な秋の時期のボリュームの付き方の足を引っ張る感じもするので、夏にたくさんの餌をあげるのはやめます。夏は身がしまっているほうがよいです。 今シーズンの(メイン池・FRP水槽の)飼育方法の大きな改善は、何度も書いていますが比較的短時間で食べ終わる餌の量を複数回に分けて与えていたものをやめて、1日1回〜2回にしてたっぷり与えてゆっくり食べさせるようにしたことです。これで間違いなく、例年と違って大きな鯉と小さな鯉が混じっていても、みんなに餌がいきわったって満遍なく成長させることに成功しました。これは大成功だったし、結果が出たことなので来年以降も継続です。 これで気が付いたことは1日1回は家に帰る生活形態なら自動給餌機は不要ということです。去年までは便利そうだから一台欲しいな〜と思っていましたが自分の生活スタイルならいらないなと思うようになりました。今シーズン、餌の与え方は変えましたが、夏に餌を増やしたのは例年通りでしたので、その点を来年は調整していきます。 これまではたくさん食べさせて大きくしようと思っていたわけですが、ずいぶん餌さと餌代の無駄使いになっていたように感じるので、今後は無駄なくあげて成長も今まで以上を目標とします。安い餌は安いだけで、よい餌には勝てないので、なるべくよい餌を使い続けたいものです。よい餌はそれなりに価格もするので無駄使いがないようにしてお財布に優しくしたいですね。 これまでも5月は水温が低いので餌は少なめにあげていましたし、6月は産卵していないメス鯉の体調を考えて餌は少なめにしていましたが、7月、8月、9月上旬はどんどんあげていました。この部分がどうも無駄に思えるので、ここを普通量にしただけでも4袋ぐらいはセーブできそうです。セーブした分を秋に回してもよいですしね。9月半ば〜11月上旬ぐらいまで(特に10月半をピークで)が飼育のシーズンの餌やり期間だと思うのが正解な気がします ちなみに、餌をどんどんあげて水質が落ちている環境と、餌は普通で水質が落ちていない環境であれば、餌が普通の方が鯉はよく伸びるというのが私の感覚です。当然、病気の発生リスクも前者の方が高いはずですしね。来シーズンの課題も残っていますが、餌の量=成長量ではないことだけはまず間違いないです。たくさんあげても内臓に負担がかかって吸収できなったら意味ないですしね。その分を薬で補うというのであればまた別です。
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2007.11.21 |
昨日から餌を減らしているのでお腹が減るのか、めずらしく鯉たちが餌を探して午前中から水面に浮いてきていました。餌を減らしたら水の透明度も増してきました〜。2週間ぐらいで底のほうの鯉も良く見える池になればよいな〜って思っています。池が小さいのと過密飼育なので、鯉たちがぐんぐん伸びるということはないのですが、それでもコツコツ成長していて、今年の私の飼育鯉の中では白山の大正三色とフィッシュランドの紅白がよく伸びた気がします。 そういえば、Ka1さんの黄金が面白い行動をとっていて、注水口から落ちる水を水面から顔を出して頭にあてています。修行をしているような感じです。いったい何がしたいのかよく分からないのですが面白さは抜群です。この子もずいぶん大きくなってきました。この時の子たちは当たり腹ですので、いろんな人に持ってもらっていますが、平均的によい成長を見せていると思います。 当たり腹は、厳選に厳選を重ねなくとも、普通に選んだ子達からでもどんどんよい方向に成長していくので楽しいというか、気軽に育てて結果が思う以上なのでとっても素適です。当たり腹の子は、ピンポイントゲットだけでなく、普及価格帯も含めてゲットできるだけゲットしておくのがオススメです。成長のスピードの差はあれ、年数をかければ大きさは追いついてくるので、雰囲気のいい子たちがたくさん残ります。 さて、今週末は振興会の東海地区錦鯉品評会(24日審査、25日展示)です。今年も一匹ぐらい出そうかと思っていたら、締め切りを忘れていてエントリーし損ねました。品評会の審査基準にあうような鯉もいないのですが、とりあえず賑やかしぐらいになればというだけです。全体の雰囲気がよい面かぶりのほぼ一本緋紅白を出そうと思っていたのですが、来年だとサイズが大きくなってもう袋審査には出せなさそうです。そういう意味ではちょっと残念でした。総合優勝は今年もまた成田さん扱いの鯉かな〜とそんな予想を勝手に立てています。恒例行事みたいなものですね。さて今年はどうでしょうか!?。
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2007.11.20 |
今年は効果的な餌やりの仕方を学んだので、とりあえず実践した一年でしたから、来年はこの経験を活かしていきたいと思います。目指せ80cmです。我家は池が小さいので実際には75cmもあれば見栄え的には必要十分過ぎなのですけど。
上の3匹は、先日一品家さんから譲ってもらってきた鯉たちです〜。@は模様も肌もとてもよいので成長が楽しみです。緋ギワがとてもよいですよね。ちなみに私は手元に緋盤がある鯉がとても好きなので、そういう面でも好みです。 紅白でも、大正三色でも、手元に緋盤(元赤といいます)を持つ鯉が大好きです。昭和だと手元に墨(元黒といいます)があるのが大好きです。品評会的には元黒は問題なく(かえってあるほうがいいぐらい)、元赤はいただけないそうなのですが、その基準の意味合いがさっぱり分からないので、私的には完全に無視して手元に色素を持つ鯉は品種は問わず評価しています。 Aはストック水槽で魚体が明るく白光りしていたのでゲット、無地物にワンポイントが付いている感じで楽しめたらな〜って思っています。大きくしてブチあり無地物になってもらうつもりです。Bは斑(まだら)のある茶鯉がほしかったのでゲット、このタイプは緋盤が増える傾向にあるだろうということでしたので、全部埋まらず地肌が中途半端な形で残って欲しいと思っています。斑(まだら)茶鯉になってくれれば万々歳です。鱗の雰囲気も不思議な感じなので、それも楽しみの一つです。 というわけで、また楽しみが増えたわけですが、我家の鯉のほとんどは自然越冬ですので、成長はまた来年です。来シーズンはまだ先ですけど、なんとなく鯉は冬を経験している方が色に深みが出る気がするので(単なる気のせいかもしれませんが)、餌もやれないし成長もしませんが冬もよいものだと思うようにしています。
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2007.11.18 |
例年書いていますが、自然越冬で春先を元気に迎えられるかどうかは秋の管理次第なので、秋の鯉の状態はとっても大切です。メイン池に関しては昨シーズンからずーとマゾテン・デミリンなどを使わず乗り切れているので、今年も使わなくて済むならうれしいな〜と思います。現状は使わないといけないような雰囲気はどこにもないですけれどね。私の中では、強さで言えば最強部類はメダカで、ジャンボ獅子頭がエラ関しては鯉より強い印象をもっていますが、鯉も必要十分以上に強いというのが私の感覚です。ただ、鯉は食べすぎにはちと弱い感じなので、そこだけ注意ですね。 Hさんは気さくなよい方で、選別で忙しい中、お昼もごいっしょさせていただき、午後2時半頃までお邪魔してしまいました。ありがとうございました。
面白いのは、夕方暗くなって蛍光灯の明かりの下では、上記のようなデリケートな色合いの鯉たちの模様が肉眼でよく分からなくなってきます。蛍光灯の色合いとかぶるのか、模様がとても薄くなる感じです。昨日も蛍光灯下ではそうでした。 私もお気に入りの子を3匹分けてもらってきました。2匹は去年生まれの子なのですが、かなり肌が綺麗なので期待しています。のんびり育ててみようと思っています。私自信、ただいま金欠で鯉が飼いにくい状態でも、どうしても欲しくて買っちゃうぐらいでしたから、普通の状態だったらどんどん買っちゃいそうでした。そのぐらい魅力的でした。 落ち葉、黄葉のような鯉が欲しい方には、目から鱗が取れると思うので(鯉だけに)、ぜひ一品家さん鯉を育ててみてもらいな〜と感じます。何が違う?、そう肌が違う!、写真では分からないけど飼えば誰でも分かるのでオススメです。 べデカちょうさんと出会うことも出来て楽しい1日でした。また遊びに行かせてもらおうと思います。ありがとうございました。 昨日説明を受けたのですけど、私は落ち葉と、黄葉(こうよう)と、若葉(わかば)の違いがいまいちわかっていません。黄葉は目がワインレッドとのことです。
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2007.11.15 |
そういえば、フィッシュランドで先日販売した伊佐昭和3才メスのうち○万円台(一ケタ台)の鯉たちは好評のうちに完売したそうです。3才メスで○万円台っていうと、そこまで育てる手間隙・経費を考えるとタダみたいなものです。通常ですと、今回販売したような二番緋のある鯉とか、方柄模様とか見栄えの悪い子は価格が低くても正直なかなか売れません。現時点の見栄えが悪いだけで将来ずーと見栄えが悪いわけではないのですが、先のことを考えて鯉を選ぶというのはなかなか出来ないものです。 完売したということでしたので、フィッシュのお客さんも鯉をじっくり飼うタイプの人がより増えたのかな〜とちょっとうれしかったです。今回とは正反対の綺麗な鯉を持ってきて売るのはとても楽なんですが、そういう鯉ではお客さんが飼育のなかで何か発見をするということが少ないため、愛好家の鯉を見る目の成長を促進することがひじょうに難しいですね。 私も一口乗って伊佐昭和3才メスを1匹購入しました。私的にはとっても好きな鯉です。また借金が増えたみたいな話もあるわけですけど、、、(苦笑)。期待の一本になってくれると信じています。というわけで、またメイン池が狭くなりそうです。白山養鯉場からは預けてある紅白(74cm)をもって帰ってくる予定だし、さすがに10t池だと70cm級、60cm級が増えてくるときついです。
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2007.11.14 |
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2007.11.11 |
展示した錦鯉は社内の有志で日ごろより大切に飼育されているものです。きちんと世話をしてもらっているので鯉たちの色艶もよいです。会社にたとえ鯉がいても、世話されている鯉と、放置されている鯉では美しさは月とスッポンです。健康美ってぜったい存在しますし、なにより基本的なものです。大きいもので60cmぐらいの鯉でしたが、見に来てくれた人たちは、おっき〜いって声を上げていました。我家の近所の傾向と同じく黄金の人気が高かったです。 初参加なので、地域の人が鯉をもらってくれるか、とても心配だったのですが、思った以上に飼ってみたいという方々がいて、ほんとよかった〜っていう感想です。ほっとしました。いろんな人と話をしながら配布していたのですが、印象的だったのは、メダカを飼っている人が多いことと、金魚を飼っている人もそこそこいること、今は何も飼わなくなって使われていない水槽が家にあるという人が多かったこと!です。 鯉は入れる器がないと飼育できませんから興味はあっても飼えないという人がずいぶんいるだろうな〜と思っていました。ところが、昔、金魚などを飼っていたけど今は使っていない水槽があるからそれに入れて飼ってみるよ〜っていう方々が想像以上にいて、各家庭の水槽保有率が思っている以上に高かったです。水槽保有率は実に驚きでした。鯉を飼える潜在的な環境(水槽ですけど)はずいぶんありますよ。 今回はじめて鯉を飼ってみる方も多かったわけですが、ほとんどの人で聞かれたのは、鯉は大きくなるから水槽ではそのうち飼えなくなっちゃいますよね〜ってことです。どうやら鯉が大きくなるイメージは皆さんお持ちのようで、それがどうも鯉が水槽では飼えないというイメージに結びついています。そこで水槽で飼うと一定以上の大きさには成長しませんという話を伝えると、皆さん鯉は賢いな〜って言ってみえました。水槽・入れ物の大きさにあわせてて一定以上の大きさにならないということを知っていただくと、一度飼ってみようかしら?っていう意識にたどり着く垣根がずいぶん低くなるようです。ほんとに鯉は池がないと飼えないと思っている方が多かったです。錦鯉の愛好家を増やす意味でこの部分はもっと大きくアピールしていかなければいけない事柄だと深く感じました。 昭和と紅白をあわせて2日間で300匹ぐらい(300匹越えているかな!?)配布したので、私的には成功だった思っています。町内に一気に新規錦鯉飼育者さんが増えたので、今後、鯉の成長が町内の話題になったらよいな〜と思っています。ちょとした話題ですけど日ごろの会話が1つ増えることで普段から明るい町内がもっと明るくなれば素適なことです。そうなれば素晴らしい地域貢献だと思います。キャンパスに泳いでいる鯉を見ながら、鯉ってずーと見ていても見飽きないな〜って言ってみえた方もおおかったので、飼育者さんから愛好家さんになって、そのまま水槽で飼育してくれてもよいし、池を作っちゃおう〜っていう人が出てきたらとってもうれしいです。 昨今の住宅事情もありますけど、可能な場合は一坪ぐらいでも庭池があるとけっこう楽しいもんです。配布鯉とはいえ長く飼ってもらえることを想定して場所があれば70cmぐらいまでの成長に対応できる鯉を配っています(全部ではないですけど、体のいい子達は大丈夫でしょう)。楽しんでもらえる鯉を持ってもらわないと長続きしづらいですしね。なんでも最初が肝心です。今回は企業さんの心意気で出来たことです。感謝感謝です。 町内の人たちが純粋に鯉を楽しんでくれて、とっても楽しい2日間でした。配布用の鯉を一ヵ月半ぐらい育てていましたけど、イベントまでに死なさないようにするのがプレッシャーでした。無事に終えて一安心です。
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2007.11.9 |
イベント用の当才が入れてある外の大型アクリル水槽の水漏れが止まりません。なんか我家は水漏れ水槽ばかりですね(笑)。古い中古を再利用して使っているので仕方がないのですが、修理しようにも鯉が入っているうちは水が抜けないので水漏れしたまま使用しています。数日おきに減った分の水を継ぎ足しているので、水替えをしたことがありません。 水を入れる器って針の穴程度の隙間があれば水が漏ってくるので、作る側も製品に精度が要求されますから大変だな〜と思います。水は器の表面を伝って滴となるので、実際の水漏れ箇所がなかなか見つからなかったりと、修理も水漏れ箇所を探すのが一番大変です。とにかく見つかえさえすれば直すのは何とかなるもんですから、見つける労力が5割以上って感じでしょうか。この水槽も早く直さないとね〜いつになるやら・・。
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2007.11.8 |
水槽部屋に設置した(9月ごろだっけ!?)180cm水槽に先日水を張ってみたらオーバーフロー(アクリル板と塩ビ管の接着部分)から水漏れしました。なんとなくやばそうかな〜っていう雰囲気があったので、ショックとかないのですがまた修理しないといけないのが面倒です。接着面の強度自体はしっかりしているので、シリコンボンドでコーティングすれば大丈夫でしょう。本格的な冬が来る前に直さないといけないのですが、今すぐの急ぎではないのでついつい後回しになってしまいます。 |
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2007.11.7 |
話変わって、暖かい日々のためなかなか餌さやり終了とならないわけですけど、飼育シーズンとしてはもう終盤です。今シーズンはよく触れていますけれど、餌のやり方は大切だな〜と実感するシーズンでした。池を作って三シーズン目、今年の状態から振り返ると最初の2シーズンは上手く成長させてあげることが出来なったと実感します。そのため、その間のロスがちょっとずつ重なって1シーズ分は鯉が小さい感じです。ほんと残念です。 (池で飼育する場合)今シーズンの経験と改善点を踏まえると、来シーズンはこんな感じとなりそうです。 |
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2007.11.6 |
昨日などはずいぶん雨が降っていたにもかかわらずメイン池は18.5℃も水温がありました。というような感じで秋が全然深まらないので予想いていた以上に鯉たちの餌が必要な状態です。まだ2週間は予定で一杯の日々が続くので、その間に餌が途切れたら大変というわけで追加の餌(咲きひかり15kg)をフィッシュランドまで購入しに行ってきました。 偶然、伊佐養鯉場から伊佐昭和3才が届くというので到着を待って撮影をしてきました(上の写真)。昼過ぎに伊佐養鯉場のトラックが到着、さっそく鯉を見せてもらったら、しっかりボディーの昭和がいるじゃないですか、私がイメージする伊佐昭和とは雰囲気が全然違っていました。私は今回運ばれてきたこれらのタイプの方が好きです。これらの中から今週末のフィッシュランドの売り出しに出る鯉もいるはずだし、価格も安いということなのでぜひ1匹欲しいな〜って感じです。 私は週末仕事のため売出しに行くことが出来ないので即完売になって手に入らなさそうな予感がします。個人的にはもう少し体が長い方がうれしいですけど、骨格が太いので鯉が長持ちしそうな気がします。欲しいな〜って感じさせてくれる鯉たちでした。あ〜欲しい。
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2007.11.4 |
週末は秋晴れで素晴らしいお天気でした。土、日共に池揚げの見学に出かけてきました。お疲れモードなのでくわしい文章はまた今度〜ゴメンなさい。 |
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2007.11.2 |
明日は白山養鯉場の池揚げです。大きな鯉がたくさん揚がってくるので楽しみだのと、私の紅白ともしばらくぶりの再会となるのでとっても待ち遠しいです。天気もよさそうです。去年で70cmを越えていましたから、今年で自宅へ持ち帰ろうかな〜と考えています。とは思いつつ、これについては悩み中です。 冬に向けて各水槽で暮らしてもらう鯉の割り振りもあるので、FRP窓付き水槽と1t強FRP水槽の2才鯉たちのオスメスをチェックしてみました。大体29〜30cmちょっとの鯉たちが多いので、完璧にオスっていうのはより分けられますが、完全にメスっていうのは分かりづらいです。卵を産むのを確認するまでは完全にメスとは証明できませんが、大きくなればいろんな雰囲気からまずメスっていうところまでは判断がつきます。 今回はオスは分かりましたけれど、その他の鯉についてはメスというよりもオスの兆候がない鯉というのが正しい表現っぽいです。来シーズン育ているとまず分かるようになるはずです。どちらかというと私の好みは、模様は大柄、小さいうちはパッとしない(ツヤはあっても鮮やかさが低い)、肌に透明感がある、のんびり泳いでガツガツ餌をたべない、ようなタイプなので自分に正直に鯉を選べばメスとの出会いが少々多くなるはずです。 オスにはオスに良さがあって、大好きなオスが何匹もいました。大きくなりそうな子だな〜って感じたので、来シーズンは大きく伸びる気がします。しかもオスはメスと違って体形が崩れることが少ないので、管理もずーと楽ですね。
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2007.11.1 |
冬前の管理で春に鯉が元気かどうかが決まるみたいなものなので、しっかりと冬を乗り切るためのエネルギーを蓄えてもらわないと来春エネルギー切れで大変なことになってしまいますもんね。来シーズンも産卵をさせる予定なので春先に消毒ができないですから、私にとっては薬を使わなくてよいようにすることも大切です。メイン池は6月に餌をやりすぎてエラにきたときにビオトークを3日間ほど使った以外には1回塩を入れてたぐらいですみました。ほぼ薬は使いませんでした。そういう意味では今のところ順調です。 鯉はじっくり育てるのが1番!、じっくり育てた鯉は体にしっかりした感じが出てきます。2才で65cmとか70cmとかむちゃくちゃな大きさの鯉もいるわけですけど、背中がそり気味だったりとか、質がもう少しとか、大きさはすごいけれどバランスを考えるともう一歩みたいなことがあるので、短期間に大きくなったからよいとはいえない面があります。 単順に大きさだけに興味がある人はそれでよいのだと思うのですが、一般的には大きさと綺麗さのバランスを大切にすると思います。そうすると、じっくり育てる方が時間はかかりますが、最終的な確率は高くなってくると思います。 ですので、私自身は2才ぐらいまでだとその年一番伸びた鯉とかは(特に餌をどんどんあげた飼育環境の場合ですね)、まず買いません。形が悪いことが多いし以外と伸び悩んだりするものです。若干小ぶりの方がバランス的に目に止まることが多いです。綺麗であってこその錦鯉ですからね。 模様的には緋盤がたくさんある鯉が好きなわけですけど、緋盤が多いほうが成長力も体から湧き出ているエナジーも高い気がいます。艶々した紅、体の良さ、を求めると緋盤が多い鯉でないと達成できない境地があります。好む好まないは別として、紅質の良さ、体のよさを擁立させようとすると、緋盤が多いほど成り立ちやすくなってきます。反対に言えば、緋盤が多くないと要素が両立しないのが鯉という生き物です。 我家のメイン池は緋盤が多い鯉がたくさんいるわけですが、やっぱり緋盤が多い鯉の方が平均的に成長率がよいです。そういう鯉たちは活力もたかいからか、上の話にもつながりますがほとんど病気もしません。質もいい、体もいい、病気もしない、はっきり言って飼育するには良いこと尽くしなんですが、唯一、品評会にだけは弱いという面を持っています。 私自身は元気な鯉が好きなので、一般的な品評会とはどうも縁遠い感じです。元気な鯉にも活躍のチャンスをということで、今年は久しぶりにコイパーク錦鯉品評会を復活させようかと考えています。
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2007.10.31 |
メイン池の鯉たちはすごくお腹がすいていたようで餌やり前には水面でゴボゴボ音を立てて水を吸い込んでいました。水面をぐるぐる回っていましたしね。昨日もきちんと餌を上げたのだけどな〜。今日もいつも通り小型ステンレスボール5杯分の餌をあげておきました。 少し前にも書きましたが、春にメイン池に合流させた自然越冬の明け2才たちが10月に入ってから目に見えて大きくなっているような気がします。今、30cm前後だと思うんですが、ここ2週間ぐらいは1日数ミリは伸びているんじゃないかな〜って感じです。元々が小さいですから、伸び率が高い分、伸びに印象の中心がきます。60cm、70cmぐらいの子は、ワンシーズンで体の1.5倍も伸びたりすることはありませんから、伸びよりも体のボリュームに印象の中心がきます。70cmが75cmにぐっ〜とよく伸びても1.07倍の伸び率です。ありえない伸びを示して70cmが80cmになったても1.14倍ですもんね。 この時期はとてもよく伸びるので、秋が長い地方の方が年間の鯉の伸び率がよいのではないかな〜と思いました。こちらの地方は朝夕の冷え込みも厳しくないので楓の色づきは悪いですが鯉にとっては良い環境かもしれません。仮に夏が終わると短い秋が来て冬をむかえる地方だと鯉の伸びは若干落ちるかも知れませんが、その分、長く飼育すれば済むことで問題は何にもないはずです。 話変わって、11月になるとガソリンが値上がりするかも知れないということで家の車を満タンにしてきました。毎日暑いぐらいなので、まだ使いそうにもないですが灯油も買っておきました。ガソリンが値上がりするので、その他いろんなものが値上がりしていくから、家計にボディーブローです。こういうときは超燃費車のホンダFITとかがうらやましいですね。ハイブリットもいいですけど、こちらは販売価格が高いから、購入時にガソリンを前払いしているような感覚になるので、少し手が出しづらい面があります。
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2007.10.30 |
そうそう原材料とか製造日とか賞味期限とか表示を見ても当てにならない話が続いています。この話題がヒートアップしている感じなので、しばらく各地で見つかりそうな予感ですね。こちらの話題だと赤福餅が問題になっていて、よく似た御福餅がお土産としてよく売れているというニュースが流れていたら、実は御福餅も表示改ざんしていたって話しになって、まるでギャグ漫画の世界みたいでした。赤福餅の替わりとして御福餅をお土産に買った方にすれば笑うしかないって感じですね。 表示がしっかりしていたら食あたりしないかといえば、そんなことはなく、管理が悪ければ食あたることもあるでしょう。野生の感を取り戻して自分の舌を信じないといけません。賞味期限中でも口に入れてやばそうだと思ったら食べない勇気が必要です。賞味期限外でも舌が大丈夫って答えを返したら自己責任で食べちゃうぐらいがよいですね。 以上は人間の食べ物の話だった訳ですが、ペットフードとかはどうなっているのかな〜って思いました。ペットが食当たることはまずないでしょうから、売れ残って回収したものは新たなパッケージとして生まれ変ってたりして・・・。これらは食べ物つながりなのですけど、話変わって、今、自分たちが飼っている鯉の身元は大丈夫(間違いなく正しい)っていえる人はどのぐらいいるでしょうか。プライスカードに生産者名が書いてあったとか、お店いの人がそう言っていたとか、確証のあるような無いような話がほとんどじゃないかな〜と思います。それが良いと悪いとかではなくて、話の確証などは信じる以外に実証することはできないので、重要なのは目の前にいる鯉を見て自分なりの判断ができるようになることだと思います。信じることは大切ですが、地鶏、赤福などの例を見ていると信じることが正しい結果にいつも結びつくとは限りません。とても寂しい話なんですけれどね。 さて、今週末は白山養鯉場の池揚げなので今から楽しみにしています。天気が良いといいな〜って思っています。鯉もいい感じであがれば最高なんですけど、どうかな〜当日のお楽しみです。 鯉関係で11月の週末はほぼすべて予定が詰まっているため、今日の午前中時間を見つけてフィッシュランドへ支払いと追加の餌を購入しに行ってきました。秋とは思えない日が続いているので今ある餌では足らなくなってしまうことが決定的になってしまいました。今日も水温19.5℃ぐらいが続いているので毎日鯉たちも食欲旺盛です。 フィッシュランドへ行ったら、11月10日(土)、11日(日)に急遽売出しが決まっていました。え〜聞いていないよ〜って感じだったのですが、なんでも今日案内状を出す予定にしているとのことでした。日ごろの売出しからお客さんは多くなくてとってもアットホームなのに、今からの案内ではますますアットホームになっちゃいますよね。売り出し内容としては、甚兵衛産大正三色当才300匹、甚兵衛産大正三色2才、伊佐産昭和三色3才です。甚兵衛産の当才と2才は隔離水槽・池で見ることが出来たのですが、2才は丸太のようでビックリしました。てっきり3才と思っちゃうほどの2才でした。大ボリュームです。 私は11月は予定が一杯で売り出しに行けないのですが、見られる人には甚兵衛産大正三色2才を見てもらいたいですね。私も1匹ほしな〜って思いました。 |
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2007.10.28 |
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2007.10.27 |
久しぶりにメイン池で今年の飼育コンテストに出している明け2才購入の大山昭和(2006年生まれのパール昭和)を見かけたら、頭の丸天模様をおもいっきり擦りむいていました。墨はほとんど出ていなくて、メイン池に合流させたときと雰囲気はほとんど変わっていないのですが、模様自体が変わってしまいましたね(笑)。そんなご愛嬌もあったけど、とにかく元気そうなのでよかったです。 もう1匹、同じ日に購入している大山昭和(2006年生まれのパール昭和)の方が、私の中ではお気に入りなのですけど、最近姿を見ていないのでちょっと心配です(浮いてこないから元気にしているとは思いますけど・・)。これは売り出しに行ったら、大山さんより模様に対してこだわりのない私へのオススメ鯉になっていて、すぐに買うのもなんだから、ほしい人がいたら遠慮せずに掬っていってよいよ〜って言ったけれど、やっぱり最後まで売れ残ってしまっていた鯉さんです。私は好きだったけれどほんと人気がなったな〜。我家のメイン家でどんな風に育っているか興味深々です。 振り返って考えてみると、今、我家のメイン池で泳いでいる鯉たちは、養魚場の売り出し売れ残り鯉や、うちの売れ残り鯉たちが結構数いて、お気に入り紅花系紅白、大助系紅白たちも売れ残り鯉でした。この2匹、高くて売れ残ったのではなくて低価格帯にいたのに売れ残っていたからほんとに人気が無かったのだと思います。 今楽しく育てている松系大正三色(2004年生まれ)はうちの売れ残りだし、今年よく成長しているべっこう(2006年生まれ)もそうだったな〜と。世間の人気と、私の好みはずいぶん違うな〜ってよく思います。ただ、不人気鯉であったのは事実ですけど、私には良くなりそうな鯉に見えたのも事実です。ほんといずれ、立派な鯉だな〜って言ってもらえるように頑張って育ててあげてたいですね。でも、小さな池で飼育していますから成長もゆっくりなので、実力を発揮してくれるまでの道のりは長そうです。不発のまま終わるかもしれませんしね(笑)。 |
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2007.10.24 | |||||||||||
2007.10.23 |
ちょうど餌の咲きひかり一袋が終了したので、あと残すところ、咲きひかりがもう一袋残っているだけです。微妙なところなのですけど、もしかするともう一袋購入することになるかもしれません。ここしばらく咲きひかりだけを与えていて感じることは、咲きひかりは鯉がよく太るな〜ってことです。 今、秋なので鯉たちが一年で一番よく太る時期な訳ですけど、餌がそれに対応できていてきちんと結果に応えてくれてる感じです。あげている量に対して鯉の太りがよいですね。夏は太る時期ではないので、そこそこの餌で十分かな〜と思いますが、秋は咲きひかりに限るという感じです。オールマイティーというか、そのほかの餌を使う理由が価格の安さ以外浮んできません。 鯉の質(体形含む)と、密飼いを避けて、あと、きちんとした餌の3項目がそろえば自宅家でも無理せず十分に鯉の大型化は可能だというのが私の感じるところなのですけど、3項目のうち、餌は咲きひかりで十分です。当然、自宅での大型化は野池に比べると時間がかかりますが、時間がかかること=悪い事ではないですから、じっくり育てればそれでOKです。野池に合う鯉合わない鯉がいますから、野池は魔法の泉ではないし、飼育方法のひとつにそういう方法もある程度に考えるのがよいと思います。 人間もインスタントラーメンは安いけど、そればっかりずーと食べていても健康的とはいえないと思うので、バランスがとれた食事というのは大事だと思います。鯉の餌の場合も、バランスが取れている範囲内で安い餌を探すものはよいですけど、バランスが取れていないとすれば、価格は安くても鯉に結果が反映されないので、お金を無意味に使っているだけのような気がします。餌さ代が大変という場合には、鯉の数を減らせばよいわけですので、鯉の数を減らしてそこそこバランスのいい餌を使えるようになりたいですね。 素質のある鯉と咲きひかり、それさえあれば、事故でもなければ鯉は自然とよくなる気がします。 |
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2007.10.21 |
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2007.10.19 |
現在室内水槽の多くは低価格の上部濾過槽で動いているのですが、お世辞にも濾過能力が高いともいえないし、一台異音が止まらないので外部フィルターを購入してみました。低価格の上部フィルターセットでもポンプを交換しようとするとポンプ単体の方がフィルターセットより高かったりするので、事実上、使い捨てになってしまうのはもったいないです。その点、外部フィルターはインペラーシャフトの交換と、そうそう傷みませんがゴムパッキン(Oリング)を交換するだけで長く使えます。 初期投資は安いが買い換え続ける低価格の上部不ルターがいいか(しかも濾過能力もいまいち)、初期投資が高くなるがその後の維持消耗品が安い外部フィルターが良いのかは、意見の分かれるところかも知れません。私的には1つを長く使う方が好きです。上部フィルターもしっかりしたものは、濾過能力も高いし、故障知らずって感じなので、それらと比べて外部フィルターとどちらが良いかは判断が難しいですね。外部フィルターが好きな点は、水槽の水を交換するときにフィルターの電源を落とす必要がないこと(給水口が水面から出なければOK)、あと虫が発生しないこともです。音も静かです。 どうしても上部フィルターの場合、ユスリカが発生しやすくなりますが、外部フィルターでは密封されているためそういったことがまずありません。外部フィルターの欠点としては掃除のしにくさがあるわけですけど、水替え対応済ませることがおおいので、たまの掃除がめんどくさいというぐらいは許せるかな〜と思います。魚は大丈夫だけれど虫はイヤっている人には外部フィルターがバッチリですね。 私自身、上部フィルターでも外部フィルターでも鯉を飼いましたが、どちらでも問題なく飼えます。鯉の場合は糞も多いので性能的に適合水量よりワンランク上のものが望ましいです。2台動かして交互に掃除するのもよいですね。
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2007.10.17 |
またまたガソリンの値段があがるようです。現在、私はレギュラー137円〜138円で給油しているのですが、昔100円を切っていたときが懐かしくなりますね〜。レギュラーが138円だと大抵ハイオクは148円なのですが、10円高いけど、ハイオクを入れて燃費が1割伸びることがあったらハイオクの方が得なことに気が付きました。リッター10Km走る車は、1kmあたり13.8円、ハイオクで11km走るようになったら、1kmあたり13.45円です。ハイオクを入れることで燃焼効率があがってアクセルを踏む込みがおさえられたら一割ぐらい走行距離は伸びそうな気がします。ガソリンの価格が上がる一方の今、どっちが得か、一度試してみようかな〜って考えています。 インクジェットプリンターのインクが切れたので、今回はじめてリサイクルカードリッジを使用してみました。プリンターの印刷物を保存用に使うことがほとんどないので、厳密な色合いにこだわることもないし、価格の安いリサイクル品を試してみた感じです。結果、ちょっと色合いのコントラストが強いかな〜って感じはありましたけど、普通の印刷物で困ることはなかったです。写真画質プリントとかだともしかすると厳しいかもしれませんけど。私の場合なんかは、デジカメ写真をプリンターで写真画質プリントをしたことはほとんどなくて(保存性が悪いから)、お店でプリントしてもらっています。 さて、鯉はすこぶる元気で餌をどんどん食べています。水温は21〜22℃ぐらいになってきました。もうあと1ヶ月ぐらいで今シーズンは終わりそうです。今年はほんとにいい感じで餌やりができましたが、欲をいうとメイン池は密飼いがひびいて伸びがもう一歩って印象もうけたので、来年は今いる鯉の数を半分にして、そのかわり、シーズンスタート時に明け2才を10匹ぐらい入れておこうかな〜って考えています。秋に30cmにはなるはずなので、次の年に残すものと、そのまま放出組みとに分けることになりますね。メイン池は大型鯉(75cm〜80cmちょっと)を目指しているので、鯉としては楽しめても、目標上、一匹も残せない可能性もあります。 現状だと、オスの数を減らさないといけません。まずは春の産卵用ペアに残す鯉以外は放出してもよいのですが、産卵用だけでも数がいることになる気がします。産卵用オスなら太らせても意味がないし大きく伸ばす必要もないし、模様は派手なのでFRP窓付き水槽に入れておいて、道行く人に楽しんでもらっても良いかな〜と思います。それか、1t強FRP水槽にいれて飼っておくのも手かな〜とか、いろいろ考えちゃいますね。3tぐらいのオス親専用にするFRP水槽がほしいな〜。 今シーズンももうすぐ終わり、頑張って餌をあげようっと。
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2007.10.14 |
さて、メイン池は今日も元気いっぱい〜。なので小型ステンレスボール5杯分の餌をあげておきました。春に適当にポチャンと入れておいた明け2才(2006年生まれ)もそれなりに大きくなってきていました。特に9月半ばぐらいからよく成長してきているように思います。 メイン池とは反対に、FRP窓付き水槽は若干鯉の調子が落ち気味、何が?っていわれるとなんとなくって答えしか返せないのですが、水の調子が移り変わっていく時期なので水が不安定なのだろうと思います。0.5%になるように塩を入れたので、このままあさっての火曜日の朝まで塩分浴として、火曜日には通常飼育に戻そうと思います。なんとなくこういう場合は長期の塩分浴でなくて2日間程度塩分浴させて、その後、通常飼育に戻した方が調子の戻りが早い気がします。 1t強FRP水槽の子たち(2006年うまれ)もずいぶんと大きくなってきました。サイズ的には、自然越冬ですので、30cmを越える程度です。まだシーズンオフまでに伸びそうな気がします。あと2cmぐらい伸びてほしいな〜。 そういえば赤福が偽装問題を起こしていた。お土産にもらったり、お土産として買ってきたり、それなりに食べる機会がコンスタントにありましたがぜんぜん気が付きませんでした。需要を満たすために冷凍もあわせて在庫調整をいしていたということでしたが、そこまでニーズ!?に応えなくても、売り切れたらその日は販売終了でいいじゃんって思います。売れると無理を承知でどんどん売りたくなる欲が出ているのかと思いますね。ビジネスだからしょうがない、味が変わらなければ別段問題なのでは、とかそういう問題でなく心根が嫌です。なのでしばらくは赤福を食べないでおこうと思っています。世の中まっとうなことをしていると儲からないといわれるけれど、最近のニュースを見ていると、食べ物に限らずほんとにそんな感じです。
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2007.10.12 |
朝夕がだんだんと冷え込んできていますが、遠慮なしに鯉たちに餌をあげています。池も濁り気味であまりよく見えていないのですが、どうも3才の1匹が腹ボテ風味になってきているような気がします。腹ボテは体質なので仕方がないのですけど、去年、メイン池は餌の与え方のミスでよく伸びる感じの子達がげっそりしたなか、ボリュームを維持していたので、今年みたいに餌が食べやすい環境だと太りすぎてしまうのかもしれません。ツヤはよいのですけれどね。やっぱり鯉は体とツヤがセットでないと楽しめません。あとの子たちはいまのところ問題なさそうです。 私自身、鯉を育てて楽しんでいますが、史上最高の鯉を育てようとか手に入れようとか思っているわけではありません。そもそもそんなのは普通の経済状況では無理です(いい鯉への憧れはあるのでそういう鯉がいなくなるのはとっても嫌です)。自分が手に入れられる範囲内でどこまで納得できる鯉が育てられるかに挑戦しつつ楽しんでいます。世の中には、すごい鯉たちがいるわけですけど、そのよさはきちんと認めつつ、一般の経済状況では実際手に入れることは難しいですから、自分が楽しめる範囲を決めてその中から楽しむのが負担が少なく長続きすると思っています。 無理な負担をしないというのは大切なことで、たとえ年に1000万円の資金を鯉に使える人でも、毎年1100万円使っていったらそのうち苦しくなってきます。中学生だったら5,000円が大変だと思うんですよね。鯉の出来は毎年ちがうのでちょっと無理して購入する年があってもいいですけど、日ごろは9割ぐらいで止めておくのが心に余裕のある愛好家になれるような気がしています。余裕がなくなると鯉に対しても評価でなくて文句・批判になってしまいがちです。反対に、評価を文句・批判であると受け取りがちな面が出てきたりします。無理していいことなんてなにもありません。 私が飼育している鯉なんかは、普通に働いている人だったら誰でも手に入れられる価格帯ばかりですから、そういう鯉を育てるとどういう風に育つかをぜひ見てもらいたいな〜って思っています。池があるのは恵まれていますが、それ以外は、我家でできることで他の人に出来ないことはありません。だれにでも鯉なんて飼えるってことが分かってもらえたら一番それがうれしいな〜ってことです。それを伝えるのがこのHPの役割でもありますね。 さて、来月には白山で池揚げが行われます。私も紅白を1匹預けてあるわけですけど、今年は自宅へもって帰ろうか、どうしようか悩んでします。我家だと年に1匹預けるのが精一杯ですので、そろそろ新しい鯉に野池に入ってもらおうかな〜とか考えています。今年無事にあがってきたら、70数cmにはなっているはずなので、もともと80cmをオーバーするまで預ける意気込みでしたけど、やっぱり自宅池で4年ぐらい自分で餌をあげて80cmを超させたほうが楽しめるんじゃないかな〜っていう気持ちが出てきています。その間に、新しい子に野池に入ってもらって伸びてもらって紅白に続いてもらうと。うまくローテーションを組んで野池での効果が高い方法をとりたいですね。 ただ、自宅池に紅白をもって帰ってきて上手く環境に馴染めるかの問題もあるのですが、あくまで最終鑑賞場所は自宅池ですから、いくら野池で成績のいい鯉でも自宅池でダメなら、それは自分にとっていい鯉を選びきれていなった実力の無さとして諦めようと思っています。どうしようかとしばらく悩みますね〜。
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2007.10.10 |
そういえば、我家にカメ(ヨコクビガメ)が来て以来、カメの魅力に取り付かれつつあります。カメは爬虫類といっても一般的な爬虫類のイメージとは違って誰にでも人気者です。もともと私は爬虫類が嫌いではないですけど、爬虫類が苦手な人でもカメは大丈夫という人も多いのではないでしょうか。ただ、ヘビはどうも私は苦手かな〜って思います。ヘビといえばもうなくなりましたが香嵐渓ヘビセンターが有名でした。昔行きましたが四方八方ヘビだらけでした。 ミズガメを飼うまではリクガメのほうがよいかな〜と思っていたのですが、ミズガメの手軽さに慣れるとミズガメの方が魅力的となってきました。リクガメだと水分補給も兼ねて生野菜を食べさせたりするわけですけど、ミズガメは鯉の餌でOKです。クワガタ・カブトムシ用のプラケースに水を入れて飼育するだけであとは特別なことがほとんどいりません。水替えもカメが入ったままケースごとひっくり返してジャーと水を流して再度水を入れて終わりです。 ミズガメの魅力的な要素を並べると、飼育が簡単、餌は鯉の餌でOK、愛嬌がある、よく泳ぐ、形・色がいろいろ、種類も豊富、複数匹をまとめて飼育できる、寿命が長い、値段もピンきり、などです。上達すれば繁殖も出来ます。で、ふと思ったのは、鯉の魅力と多くが重なっているじゃん〜ってことです。私は鯉が好きですから、共通の魅力が多ければ他のジャンルの生き物が好きになってもなんらおかしくないですよね。 熱帯魚だと古代魚が好きで、元々勧められたのもあって肺魚を飼っているわけですけど、空気を吸うのでエアーポンプも要らないし、鯉の餌でOKだしこれまた共通の魅力が多いのですが、残念ながら縄張り意識が強く混泳出来ないのが最大のマイナスポイントです。ほんとはいろんな肺魚を楽しみたいのですけど、一匹に付き水槽が1ついるので、どうしても場所の確保が難しいんですよね。L型アングルで4段水槽台を作ってオーバーフロー水槽で肺魚マンションを作ったらさぞかし見ごたえがあるだろうな〜とは思いますが、現実的には難しいですよね。 カメの場合は、プラケースにまとめて入れておけるので場所をとらずにいろいろなカメが楽しめます。鯉の場合でも水槽なり、池なりにまとめて入れることができるので助かりますよね。ちなみに今ほしいカメはキバラヨコクビガメ(Pelusios castanoides)です。鯉が好きな方にはカメもオススメです。
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2007.10.9 |
鯉たちはいたって元気で餌をバクバク食べています。メイン池は通常どおり小型ステンレスボール5杯分の餌をあげています。咲きひかりをずいぶん混ぜているので餌食いもよいですね。咲きひかりは素晴らしいんですが、少しだけお値段もするので(性能からすると安いとは思うんですが)、この時期、週に一袋とかになると月4万円弱かかかるため、なかなか大変です。それ以外に、水道代、電気代を足すと月5万は突破するので、鯉を飼わずに貯金すればずいぶんお金がたまるな〜なんてちょっとおもうんですが、それだけ維持費をかけても鯉はかわいいですね〜。 ただ、安く楽しんでいると言えないのも事実で、できるかぎり鯉を楽しむ維持費を下げていこうとは思っています。一番簡単で効果が高いのは鯉の数を減らすことです。我家の場合だったら、メイン池の鯉の数を半分にした瞬間から餌代は半分になります。今年から野外は井戸水注水ですけど、濾過槽や濾材を洗ったりするときは水道水を使うので、鯉が減って洗浄回数が減れば水もずいぶん節約できるはずです。池の鯉の密度が減れば、鯉は伸びやすくなるし、維持費(餌代、水道代)はかからないし、掃除(濾過槽、濾材等)の回数も減ってメンテの時間もどんどん減ります。きっと水質もあがって鯉が病気にかかる可能性も低くなるでしょう。いいことづくめですね。一度、超お気に入り以外のまあまあお気に入りは放出しないといけません。 さて、HPでもよく書いていますが、最近、鯉の形自体に興味があるのでよく観察しているのですが、雰囲気でこの鯉は骨格を基盤として膨らんでいるな〜とか、この鯉は骨格ではなく身を付ける(肥満ですね)ことで膨らんでいるな〜とか徐々に感じることができるようになってきています。要は体が骨格で筒状になっているか、なっていないかの話になるわけですが、胴体だけでなく顔にも特徴の雰囲気が出てきます。 体形のよい鯉の顔は小顔の三角形で形成されていて、それは実際よくわかるしすでに実感としても正解だな〜って思うようになっていたのですけど、筒状に関しては、顔の雰囲気の違いが何の原因によって感じられているのか見出せないでいました。それがこの前、ふとフィッシュランドで話をしていたら教えてもらった内容と、自分の感じていた雰囲気の違いの疑問とがバッチリ一致したので、そういうことか〜ってミステリーの謎が解けたみたいにスゥーと消化できました。 こういうことの繰り返しで、鯉を尾長く飼い続けているとどんどん単純だな〜って思えてきます。ただ、単純ですけど生き物ですので100%そのようになるかといえばそうでないですから、ほぼ、たぶんがつきますので、そういう面が面白さに奥行を出してくれます。実に楽しいですね。鯉は続けば続けるほど分からなくなることはたぶんなくて、奥行をどんどん感じるようになってくるのだと思います。日本語は難しいですから、長くは続けているけれど単に迷走して鯉の理解が進まずよく分からなくなってしまっている状態を難しいと表現する人もいれば、鯉を理解しその奥深さを難しいと表現する人もいるでしょう。鯉は難しいとよくいいますし聞きますが、前者であるのか後者であるのかでは大きな違いが出てきます。 話は少し戻りますが、筒状骨格を持った鯉の顔というのは、目が極わずかですが左右の目がより気味で上目づかいです。そのため、鯉を正面から眺めると、なんとなく目線があったかのような雰囲気が出ています。考えてみれば単純なことで、鯉の目は側面から見ると中央より上に位置しています。筒状骨格の鯉は顔も筒状ですので側面の中央上にある目は少し上向きになってしまいます。 反対に筒状骨格でない鯉は、顔側面に丸みがないので、上から見たときに馬みたいに目が真横を見るようについていて、(極端に言えば平たい板の上に目がついているようなものなので)上目つかいになりません。なので観察者と目線が合わないです。少しのことなのですけど、この目線の違いが筒状骨格の鯉とそうでない鯉との顔の雰囲気の違いをずいぶん演出してたんだな〜と分かった次第です。 これが分かってから、自宅のメイン池でも目線をよく観察するようになりましたが、筒状骨格がしっかりしているものほど目線が良く合う気がします。筒状骨格が弱く体が細い鯉は目線が合いづらいですね。目線の雰囲気を感じればその鯉の筒状骨格度合いが判断できる気がします。あとは、見た目に分かりやすい方が判断しやすいので、大きな鯉ほど分かりやすく、小さい鯉ほど分かりにくいです。骨格は生まれ持った先天的な要素なので、きっと経験をつんだ人(よく観察した人)ほど、早い段階で判断がつくのだろうと思います。 鯉の顔はその後のボディーラインを決める最初のスタートラインなので、顔を理解すると(顔の雰囲気を感じることができるようになると)鯉の将来性が見やすくなってくるはずです。つまり、上記のように目線を見ることで、鯉の筒状骨格度合いを把握して(筒状骨格は体形が崩れにくい)、次に上から見たときの顔の三角形度合い(口からエラブタへ向かって扇型に広がる角度)で体の伸び具合を判断します。三角度合いが広い(扇型の角度が大きい)と幅は付くがずん胴で伸び止まっておわり、反対に三角度合いが狭い(扇型の角度が小さい)と伸びどまりにくいが幅が付かないまま長細いままの成長です。このバランスがとれたところが伸び止まらず幅が付く体形になります。 鯉は顔の形が大切で、将来性を見る大きなポイントになっています。鯉の話では不思議と、サシ、キワなどの見方はよく話されたり本にも載るし、体形に関しては単順にボリュームがあるとか、目幅がどうとか尾筒が太いとか、そういう話で終わってしまうことが多く、骨格の形(筒状を形成しているかどうか)と顔の形の話はほとんど見たことがないので、なんでこんな大切な話がされない(誰も触れない)のだろうかと不思議なぐらいです。鯉の体形の将来性は顔にあり、そんな感じです。口の大きい鯉は将来大きくなる!?、顔の大きさから相対的に口が大きく見える鯉は大きくなっても自然な幅が出にくいですよね。顔が綺麗な三角にならないのでその後の体に幅の出ようがありません。無理やり餌を食べさせれば、ヘビが卵を飲み込んだような不細工な体形になる可能性はあります。特に今は肝機能や消化を助ける薬も出ていますから、個体が生まれ持つ能力以上にボリュームをつけることも可能です。人間でいえばドーピングみたいなものですね。
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2007.10.7 |
今回販売された当才たちを見ると五色と浅黄が良かった〜という印象でした。パール昭和もたいへん良いのですが、初腹ではないので雰囲気を見慣れたせいか、五色と浅黄はそれ以上って感じでした。初腹が一番良い子が生まれやすくて、なぜか2年目、3年目、、になると良いけど初腹には及ばないかな〜みたいなことが多いです。ほんとに不思議なことなんですけれどね。はじめての子はワクワクするので、それ以降は単に見慣れちゃうだけなのかも知れませんけど。 というわけで、私的にはやっぱり五色と浅黄のインパクトが強かったです。五色は紅の明るさが素適、浅黄は体の作りがよいです。体のつくりのよさでは浅黄、パール昭和の次に五色がきます。いい五色だな〜って思うわけですが、体のよさではパール昭和に勝てないところが五色の品種として限界かな〜という感じです。並みの昭和なら今回の五色も十分張り合えたかな〜と思うんですが、体のよさを持つパール昭和にはかないません。 今回の私のお気に入りの浅黄は、私自身メス親もオス親も好きなので、親たちみたいな雰囲気を持った鯉に育つとよいな〜って思います。以前からメス親はいずれは親鯉になる予定として、フィッシュランドのメイン池に暮らしていて、その間に見た目もとても綺麗になって、若鯉の種別日本一もとって、その後、全日本の種別3位ぐらいにもなって、親候補としては珍しく品評会でも評価されています。品評会で賞をとった鯉が親になるケースは世にたくさんありますけど、元々から親候補として育てている鯉が品評会で賞をとるケースは意外と稀なんです(鯉がどれだけよかろうと、当然、品評会は品評会のルールに適合した鯉しか受賞対象にはなりませんので)。 今回生まれた浅黄の子たちも面白くて、すでに浅黄らしいって分かる子たちも普通以上に白い感じなのですが、もっと真っ白な浅黄が何匹もいることです。ドイツの白いソーセージみたいな感じです。全身真っ白。先のことはわかりませんが、作り手も私もその白い浅黄は評価していて将来を楽しみにています。 理由としては、メス親の浅黄が3〜4才ぐらいのころは白かった。紅白等の稚魚だと緋が飛んで白くなるのがでるが、今回の浅黄の生産では、白い子の数が減って赤い子の数が増えていく傾向を示していた(緋は飛ぶより増える傾向がある)。オス親はずいぶん年齢を重ねた鯉だったのですけど、少々前まではちゃんと見た目も浅黄だったのに、シミもなく全身真っ白に変化した。等々の理由で、白い子には、今、白いだけの理由があるのだろうと考えています。あと、白い子達とは対極に赤い浅黄(赤松葉)もいるのですが、親が立派なだけにそれにも期待しています。
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2007.10.6 |
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2007.10.5 |
まずは鯉というものがいるという存在を見せていく、次の段階では鯉は綺麗な魚であるというところを感じてもらえるようにしていこうと思っています。そこまでになるのはまだしばらくかかりそうです。即結果を出すとか、見返りを求めるとかそういうものでなくて、たくさん種をまいたらどれか1つぐらいは育つのではないかな〜って焦らず長く続けていくしかないですね。 メイン池は今日も小型ステンレスボール5杯分の餌をあげておきました〜。食欲が旺盛だったのか、日ごろより食べ終わる時間が短かったような気がします。食欲の秋ですね。どんどんボリュームがついたらよいのですがそれは望めませんので、シーズンも終盤戦に入ってきたので餌を切る日まで調子を落とさずかんばってほしいと思います。機械に頼る餌やりはまったくしていないので、その日の様子を見ながら餌を加減している状態です 水槽の五色たちの水替えをしたのですが、鯉たちは少々細くなりましたが餌を食べ始めたらすぐに治ってくると思います。餌は咲きひかりSサイズを使用していきます。
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2007.10.4 |
水槽の五色たちもずいぶんボヤ〜とした感じが取れてきましたので、明日は水を替えて通常飼育に移っていく予定です。ある程度調子が戻ってきたら通常飼育に戻して餌をあげた方が体力が戻って治りが早いですね。死なしたらアウトなので丁寧にいきたいと思います。 考えて見たら商売っ気がないというか(昔からですけど)、今年は紅白を作っていないので紅白当歳はいないし、2才は逸品鯉(かわり鯉)をメインに野池立てしたので、紅白2才は6匹ぐらいしかいないし、3才以上は親候補が少しと販売用が少ししかいないですよね。雑誌に紅白が載るけど、ほどんど売りものの紅白がいないという状態で、ほんとフィッシュランドらしいな〜って思いました。 フィッシュランドの売り出しは今週末6(土)、7(日)、8(月)です。当歳と2才が販売されると思いますが、毎回のごとく当日になって見ないと正確な内容が分かりません。案内のハガキとはすでに内容がずれてきている可能性があります。今回のように3日間売り出しだと、2日目ぐらいで売出しを終わりにしちゃうことも多いので、1日目以外は未知数な部分が少なからず存在します。そういう意味ではいい加減なのですが、私はこのいい加減さが好きですね。鯉には正直ですしね。決めたことを決められたとおりに行わないとイライラ〜ってくるタイプの人にはむいてないかもしれません。今年の売り出しはどうなることやらです。あーたのしみ。 きっと自家産浅黄の当歳がいるはずなので、浅黄を買おうかな〜とか思っています。親は一番綺麗なときからすると若干ピークを過ぎた気もするのですが、今でも立派ですけどピーク時はほんとに綺麗でした。1匹当歳をかってメイン池にポチャンと15年ぐらい入れておけば、十分大きくなっている気がするんですよね。 この売出しが終わると、子どもの運動会、七五三などのイベントごと、11月初めは白山の池揚げ、その後も用事があって週末がイベントでいっぱいです。11月末は東海地区錦鯉品評会もあるし、12月にならないと週末が空いてこないかな〜って感じですね。そして一年が終わると!、なんかあっという間です。
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2007.10.3 |
それはそうと、F1に限らずですが、トヨタはモータースポーツでどうも勝てません。自分が好きだったルマンでも結局勝てなったし、F1でもいまだ一勝もできていません。日本のメーカーだから応援するんですけどガッカリさせられることが多いです。お金もあるのに何でこんなに勝てないんだ?って思うわけですが、効率的な経営のあり方を突詰めると儲かるがクリエイティブな部分はどんどん弱くなっていくとことを意味するのかな〜って感じるようになってきました。 クリエイティブなことって無駄なことの積み重ねから出来上がっている気がするので効率とは対極にある気がします。そう考えるとトヨタの車は販売台数世界一でも、レースには弱いのがとても納得できます。だんだん、F1参戦後、一勝も出来ないまま撤退もありえるのかな〜って思うようになってきました。マツダがルマンで優勝したときや、日産がデイトナで優勝したときや、F1でホンダのターボエンジンが勝ちまくったときとか、そういう感動とかワクワクするものをトヨタにも見せてもらいたいものです。ため息ばかりではつまりません。 規模とクリエイティブさというのは反比例する気がしますし、規模が大きくなれば規模を維持・拡大することが最優先的な考え方も出てくるでしょうし(小さいうちにはそういう思いがなくても)、なんかこうクリエイティブなものが出来ずらい状況が出来ていくる感じがします。これは世の中では避けられないことなのかもしれなくて、歴史をみても大きくなったものは最後に崩壊することがとても多いです。世界遺産なんかはそういう遺跡・遺構が多いですよね。 鯉も例外でなくて、大きくなるほど、なぜかそれまで出来ていたことが続かなくなってきて、だんだん宣伝が派手になってきて内容は落ちていくみたいな、世の流れには人間は逆らえないのか〜みたいな虚しさを感じますね。鯉なんかは絶頂期は子どもが評価されて結果として親が評価される状態、そろそろヤバイなというときは親を宣伝して子どもが売られる状態になってくるときでしょうか。こんなことは歴史の中で繰り返されてすでに答えの出ている部分です。 私は音楽はロックが好きなんですが、長くファンをやっているバンドでも絶頂期に達するまでのアルバムと、絶頂期のアルバム、その後のアルバムでは密度がぜんぜん違う気がしますもんね。
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2007.10.2 |
まだ餌やり終了まで1ヶ月ちょっとはあるので、なんとも言えないのですが、もうちょとボリュームを出すことが出来たら大満足ってところでしょうか。去年の写真と見比べると、去年はやっぱり痩せているな〜って感じるぐらいに今年は丸くはなっています。前回の日記でも書きましたがこのあたりのもう一歩がミシロの餌の限界なのかもしれません。秋に入るまでは鯉も太りませんのでミシロで十分ですし、コストパフォーマンスのよさもありお気に入りだったりします。やっぱり冬に向けてエネルギーを蓄える秋は消化吸収の高い餌が望まれますね。 そういえば去年からいるミニ九紋竜たちがを窓付きFRP水槽内に移した後も、他の鯉に食べ負けてずいぶんとミニのままだったのですが、ここに来て少々大きくなってきた子が出てきました。大きくなり始めると食べ負けないので伸び率もよいです。ここのところ九紋竜をよく見ていて思うことは、九紋竜は下腹に緋がある子たちがよい感じで成長するな〜ってことです。このことは以前から知識としては知っていたのですが、実感としてもそう思うようになりました。 同腹の兄弟たちで選ぶのであれば下腹の緋は一つのポイントになりますね。緋といってもそれが成長と共に出てくる方向ではなく(浅黄などは出てきますよね)、引っ込んでいく方向に向かうのが理想的です。鯉の場合は緋というのは鯉の成長の上での大きく将来性につながってくるので、緋のない品種でも緋の遺伝子を持たせておくことは大切だろうと思っています。 という意味でもお腹に緋があれば、緋の遺伝子がのっているということが分かりますので、視覚的に判断できるのためとてもよいものです。鯉って大きく成長していくうちに体内に隠されていく情報もありますので、成長させながら経過を観察するというのは大切なことだな〜と思います。 緋がある鯉は大きく成長しやすいですし、緋のあり方も緋が多いほど大きくなりやすくさらに紅質もよくてツヤがのっている鯉が多く肌もよい傾向が高いです。その代わり模様は大柄になっちゃいますけど模様以外はいいことだらけです。例外鯉はいますが、ほとんどの鯉がこの傾向を示しますので、理由はよく分かりませんがこれが鯉というものなんですと言うしかありません。模様を小模様にするには鯉から離さないといけませんので、上記のよさが減ってしまいます。 元々持つ良さを減らして模様のバラエティーさをとるわけですけど、これを鯉の改良の進化ととらえる人たちもいますが、私自身はそうは思っていません。良いものをさらに良いものにするのが私の中では進化です。紅質をより良い紅質に改良するこれが進化にあたって、残念ですが鯉が鯉である以上、この過程では鯉の柄は大模様のままでしょう。ただ現実としては、模様を楽しみたいという要望も強くあるわけですので、紅質が落ちても模様が出るようにする、つまりお客さんのニーズに合わせることが目的となることもあります。これらは商品を作る作業にあたりますね。 これらはどちらも大切なことですが、進化と商品がごっちゃになっては、鯉らしい鯉がどんなものか段々分からなくなってきてしまいます。進化系と商品は分けて考える、こうすると鯉ってとっても分かりやすくなると思います。進化系から商品、商品から商品は作れますが、商品から進化系は商品になった時点ですでに失っているものが多くて作れないはずです。話は戻りますが、緋のない九紋竜ばかり出来たほうが商品としては優秀かもしれませんが、鯉として優秀かどうかは未知数です。 緋のある九紋竜のよさを理解しつつ、緋のない九紋竜も楽しむ、このあたりのバランス感覚が麻痺すると、商品の方が数は圧倒的に多いわけですので、あまり見にしない(腹下に)緋のある九紋竜=欠点鯉と完結される危険性が出てきます。こういう流れで、万一、鯉が鯉である本質が葬り去られたらそれはとても残念というか、おおきな損失にあたるような気がします。
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2007.9.30 |
さて、急に気温が下がったのにメイン池の鯉たちはびっくりするほど食欲旺盛でした。今年も本当に冬が来るのを感じ取って焦ったのかもしれません。きちんと食べておかないと冬を越せないぞ〜みたいな。夏があんまり暑かったので冬があるのを忘れてしまっていままでのんびりしていたのかな〜。必死に食べていました。これから本格的にボリュームがついてきてくれるとよいな〜と思います。餌をやっている甲斐があるというものです。 餌も残り15kg入りが2袋ぐらいしかないので、今シーズン終了までにちょっと足らないかな〜って所です。あと2袋ぐらい追加することになるかもしれません。太る時期ですので追加は咲きひかりでいこうかな〜と、ミシロスタンダードと咲きひかりを比べると咲きひかりの方がボリュームがつきますね。 室内水槽の五色だけは眠り気味ですが、あとはほぼ元気一杯です。何匹かスレているのもいますが自然に治るでしょう。そういえば先日購入してきた白山養鯉場の当歳紅白は1t強FRP水槽に入れちゃったので、他の2才にまぎれてしまってどこにいるのかよく探さないとよく分からない状態です。元気に泳いでいるみたいなので11月までにはちょっとは大きくなるのかな!?。元気そうならそのまま自然越冬でもいいし、まずそうなら室内に移そうかな〜と思っています。お気に入りの親鯉の子なので元気に育ってほしいですね。
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2007.9.29 |
さて、水槽部屋の整備を進めていたわけですが、夏前から庭に放置してあった中古の180cmアクリル水槽(長さ180cm×幅90cm×高さ70cm)をやっと室内に搬入しました。アクリルの厚みが13mmで水槽を持とうとするとこれが重い。大人2人でどうにか運べた感じです。おっちらおっちら運んで(私の親父の自作の)木製水槽台にセット完了しました。水槽とはいえ水量1tも入るだけあって見た目にも広く感じるし、これなら大き目の鯉も十分に飼えそうです。 セッティングは終了しましたが、これから側面の開いているオーバーフロー用の穴をふさいだり、古い物なので水漏れするようなら修理したりする必要があるので、実稼動まではしばらくかかりそうです。計画では上部フィルターで運用しようと思っています
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2007.9.28 |
私自身は鯉に薬を使うのがあんまり好きでないので何かあったらほとんど塩対処です。昔はけっこう持っていた常備薬も底をついてから買い足してないものが多いので、手持ちの薬がほとんどない状態です。こんなことでいいのかな〜とは思うんですが、とりあえず問題も起こっていないので、問題が起こるまでそのままにしておこうかな〜って感じです。薬も買うとけっこう高いので、薬よりも鯉を買いたいですしね。私自身は元気な勢いのある鯉が好きなので、薬と共にでしか生きていけない鯉は可愛そうだけれどもダウンもやむなしって感じです。 さて、話は変わってフィッシュランドへ行ったら新しい月間錦鯉が置いてあったので、パラパラ見ていたら(ここでもお知らせした)8月に行われたジャパンレプタイルズショーでの錦鯉ブースの様子が載っていました。若い人が多いとは聞いていたのですが、写真を見ると若い人が多いですし、男性だけでなく女性もいます。鯉ハンドリングコーナーの看板が巨大錦鯉となっていたのが、エキゾチックアニマルが集まる祭典ではよい雰囲気を出しています。 錦鯉品評会とジャパンレプタイルズショーみたいなイベントのどちらかにスタッフとしてボランティアかバイトに出かけないといけないとすれば、ジャパンレプタイルズショーに参加して若い女性に鯉の説明が出来た方がはるかに楽しそうです(特に若い鯉関係者さんなんかは)。私なら、おやじとじいさんしかまずいない錦鯉品評会よりも、若い女性もいるジャパンレプタイルズショーみないなイベントを確実に選びます。いきいきしちゃうな〜きっと。 前も話しましたが、ジャパンレプタイルズショーでの関係もあって、愛知県の大きなエキゾチックアニマル系ショップに錦鯉を置いてもらっているのですが、担当の方が力を入れてくれて頑張ってくれているようで、うれしい状態になっています。鯉やさんではないので、そもそもが鯉を買いにくる購入層へのアピールではないですし、鯉やさんでもお客さんが減っている現状を考えると、なかなか売れないかな〜と思いきや、それなりの数が出ているようで、鯉ってきちんと魅力があるんだな〜ってちょっと元気をもらいました。想像ですが多くの人が水槽で飼ってくれているのではないかな〜と思います。 話を聞いて面白かったのは、銀鱗種の鯉はショップに来るお客さんには珍しいようで、鱗に銀の筋が入っているように見えるので病気になっているんじゃないの?って聞かれたりするようです。ふと考えてみると、熱帯魚には銀鱗種っていないな〜ってはじめて気がつきました。銀鱗アロワナとかいないですもんね。なるほど〜って思いました。 鯉やさんは国内需要が減っていますので、どちらかというと海外へ活路を見つけようとする流れが強いわけですけど、私的には潜在的な国内需要はまだまだあるのではないかな〜という思いがあるし、国内で鯉を飼う人を増やしていく努力をしたいと思っています。するだけして、ダメなら仕方がないですけど、上記のイベントやショップの例などをみていると、単に国内にはアピールしてこなかっただけじゃないの〜っていう気もします。 話はまったく変わって、来月号の月刊錦鯉の表紙にフィッシュランドの2才の逸品鯉(変り鯉)が載るかも知れないみたいです。私は小さいときから何回も見ている鯉なのですが体の作りも雰囲気もとてもよいです。品種分けしづらいのですが和鯉の九紋竜の銀鱗種みたいな感じ!?、銀鱗羽白!?、昔、銀河って呼んでいた品種かな〜!?。見た目が花火のナイアガラみたいにキラキラしているので、ナイアガラって呼んでいます。いい親にもなれると思うので個人的には固定して欲しいな〜って思っているんですけれどね。もし本当に雑誌に載ったらみてあげてください。 去年、たまたまフィッシュランドが作ったおかげで逸品鯉(変り鯉)をいろいろ楽しませてもらっているわけですが、体のつくりがよいのが割合としても多いし、色鯉だと紅白ぐらいしか体では太刀打ちできないんじゃないかな〜って感じました。模様に飽きるということもないでしょうし、一匹買ったら長く楽しめそうです(何十年?)。
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2007.9.26 |
私自身、経過を見るためにカトウ紅白系紅白、紅花系紅白、大助系紅白、パール昭和を飼育していますがどれもいい感じで成長しています。しかも、私の飼育している鯉はカシラ周りとかとは全然違い誰でも普通に買える鯉たちですので、それでこれだけうれしくなるような成長をすると当たり腹セットというのは鯉たちの層がぶ厚いな〜って感じます。 カトウ紅白系紅白は持っている人が少ないと思うのですが、紅花系紅白、大助系紅白、パール昭和はいろんな人が持っていて、各持ち主さんと話すと、紅花系紅白は紅の滑らかさが素晴らしい、大助系紅白は体の骨格がすごくしっかりしている、パール昭和はよく伸びるって、鯉ごとによく似た感想が返ってきます。それだけよく特徴が出ているのだろうと思います。とっても満足しているという話が多いですね。 飼育者さんたちはどちらかというと地味に鯉を飼っている人たちが多いから、鯉はよいけれども世間の話題になることはないと思うので、ひっそりと楽しまれていく鯉たちになるのだろうと思っています。 これまでの経過も振り返ると、当たり腹セットってとっても成長や雰囲気が素晴らしいです。毎年当たるわけではないですから(同じセットでも年によって出来は違いますし)、当たったときには借金してでも手に入れたい!そんな感じです。まあ、借金はまずいと思いますので、日ごろから鯉貯金をしておくということだと思います。鯉貯金〜鯉貯金。
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2007.9.25 |
そういえば、今年の振興会東海地区錦鯉品評会から変わり鯉の部が一品鯉の部に名称変更することになったようです。とっても素適な話なので全国へ広がればよいな〜って思っています。愛知にはちょうど逸品鯉の一品家さんもみえるので、東海地区錦鯉品評会といえば一品鯉部門が有名みたいなイメージができるとよいな〜って思います。 そもそも、変わり鯉っていう名称も可愛そうな話で、日常で変わり者っていう言葉が褒め言葉に使われることはまずないことからも、けっして鯉の価値を向上させる名称ではなかったと思うんですよね。たがが名称かも知れませんがされど名称で、名は体を表すということわざが出来るぐらい往々にして実体をあらわすものであったりします。他の鯉と違うから価値がないのではなくて、他の鯉と違うこと(めったにいないこと)が価値があるわけですので、これは品種わけされている鯉でも同じことです。兄弟たちとは違う抜き出た紅あるいは体を持っていれば、それが差異であり特別な価値を持つものです。
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2007.9.24 |
明け2才たち(ほとんど変わり鯉)を野池立てするときから、野池の水不足が心配されていたので、今年は2才をメイン池でも育てています。本命たちはメイン池飼育で、準本命たちが野池ですから、メイン池と野池で成長の違いがどの程度あるかも見てみたいな〜って思っています。ちなみにメイン池飼育の子たちは何回もみていますが、むちゃ体がよいです。 3日間の売り出し期間中、どんな売り出しスタイルになるかは分かりませんが(毎日展示を変えるとか)、今年の当歳はパール昭和、五色、浅黄となります。
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2007.9.23 |
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2007.9.22 |
明日は白山養鯉場の売り出しの日です。例年、売り出し前までに今年の当歳たちを見学に行くのですが、なかな時間がとれずに今年はお邪魔しませんでした。というわけで、ぜんぜん当歳を見ていないので(見たのは田んぼにいたときだけ)、明日がじめての対面です。夢膨らむというかとても楽しみにしています。白山鯉は強いし、肌も良いので(私は出会って以来)ずーとお気に入りです。 鯉の上達段階には3段階あって、@勉強代を払う時期、Aお金を使うことでいい鯉を手にする時期、Bお金をあまり使わないのにいい鯉を手にする時期かな〜と思います。 @は鯉を買っても買っても思うような鯉にならないときでしょうか。つまり、よくならない鯉を買い続けている時期です。ある程度勉強代を払って、自分でよくならない鯉を買っていたんだ〜って気がつくまではAに進めません。自ら気がつくことが重要なターニングポイントになるので、あっ痛〜っていう痛みを心に感じることがきっかけになります。 Aの段階というのは、良くなることが分かりやすい鯉を買う時期ですので、よさに比例して購入価格がします。そのかわり鯉は残っていきます。普通のバランスの状態というか、よいものは価格がするわけですから、お金を払った分の良さが手に入りやすい状態ですね。 Bの段階になると、使うお金以上に鯉がよくなる状態です。これは将来よくなりそう〜と感じても、他の人にはほんとにこんな鯉でいいの?って思われるような状況でしょうか。通常、Bの段階にまで到達するのは難しいことだろうな〜って思います。 私自身、@の段階は過ぎ去っていてAに入っていると思うのですがBはまだまだ全く見えてきません。実際にBの状態にある人をほとんど知りません。私から見ればAは達人の領域まで、Bは仙人の域ですね。先には先が存在する鯉って本当に面白いと思います。
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2007.9.19 |
9月末といえばF1日本グランプリ。今年から富士スピードウェイでの開催でしたが、少し前に2009年からは鈴鹿サーキットにまた戻ってきてその後富士と鈴鹿で毎年交互開催に決定しました。思ったより早く鈴鹿に戻ってくることになりました。F1の大大ファンということはないのですが、地元で世界的なイベントが行われるというのはまずないので、やっぱりうれしかったりします。鈴鹿サーキットのレイアウトはきれいだな〜って思うんですよね。F1ももっと追い抜きのシーンがあると見応えがあると思うんですけど。 30cmと小さいですけど、5才にもなるので紅の色合いや肌の感じは、当歳30cmの鯉とは全然ちがいます。まる4年ちょっと生きてきた味わい深さを感じさせてくれますね。チャレンジ稚魚飼育もそうですが、鯉に大きさを求めないのであれば、小さくてもお気に入りを飼い続けると(それなりに成長して)きちんと鯉らしくなって見栄えもしてくるもんです。 10cmの時の形と30cmの時の形はよく似ていて、鯉というのは生まれ持った形を引き継ぎながら成長していくな〜っていうことがよく分かります。成長と共に伸びもでるし、幅もついてくるので見た目の雰囲気は変わってきますけれどね。これから当歳が販売される時期になりますが形は受け継がれていきますので小さいときの形も大切です。
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2007.9.18 |
冬に向けて水槽部屋の模様替えを予定しています。120cm水槽台を上下2段のタイプに変更して、120cm水槽を2台置けるようにするのと、今ある700LFRP水槽を床面積は同じのアクリル水槽へ入れ替えます。物は7月ごろにはそろっていたのですが、なかなか700LFRP水槽の使用を止めることが出来なかったので、なかなか実行に移すことが出来ませんでした。 正直、8月は暑すぎて実行する気になれなかったのもあります。去年の8月は暑い中でも亜鉛メッキアングルで水槽台(3段)を作っていましたから、今年はほんとに暑すぎたんだとおもいます。ここまで整備したら水槽部屋の水槽の整備は一旦休憩して、エアレーション用の配管とか、注水用の配管とか、濾過槽の強化とか、使いやすさの面を整備していきたいですね。いつまでかかるか分かりませんけど、何かしらやることがある方が楽しいのでコツコツ続けていくつもりです。 今日もメイン池は愛用の小型ステンレスボール5杯分の餌をあげておきました。パクパク元気に完食です。大切にしているKa1さん作の黄金もずいぶん大きくなりました。この黄金は2年前に池を作ったときにはじめて泳がした記念の鯉なので、できるかぎり長くいて欲しいな〜って思っています。 うちのモットーは元気が一番!ですので、元気で体のラインさえ崩れなければ、(どこの鯉でも)ずーと飼いつづけたい気持ちで一杯です。大きくなればなるほど体のラインがピシッってしている鯉の数は少なくなるので、難しいことでもあります。私の場合は、鯉は生き物だという意識が常に基本にありますので、完璧を求めているわけではないですから、大きくなればなるほど許容量は大きくなっていきますし、その間にいてくれればOKです。大きい鯉と小さい鯉で基準が違うことは当然のことです。 鯉が元気だととにかく見ていて楽しいし、育てていて毎日が楽しいですよね。元気さを保つ方法はいろいろあると思うのですが、我家の場合は特別なことは何もしていないので、自分が元気な鯉が好きっていうのが一番の理由な気がします。なんだかんだ言っても誰しも最後は自分の好きなタイプをメインに買っちゃいますもんね。
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2007.9.16 |
今日こそ、90cm水槽の鯉たちを、1t弱水槽に移そうと思っていたのですが、雨のため中止としました。いつになったら移せるのだろう!?。水温が15℃を下回るまでは餌をあげるので、今から移してもまだ伸びるかな〜という感じです。 自然というのはすごいもので、季節の変化を感じて野外の池やFRP水槽の青子の感じや藻の状態が変わってきました。青子が減ってきたのと一部に生えていた長くなりやすい藻もなくなっていきます。短い藻だけは相変わらず生え続けています。雨水が入ったのもあって、メイン池の水に透明度が出ていたので少々観察していたら鯉たちが餌の時間と間違えて水面に上がってきたので普段なかなか見られない子たちも何匹か発見しました。 今回は大助系・紅花系紅白たちが順調に育っているのが確認できました。体の作りと育ち方を見るかぎり、無理をしなくても数年後に70cmは越えそうなので、その後忘れたころには80cmにも到達するんじゃないかな〜とちょっと期待しています。頑張って欲しいな〜って思います。我家は大型化は目指していますけど、薬に頼る気持ちもなく、特別な餌をあげる気もなく、あくまで今ある飼育環境に対してないものねだりもぜず、自然に伸ばしていく方法をとっています。 つまり、我家は10t池なわけですけど、その中で大型化を目指したいわけですので、10t池で80cmクラスまで成長する鯉を求めています。100t池でしか80cmクラスにならない鯉であれば、100t池以上の方には適した鯉になりますが、我家には適しません。簡単な事ではないですけど、出会いさえあれば別段難しいわけではないので、なるべくそのチャンスを逃さないように心がけるだけです。後は縁あって我家にきたら、いかに大病をささないようにして、成長にブレーキをかけないような飼育を続けるだけですね。 今年も5月末ごろに餌をあげすぎて何匹かエラにこさせてしまいましたが、それ以降、病気らしい病気もないので、このまま乗り切りたいと思っています。やっぱり、一年間に何センチ伸びだということよりも、一年間病気を出さなかったという方が賞賛に値すると思いますしね。生き物を飼っているわけですので健康に保つことがなにより大切です。日ごろから抗生物質を使うことでなんとか鯉を生かし続けている状態では、鯉だけでなく飼育者側にも疲れ(嫌気)がでてくると思います。実際、嫌気がさしちゃった人もいるんじゃないかな〜と思います。 今日もステンレスボール5杯分の餌をあげて、普段とおりに鯉たちはパクパク食べていました。日ごろと違う特別なものを求めるのでなく、いかに普段とおりを持続させていくかが飼育の大きなポイントだと思っています。あと、上にも書きましたが、鯉にあわせて飼育環境を合わせるのでなく、飼育環境にあった鯉を求めるのも楽しい鯉ライフの持続につながると感じています。初めのうちは、いろんなタイプの鯉を飼ってみるわけですが、そのうち自宅環境にあった鯉がどんなものか、なんとなく感じられてくるようになってきます。 自宅環境に合った鯉というのは、楽して飼育結果がよいので、日々もそうですがワンシーズン振り返ったときにも楽しさが自分の中で膨らみます。無理して結果がついてこないほど楽しくないことはないですもんね。楽しいというのは持続させる最高のエネルギー源です。私は鯉に関してはエネルギーに満ちあふれていますよ。
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2007.9.15 |
90cm水槽の鯉たちを、1t弱水槽に移そうと思っていたのですが、雨が降っていたため中止にして、明日以降に持越しです。1t水槽の鯉たちも大きくなってきました。大きくなってきたといっても頑張って今シーズン30cm越えぐらいかな〜と思います。冬に加温しない我家だと、春に18cm前後ぐらいの大きさなのでそんなものかと思います。メイン池に入れた子たちも(ちらほら見える姿を確認すると)、1t弱水槽と大体よく似た大きさみたいです。 メイン池を観察していると、大きい鯉たちにまぎれて、小さい鯉たちは餌を食べるのが大変そうなので、(前も書きましたけど)メイン池への合流は30cmクラスになってからのほうが成長の効率がよさそうです。そのためには、当歳〜明け2才をワンシーズンはFRP窓付き水槽や1t強FRP水槽で飼育して30cmを越えさせて、生まれて3年目の明け3才のシーズンにメイン池に合流させるのが我家ではベストな気がしてきました。 そして明け4才のシースンで50cm越えを目指します。明け5才のシーズンで65cmぐらい、明け6才のシーズンで70cmオーバーです。あとは年に3cmぐらいずつ伸ばして、明け10才のシーズンで80cm突破の目標です。 冬に当歳の加温後、明け2才で野池に預けても、野池揚がりの2才を購入するにしても、生まれて2年目には50cm以上ぐらいになっています。その2年後、明け4才のシーズンには70cm前後になってきます。それから3年後、明け7才のシーズンに80cmを突破するぐらいが標準的かな〜と思います。 野池を使うと早く大きくなりやすいのは間違いないので、野池の経費で成長の時間を買っているみたいな面はあります。野池には野池のよさがあるわけですけど、それを考えても野池の経緯費で2才を買って、コツコツ自分お手で育てた方が楽しいのではないかな〜とか頭に浮んでくるときがあります。単なる貧乏性かもしれませんけど(笑)。
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2007.9.14 |
さて、9月に入ってからはやっぱり鯉たちがよく伸びてきているような印象です。毎日見ていると昨日と比べてどうこうはないのですが、少し前のイメージと比べると、大きくなったな〜って感じが浮んでくる状態です。検寸しているわけではないのでイメージだけなんですけどね。幅はついてきている感じなのでとりあえずOKです。 話は変って、我家にきたカメたちは道行く人たちに人気があるようです。立ち止まってのぞいてはカメの泳いでいるところを見てくれます。カメには人をひきつける魅力があるのでしょう。たしかに、水の中で泳いでいるのをみると、飼い主である私もついつい見てしまいます。絵本や童謡に出てくるだけのことはありますし、そういう底力を実感しますね。 鯉たちも人気はあるのですが(カメと比べると落ちますけど)、子どもたちには鯉として認識されてないことが多く(よく通る子はさすがに鯉って分かっているみたいです)、道行く子どもたちの会話の中で、すげー金魚がいっぱいいる〜って言葉をよく耳にします。オイオイ、違うだろ!って心でツッコミを入れるわけですが、心の中なので相手には伝わりません。いつか気がついてくれることを期待している状態です。我家で飼っているのに、うちの子どももずーと金魚って言っていたし、金魚と鯉では形が全然違うと思うんだけれど、色合いが似ていると同じくくりなのかな。 自分の子どもに金魚を特別教えたつもりはないのですけど、絵本とかテレビとかに、金魚はそれだけ取り上げられているのだと思います。日常のなかで接点があるというのは、金魚というものが世の中にいるという知識に育っていくのだな〜って実感します。残念ですが鯉はまだそのレベルまでに達していません。人気ペットランキング、犬、猫、金魚といわれますけど、それだけの実力を金魚はもっていることを痛感します。 我家の場合は、鯉といっても道行くひとから見えるのは、FRP窓付き水槽なので、水槽=金魚のイメージになっているとも考えられます。水槽とはいえ、水量3t以上あるので普通の水槽のイメージとはずいぶん違うと思うんですが・・。池=鯉のイメージが存在しているとしても、どちらにせよ、個体をみて識別してもらえないのは確かなので、鯉の本当の姿が世の中に浸透してないのは事実でしょう。 池だと(公園ふくめて)、鯉って思ってもらえるのに、同じ魚を大型水槽にいれると鯉って思ってもらえないので、愛好家としてはほんとに寂しい話ですね。私自身、愛好家を増やしたいな〜って思いは常にあるわけですけど、愛好家とかいうまえに、鯉ってどんなものか知ってもらうところから始めないと道が開けなさそうな気がしてきています。 金魚レベルになるには、まずは、絵本だね。歌もいいかも(みんなの歌とか)。ポケモンのテレビでも鯉モチーフのキャラクター、コイキングはもっとも役に立たないポケモン扱いにされているし、デザインもかわいくなーい、、うるうる。金魚モチーフのキャラクター、トサキントはかわいくデザインされてます、しかも役立つときもある!。 過去、金持ち番組とかで紹介された鯉なんて、すごいですね〜っていう紹介ですけど、登場人物と共にバカにされているのと同扱いだったし、鯉も金魚のようにバカにされないようになるところからですね。鯉ってバカにされやすい要素(イメージ)をすでに持たれているのも事実だともうし、あとは飼育者さんの日ごろの行いで、イメージが事実だと認識されるか、イメージは間違っていたと認識されるかに振り分けられていくものだと思っています。
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2007.9.12 | 今日は雨もやんで1日晴れとなりました。 |
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2007.9.11 |
私にとって、鯉の模様は各自の好みの位置づけですので、鯉の価値としてどうこうという思いは何んにもないんですが、それでも一応、私の好みの模様というのは存在しています。私の好みは、頭から尾っぽまでに、一筆書きでかけるような流れのある感じで(流れであって途中で切れ目があってもOK)、さらに力強さを表現できそうな雰囲気が加わることで勢いが感じられるものでしょうか。こういう印象を与えてくれるものがよいな〜って思うだけなので、模様の形の定義はありません。
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2007.9.9 |
我家ではカミハタノRioシリーズが大活躍していて、今回のオーバーフローアクリル水槽、1t弱FRP水槽、FRP窓付き水槽、400LFRP水槽、水槽部屋のFRP水槽と計5台稼動中です。FRP窓付き水槽だけRio2500なのですが、その他は全部Rio1700となっています。このHPで確認してみたら一番古いのは2003年7月から使用しているみたいなのですが、今のところまだ一台も壊れていません。消耗品のインペラーシャフトもこれまでに2回換えたことがあるだけです。価格も安いのに素晴らしい耐久性だと思います。電源をオフにして、再運転のときにインペラーが回らなくなったら(水が出ません)、軸穴が楕円に削れて消耗している状態ですから、インペラーシャフトを交換します。 メイン池は水の状態が落ち気味だったので、多めに水をポン抜きして注水しておきました。このところ餌が多目だったのでその影響だと思うんですが、水が雰囲気が悪くなるなるぐらいなのできちんと鯉に吸収されずに出ちゃった糞も多かったのだろうと思っています。餌の無駄使いなのでもったいないことをしてしまいました。なので今日はステンレスボール4杯分の餌にしておきました。我家の池はとても単純な構造なので水の調子は水の見た目に反映されやすいです。 多目のポン抜きのおかげで水の透明度が少々改善したため、鯉たちの様子を確認してみたら元気にしているようでした。水面に上がってこなくていまいちよく分からない子や、ぜんぜん見かけない子もいるのですけど、見えた子たちはみんな元気だったのでたぶん大丈夫でしょう。そういえば最近は去年2才購入の子たちとあんまり出会えていません。底の方を泳いでいるのかな〜!?。水深は1.2mぐらいしかないんですが、それでもいまいち見えませんもんね〜困ったもんです。 そういえば、先日フィッシュランドへお邪魔したとき、月刊錦鯉に大山養魚場にいる森田センスケが特集されていたので久しぶりに専門誌を読みました。去年、大山養魚場まではるばる行って実物を見てきましたが、雑誌の写真でも雰囲気が上手く表現されていました(さすが本職)。この鯉さん、顔と頭の形がとてもよくて体も長いしで、37歳程度の現時点でもいい雰囲気を保っているので、ボリュームがあって一番綺麗だったころがどんな風だったのかほんと見てみたかったな〜って思います。森田センスケの中でも良い鯉は、成長とともに紅色が揚がって最終的には明るい赤になったと聞いているので、この鯉にはその面影がきちんと残っているのもすごいところです。 センスケ系統というと、その後、ヒットしちゃったときになんでもかんでも一杯市場に出たので、(いい鯉は数が少ないので、普通の鯉の方が数的にどうしても目に付くし)最後まで紅が揚がり切らない柿色みたいなイメージが系統の特徴としてついちゃったのが可愛そうなところですね。前サシがないとか、後ろキワが直線(かみそりキワ)とかのイメージも同じようなものですよね。 私自身が見た森田センスケはこの1匹だけなわけですけど、たぶんこの一匹で見納めになってしまいそうな気がします。森田センスケなんかは今いうセンスケ系統の大元なのに、いまにほとんど鯉が残っていないのも不思議なところです。年齢的にこの世代は生き残っていないかもしれませんが、特徴を継いだ次の世代、またその次の世代がいないとことはもう七不思議レベルです。この鯉は、もしかすると森田センスケと呼べる最後の一匹かもしれませんが、生きているうちに見ることが出来てとてもラッキーでした。 大山養魚場の大山さんはとても系統を大切にするので、この鯉が最後に大山養魚場へやってきたのには何か運命的なものを感じますね。鯉からメッセージが発せられているかのようです。ぜひ次の世代へ血を残して欲しいと思います。 この鯉は去年自然産卵させていますが、使用したオス親がフィッシュランドが一年目に作った自家産の子というのも、私的にはとてもうれしいことです。使用したオス親もフィッシュランドにいたときに実際に見ていますし、そのオス親のオス親(お父さんに当たる鯉ですね)も見ています。オス親のオス親(お父さんに当たる鯉ですね)の鯉の方が印象は鮮明で、私が見たときには緋盤がずいぶん飛んでいましたが、とにかく肌が綺麗だったのを覚えています。当時は分かりませんでしたが、今振り返ってみると、とてもオス鯉として体形のバランスが取れていたと思います。 オス親のオス親(お父さんに当たる鯉ですね)は、野外の大型水槽に(見た目には適当に)入れられていただけだったので、そのときは、そんなすごいオス鯉だったとは思いもよりませんでした。今でも印象はきちんと残っていますけど、生きていたうちにきちんとした写真を撮っておけばよかったです。メス親はローズの子にあたるのですが、どんな鯉だったか私は覚えていません(すでに死んじゃっています)。 話はそれちゃいますけど、大山さんやフィッシュランドはローズの流れではなくて、フジコの流れを高く評価しているので、この森田センスケの血はいずれフジコがたどったであろう道筋を追いかけていくのではないかな〜と思っています。今の私では想像がつかないので、ずーと先、何代かに渡って出来上がってきた子たちを見てなるほど〜って振り返ることになりそうです。聞いた話では、ローズはメス鯉(お母さんにあたる鯉ですね)の雰囲気にかなり近くて、フジコはオス親(お父さんにあたる鯉ですね)の雰囲気もあるそうです(メス親とオス親がうまくミックスされている)。もうフジコの流れは実質残っていないわけで、叶わない夢ですが、このあたりの鯉たちを生で見てみたかったですね。見れていたらずいぶん自分にプラスになっていたと思います。
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2007.9.8 |
久しぶりに窓付きFRP水槽の濾過槽を掃除しました。いつもは濾材の上においてあるビニロックフィルターを洗っているだけなのですが、今日は濾過槽ごと掃除しました。そうしたら濾過槽内でミニ九紋竜を2匹発見!、どうも水流にまぎれて濾過槽へ紛れ込んだようです。次に掃除するのは餌を切ったときぐらいになるかな〜って感じです。 設置しているビニロックフィルターが汚れをとってくれるので、これを洗うことで濾過槽内に汚れがたまるのを防いでいるわけですが、汚れが付着しやすいので、2枚重ねにしてあるビニロックフィルターの一枚目にはびっしり汚れが付着して水をとおさなくなるため2枚目があまり汚れません。汚れで目の詰まったビニロックフィルターは水を通さない発泡スチロール板みたいなもので、そこで見事に水を遮ってくれます。我家はたまたま二枚重ねにしてありますけど、これを3枚重ねにしても結局取れる汚れは一番上の一枚分だけのような気がします。 今年新しく設置した1t強FRP水槽の鯉たちも順調に育ってきました。この水槽でのはじめての飼育だったのでどんな感じになるかな〜って状態でしたが今のところ大きな問題はない感じです。9月に入って伸びが出てきた印象をうけるのでシーズンオフまでに35cmぐらいになれば大成功って感じです。今から仮に1.5倍伸びたら20cmの鯉は30cm、30cmの鯉は45cmになりますので、まったく印象が違う状態になっちゃいますよね。来シーズン、ぐぐぐ〜って伸びる状態までもっていきたいものです。 メイン池の餌やりは今日はステンレスボール5杯分でした。今日も完食までに50分ぐらいかかっていました。餌の量と減り方の時間ですが、1回5分で食べつくすような量を2倍投入したら、完食するまでに10分となるというような単純なものではありません。ある程度鯉たち全体に餌が行き渡った後は、餌が完全になくなるまでにずいぶんかかります。なので、しまった!やりすぎた〜ってなると、餌がなくなるまでにかなり時間がかかるようになっちゃいます。我家の場合は、鯉の雰囲気をみて餌の量を調整している状態なのでほとんど感状態です。
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2007.9.7 |
五色なんかも紅が明るくてよい感じだな〜と思いました。紅は今風の蛍光色の紅でなくて、しっとり紅の感じの五色です。浅黄はまだ最終選別前だったので、いろんなタイプがミックス状態なのと、近くで見れなかったのでどんな雰囲気かはまたこんど確認してこようと思っています。 これからは当歳たちもコンクリート池で育成されていきますし、秋の売り出しまで1ヶ月ぐらいはあると思うので、売り出しの時には今とはずいぶん印象がことなるかもしれません。売り出しまで楽しみにしていようと思います。 メイン池で育成中の2才(2006年生まれ)たちも観察してきたのですが、変わり鯉たちがとてもしっかりと育っていました。あんまりよい体つきなのでしばらく見とれてしまいました。まだ2才ですけど、これから素晴らしい鯉たちに成長していくと思います。オスメスはまだ全然確認していないそうなので、将来のオス親候補、メス親候補が生まれてきそうです。それらと今いる黄鯉や茶鯉と掛け合わせたら夢が広がりますね〜。 フィッシュランドの今後の強みは掛け合わせる親にしばらく困らない点です。紅白だけとっても、自家産のカトウ紅白系紅白、紅花系紅白、大助系紅白、フジコ系紅白がいますし、大山養魚場産のカトウ紅白系紅白もいます。今年、大山養魚場では自家産の森田センスケ系紅白が2才で揚がってくるはずです。それぞれ特徴のある流れですが、大きな括りではすべてセンスケ系統に含まれるので相性もよいはずです。 流れを見てもらえればわかりますが、フィッシュランドの自家産は森田センスケになるべく近い血筋からの改良と、阪井センスケからだと、フジコの血の入った血筋からの改良になっています。何も考えずにオスメスあわせて鯉を作る場合を除いて、血筋を考えたペアリングを考えると(雑種が増えすぎて)行き止まり感が漂う現代、何代か先まで組み合わせの確保ができる状態というのはほんとうに力強いし、これまで楽しませてもらっているこちらも、ずーと鯉のレベルを落とすことなく楽しめるわけですのでたいへんありがい話です。 さて、昨日は帰りが遅かったため、メイン池に餌をあげることができなかったら、餌ください〜って感じがひしひし伝わってきたので、今日はステンレスボール6杯分の餌をあげておきました。餌を多めにあげすぎても、(多めの分は)鯉に栄養として吸収されないまま糞となって出てくるだろうし、もったいない話なのですが(水も汚れるし)、それも分かっているけど、ついあげちゃいます。意味のないことを意味がないと分かってしているので問題はないんですけれど・・・資源の無駄使いというか、浪費にはなりますよね。
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2007.9.5 |
メイン池の子たちが今日はたくさん餌を食べたいよう〜って雰囲気をだしていたので、ステンレスボール5杯分(若干大盛り)をあげておきました。そうすると食べ終わるまでに50分ほどかかっていたので、ちょっとやりすぎたかな〜と思ったのですけど、秋に向かって行くし、まあ、これでいいんじゃないかな〜と思い直しました。食べ終わった後もまだ食べられるって雰囲気が出ていましたし、だんだんと食欲の秋が近づいてきています(鯉だけでなく私も)。 そういえば、知人グループが育ててくれているチャレンジ稚魚飼育2007の稚魚を見る機会があったのですが大きくなっていてビックリしました。すでに25cm〜30cm未満程大きさがあって路地もののジャンボ当歳って感じです。グループで管理している大きなスペースで飼育しているのですが、飼育初期に稚魚が逃げ出すトラブルがあったため、現時点では残った子15匹ぐらいがゆうゆうと泳いでいます。結果的に薄飼となったため、稚魚がどんどん伸びたようで当歳じゃないみたいです。数がいないので無選別で育っているのですが、その中に昭和らしい昭和も何匹かいたので、ちゃんと昭和に育つ子がいることが判明して産卵者としてはホッとしました。 自宅で飼育しているカメの品種が判明しました。クリイロハコヨコクビガメとアフリカヌマヨコクビガメでした。長い名前なのですがようはヨコクビガメなんです。身を守るときに首を横にして頭を甲羅の間にいれるのでヨコクビという名称がついているようです。入門用のカメに位置するようで飼育も楽なのでちょっとお気に入りになってきました(愛嬌もあるし)。カメはカメでもリクガメと比較してミズガメは飼育がずいぶん楽なようで、実際、ミズガメはトゥルーライトを当てなくても問題が出にくいようです。10年ぐらい育てると23cmぐらいになるようなので、頑張って育てて見たいと思います〜。
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2007.9.4 |
夕方にはいっしょにジャンボ鯉好きKさん宅にお邪魔して暗くなるまで鯉談義をしてきました。やっぱりどこででも鯉の話はとても楽しいです。鯉たちも元気そうで何よりでした。大きい鯉がゆったり泳いでいるので、見せてもらうたびに我家も早くそうなりたいな〜って思います。鯉のボリュームからすると、与えている餌の量なんかは思いのほか少ないのですけど、それで十分に育っていくので素質のしっかりした鯉というのは見事に底力があるな〜って毎回実感します。大きくなるし餌代もかからないし濾過槽も汚れないしで言うことなしですよね。 私もそうですけど、普通に考えると、鯉の成長量=餌の量って思いがちなんですが、実際はそんな風でもなくて、元々の鯉の素質の方が大きく影響するかな〜って感じです。食べても食べても大きくならない鯉が存在するように、そんなに食べていない感じなのに大きく成長する鯉も存在します。50cm、60cmにはどんな鯉でも成長するわけですけど、それ以降は伸びどまらない鯉がよいので、そう思うと後者のタイプの鯉の方が育てるのが楽です。60cm半ばぐらいまでに鯉の持つ成長力を感じてあげられると、その後の適正というのも見えてくるような気がします。大きくなりにくいものに、どんどん餌を食べさせて大きくさせようとするのは無理もかかるし、やっぱり可愛そうですね、大抵、結果もともないません。 |
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2007.9.2 |
今シーズンはうまくいけば、何年かまえに明け2才からの飼育鯉がどうにか60cm台に突入するかもしれません。我家の飼育スタイルとしてはこんなものかな〜ってところです。我家の池は決して大きくないので70cmの鯉だとずいぶん大きく見えますから60cm台でも小さく感じませんが、ジャンボ志向なので目指せ80cmなんです。我家の池のサイズにあった大きさがどうかは微妙ですが鯉は80cm前後が体形と質のバランスがよい感じなので、できるかぎりバランスMAXサイズを狙っていきます。
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2007.9.1 | 今日から9月です〜!、風がさわやかな1日となりました。気温が高くても風がさわやかだとほんと過ごしやすいですね。こんな日が続くといいな〜って思います。 最近は(少々前からですが)、水槽もインテリア的というか、水槽自体のデザインもですが、水槽内のレイアウトも流木や水草を綺麗に配置したりするのが流行っているのかな〜という感じです。そのためどうしても魚たちがレイアウトの一部として存在している印象を受けてしまいがちですね。個々の個体としての存在感でなくて品種としてレイアウト上必要な雰囲気です。 楽しみ方は人それぞれなのですが、私なんかは、魚中心で飼うことがほとんどなので、個体を中心に選んでその個体の持ち味を楽しむのが大好きです。好きな魚が集まったら群泳としても楽しみます。イメージ先行型の世の中ですけど、1匹1匹に惚れ込んでみるのもなかなか良いものだと思っています。 極端な例ですけど、私が今育てている大好きな鯉は口に歪みがあります。生まれつきなのですが、肌の雰囲気と緋盤の雰囲気がたまらなく好きで、ずーと好きなままで、お気に入りの一匹です。私にとっては大切な鯉ですが、口に歪みがあるのも事実なので、そういうのはダメという人にとっては、まったくの価値なし鯉です。これなんかは私が惚れ込んでいる鯉にあたりますよね。 話は変って、メイン池は今日もステンレスボール5杯分の餌をあげておきました。今年からメイン池は1日分の餌の量を1回であげる餌やり方法に変えたわけですが、やっぱり調子がいい気がします。私だけでなくて、参考にしてみた方から連絡を受けたりもするのですが調子がよいような感じだそうです。ボリュームがついてくるのはこれからですから、この餌やり方法(1日1回か2回で餌をまとめてあげる)の本領がより発揮されるとよいな〜って思います。 |
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